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今日が五輪100日前。何の日常の変化もないが、いよいよ近づいてきた。 と言うことで、思い立ったように、このブログに書き始めてしまった。 もう一つのブログは色々面倒なことに気を使わなくてはいけなくなったので、 こちらで、思うことをつづりたい。
2008.04.30
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来年のオリンピック期間、固定電話ユーザーは、固定電話で試合を聞くサービスが聞けるようになる。 昨日、中国網通は全面的にオリンピック呼叫中心、オリンピック城市通など26項目のブロードバンドオリンピック商品をスタートさせた。このシリーズ商品は網通普通ユーザーに専門的にオリンピックに関する情報を提供するもの。 中国網通関係者は、市民が直ぐにオリンピック情報を得られるようにと、網通ユーザーは申請を行うと、固定電話で試合放送番組を聞くことが出来るサービスを提供する。中国網通は初の長距離非圧縮方式を採用し、すべての会場の様子をハイクリアテレビ信号で伝送し、国際伝送も僅か0.01秒の遅れで対応するという。 その他、114電話では、オリンピック呼叫中心サービスを設立。ボランティア募集、チケット問合せ予約、試合状況、交通、旅行宿泊など一律のオリンピック情報の総合サービスを提供する。既に開通した010-12308無料サービスホットラインでも多種言語でオリンピック関係の情報提供サービスを行っている。
2007.07.27
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「北京工人体育場(スタジアム)」・・・この名前を聞いて、2004年のサッカーアジア杯決勝を思い出す人も多いだろう。当時、中国の若者を中心に渦巻いていた「反日感情」がサッカーという舞台で爆発した・・・と言われているあの大会である。2003年から2004年夏まで、勤めていたテレビ局を休職し、留学生という身分で北京にいた私は、この時、取材者という立場ではなく、あくまで一人のサッカーファンとして、工人体育場にいた。日本が決勝まで来ることは予想していたから、チケットはあらかじめ買っていた。だが、まさか中国との対戦になるとは正直、予想していなかった。私の席は、真っ赤に染まる中国人サポーターのただ中。当時、大使館から「日本人は一か所に固まるように」との指示があったが、せっかく「いい席」を手に入れたのに何で・・という単純な気持ちで、中国国旗が無数に揺れる一般の席に陣取った。そしてそこには、報道されている以上の「反日感情」が溢れていたことを肌で感じた。これは間違いない。一般の“アウェーの雰囲気”とは全く異なる、不合理で、強烈な罵倒の数々・・選手たちにではなく、選手たちがつけている日の丸に対する悪意・・若者たちの嫌悪に満ちた眼・・これ以上、当時のことを描写するのはやめよう。だが、確かにあのとき、北京工人体育場は「サッカーの場」ではなく、「政治の場」であり、若者たちの日頃の不満の欝憤をやみくもに晴らす場となっていた。あれから3年・・・私は久々に北京工人体育場を訪れることにした。五輪に向けた改装工事のため、中国スーパーリーグの北京国安は南西部の「豊台スタジアム」にホームを移している。だから、サッカーの取材でも、ここを訪れることは全くなかった。北京工人体育場は、北京市の東部にある。あの天安門広場からみて北東側。タクシーで順調にいけば15分ほどのところだが、渋滞することも多いので、最寄りの地下鉄「東四十条駅」から歩いていく方が便利だ。近くには、北京一のバーストリート「三里屯」があり、行き来する外国人も多い。2004年当時、ここを練り歩いていた五星紅旗を掲げて練り歩く若者たちの、あの殺気に満ちた表情を思い出しながら、スタジアムへ向かう。北京工人体育場は1959年8月31日竣工。北京最大の総合スタジアムとして建てられた。この当時で収容人員8万人というのはかなりの規模である。「工人」というのは労働者、もしくは「工場労働者」のことを指す。労働者の国、中国ではもちろん今でも国の主人公であるはずだが、残念ながら今は「工人」という言葉は、「経済競争に乗り遅れた」「学歴の低い」「肉体労働者」という、ある種、差別的なニュアンスを含んでしまう。だが、竣工当時は、いろいろな意味で、確実に「工人」が政治の主役だった。そして、ここでは、その名にふさわしく、スポーツと政治が一体化した数々のイベントが行われた。その「こけら落とし」となったのは1959年9月3日からひと月にわたって行われた「第1回全国運動会」であろう。日本でいえば国体に当たるものだが、以後、4年に1回行われ、各省が威信をかけて競い合う。次年度以降のスポーツ予算はこの成績を基準に決められることから、今もアスリートにとっては五輪の次に大切なイベントである。第1回大会には毛沢東、劉少奇、周恩来、朱徳ら、そうそうたる指導者が列席し、盛大に行われた。また1964年5月1日にはメーデーが8万人の市民を集めて開催されたし、その年には「第5回工人運動会」なるものが行われた記述がある。「全国運動会」もそれ以降、北京開催の年はここで行われた。最近では2000年のユニバーシアードの開幕式など、数々の国際大会が催され、世界の一流選手たちが集っている。国家によって養われた中国のスポーツ選手たちは、この場に立つことを夢見ていた。そして、多くの人民たちがスタンドを埋め、彼らの類まれなスポーツパフォーマンスに息を飲んだ。そんな彼らを育てた祖国の偉大さを実感し、中国人であることを誇りに思った。ここは、いわば中国スポーツの聖地であり、かつ、人々の愛国心を育てた場所、そして、その愛国心の集積地といえるだろう。2004年、サッカーアジア杯で生まれた「反日感情」という名の“異常な空気”も、この歴史と無縁ではない気がする。スタジアムに到着した。改装中のスタジアムは、全面にネットがかぶせてあり、クレーンが横付けされて、まだまだ工事の真最中という感じであった(7月25日現在)。すでに長年の歴史があるから、周囲の緑化も進んでおり、公園のように整備されている。だが、ところどころ改修が行われていて、ブロックも掘り起こされている。門は自由に入ることができ、スタジアムの周囲は、付近の住民の「近道」として、往来も多い。また門を入ったすぐのところには、若者たちが夜な夜な集まるクラブやカフェバーなどが入っていて、夕方過ぎから人通りはぐんと多くなる。敷地内をぐるりと回ると、スタジアムの周りの所々に建物が点在しているのが目に入った。スポーツ用品店があるのは分かるが、瀟洒な外観の「ギャラリー」、スローフードを売り物とした「高級レストラン」もあった。スタジアムは改装中だが、それらはすべて営業中で、店の前の駐車スペースには、整った身なりのボーイが立ち、次々とやってくる高級車を出迎えていた。そういえば、このあたりを行き来する人たちは、工事現場を歩くには少し違和感のある“身なりのいい”人が多い。何度か試合の観戦で訪れたことがあるが、こんな店があるのは知らなかった。かつて、“新中国”を率いる指導者たちと大勢の「労働者」が集い、政治とスポーツが一体化した「中国スポーツの大舞台」であった工人体育場・・・そこに「富」の象徴である「ギャラリーと高級レストラン」、そして若者文化の象徴である「クラブ」が共存している・・・この不思議な場所は、実は、今の中国を象徴しているのかもしれない。労働者が主役の社会主義を建前としながら、実は、裕福なものを成功者とし、そうでないものが失敗者として、切り捨てられる・・・中国はその意味で、今、過渡期であり、大きな矛盾を抱えている。そして、その「工人体育場」は今、まさに来年の五輪に向けて、生まれ変わろうとしている。それは、あたかも北京五輪という節目の場で、その歴史を一新し、スタジアムが抱える「矛盾」を一掃したいかのようである。これもまた、北京五輪を機に、過去のイメージを一新し、新たな「国際デビュー」を目指す中国の思いと重なってくるのである。会場へのアクセス 地下鉄2号線(環状線)「東四十条」下車、東へ徒歩10分 タクシーでは天安門から北東へ約15分会場概要 競技場名称:北京工人体育場(北京工人スタジアム)競技項目:サッカー(男女、このうち女子は決勝も行われる。男子決勝は国家スタジアム) 建築面積:44760平方メートル 収容人員:60000工事開始:2006年4月18日現在、建物・フィールドの修復、電気設備や内装変えなど全面的な改装が行われている。また太陽エネルギーを利用したトイレの設置など、「環境に優しい五輪」にふさわしい競技場作りが進められている。
