くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

2009.09.27
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 仮面ライダーとは直接関係ないですが、最近は後番である『フレッシュプリキュア!』を年甲斐もなくチェックしております(笑)今回は物語のキーとなる、管理国家ラビリンスが世界支配のため狙う無限メモリー"インフィニティ"の意外な正体が判明するエピソードでした。止まってしまった"明日"を取り戻したプリキュアたち、しかし、それは"終わりの始まり"かもしれない明日だった・・・という重い展開ですが、今後どうなることやら・・・
 まぁそれはさておき、今週のWです。

【第4話  Mに手を出すな/ジョーカーで勝負】

 マネー・ドーパントの言った"家族"という言葉に反応してフィリップの意識が止まってしまい、相手の猛攻を食らって逃げられてしまったW。変身解除した翔太郎は彼の脳裏によぎった家族らしき姿を垣間見ていた・・・
 一方、"ミリオンコロッセオ"ではギャンブルに熱中する優子を潜入した亜樹子が止めようとしていたが、そこへ現れた加賀は自分との勝負相手に優子を指名する・・・

 "地球の本棚"を彷徨っても自分の家族の情報を見つけられず困惑するフィリップ。翔太郎は「完璧な人間なんて一人もいねえ、互いに支え合って生きていくのが人生ってゲームさ」と鳴海荘吉の言葉を引用して励ますが、フィリップは急に兄貴風を吹かさないでと反発するだけ。そこへ"ミリオンコロッセオ"に潜り込んだ亜樹子から連絡が入る。バットショットが映像を転送する中、場内では優子と加賀がルーレット勝負を繰り広げていたが、凄腕のギャンブラーでもある加賀の前に優子はあっさり持ち金を失い、一発挽回を狙って自分の命をベットするファイナルステージに挑む。しかし結果は敗北、優子はマネー・ドーパントと化した加賀のライフコインに命を奪われてしまった。借金を抱えた実家を助けようと"ミリオンコロッセオ"に飛び込んだ優子だったが、いつの間にかギャンブルの魅力にハマしまった末の無残な結末・・・
 頭に来た亜樹子は思わずスリッパでマネー・ドーパントに殴りかかり、逆に捕まるも自分に手を出したら部下たちが黙ってないと豪語する。それを聞いたフィリップは自らスタッグフォンで亜樹子に連絡を入れ、自分たちの持つ6本のガイアメモリを賭けてマネー・ドーパントに勝負を申し込む。興味を持った加賀は他の客を帰して勝負を受ける・・・

 その頃、園咲家では長女・冴子と須藤霧彦の結婚式が執り行われようとしていた。式を目前にした霧彦に対し、琉兵衛は「君を一発殴らせてくれんかな?」と提案する。"ミュージアム"の中枢にして風都、いや世界の統率者を自負する園咲家の一員となる霧彦が"ナスカ"のガイアメモリを使いこなせているかどうかを確かめようというのだ。そこへ現れた次女・若菜は自ら霧彦の力量を試そうとクレイドール・ドーパントに変身して勝負を挑むが、霧彦はクレイドール・ドーパントの光弾攻撃を余裕で躱し、右拳の一撃もナスカ・ドーパントとなって真っ正面から受け止めてみせる。それを見た琉兵衛は勝負を止め、霧彦の実力を認めるのだった。

