くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

2009.09.06
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 さぁ、ディケイド最終回の笑撃(爆)も醒めやらぬうちに今日から新番組 『仮面ライダーW(ダブル)』 の始まりです! 期待と不安を抱きつつ早速第1話を視聴・・・

【第1話  Wの探索/探偵は二人で一人】

 夜のとある高層ビル。そこへ侵入したスーツ姿の二人組が筒状の機械の中に拘束されていた一人の青年を助け出すが、見張りの男たちに発見されてしまい、男の一人が銃弾に斃れた。"おやっさん"と呼ばれた彼は取り乱す相方の青年に自分の中折れ帽を被せてやり、そのまま息を引き取る・・・
 そこへ床を突き破って不気味な怪人が現れて光弾を放ち、窓の外からは攻撃ヘリコプターが銃撃してくる。追い詰められたその時、助け出された青年がスーツの青年に6つのメモリらしきアイテムとドライバーが入ったアタッシュケースを見せる。「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」
 それぞれメモリとドライバーを手に取る二人。次の瞬間、猛烈な風が巻き起こって攻撃ヘリを墜落させ、見張りの男たちを薙ぎ倒し、ビルの階をも丸々吹き飛ばした! そして、爆炎の中から新たな戦士の姿が・・・

 ――――――一年後。風車と爽やかな風に彩られた街・風都に大阪から一人の少女がやってきた。彼女が訪ねたのは『かもめビリヤード』という古びたビリヤード場。そこにはハードボイルドを気取る青年探偵・左翔太郎が『鳴海探偵事務所』を構えていた。だが、少女はいきなり翔太郎に建物の権利書を突き付けて立ち退きを要求!? 実は彼女は探偵事務所の創始者である探偵・鳴海荘吉の娘、鳴海亜樹子だった。荘吉を探偵の師匠として"おやっさん"と慕っていた翔太郎だが、彼女には「おやっさんは・・・当分戻らねえ・・・」と口籠もる。その脳裏には一年前の荘吉の最期の姿が・・・
 そこへ、翔太郎の小学校時代の同級生だった津村真里奈が訪ねてきて、一週間前に失踪した恋人の戸川陽介を捜してほしいと依頼してきた。早速街に出て調査を始めた翔太郎は戸川の失踪の原因が務めていた会社をリストラされたことにあると見るが、権利者を盾に強引にくっついてくる亜樹子に自分のペースを崩されて困惑することしきり。
 そんな中、街の高層ビルがトンネル内に陥没するという事件が起きた。現場に潜り込んだ翔太郎は、そのビルが以前戸川が務めていたファッションブランドのウインドスケール社の建物だと気付く。風都警察署の若手刑事・真倉は何かと事件に首を突っ込んでくる翔太郎が気に入らないが、彼の上司のベテラン刑事・刃野は翔太郎に密かに捜査資料を渡して調査を依頼する。刃野曰く、ビルは四階までトンネル内に陥没しており、土台が完全に溶けでもしない限り起こりえない事件だという。しかも、先週から数えて似たような事件が3件も起きていた。刃野と翔太郎は一連の事件が"ドーパント"の仕業だと察する・・・
 先の3つの事件の被害者はいずれもウインドスケール社の支店だった。翔太郎は事情がわからない亜樹子を尻目に相棒のフィリップに連絡を取って調べさせようとするが、そこへ突如マグマ・ドーパントが現れた! 道路をも溶かす凄まじい高熱を放つドーパントからワイヤーで何とか逃れた翔太郎だったが、亜樹子は困惑するばかり・・・

 場所は変わって、風都に絶大な権力を持つ富豪・園咲家の豪邸。そこでは家主の琉兵衛と長女・冴子、次女・若菜が晩餐を催していた。遅れてきた妹を窘める冴子だが、その原因は例のトンネル陥没事故。「ビルが溶け、人が死ぬ。この街ではよくあることだ・・・ま、我々の仕事のせいだがね」と意に介さない琉兵衛。最近非常に販売業績のいい若手がいると聞き及んでいるらしい琉兵衛に対し、冴子は自ら"タブー"のガイアメモリを挿してタブー・ドーパントに変身すると、結婚したい人が見つかったのと報告する。その姿は一年前に翔太郎たちの前に立ち塞がった怪人そのもの・・・琉兵衛は意味ありげに薄ら笑いを浮かべるばかり。