2007.07.27
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8月から本格化する一連のプレ五輪シリーズ大会「グッドラック北京」のチケット予約が始まった。今回、予約を開始したのはボート、ホッケー、女子ビーチバレー、カヌー、野球など9種目。販売方法はウェブサイト、電話、窓口購入の3つの方式があり、ウェブサイトと電話は大会の2週間前から。窓口購入は試合の3日前からとなる。また、身障者向けに競技場にはすべて車椅子席が設けられており、チケット価格は一般席と同額となる。公式ウェブサイト: http://www.goodluckbeijing.com.cn/cn/news/bulletin/2007-07-24/7130.html
2007.07.26
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北京市の西側、市内を東西に横切る最大の通り「長安路」の延長線沿いに位置する「五カ松」に2008年北京五輪の野球会場がある。中国要人が入院することで知られる解放軍総医院(308医院)と向かい合う場所に建設中の「五カ松文化体育中心」。球場はその敷地内だ。プレ五輪「好運北京」シリーズ大会の一つ、8月18日から始まる野球の国際招待試合が、この会場の「こけら落とし」となる予定であり、今は、その来るべき時に向けて突貫工事の最中である。「五カ松文化体育中心」は北京のスポーツ・文化事業の目玉の一つで、敷地内にはバスケットボール会場となる「五カ松体育館」、練習場2面、ホテル・娯楽施設、オフィスビルなどからなる“総合施設”である。オリンピック後は北京西部における一般向けの文化・スポーツ活動の中心地として活用されることが期待されている。地下鉄「五カ松駅」を出ると、「五カ松文化体育中心」はすぐ目の前にある。周りは芝生に囲まれ、住民たちが、たこ揚げやトランプに興じている。私は去年夏まで、この近くに住んでいたので、このあたりはよく歩いた。ただ、工事に本腰が入ってきたと感じたのは、ごく最近だ。中国の人は直前にならないと本気モードに入らないということは、こちらで仕事をしていて、よく感じる。だがそれでも、締切までには、きちっと間に合わせてしまい、結果的には何事もなく物事が進む。8月18日の初公式戦まで、もうひと月を切ったが、おそらくこの調子でつじつまを合わせてしまうのだろう。すでにセンターの西側にはすでに大会の看板が掲げられ、準備は万端だ。球場内には砂も運び込まれ、すでに緑鮮やかな人工芝が広がっている。今にも、プレーボールできそうな雰囲気だ。だが、その周囲の水道管埋め込みや緑化作業は、今が最中。だから、球場の外は、ブロックが積まれ、土が掘り返されていて、まだまだ工事現場の様相だ。許可を得て、敷地内に入った。真黒に日焼けした男たちが半裸で作業を続けている。みんな恐らく地方からの出稼ぎ者だろう。出入り口には、リヤカーの上に料理を無造作に載せた業者がきていて、作業を終わった者たちに食事を提供している。スイカを山積みにしたミニバンも横付けしている。となりでは、無造作に切ったスイカをむさぼる作業員達がいる。北京の南部、スイカの大産地の大興から運ばれてきたに違いない。センターの北側は、この付近の住宅需要を当て込んだ中級レベルの住宅街が新築されている。すでに住人は入っているようだが、高騰を続ける北京東側の住宅に比べて、人気はそれほどないようだ。だがそれでも不動産屋を覗くと、2LDKが130万元(2000万円ほど)と金額は破格。一昔前なら完全な郊外だったこのあたりも、市街地の広がりによって、今は「市中心部」に位置付けられている。軍施設が多く、以前は軍関係者がほとんどだった住人も今は多様だ。オリンピック施設がもたらした効果といえるだろう。ただこの住宅の目の前には、薄汚れたテントが並び、その中にはベッドが並んでいる。労働者たちは、ここで寝泊まりしながら、連日の厳しい作業に身を投じているのだろう。足場がほとんどない骨組の上に命綱なしで立ち、トンカチを振る作業員の姿も見えた。テントのわきで、美味しそうに弁当をほおばる姿、若者同士がふざけ合っている様子を見て、少しほっとしたが、建設作業に臨む出稼ぎ労働者たちは常に危険と隣り合わせで、厳しい条件の中での労働が続いているのだろう。恐らく、今年のプレ五輪、そして来年のオリンピック本番では、このあたりは華やかな雰囲気に包まれる。だが、その陰に、彼らの過酷な労働があったことを私は覚えておきたいと思う。ちなみに、この「文化体育中心」自体は恒久性を持ったものだが、野球場については「臨時施設」に位置付けられており、オリンピック後、この施設がどうなるかは、はっきりとしていない。インフォメーション: プレ五輪「好運北京(グッドラック北京)」 国際野球招待試合<日本は星野仙一監督が率いて参加し、大学生とプロ二軍の若手中心で編成>期日: 8月18日~23日 会場へのアクセス 地下鉄1号線「五カ(木へんに果)松駅」下車すぐ タクシーでは天安門から西へ40分ほどのところ会場概要 競技場名称:五カ松野球場 所在地:五カ松文化体育センター 競技項目:野球 建築面積:14360平方メートル 収容人員:15000 工事開始:2005年12月22日
2007.07.24
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2007年7月22日、報道によると、オリンピック期間中、北京の首都空港周辺のハトに“外出禁止令”が出されそうだ。空港警備関係者らによるオリンピック対策会議で、飛行機に脅威をもたらす「ハト」が議題に上った。空港周辺の調査をしたところ、およそ5万羽が確認され、これらを飛ばさない対策を取るという。まずは伝書鳩協会に対し、期間中は利用を自粛するよう協力を呼びかけた。たかがハトと言うなかれ。1990年以降、鳥が飛行機に衝突したことが原因で死亡事故につながったケースが147件、機器が破損した飛行機は120機に上る。先進国の統計では多数の“衝突事故”が報告されているという。オリンピックとパラリンピックの期間中、多数の来訪者を迎えては送り出す首都空港。わずかな危険でも排除したいと関係者は早くもピリピリしている
2007.07.24
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2007年7月、北京オリンピックの開幕まであと1年余り。各方面の準備が進み、市内には五輪熱が早くも充満しつつある。特に五輪が一大商機となるホテル業界の鼻息は荒い。先日、北京市内の37のホテルを対象に五輪期間の宿泊価格についての調査が行われた。17ホテルがすでに予約を開始したと返答、平常価格の5倍未満という回答が7、5倍以上が2となった。予約が終了した6ホテルを含む残りは価格を公表しなかった。平時の5倍以上の値段を付けたのは、三つ星・二つ星の中級以下のホテル。ふだんは一部屋240元(約3800円)の価格が、五輪時には2000元(約3万2000円)以上になる見込みだ。ふだんの相場が低いホテルほど値上がり率が大きくなる傾向が指摘されている。
2007.07.24
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少し硬派に、先日感じたことを一つ・・。まずは引用したい。7月23日付の読売新聞のコラム「編集手帳」である。 7月23日付 編集手帳 日本で「八」は、末広がりの字形から縁起の良い数字とされてきた。では、漢字の本家、中国の吉数は? 答えはやはり「八」だが、理由がまるで違うところがおもしろい◆中国語で「財をなす」「金持ちになる」を意味する「発財」の「発」と「八」は、広東語では同音。商才にたけた広東や香港の人々が「八」をとりわけ好んだことから、吉数の代表格になったようだ◆北京五輪が1年後に迫ってきた。開幕は2008年8月8日午後8時(現地時間)と、8が四つも並ぶ。その効用でもあるまいが、ホテルの建設ラッシュなど、北京は五輪特需に沸いている◆ただし、ルール違反、モラル欠如の「発財」主義はもってのほかだ。有毒物質を含む食品や日用品が中国から大量輸出され、世界中で問題になっている。北京での「段ボール入り肉まん」報道もねつ造だった。視聴率稼ぎという点で、「発財」主義と同根と言えるだろう◆今年春に北京市は毎月11日を「列に並ぶ日」に制定した。「11」は人が2列に並ぶ様だ。駅や停留所で割り込まない。痰(たん)は吐かない…。