 加賀との勝負に絶対の自信を見せるフィリップは"地球の本棚"でギャンブルの必勝法について検索を進める。一方、翔太郎は心のどこかに"家族"が引っかかっていることにフィリップ自身も気付いていると察し、自分が何とかしてやらなければと考えるも妙案が思い付かない。そこへやってきた知り合いの"サンタちゃん"が翔太郎にプレゼントをくれるが、果たして役に立つのか立たないのか・・・
 やがて、翔太郎とフィリップは加賀が寄越した迎えのバスに乗って"ミリオンコロッセオ"に乗り込み、ライフコインとガイアメモリを賭けた加賀とフィリップのルーレット勝負が始まった。フィリップは余裕で次々とルーレットの目を当てていくが、連敗に焦った加賀が口にした"家族"という言葉にまたも動揺して集中が途切れてしまい逆に一方的に追い込まれる。見かねた翔太郎はふとサンタちゃんがくれたプレゼントの中にトランプカードがあるのに気付き、自らお互いのすべてのガイアメモリとライフコインを賭けたババ抜きの一発勝負を加賀に提案する。ババ抜きは得意なはずの翔太郎だったが、相手の思考を巧みに読む加賀の優れたカード捌きの腕に手も足も出ず、残る加賀のカードはスペードのAとジョーカー、翔太郎はダイヤのAのみ。だが、翔太郎は荘吉の言葉を思い返して奮起する。「男の仕事の八割は決断だ、そっから先はオマケみたいなもんだってな・・・俺はたとえ無謀でもおまえを守って勝負すると決めた。だから結果がどうだろうと悔いはねえ。おまえはおやっさんから託された大事な相棒だからな!」無謀だと諦め顔のフィリップだが、亜樹子は彼をスリッパで叩いて翔太郎を信じてあげろと叱咤する。そう、翔太郎とフィリップはいつも二人で一人! 翔太郎の意を汲んだフィリップが目を閉じた直後、翔太郎は加賀に最後の勝負を挑む。そして、彼の指が加賀の手からスペードのAを弾き飛ばす! 「残った札はいらねえ、俺自身がジョーカーだからな!」敗北に愕然とする加賀に、翔太郎は勝負の種明かしをしてみせる。翔太郎は密かにダブルドライバーを装着してフィリップと意識を繋ぎ、フィリップの意志で右手を動かして翔太郎の狙いと逆のカードを引いたのだ。焦った加賀はマネー・ドーパントに変貌して逃走、翔太郎とフィリップもWに変身して逃げる相手を追う!

 琉兵衛や若菜が見守る中、教会で晴れて結婚式を挙げた霧彦と冴子。指輪を交換し、最後に誓いのキスを交わした二人の姿がナスカ・ドーパントとタブー・ドーパントに変わる・・・
 式の後、霧彦を加えた園咲家の面々は揃って記念撮影。そのファインダーに映るのは不気味な5体のドーパントの姿であった。

 ハードボイルダーを駆って街中を逃げるマネー・ドーパントに追い付いたWはルナジョーカー、ルナメタルを駆使して反撃するドーパントを圧倒。マネー・ドーパントは"家族"の言葉で動揺を誘おうとするが、「家族・・・それなら代わりがある。ちょっと頼りないけどね」翔太郎と亜樹子を家族の代わりとして認めたフィリップの意識はもう揺るがない。Wはヒートメタルとなってメタルブランディングでマネー・ドーパントを撃破! 元に戻って力尽きた加賀の目の前でメモリブレイクされた"マネー"のガイアメモリが砕け散った・・・

 加賀から取り返されたライフコインの命は持ち主の元に返され、優子も元の優しい性格に戻って再び実家の看板娘として働くようになった。和泉家にはこれからも借金の山が待っているだろうが、それでも三人でいることに意味があり、家族が揃っていればいつか何とかなる・・・そう信じつつ今回の事件を締め括る翔太郎であった。
 ラジオからは今日も若菜の番組が流れる。そこでは風都の新たな都市伝説として、バイクを駆って怪物を倒す謎の超人"仮面ライダー"の投稿が多数寄せられていた。自分たちに付けられた新たな呼び名にすっかり気をよくする翔太郎とフィリップであった――――――


