「勉強でつまずく子はここがわからない」荒井博

今日また1日で読める本を１冊。勉強がわからない子供をどうしらいいか？って本です。（笑）

著者荒井氏は会社勤めで営業マンや教材出版の代理店営業などを経た後、子供の学習指導を始めた異色な経歴。教育畑オンリーじゃないところが面白いです。小学校の間に全く家庭学習をせずに中学生になり勉強につまずき高校受験を迎えてしまう「おちこぼれ」た子供たちの指導経験が主な内容。

教育現場の現状、塾や家庭教師業界の現状など「やっぱりそうだったのか、、、」と思わず頷いてしまいます。うちの娘は通信添削しているんですけど、これなども返送率40％という数字はちょっと驚きました。私に尻をたたかれながらも真面目にやっている娘を見直した！

感じた事は、子供の学習について簡単に人まかせにするのは危ないなという事です。塾に行かせるにしても自分の子供の習熟度（どこがわかっていて、どこがわかってないか）くらいは親としては掴んでおかないとダメですね。やはり普段からのコミュニケーションが大事だと思いました。

キャッチボール指導の全国学習相談室