五輪開催国にふさわしいマナーを市民に浸透させるのだという◆1988年のソウル五輪は、韓国国内では88(パルパル)五輪とも呼ばれ、モラルやマナーが向上した年として記憶されている。中国の08年8月8日は――。 (引用終わり) 中国人が好きな「8」という字が「発財」の「発」と発音が同じことから、非常に縁起の良い数字とされている・・そして中国は今、五輪に向け、「発財」が非常に盛んだが、昨今の食品問題、テレビ報道の例をあげ、これらが全て「同源」だとして、批判している。論理は「仰せのとおり」という感じだが、こういった論調について、私は大きな違和感を感じざるを得ない。 食品問題、テレビのやらせ問題・・・私はひとりの日本人として、これを「どこかで聞いたような問題」と感じる・・。そう、まさに日本で昨今、大きな話題となっている社会問題だ。食品の安全問題はいうまでもなかろう。また各テレビ局(地方局も含めて)行った「やらせ」によって、テレビ局の倫理が大いに問われたことは、まだ風化するほど時間がたっていない。 だが、筆者はこれらの問題を、いずれも「8」をたっとぶ、つまり「発財」を尊ぶ中国人の「文化」の問題につなげている。 私が違和感を感じるのは、すでに日本の中で大きな問題となった事件を「棚に置いて」、これらことを「中国だから」「中国人だから」「中国人はモラルが低いから」という論理にすり替えているということだ。だが、日本最大の読者数を誇る読売新聞の「顔」ともいえるコラムで、この「論理のすり替え」を軽々しくやっているところに、今の日本の根深い論理矛盾を感じる。 食品問題、やらせ問題・・私は確かに「同源」にあると思う。限りない利益追求、自分さえよければ・・お金が儲かれば・・という今の「経済市場社会」が生み出す「病気」である。 だが、それは日本も中国も同じ。日本人も中国人も同じことなのだ。確かにこれを中国人の問題・・中国人のモラルの問題・・にしてしまえば、優越感に浸れ、楽しいだろう。だが、これでは問題は解決しない。本当は日本人も中国人も同じ人間・・同じように、利益至上主義、「お金のために人間を顧みない」そんなビジネスが今の主流となってしまっているという、その現実をしっかり見なければならない。 今日の読売新聞の編集手帳は、その問題の本質を見損なっている。レベルの低い記事だ。
2007.07.24
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今日は日本語教材の「録音」のアルバイトに行ってきました。英語や中国語教材などを買えば、CDとして付いてくる、ああいうのです。実はこういうアルバイトはかなり需要があって、こちらでは頻繁に依頼され、時間が合わずに断っているくらい・・仕事をやめて、フリーでこれをやっても、いけるんじゃないか・・なんて不謹慎なことを考えるくらいです。さて、今日の仕事は清華大学の出している日本語教材の録音。そのタイトルが「日本語能力試験10000語」。10000語ですよー・・10000語。しかも、「これはペンです」的な文章がずらりとあ行からわ行まで並んでいて、これを交互に、同僚の女性アナウンサーを、延々と読み続けたのです。朝8時集合で、夕方まで、みっちり・・・。確かに仕事だから・・と割り切ればいいのですが、やはり僕も人間です。録音スタッフは聞いてるのか聞いてないのか、その辺でぼぅってしてるし、(実際、中国人ですから、内容はまったく分かっていません)あとは日本語専攻の中国人大学生のアルバイトさんが、教材を片手に、一応?チェックしてくれています。それも昼過ぎには、なんとなくウツラウツラ・・・。がんばっているのは、我々読み手だけ・・という状態で、何とか10000語、読み終えたのが夕方。かれこれ7時間半ほど、昼休みを除いて、延々と読み続けていました。スポーツ中継で3時間半しゃべり続けることはあるけど、ほとんど意味のない短文を延々と読み上げるというのは、本当に苦痛を伴うこと。いくらアルバイトとはいえ、なかなかつらい仕事でした。ただ、これも全ては中国で日本語を学ぶ学生たちのため。彼らはこれを聞いて、真似して、日本語を学ぶのだ・・と思うと、責任も重いです。ということで、大変な仕事ながら、また頼まれれば、行ってしまう・・というわけです。
2007.07.22
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アジア杯、日本、勝ちましたねー。PKに入った時はどうなることかと思いましたが。実際、PK戦というのは、ゲームの内容が悪いほうが勝つことが多いですし、(なぜか・・)そういう意味では、今日は、日本のほうがゲーム内容が良かったですから、なんとなく負ける予感がしていました・・。こちらでもCCTVの5チャンネル(スポーツチャンネル)が試合開始から終了まで、放送時間を延長して、最後まで中継していました。でも、実況アナと解説者のトークは、非常に他人事的で・・(いや確かに他人事なんですが)、それこそどっちが勝っても、どうせ中国は関係ないから、どうでもいい・・みたいな態度がアリアリで、やっぱりこういう時は、日本で日本のテレビ中継を見たい・・と思いました。日ごろは、放送があまりに「日本がんばれ」に偏っているのを胡散臭く感じていましたが、海外に出ると、それが懐かしくなるから、不思議なもんです。いずれにしても、日本が勝って、ワールドカップの雪辱を果たしてよかった!別のブログでは、中国スポーツの情報をお送りしているのですが、その中では、中国代表のことばかりを書いているので、僕のことを「日本代表には無関心・・」なんて思われているみたいですが・・いやいや・・やっぱり日本代表に勝ってほしい・・って思いますよ。国外にいると、よけいにそういうナショナリズムっぽい感覚に自然に入り込んでしまうのです。たかがサッカー・・されどサッカー・・なんですよね。
2007.07.21
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今日はわが団地「通恵家園」で第14回「蚤の市」なるものが開かれた。今風にいえば、「フリーマーケット」。住民が思い思いのものを持ち寄って、販売しようというもの。あさ8:30から、住宅地中央の公園には続々と住民が集まってきて、あっという間に、にわか「販売店」が並んだ。ただ、売っているものはといえば、子供用の本や玩具、DVD(確実に海賊版)ばかりで、ただでさえ、買い物嫌いの私にとっては、いまいち・・・。そういえば、以前住んでいた住宅でもフリーマーケットが毎月のように開かれていた。そちらは、日用品や衣服などがあったり、また一般の商店が便乗して売り場を作っていたりとそれなりににぎわっていた。おそらく、長年の積み重ねもあるのだろう。いずれにしても、今、こういったコミュニティでフリーマーケットを催すことは一種の流行であるといってもいいだろう。フリーマーケットといえば、各家のいらなくなったものを販売する・・だからいらないものがなくてはならない。家の中に「無駄なもの」がなくては、このイベントは成立しないといえる。つまり、いまや中国の都市部に限っては、日本と同じように、家に「いらないもの」があふれているのだろう。このフリーマーケットの出現もまた、中国の経済的豊かさの表れ・・なのかもしれない。
2007.07.21
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もう「火事」はゴメン・・とばかり、早速・・・である。北京五輪の開閉幕式会場となるメインスタジアム「国家体育場(通称:鳥の巣)」で20日、消防訓練が行われた。午前9時、まずは現場の作業員らが消火器等を使用した消化訓練を行ったあと、「北東側の2階部分」から出火したとの設定で、競技場近くの臨時消防局から消防車が緊急出動。消火活動を行った。先日は、北京五輪の卓球会場である北京大学体育館で火事が発生したばかり。またそれ以外にも、建設現場で5件の火災が発生したことが分かっており(新華社17日)、再発防止に力を入れているというわけである。
2007.07.21
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北京オリンピックのボクシング競技場となる「北京労働者体育館」の改修工事が来月8日、竣工する予定。 体育館のデザインは、元の白色から灰色が基調となり、赤い八角星の模様がついている。
2007.07.20
