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イングランド 2-1 ブラジル
イングランドがブラジルを倒したのは、1-0で勝利を収めた1990年3月の親善試合以来となった。ルーニーの先制点でセレソンへの苦手意識を振り払ったのは、ロナウジーニョのPKを阻止したあとの27分。後半には途中出場のフレジに同点ゴールを許したが、同じく交代で入ったランパードが60分に決勝点を挙げた。イングランド代表DFアシュリー・コールが通算100キャップに到達したこの試合、主役を務めるかと思われたのは、同じく100試合目を迎えたブラジル代表だった。ロナウジーニョが19分にPKのチャンスを獲得するが、そのシュートはGKジョー・ハートが阻止。元バルセロナのMFはこぼれ球に詰めるも、ハートが間一髪のタイミングで無事に逃れた。ロイ・ホジソン監督率いるホームチームはここからギアを上げ、ジャック・ウィルシャーの正確なパスで抜け出したセオ・ウォルコットがシュート。これはブラジルのGKジュリオ・セーザルにブロックされたが、ルーズボールをルーニーが押し込んだ。2002年以来の監督復帰を果たしたルイス・フェリペ・スコラーリ監督の下、ブラジルは前半のうちに追いついていてもおかしくなかったが、オスカールのセンタリングに合わせたネイマールのシュートはゴール上に外れた。イングランドは気が緩んだのか、後半開始から4分後にはミスから同点とされてしまう。ブラジルはガリー・ケイヒルからボールを奪うと、フレジがゴール隅に決めて試合を振り出しに戻した。その直後、再びフレジにゴールを脅かされたイングランドだったが、パウリーニョの背後から脚を出したルーニーのアシストでランパードが決勝点。イングランド・サッカー協会(FA)の創立150周年を祝う親善試合を勝利で飾った。
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