今年最初の原稿＆ジノリ倒産

2月は四天王寺大学の学生さんが子どもたちと遊んでくれるので見守りだけでよさそう。校長先生が紹介してくださいました。ただし、出張料がいるみたいで、びっくりしました。だって歩いて10分ほどの大学ですから。博物館の出前授業などは費用が全くかからないところもありますしね。教育・福祉関連の勉強をしてる人が多い大学なので、自分たちのスキルアップのためにやってるのかな～って勝手に解釈していました。アルバイト料出さないと来ないのかなと思ったり。でも、体を動かす遊びをしてくれるのは、本当にありがたいです。どんな活動になるのか楽しみです。

イタリアのニュースが気になる…

ミッソーニ夫妻（創業者の息子・元CEO）の飛行機消息不明
ジノリの倒産

どちらもイタリアを代表するブランド。ジノリは引き受け先もないとか…ショックです。ウエッジウッドも破綻しましたよね。アメリカの企業が買収したので、今も健在ですが。

だけど自分の消費行動を客観的に見ると、確かに高級なブランドものへの憧れは昔ほどありません。子育て中で買えなくなったというでなく、欲しいものを手に入れる時代は終わったというかんじです。

何かを買うときはそれが投資になるかどうか、ということを強く意識するようになりました。投資というと金融商品となりがちですが、そうではなくて、それを買うことによって、自分の能力やスキルを高めることにつながるかどうかということです。食材ひとつを買うにしても、自分の料理の技術を高められるものかどうか、というようなことです。ただ食べて終わりではなく、それ以外の価値も見出したいと思うのです。なので、安ければいいということでもないんですね。出来合いの商品は、一見自分のスキルアップになりませんが、ものによっては自分でもチャレンジできそうだとか、経験の幅がひろがりそうであれば、参考に買うというのは投資のうちです。

そういうことを考えると今の私にとっては、ジノリの魅力は半減しています。私もデミタスカップなど持っていますが、カップボードの肥やしになってから数年…昔ほどは光り輝いていません。もちろんジノリの製品の歴史はデザイン史に残るほどの輝かしいものなんですけど。

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