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北京五輪期間中、運営スタッフ、審判員、メディア関係者、ボランティアなどに配布される「オリンピック弁当」が公開された。1食19元(約300円)で販売されるそうだ。担当者によると、オリンピック期間中のスタッフ用弁当は、昨今話題の「食品安全」を重視したものとなる。内容は「2種類の主食、2種類の肉料理、2種類の野菜料理」、それに果物とスープが付く。おかずは日替わりで「1週間以内は同じおかずを出さない」とのこと。期間中は、全ての競技場に3台の移動キッチン車を配備。車内には冷蔵庫などの設備も完備しており、同時に2000人分の調理能力があるという。
2007.07.20
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僕の大好きな食べ物の一つ「肉まん」に何と段ボールが・・というニュースが流れて衝撃を受けたうえ、何とそれがテレビ局のやらせ・・。実は僕が住んでいるのは北京の朝陽区。まさに、例の段ボール肉まん騒ぎのあった町。しかも、毎日のように買っていた肉まん屋さんが、1週間ほど前から店を閉めてしまっていた。北京テレビの報道では「店主はすでに逃亡した」なんていうから、とすれば、あのお店も風評被害でつぶれたのかも・・そう考えると、少し気の毒な気もします虚実入り混じる中国のことですから、いったいどこからどこまでが本当か分かりません。嘘だという発表そのものが嘘だった・・という話もあながち「ウソ」とは思えない・・・なんか、すごくややこしい国だなあと、国営放送局にいながら、思ってしまいました。でも、とりあえず、それ以来、肉まんどころか、街中で買い食い・・は一切していません。
2007.07.20
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一度始めては止め・・を繰り返し、またまた、ここでのブログを再開しました。中国スポーツの取材者として、駆け出しの私は、今、スポーツサイト大手「スポーツナビ」の専門家ブログで「スポーツCHINA」を執筆し、情報発信を行っています。http://www.plus-blog.sportsnavi.com/asa8043/ (スポーツCHINA)ただ、スポーツという限られた枠でしか情報発信できないという点と、さまざまな中国メディアから注目をいただき(これはありがたいことですが)、おいそれとは好き勝手なことを書けない・・という事情もあって、忘れかけていた楽天プログを再開させたというわけです・・。ここでは、主に北京のオリンピックへの取り組みに関する情報、ニュースをお伝えして、「スポーツCHINA」との差別化を図りつつ、変わりゆく北京の「よしなしごと」を発信したいと思います。内容は物書きのハシクレを目指す私の書き物と、現在、北京の国営放送で担当している「スポーツ中国」という番組に向けての「情報整理」の成果・・そして、現在、某新聞で連載中のコラムを”ほとぼりが冷めたころ”に掲載いたします。著作権の問題もありますので、あくまでほとぼりが冷めた頃…。オリンピック情報については、オリンピック1年前となる8月8日前後に本格的な情報発信をすべく、準備を進めています。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
2007.07.20
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2008年8月8日、中国の記念すべき五輪の開幕式がもしも「雨」になったら大変…。この日を是が非でも晴れ・・仮に雨が降るにしても、最小限にとどめたい・・中国気象局と北京気象局が集まって、そんな「人工消雨実験」が行われる。16日、中国・北京の両気象局が電話会議を行い、今年の「人工消雨」大作戦の“演習方案”が発布された。新華社通信が伝えた。それによると、この消雨作戦は飛行機を飛ばし、高度5000mの上空でロケット弾を撃ち込んで、「催化剤」を撒き、会場周辺の雲を蹴散らすというもの。実はこのやり方は、今回が初めてというわけではなく、2005年の「第10回全国運動会(日本の国体に当たり4年に1度行われる)」のために南京で行われ、一応の“成功”を収めたとされる。まさに自然への“挑戦”となるこの取り組み、専門家によると「特定地区での降水を減少、もしくは抑制することは現代科学のレベルからすれば十分可能となっている」と語る。実はオリンピック期間となる8月8日から24日までは、過去20年の統計からみると、平均降水日数11.8日(人民日報)と多い。オリンピック期間中に雨が降る可能性は高いのだが、せめて開閉幕式の二日間だけは、雨を降らせたくないという思いからスタートしたプロジェクトである。そんな中、開幕式1年前となる今年8月8日とその直前のこの期間は、来年の「この日」に向けての絶好の、そして最後のチャンスというわけ。北京はここ数日、雨模様でうっとうしい天気が続いている。ちなみに今日(7月17日)も所により大雨、という予報が出ている。中国の気象専門家が総力を挙げる「自然への挑戦」・・・とりあえずは、来月8日の北京の天気に注目・・である。ソース:http://news3.xinhuanet.com/sports/2007-07/17/content_6386202.htm http://news.cctv.com/society/20070706/105118.shtml
2007.07.19
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北京五輪終了後、人民元は自由化される・・・シンガポールの大手銀行、大華銀行の幹部が語った。シンガポールの通信社が伝えた。大華銀行の「経済担当」幹部、全徳健氏は、中国は今後必ず人民元の自由兌換制度を採用して、貸出しと過熱した景気の抑制を行わなければならないとして、その時期を「オリンピック後」と予測した。全氏によると「中国は最終的には、人民元の完全自由化をせざるを得ないだろう。これは、するか否かの問題ではなく、時間の問題である」とする。またその時期は「今年10月に予定される中国共産党大会で誕生する指導陣の地位が堅固なものになった北京五輪後」と語った。また全氏は、現在の人民元高が完全自由化の前兆であるとし、今年末には、人民元の米ドルに対して1.9%上昇し、1ドル7.43人民元に。そして2008年末には、さらに上がって7.08人民元(6.9%高)となるとの予測を示した。ソース:http://www.zaobao.com.sg/cz/cz070717_501.html
2007.07.18
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2008年までに北京の全家庭がADSLを利用する・・・17日、中国通信大手の中国網通の担当者がこの計画を明らかにした。網通はこの北京五輪を「歴史的なADSL五輪」と位置づけ、オリンピック会場、施設などすべてでADSLが利用できるようにする。また中でも重要な地区では光ファイバー技術を取り入れ、通信速度は2.5Gに達する計画だ。また2008年までには、北京のすべての一般家庭でADSLが利用できるようにし、ダイアルアップ接続は“消え去る”。「メディアの記者も、一般の庶民も全てがよりよいネット環境を享受できる」というのが彼らのテーマだ。またオリンピックまでには、北米、東南アジア、日本、韓国の4方面に155Mの専用回線を引き、各地のメディア、選手団に便宜を図るとしている。ソース:http://2008.sina.com.cn/jz/other/2007-07-18/102817508.shtml
2007.07.17
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中国の「トイレが不潔」「ドアがない」などなど、中国にやってきて、トイレにまつわる話は枚挙にいとまがない。では、オリンピック期間中、大勢の外国人旅行客が北京を訪れた際、いったい、彼らは何を思うのだろうか。最近、トイレ関連のニュースがよく入ってくる。(笑)北京市市政管理委員会公衆トイレ担当の馬康丁氏によると、「年末までに、北京五環路以内にある5400余りの公衆トイレの改築工事をすべて完成させる」ということだ。(中国国際放送)「五環路」とは北京の主要道路のこと。北京の基幹道路として、中心部から、「二環、三環、四環」とらせん状に循環道路が建設されていて、五環路とは、その次。北京に住む人の感覚からいえば、「北京市内」といえる”最終ライン”のようなものである。中国の公衆トイレははっきりいって、我々が使うには堪えない状況である。衛生的には大きな問題がある。(詳しくは書きたくない)これを全て改築し、より「清潔なもの」にしようということ。「清潔」の基準もきっちりと決められていて、「ハエは2匹以内」なんて、笑ってしまう規定もある。また、オリンピック開催までには、北京市の繁華街では500メートル以内、それ以外の場所では、1キロ以内に公衆トイレを見つけられるようにするとのことだ。 さらに、北京市は、2、30人が利用できる移動式簡易トイレを1500カ所以上を新設する計画にしており、それらの投資額は4億元(64億円)に及ぶという。ソース:http://japanese.cri.cn/151/2007/07/13/1@98276.htm