『かもめビリヤード』では何が何でも翔太郎を立ち退かせようと亜樹子が息巻いていたが、その時、事務所の奧に秘密基地めいた広いガレージを見つける。そこでは謎めいた青年がホワイトボードに『マグマ』についての様々な情報を書き連ね続けていた。彼こそが翔太郎の相棒・フィリップだった。亜樹子についてもすでに調べ尽くしているというフィリップだったが、彼女の言葉につい反応して元の調査そっちのけで『たこ焼き』について調べ始めてしまい、戻ってきた翔太郎は頭を抱えつつも亜樹子に風都で起きている怪事件について説明する。風都では何者かが"ガイアメモリ"と呼ばれるUSBメモリ風のアイテムを密かにばらまいており、それを手にした人間は物凄い力を持つ超人"ドーパント"へと変貌してしまうという。
 結局朝まで『たこ焼き』を検索し尽くしたフィリップは、ようやく今回の事件について検索を開始する。フィリップは自らの意識を"地球(ほし)の本棚"へとダイブさせ、『マグマ』『戸川陽介』『ウインドスケール』『ウインドスケール社が特定の店舗で限定販売している商品の番号』をキーワードに敵が次に襲う場所を予測する。該当する場所で唯一襲われていないのはウインドスケール風谷支店のみ。颯爽と現場へ赴く翔太郎だが、一方のフィリップは「行くさ、僕たちは二人で一人の探偵だもの」と言いつつも何故か動かない・・・

 目的の店に駆け付けた翔太郎は予測通り戸川の姿を発見するが、翔太郎をウインドスケール社の社員と思い込んだ戸川は自らの腕に"マグマ"のガイアメモリを挿してマグマ・ドーパントへと変貌! 「止めてやるよ、俺が・・・いや、俺たちが!」翔太郎は臆することなく腰にダブルドライバーをセット、ガレージ内のフィリップも同じく腰にダブルドライバーを身に付け、それぞれ"サイクロン"と"ジョーカー"のガイアメモリをダブルドライバーにセットする。次の瞬間、フィリップの意識と一体になった翔太郎は仮面ライダーW・サイクロンジョーカーへと変身した! 「さぁ、おまえの罪を数えろ!」
 華麗な連続キックでマグマ・ドーパントを圧倒するダブルだが、ドーパントも火炎弾を放って反撃。ダブルは"ルナ"のガイアメモリをセットしてルナジョーカーとなり、伸縮自在の手足を駆使してマグマ・ドーパントを圧倒、最後はサイクロンジョーカーに戻って"ジョーカー"のメモリをマキシマムドライブにセットし、必殺技ジョーカーエクストリームを放つ! 痛撃を受けたマグマ・ドーパントは戸川の姿に戻り、"マグマ"のガイアメモリは砕け散った。
 ひとまず片付けたものの、亜樹子に何と言えばいいのかと頭を抱えるダブル。だがその時、突如地面を割って肉食恐竜のような巨大な頭が現れて戸川に食らい付いた! 止めようとするダブルだが巨大な相手に手も足も出ず、急ぎスタッグフォンでガレージを呼び出す・・・
 その頃、ガレージでは意識を失ったフィリップに亜樹子が困惑していたが、突然室内が変形して巨大メカ・リボルギャリーへと変貌した! 驚き慌てる亜樹子とフィリップを乗せたまま、リボルギャリーは開いた壁から外へと発進していく――――――