□□□□□□

 謎のカジノ"ミリオンコロッセオ"を巡る話の解決編となった今回ですが、今回通底していたのは "家族" というテーマでした。今回の依頼人たる和泉家は多額の借金を抱えており、優子も元々は実家の借金を何とかしたいという思いから"ミリオンコロッセオ"に手を出したもののギャンブルの魔力に飲まれてしまい危うく家庭共々破滅しかけたというわけです。結果的に翔太郎たちの活躍によって和泉家は家族の絆を取り戻すことができましたが、その翔太郎サイドにはフィリップに"家族"の記憶が欠落しているという難問がありました。こちらはフィリップが翔太郎や亜樹子を"家族"の代わりとして認めることでひとまず問題を回避することができたわけですが、このフィリップの"家族"という伏線は後々ストーリー上で大きな意味を持ってくるのでしょう。
 一方、翔太郎サイドと並行する形で描かれたもう一つの"家族"が園咲家。長女・冴子の結婚によって新たな婿・霧彦を家族に迎えるという一見めでたい光景が描かれていましたが、風都の一般家庭とはかけ離れた華美な家庭環境、幸せな姉夫婦に対して何やら嫌悪感剥き出しな若菜の存在など微妙な内情、そして謎の組織"ミュージアム"を率いて世界の統率者を自負し、結婚式においては随所にドーパントとしての裏の顔を垣間見せるという辺りに園咲家の不気味な本質が見え隠れしている感があります。
 今回、義父・琉兵衛の期待に応えてナスカ・ドーパントとしての実力を示した霧彦ですが、生身で若菜=クレイドール・ドーパントの攻撃を避ける姿が 何だか壁に張り付いてるみたいでちょっとカッコ悪い・・・ (苦笑)モチーフは世界遺産として有名な"ナスカの地上絵"と思われ、地上絵を彷彿とさせる意匠が施されたボディデザインが印象的です。前回Wを妨害してその存在に興味を抱いていた辺りからして今後Wのライバル格となるフラグ立ちまくりですが、ゼロ距離からクレイドール・ドーパントの鉄拳を受けても動じないところはやはり強敵そうです。
 あと、最後の記念撮影で姿を見せていたスミロドン・ドーパントですが、 やはり噂の通り変身するのは琉兵衛の飼い猫ミック君で確定なんでしょうか?  だとしたら仮面ライダー史上初の "非人間キャラが変身する怪人" ということになりますが・・・

 今回の見所はマネー・ドーパントこと加賀と翔太郎たちのギャンブル対決。この手のギャンブルネタの話では大抵敵役が実はイカサマ師で主人公側が真っ向勝負で打ち破るというパターンが定番ですが、本作での加賀は相手を罵詈雑言で精神的に虐める嫌な奴ではあるものの純粋にギャンブラーとしては優秀であり、翔太郎がダブルドライバーを利用したイカサマじみた手で打ち破るという微妙に正義の味方らしからぬ展開になっているのが面白いです。ダブルドライバーを装着している間はWに変身しなくても二人の意識が繋がるという前回の描写が、今回のダブルドライバーを使ったババ抜きの一発逆転劇への伏線になっていたのは巧妙でした。しかし、翔太郎が格好良くカード勝負を挑むのはいいが、ポーカーとかブリッジとかブラックジャックとかではなくババ抜きという辺りが半端なハードボイルドを著している感じですね(笑)
 それにしても、ダブルドライバーを装着している間はフィリップの脳裏に映ったビジョンすら翔太郎は認識できるようですが、そうなると逆にフィリップが翔太郎のビジョンを共有することもできると考えられるわけで、つまり二人の間には基本的に隠し事はできないのかも?
 そんな中、翔太郎が逆転のきっかけを掴んだのは謎の新キャラ "サンタちゃん" がくれたガラクタでした。公式サイトによれば年がら年中サンタクロース姿で街の量販店等の宣伝キャラをしている人物で、アヤシげな風貌&言動に似合わず子供たちにも人気者のようですが、今後も彼が翔太郎にくれるヘンな物が事件解決のヒントになったりするのでしょうか。というか、 もしかするとWのパワーアップアイテムまで"サンタちゃん"が寄越してくれたりして? (笑)

 そして、ラストで風都の新たな都市伝説としてまさかの登場となった"仮面ライダー"の呼称。平成ライダーシリーズにおいて劇中で"仮面ライダー"の呼称が登場するのは前作の『ディケイド』に続いてですが、 "都市伝説的に一般市民から仮面ライダーと呼ばれる" というパターンは『剣』以来のはずです。
 次回は何やら"仮面ライダー"をパパと呼ぶ少女が登場するようですが、これまでの描写から見てWとドーパントの戦いはかなり前から続いているようなので、今回若菜のラジオ番組で取り上げられる以前から"仮面ライダー"は街の噂として流れていたものと思われます。これで今後翔太郎たちも自ら仮面ライダーと名乗るのでしょうが、よく考えたら翔太郎は普段からハードボイルダーを街中で乗り回しているわけで、そこから疑われたりしないんでしょうかね?





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Last updated  2009.09.28 19:55:56
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