2007.07.17
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北京オリンピックの招致成功6周年を記念して、オリンピックに関連した写真展が13日から、北京市ので開幕した。会場では北京五輪の理念である「緑色(環境にやさしい)、人文、科学」にちなんだ写真240点が展示されている。 (中国国際放送)
2007.07.16
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先日、タクシーに乗ったとき、面白いものを見かけました。ダッシュボードに「私は約束する。熱愛祖国、遵守法規、礼譲為本・・・」と書かれたステッカーが貼られていたのです。要は道路交通法の遵守やマナーなど8項目の“要求”が書かれたもので、運転手さんのサイン付きです。北京市交通安全委員会が発行し、市内8万台のタクシー、10万人の全ての運転手がサインしたとか。ちなみに、これに加え、車内にニンニク臭や異臭をさせない、運転中たばこを吸わない、車の中で「寝ない」、文明的言葉を使う、男性の長髪・女性の派手なピアスはダメなど、まるで校則のような規定も並びます。 運転手さんにもう一つオリンピックに向けて要求されていることがあります。それは英語のお勉強。タクシー会社では、英語教室を定期的に開いていて、運転手さんも仕事の合間を縫って、“強制参加”だそうです。今後、運転手対象の英語試験が課されることも決まっており、語学に自信のない運転手さんは戦々恐々としているそうです。ただ、私が乗った運転手さんは英語に関しては「優等生」だそうで、勉強を始めて3年で、すでに北京の風物や観光名所まで英語で紹介できる、と誇らしげに言っていました。英語をマスターした運転手の車には「Driver Speaks English」と書かれたステッカーを貼る資格が与えられ、売り上げアップも期待できるそうです。 五輪開催中、海外の観光客が最初に接するのは、タクシー運転手かもしれません。いわば北京の顔としての活躍が期待されるわけです。本番まであと一年あまり。北京市民がそれぞれの立場で大会の成功に向けて、努力している、そんな雰囲気が伝わってきて、何だか外国人の私もワクワクします。ただ一つ、欲を言えば、英語だけでなく、日本語も勉強する運転手さんがいてくれればいいのに、と思うのですが。
2007.07.10
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1年に1度のイベントがやってきました。「家探し」です。北京の貸家はほとんどが一年契約のため、年に一度は引っ越しが必要となります。今、北京は未曾有の「不動産ブーム」。家賃も年々、上がっており、今の私の部屋は3500元(約48000円)と安くはありません。もう少し「お安い部屋を」というのが今回の目標です。さて、北京での家探しには方法が2つあります。最も簡単なのは、仲介業者に頼む方法。そしてもう一つが「個人賃貸」。持ち家を貸したい大家さんを探して、個人契約で部屋を借りるのです。北京の団地のあちこちには「出租(部屋貸します)」と書かれた張り紙が貼られてあり、ここに直接、連絡をとります。家主、借り手双方にとって仲介手数料もいらず、費用も節約できるのがいい点ですが、少し“スリリング”なのも事実です。というわけで、この週末、私は以前から目をつけていた住宅街へ。最寄りの駅を出ると、大量の「手製チラシ」が無造作に張られています。チラシには部屋の条件等が書かれており、良さそうな部屋を見つけて、電話をかけます。大方の条件を確認したあと、いよいよ目的の部屋で家主と対面。ここで、しっかりとお互いに観察しあい、信用が置けるかどうかを見極めます。私も相手側の不動産証書を見せてもらい、その家が確かに彼のものかをチェックします。他人の部屋を自分のものと偽って、お金を騙し取る人もいるからです。十分に話し合って、納得がいけば、サインを交わして契約完了。ここまでたどり着くのに、いくつかの物件を渡り歩かねばならず、決して楽ではありません。中には、破格の部屋代を要求する人や、妙に強引に話を進めようとする怪しい人などもいて、北京の様々な人間模様が見えてきます。それらをいかに見分けて、満足いく部屋を見つけるかが腕の見せ所。この「家探し」、意外とクセになる面白さなのです。
2007.07.09
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4月下旬に登場した新型高速列車「和諧号」は中国の列車の旅を大きく変えました。これまでの時速160キロ程度から、最高で200キロ以上。最長10時間かかっていた北京、青島間はわずか5時間半に短縮されるという大幅なスピードアップです。 私も遅ればせながら、先日、この列車に乗ってきました。先頭の車両は流線型の現代的デザイン。従来と比べると、車内が広く、空調も効いていて、清潔感があります。座席は、これまでの「向かい合わせ」ではなく、前向きに2列と3列シートが並ぶ新幹線スタイル。在来線の線路を走っているため、揺れは多少ありますが、乗り心地は日本の特急列車と遜色ありません。またきれいな列車だと、それを汚すのがはばかれるのか、中国の名物である列車内でピーナッツを食べる人はほとんどおらず、床に皮が散らばるおなじみの風景も見られません。 けれども…。ないものねだりでしょうか。何だか列車に乗る“醍醐味”がなくなったような気もします。 全シートが前方を向いているせいか、以前、中国の列車に付き物だった大声のお喋りはありません。カップラーメンとアルコールの入り混じった複雑な匂い、前に座ったおばちゃんがなぜか話しかけてくる打ち解けた雰囲気もありません。以前はどうも好きでなかった車内のあれこれが、いざ無くなると意外と味気ないものに感じられるのが不思議です。 これまでの旅なら、丸一日、列車の中で過ごすこともあり、車内いわば「生活の場」でもありました。だから、そこには「人間臭さ」があったのかもしれません。でも今は一眠りすれば到着するようになり、列車はあくまで「手段」でしかなくなりました。この変化を喜びつつ、どこか寂しい思いを感じているのは私だけではないかもしれません。
2007.07.04
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またまた中国の“結婚”に関するお話を。中国では、男性が女性にプロポーズする際、なくてはならないものがあります。指輪?それともバラの花?いえいえ、もっと現実的なもの、マイホームです。 実は中国では、結婚の際、相手男性にマイホームがあるか否かが最大のポイントとなります。家を持たない男性が女性の家に挨拶に行こうものなら、馬鹿にされて追い返されるだけ。「家も持てない男にウチの娘がやれるか!」というわけです。というわけで、“未曾有の結婚ブーム”を迎えている我が職場では、誰々がドコドコで家を買ったという話が日常会話の如く飛び交っています。 彼らが買い求めるのは1LDK程度の広さのもの一般的。では将来、子供が出来たらどうするかというと、「家を売るか、誰かに貸して、新しく買う」とか。住宅価格が軒並み上がっている都市部では、今、家庭の状況や仕事場によって、次々とマンションを買い替えていくというのが一般的なのです。先日、間もなく結婚式を挙げるというR君らに同行して、住宅展示場に行ってきました。地下鉄沿線で、中心部にも程近いという好条件のその新築物件は一平米当たり日本円で22万円。1LDKの部屋なら1600万円ほどで、日本の都心とは比べ物にならないほど安価です。しかし90円でラーメン一杯が食べられ、大卒初任給が月1万5000円ほどという北京の物価からすると天文学的数字。では、まだ二十歳そこそこの若者が、ローンとはいえ、なぜそんな家を買えるのかというと、そこはやっぱり“親のすね”の登場です。経済的に豊かになってきたことと、「一人っ子」であるおかげで、親たちは惜しげもなく、数百万円の頭金を出すわけ。もちろん「老後は必ず世話になるぞ!」との暗黙の了解があるわけですが。中国の男性は結婚するにも一苦労。「男はつらいよ」というわけです。
