ブログをお休みしている間の10月6日朝、世界中をかけめぐった訃報がありました。
米国アップル社のCEOを退いていた スティーブ・ジョブス
が逝ってしまった・・・・・
亡くなったのは5日、まだ56歳でした。
パソコン
の 実質上の発明者でしたね。
(共同開発者のウォズニアック氏の名もスティーブです)
このたび知ったことは、
若き日のヤンチャが目立つスティーブは、禅の人・仏教徒だったということです。
そういえば、おもうがままに生きよと禅の教えを語っていました。
なるほど、
数々の葛藤を超えて、真にみごとな生きざまでした。
「 彼はエジソンであり、ディズニーであり、レオナルド・ダ・ビンチだった」
と賞賛する米ABC局の追悼番組は、最後にアップルの初期のCFを流しました。
白黒フィルムでした。
Think Different
スクリーンに浮かぶ、このエンディング・メッセージを目にした瞬間、
ジョブスのソウル・メッセージを確かに受け取った気がしました。
そして、彼は禅を戸口として、哲学の実践をした人だったと知ったのです。
哲学って、アタリマエと思い込んでいる事に疑問を投げかける態度のことです。
むずかしくは ありません。 少し勇気がいるだけです。
何気ない素朴な疑問を無視しない───
いわば、 裸の王様をフシギに思う態度 であると言えば、 子どもも理解してくれます。
(初めは少数派なので、勇気がいるのですね)
そんなこんなで、
ジョブズ氏は、現代のデカルトだった・・と付け加えたくなるのでした。
世界を変えてくれた人でしたから !
世界を救ってくれた人でしたから !!
だって、
パソコンが登場しなかったら、どうだっただろう?・・と、想像してみてください。
一部のテクニシャンにしか扱えないスーパーコンピュータの役割が肥大化し、
私たち末端の者は知らないうちに 情報貧民
として搾取される運命だったのでは?
かたや、ルネ・デカルトは近代フランスの数学者。
暗黒の中世期、
権力を持ちすぎた宗教界や神秘主義が魔女狩りしたり、科学の芽生えを弾圧していましたね・・
人々を苦しめていた中世の闇を論理思考で切り開いたデカルトは、やはり救い主でした。
日本の教科書では哲学者と紹介されているかな。
有名な命題を一つ。
─── われ思う、ゆえにわれあり。───
これ、背理法によって存在証明をした結論です。
命題そのものは、とても単純明快でしょう?
(証明過程はややこしいかもしれませんが、)
私も思います。^^
ひとみな、ひとり一人の存在を証明しながら生きているものだと。
そして、
ジョブズは情報の独占寡占による新暗黒時代の到来を未然に防ぎ、
私たちの未来を守ってくれた、彼もまた救世主だったと。
既得権にこだわる黒い力に対抗するのは、いつの時代も並大抵のことではなく、
ありとあらゆる誹謗中傷を受けるものです。
だから、彼の残した勇気ある態度を忘れないでほしい。
シンプルに。
Think Different
ちがうこと、考えよう
ちょっと違うこと、自分ではなかなか発想できないよ・・そう思うでしょうか?
だけれど、発想できる人を支持することはできそうです。
違う発想に無関心すぎないようにも出来そう。
少なくとも、排撃するのは、止められますよね。
※
ここで私が紹介したい「禅」は、宗教としての禅宗のことではなく、
主に瞑想法(心の持ち方、認識術など)としての禅のことです。 ※
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・・ごあいさつ・・
ようやく戻ってまいりました。
毎日更新とまでは出来ないかもしれませんが、
どうぞまた、よろしくおねがいいたします。
(__)
今日の写真は日本で創出された香り高い白バラ
‘感謝’という名がつけられています
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