□□□□□□

 "次の10年"に向けた新世代の平成仮面ライダーを目指してスタートした本作ですが、1エピソード2話完結という従来のフォーマットは踏襲しつつも随所に原点回帰的な部分や新味を盛り込んでいます。
 これまでの仮面ライダーはほぼすべて東京を中心に物語が展開していましたが、本作の舞台は架空都市・風都。架空の都市が舞台となるのは仮面ライダー史上初でしょう。劇中に登場する警察のパトカーの文字が都道府県警察ではなく『風都警察』なのはまぁ架空都市故のご愛敬かな(笑)
 また、主人公たる仮面ライダーWもフォームチェンジという平成ライダーのスタイルを守りつつ、背中にマフラー風の意匠を纏うなど全体的にはオーソドックスな仮面ライダーのデザインになっています。Wの各種フォームは翔太郎とフィリップがそれぞれ3つずつ持つガイアメモリの組み合わせによって9通りに変化するというフレキシブルな設定になっており、今回早くもルナジョーカーを披露しましたが、手足がびよ~んと伸びて敵をぶちのめすとは予想外でした(笑)
 また、Wは翔太郎とフィリップという二人の青年が一人のライダーに変身するこれまた仮面ライダー史上初のスタイルとなりましたが、 二人が融合するのではなく翔太郎の身体をベースに二人の意識が同居する という形になっており、物理的に二人が引き離されて変身不可能というようなお約束のピンチ系シチュエーションは本作ではなさそうですね(笑)ただし、二人が仲違いして変身不可能という話はいずれありそうですが・・・
 それにしても、フィリップがアクセスできる"地球の本棚"や、ガイアメモリの根幹とされる"地球の記憶"って要はアカシックレコード(宇宙や地球の過去・現在・未来のすべての情報を記録しているとされる概念)なんでしょうか? ちなみに、アカシックレコードという概念は設定のみですが電王でもデンライナー関連で出てきます。
 ちなみに、仮面ライダーに欠かせないライダーマシンですが、今回のハードボイルダーのベース車はカブトのマシンゼクトロンやキバのイクサリオンでも使われているホンダCBR1000RR。昨今の平成ライダーは番組が進むにつれてバイクの出番が減ってしまうのが常ですが、今作では活躍してくれるといいなぁ(笑)
 本作で翔太郎をサポートするポジションとして登場する刃野刑事はお笑い芸人のなだぎ武が演じていますが、何をやらせても持ちネタのエセ外人キャラが真っ先に思い浮かんでしまうのは困りものです(苦笑)あと、冒頭でいきなり死んでしまった"おやっさん"こと鳴海荘吉ですが、キャストが明かされてない辺り、今後冒頭のシーンに至る経緯のエピソードで改めて登場するのでしょうか?

 一方、敵となる存在も、クウガのグロンギやディケイドの大ショッカーを除いては明確な組織としての体裁を持っていなかった従来の平成シリーズとは少し違い、本作では園咲家を中心とする秘密組織"ミュージアム"が登場します。園咲家を率いる園咲琉兵衛はベテラン俳優の寺田農が演じていますが、ここはやはり 「見ろ、人がゴミのようだ!」 とか 「目がぁ~目がぁぁ~」 とか言ってほしいところです(はいはいラピュタネタ乙)
 そして、今作の怪人たる"ドーパント"はガイアメモリの力によって超人化した人間で、主人公も敵も共にガイアメモリの力に由来しているという点で"ライダーと敵は基本的に同質"という仮面ライダーの基本テーゼを踏襲しています。身体にガイアメモリをセットして変身するという設定は今風の改造人間といった感じですが、身体に設けた生体プラグに突っ込むのがドーパント、ガイアメモリのパワーを制御できるガイアドライバーを使うのが園咲家の面々、より高度なダブルドライバーと専用ガイアメモリを使うのがWという違いになっているようです。なお、ドーパントとは半導体用語で半導体に原子レベルで添加される不純物のことだそうで、一応半導体業界に勤めている管理人ですがこの言葉は初耳でしたよ(笑)
 ドーパントのデザイン担当は平成ライダー初参加となる寺田克也氏。『ゴジラFINAL WARS』のモンスターXのデザイン等で知られていますが、今作ではライダー怪人のデザインにどんな新風を吹き込んでくれるのか。第1話では溶岩をモチーフにしたマグマ・ドーパントが登場しましたが、非生物系モチーフは電王のスノーマンイマジンやデスイマジン以来ですね。

 仮面ライダーに限らず、どんな連続ドラマ系番組も大事なのはツカミたる第1話だと個人的には思う次第。前評判が色々と不安だったディケイドもいざ第1話を見てみれば予想以上の出来でたちまち気に入ったわけですが(笑)、今回のW第1話もまずは 「よし、ツカミはおっけー!」 (ダチョウ倶楽部風)といったところではないでしょうか。後はこのクオリティが最終回まで続いてくれることを祈るわけですが・・・(苦笑)





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Last updated  2009.09.10 20:37:29
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