2007.07.03
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私の職場、今“結婚ラッシュ”です。30人余りいる中国人スタッフのうち、去年からこれまで、たて続けに6組が結婚。おかげで、同僚の中で、頑なに独身を貫くのは、同年代の日本人(女性)と私、中国人1人のわずか3人となりました。実は今、中国全土、特に都市部で結婚ブームが起きています。2006年、北京で婚姻届を出したカップルは17万組で前年比77%アップ(北京市婚姻管理処調べ)。というのも、実は去年の「戌年」が結婚には絶好の年で、しかも来年は、中国の古くからの迷信で「結婚にふさわしくない年」だとか。もし結婚したら、“新郎”の身に災難が降りかかる、なんてちょっと穏やかでないことまで言われています。そこで来年がだめなら、「今だ」とばかりに、ゴールインするカップルが雪崩をうっているというわけです。“結婚に最適”といわれた去年の大晦日に駆け込み“電撃入籍”した同僚のW君は長髪でオシャレに気を使う今風の若者。付き合い始めて、わずか半年でゴールインした彼がこんな言葉を教えてくれました。「損にならない迷信は信じるが得」。中国で昔から言われている諺(ことわざ)です。彼は周りに言われたわけでなく、自分達で入籍を急ぐことを決めたそうです。さて、結婚には、日本と同じく役所に婚姻届を出すのですが、これも一苦労。役所は連日、届けを出すカップルで「大入り満員」だそうで、王君が手続きに行った日も朝5時に行列を作り、開門前に”整理券“を配られたそうです。指定された時間に事務所へ赴き、婚姻手続きを済ませるのですが、朝方、行列を作った王君たちが結婚手続きを終えたのは夕方5時近くというのですから、結婚も楽ではありません。 ちなみに披露宴の日程は“占い師”に言われ、2008年まで先延ばしだとか。西洋文化が無尽蔵に入り込み、若者のファッションも食べ物も劇的に変化している現代でも『中国人の迷信深さ』は受け継がれているというわけです。
2007.07.02
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ちょっとだけ“臭い”話を。お食事中の方はご注意あれ。北京のトイレの話です。 中国旅行の最難関といってもいいのが「トイレ問題」ではないでしょうか。街角の公衆トイレはいわずもがな。観光地、レストラン等々にあるトイレで、「鍵が壊れている」、「ドアがない」、「臭い」・・・それ以上は、ここではとても書けないほど惨憺たる状況のトイレが数多くあります。正直、臭いくらいなら、まだ我慢できますが、入った瞬間に全開の「大」エリアでウンウンうなっている男性を直接目にした時には、「失礼しました」と後ずさりせざるを得ません。四角い穴があいただけの「シンプルトイレ」、仕切りさえなく、仲良く並んで用を足す「ニーハオトイレ」などなど、中国には多くの伝説のトイレが存在するのです。 でも中国の発展はトイレにも変化をもたらしつつあります。北京五輪に向けて、今北京は「トイレ改革」の真最中。2002年の「公衆トイレ全面無料化」を皮切りに、毎年200ヶ所のペースで街角の公衆トイレが増え続けています。しかも「徒歩10分で1ヶ所」、「個室内にハエ2匹以内」「ゴミがトイレ内にあるのは30分以内」などという細かい規定まであり、これまでの不衛生なイメージを一新しようと必死です。 北京の昔ながらの街並みである平屋建ての横丁「胡同」の公衆トイレは昔から評判が悪く、前を通るだけでも、悪臭が漂っていました。でも今はほとんどが外観もこぎれいに整備され、中は水洗式がほとんど。激辛の中華を食べ過ぎて、お腹の調子が悪くなっても、これならすぐ駆け込めます。ただ、あの鼻が曲りそうな強烈な悪臭や中に吸い込まれていきそうな深い穴がなくなるのかと思うと少し感慨深くなります。衛生的になるのは大歓迎ですが、下町全体に漂う「生活臭」も次第になくなっていくのは少し寂しく思えます。
2007.07.01
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狭い路地にひしめき合う平屋作りの「四合院」。油と唐辛子の香りが漂う中、ランニングシャツ姿の男たちが麻雀に興じ、奥様方が桶で洗濯物を手洗いする「老北京」の風景。その300メートル先には50階建ての高層ビルが林立し、背広姿のビジネスマンが闊歩します。そして天安門広場脇に設置された北京五輪のカウントダウン計が日付を刻み、「本番」が近いことを知らせます。私が今、住んでいるのは、そんな新と旧、そして未来への期待が入り混じった中国・北京です。9年間、民放アナウンサーとしてお世話になった山陰を後にし、北京に移り住んで1年半。山陰を「静」とすれば、北京は「動」。毎月、新たな高層ビルが建設され、風景が変わり、テナントのお店が入れ替わり、地下鉄やバスの経路や路線が変わり、街の制度も目まぐるしく変わっていきます。そんな「変化」の街で、私は今、またもや「局アナ」という仕事をしています。私がいるのは中国国際放送局というラジオ局。国営放送局です。中国人スタッフに囲まれた職場で、世界各国に向けて、中国のニュース、音楽、スポーツなどの情報を伝える仕事をしています。残念ながら給料は“それなり”で、企業派遣の駐在員のような豪勢な生活はできません。一般の団地に住み、地元の人たち御用達の安食堂で朝晩を済ませ、地下鉄とバスを駆使して出退勤する、それが私の毎日です。でも、だからこそ分かる北京の姿があるはず。今年は日中国交正常化35周年でもあります。近くて遠かった中国との間に雪解けの気配が見えてきた今、未来に向かって躍動する北京、そしていつまでも変わらない北京の様子をお伝えし、中国という国を少しでも好きになってもらえれば・・・そんな思いで筆を進めたいと思います。(新聞連載コラムの転載です)
2007.06.06
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私は北京の放送局で「アナウンサー」という立場で仕事をしているが、ときおり、いわゆる「副業」としてアルバイトが舞い込むことがある。それは日本でも同じだが、日本では結婚式やイベントの司会が多いのに対して、今の私にくるのは圧倒的に「日本語参考書の録音」が多い。ここ中国で日本語を勉強している人の数は英語の次に多い。その人たちが使う参考書にくっついてるCDやテープの録音作業というやつだ。皆さんも、英語の勉強のときに、そういった録音物のお世話になった方も多いだろう。ということで、今日はその参考書の大手、北京外国語大学付属の出版社、外研社に録音作業に伺った。この録音というのは、意外と難しい。お客さん・・CDを聞く人はみんな日本人ではない。相手は様々な日本語レベルの中国人・・だから、あるときは、初心者向けにゆっくりと、あるときは、できるだけ普通の会話スピードに近くしゃべる。今日は、日本語能力試験の模擬試験のうち、聴解問題、いわゆるリスニングの会話分の録音をやった。母と子の会話をやったと思ったら、妙にきざっぽい大人の会話が次に来たりして、結構演技力が試されて面白い。そのほかにも、延々と例文を読み上げる教材や、単語だけをどんどん録音する場合もあるし、あと、上級者向けの同時通訳教材のときは、過去の政治家の演説やニュースなど、なかなか高度の文章を大量に読み上げるという、結構なスタミナ勝負の録音もあった。ちなみにこの外研社は中国でも第一の規模を誇る。録音設備も日本のトップレベルのMEの会社とまったく変わらず、設備的には最高だ。英語が一番多く、その次に日本語・・そのほかにも各言語で教材を作っている。あと、ここの社内のレストランは、外の一般の一流レストラン並みの味だ・・。ちなみに職員は朝食、昼食は全て無料らしい・・なんて、ちょっとどうでもいいことだが、うらやまい話だ・・。
2006.06.03
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今日は我が放送局に日本からテレビクルーがやってきました。以前から、放送局と提携関係を結んで、共同制作番組を作ったり、こちら側のアナウンサーが研修に伺ったりという関係の某TBS系テレビ局。今回は、デジタル放送開始記念ということで、特別番組として北京の今を取り上げるそうだ。北京の観光地を訪れるほか、オリンピックの準備状況を取材するとか。その取材の一つとして、放送局を訪れたもの。男性アナウンサーさんとカメラ、ディレクターさんのワンクルーの取材。アナさんが部長と一緒に日本語部を回りながら、いろいろと話を聞いていくという・・私も日本のテレビ局アナウンサー時代よくやった取材のスタイル。カメラのライトと、アナさんの「がんばってるリポート」を聞いてるとなんだかちょっと懐かしくなった・・。今は映像の世界とは無縁ですから・・。山梨の某TBS系テレビ局さん・・といえば一つしかありませんが、山梨にお住まいの方、ぜひ、その特別番組はチェックしてみてください。
2006.05.30
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北京で韓国料理の美味しさを知った・・というとなんで中華やないねん・・といわれそうだが・・。実際、日本ではそう食べられないくらい、美味しくて安い韓国料理が食べられるのが北京・・いや中国である。特に、私が以前留学していた、北京語言大学の周辺、五道口といわれる場所は別名、韓国人街とも言われるくらい韓国人が多く、韓国人のルームメートが、中国に来た気がしなくて、面白くない・・なんてグチってたくらいの場所。街中は至る所にハングルの看板・・中華料理の店にいってもハングルが並んでたりする・・。さて、そんななか、今日は韓国焼肉を楽しみました・・。タンと牛カルビ、2人前ずつ食べて、それに味噌スープ(味噌汁とはちょい違う)、それにナスと豚肉を甘辛いソースで和えた料理を頼んで、しめて60元(900円くらい)。これでも、この金額は北京ではちょい贅沢・・だったりする。
2006.05.28
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昨日は雨・・しかも、北京に来てからはあまりであったことのなかったまとまった雨が降った。とにかく、北京は雨が少ない・・。また降ったとしても、あっという間にやんでしまうから、傘をさすということをほとんどしたことがないのだ。私が以前住んでいたところは「弁当忘れても傘忘れるな」なんて格言があるほど雨の多いところだった。そこからすると、この一年に数度しか・・雨が降らない状態というのは本当に奇異に感じるのだ。そんな中、今日は家探しに奔走・・。実は今すんでいる家は7月に契約が切れるのだが、大家さんがここに住みたいということで、引越ししなければならなくなったのだ。北京の貸家事情はなかなか大変・・北京五輪に向け、こちらのほうも発展?しているようだ。発展といっても、どんどん値上がりしていく・・というあまりうれしくない方向だが・・。家賃はともかくとして、安全で、便利・・というところに力点を置くと、だいたい3000元前後の家が候補に挙がってくる。日本円で4万5000円ほど。中国人の友人に言わせると、そんな高い家にすまなくても・・・とびっくりされるが、一人の外国人が中国というところで生活しようとすれば、ある程度『安全を金で買う』という感覚は必要な気がする。ただ、先日、山東省で高級マンションに住む日本人宅に強盗が入って、日本人が殺害されるという痛ましい事件が起きたこともあり、『高ければいい』というわけでないのは確かだが・・そのあたりは難しい。
2006.05.27
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寒い北京・・半そでで勢いよく飛び出したら、冷える冷える・・局についたら、寒くないー?元気だねーって・・見込み違いしただけだよーって感じだが・・日本にいるときは、気温は少しずつ上がって言って・・非常に分かりやすかった。でも、北京は非常に・・分かりにくい。いつ寒くなって、いつ暑くなるのか・・見当もつかない・・ま、今年は少し異常気象らしいが・・。
2006.05.25
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中国の国営放送は日本と違う部分が多くある。そのうちの一つ、社内リクリエーションの旅行・・。実は、われらが放送局は、年に2回、「ピクニック」と称して小旅行にでかける。といっても、放送を泊めるわけに行かないので、二班に分かれて、交代でいく。先週が第一陣、そして、今日が第2陣・・私を含めてである。今回の行き先は北京市内から車で2時間ほどの『十渡』というところ。「北の桂林」などといわれているほどの名所で、さすがにそのとおり、切り立った渓谷が延々と続き、その間を水がゆったりと流れる・・風光明媚な場所である。朝8時、放送局名がばっちりと派手に装飾されたバスに全員が乗り込みバスに揺られること2時間。到着してまずは山登り。そして、昼ごはんはみなで持ち寄った様々なご飯を一緒において、持ち寄りパーティ形式・・その後は、船にのったり、いかだをこいだり、モーターボートに乗ったり(全て船??)なんてたっぷり遊んで、夕方5時ごろ帰宅・・・という按配だ。ちなみに去年の秋は、郊外の温泉地に一泊二日で旅行した。夜は結構なご馳走が出て、お酒もたっぷり振舞われる。これら全ての費用が放送局持ち・・しかも、聞くところによると国営企業は年に2回の「遠足」は職員の福利厚生として、決められており、どこの国営企業でも必ずあるとか・・。日本の放送局にいたときは、一日使って遠足・・なんてとんでもない、ましてや一泊二日で旅行、なんて・・今、日本のマスコミ現場にいる人は、少し信じられないだろう。まあ、よく言えばゆとりがある・・のんびりしている・・悪く言えば、ぬるま湯体質・・の部分はなきにしもあらず・・なのかもしれない。ただ、それくらいのゆとりを持って、仕事してもいいのでは・?というのが私の正直な感想である。
2006.05.24
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気温が上がると、少しずつ果物がおいしくなってくる。中国にいると、日本では買わないような果物が手に入る。その典型が『ざくろ』だと思う。昔はよく野山でとって食べたらしいが?私からすればそう身近な果物ではない。以前の日本のテレビ局でのアナウンサー時代、天気予報を担当していて季節の風物詩にわざわざご近所さんからもってきて、小道具として用いた。そのとき初めてざくろを食べたが、「あんまりおいしいもんじゃないなー」というのが正直なところ。さて、もう一つ、この時期、町を歩いていると至る所で売っている果物がある。『ライチ』である。かの楊貴妃が好んで食べたというところから、中国では、そのまま『楊貴妃』とも呼ばれている。日本には19世紀ごろに渡来したといわれている。広東省など南方で生産が盛んな果物。このライチが、この時期になると、リヤカーにワンサカと積み込まれて、町の至る所で売られる。ほんの2,3メートルずつあけて、ライチ屋さん?が並ぶのを見ると、ほかに売るものがないんかい・・・と突っ込みをいれたくなる。値段は500グラム6,7元(100円)ほど。それを一キロ、袋いっぱいに入れて買い込んでも200円ちょっとというのだから、お安い。ちなみに、とあるネットショップで販売されている冷凍ライチは1キロ1000円だから日中の値段の差は相当なものだ。ただ、品質管理の面で言えば、もちろん、そちらのネットショップに分がある・・はずだ。とにかく、この時期はライチがおなかいっぱい?食べられる。少し糖分が多いので食べすぎには注意しなければならないが、皮を親指できゅっとずらすと、白い実がぷりっと出てくる・・それがリズムになってしまったら、もう最後・・。テレビを見ながら、いつのまにか一キロのライチを全部平らげてしまう。これは北京にいる贅沢だろう・・。
2006.05.23
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私の住んでいるのは、北京の西郊外。だいたい外国人が住むのは、北京市の東側が多く外国人向けの設備もそちらに集中している。だから、西側に住む外国人はあまりいないといってよい。特に日本人ということになると・・・おそらく、私の住む住宅地には日本人は一人も住んでいないだろう。「五カ(木ヘンに果)松」、ウークーソンと発音する。地下鉄一号線の沿線なのだが、北京に何年か住んでいる日本人に聞いても、この名前を聞いて、ぴんと来る人はほとんどいないといってよい。そんな超マイナーな五カ松だが、実は実は・・2008年北京五輪の際は、おそらく世界中の注目、中でも、日本人の注目を一気に浴びそうなのだ。というのも、目下、地下鉄五カ松駅の前では大建設工事の途中。ここには二つの野球場と体育館、そして巨大文化施設とマンションが建設中なのだ。ここは2008北京の野球会場となる・・。野球といえば・・先々月、日本がWBCを制して、世界一になったばかり。当然、2008は初の金メダルを目指して、全国民の期待を背負う協議となる。マスコミの注目もナンバーワン級といってもよいだろう。私は毎日、この五カ松駅から地下鉄に乗って職場に通うので、出勤途中に、この建設現場の状況を見ながら歩く。ついこの前までただっ広い何にもない場所だったのに、工事ってのは進みだしたら早いねー。もうだいぶ競技場の骨格ができてきました。(下の写真はおそらく施設部分でしょう)これを見るたびに、来る2008が、少しずつ近づいてくるような実感がわいて来るのです。奥に辛うじて見えるのが現在建設中の競技場の一部分
2006.05.22
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「北京地下鉄」は紙の切符時代とまもなく別れを告げる・・5月21日付けの新聞の一面の見出しは、これ。これまで北京の地下鉄は、窓口でおばちゃんが座ってて一律3元(45円ほど)を差し出すと、無言で、紙をちぎったみたいな?小さな切符を放り投げてくれる・・そしてその切符を、改札口にいるおばちゃんに手渡して・・と乗った。販売窓口と改札口の距離は、下手をすると2,3メートル。つまり切符を買って振り返って、そのまま、そこにいる改札員に切符を渡して入っていくという面倒かつ効率悪いことをやってたのだ。で、この5月10日からICカードなるものが登場。もう日本では、特に関東圏や関西圏のJRも含めて、ほとんどの鉄道で導入されているが、それがようやく北京にやってきたのである。で、予定では来年までに、この『手製』の切符を全て廃止して、ICカード方式に切り替えようというものである。ただ、これが意外と大変・・て、とにかく中国の人は機械に慣れてない・・。なんといっても10億人以上の人口のために雇用を増やさなければならないからか、特に北京ではずっと機械化がほとんど進んでこなかった。なんでこんな・・と日本では考えられないようなところに人間が配置され、もくもくと低収入で仕事をしている・・。そんな中で、一つの機械が導入されて、それが定着するのにどれだけ大変か・・ICカードの使い方を説明するために、係員が増員されたりして、それでも、カードを切りわすれたりとか、うまくタッチできない(カードを磁器装置にタッチする形の方式)とかで、行列が増えたりする・・。逆に非効率的なんじゃないのーなんてお決まりの批判が生まれたりする。ま、これも生みの苦しみ・・といったところなのか。ちなみに、僕も今日めでたく?ICカードを手に入れた。20元の押し金をとられて、あとは20元以上ならいくらでも充金できる。あと、これをもっていると、町のバスがなぜか2割引になるということで、持たない手はないというわけだ。ちなみに、今日早速、バスに乗ると1元(およそ15円)の区間が0.8元(10円ちょい)に割引された・・かなり細かい値引きだが・・・でもうれしかったりする。
2006.05.21
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今日はちょっと面白いお店で食事をしました。北京の西郊外「万寿路」の地下鉄からすぐのところにある「天暁得」というお店。「暁得」とは上海語で『知っている』という意味。つまり『天をも知っているレストラン」なんていう大胆な店名を持つ。上海料理と四川料理を出す店で、店主は上海人、また上海で修業を積んだシェフが作るということで、味もなかなか・・。甘辛料理が主で日本人の僕にはぴったり・・というところです。ところで、ここの服務員のユニフォームを見て、思わず笑ってしまった。全員がメイド服に身を固めて、給仕をしている・・・正確には、上海の租界時代のカフェの給仕さんの衣装なのだそう。全てオーダーメードで、ここの店主のこだわりで作ったのだとか。「上海泡飯」という日本のおかゆのようなものを食べたのだが、メイドさん・・いや服務員さんがちゃんと給仕してくれる。その道の人にとっては?たまらない店・・なのだろうか・・・。ここの店主、相当のマニア・・と思いきや実は焦さんという女性。北京の庶民派の店には珍しく、内装にはかなりこだわっており、特に清潔さに注意を払っているとか。テーブルの一つ一つに、花が飾ってあるところなど、中国らしくなくて?ほっとする。北京在住の方にはぜひお勧めの店(郊外で少し遠いが・・)。そして北京に来て、上海・四川料理を味わうなら、ぜひとも足を運んでほしい。「天暁得」 北京市海淀区翠微路甲3号 (010)8821-4930
2006.05.21
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今日から北京のタクシー料金値上げが「始まった」。始まった・・というのは、別に一斉値上げというわけではないからだ。北京タクシー初乗り料金は一律10元(140円ほど)。これは変わらない。この初乗りの適用が3キロまでで、それ以降、一キロごとに一定金額ごとに上昇していく。この仕組みは日本と同じ・・。で、これまでの「一定金額」が1・6元(20円ちょっと)だったのが、今後は2元(28円ほど)に値上げされるというわけだ。たった8円?というなかれ・・北京生活におけるこの違いは大きい・・。私は北京で留学していたのが、2003年夏から一年間。このころは初乗り10元は同じだが、町には一キロ1・2元と1・6元が混在していた。タクシーを止めてはみたが、高いほうの1・6元だったので、乗らずにさようなら・・なんて、ケチな?ことをしていた。で、去年の夏ごろには、ほぼすべてが1・6元のタクシーに変わり、そして今日から2元に変わるというわけだ。ただ、あくまで「順次」に過ぎず、今日乗ったタクシーは1・6元のままだったし、町を歩いていると、ただ一台だけ2元タクシーを見たに過ぎなかった。ただ私の住んでいるのは郊外なので、そこまで行き届いていないだけかもしれないが・・。北京オリンピックに向け、さまざまなインフラが「発展」していく北京。地下鉄しかり、バスしかり・・しかし安い安い!と思って喜んで乗っていたタクシーの「値段」が「発展」するのは、あまり喜べない・・。燃料費の高騰等、値上げせざるを得ないというのが当局の言い分ではあるが。それにしても、今年のはじめごろ、タクシー料金値上げに関する「公聴会」なるものが開かれたそうだが、そこでの結論はいったい、どうだったんだろう。庶民の立場からいえば、値上げ賛成・・なんていう結論が出るはずないと思うが。やっぱり形だけの公聴会なのだろうか。そのあたりは日本もよく似たようなものだが・・。
2006.05.20
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アメリカNBAのヒューストンロケッツで活躍する中国人センター・ヤオミン。4月に左足を骨折し、日本で行われる世界選手権に果たして間に合うのか・・が大きな話題になっている。ヤオミンの担当医師は「ヤオミンが世界選手権に間に合うか・・我々は科学を信じ、そして現実を直視したい」と語った。 14日に手術を受け、成功。現在はヤオミンの状態は心身ともに良好だそうだ。ケガ以外の部位を中心に運動を開始できるのは2ヵ月後。リハビリをを開始できるのは3,4ヶ月後と医師は言う。 世界選手権は8月。今からまさに4ヵ月後だ。中国バスケファン全てが願っている『奇跡』だが、客観的に見れば、望むべくも無い奇跡であることは間違いない。
2006.05.19
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遅ればせながら・・ブログを今日から開始!周りがブログブログ・・ってやってても、どうしても筆が(キーボードが?)動かなかったのだがこの北京で出会うこと、仕事場で感じること・・その様々をぜひ記しておきたい・・なんて突如思って、このブログを書き始めた。私は北京にある某国営放送局にて、アナウンサーの仕事をしている。元々、日本の地方局でアナウンサーを10年ほど勤め、去年半ば一念発起してこの地にやってきた・・。日本の民放局と全く違う国営放送の環境・・だが、周りの同僚に支えられながら、なんとか、ここでアナウンサーとして頑張っている。このブログで、北京にやってきてから、今まで出会った様々な驚き、喜び、そして面白・・バラエティに富んだ情報を発信していきたい。
2006.05.19
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