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カテゴリ: 興味
あるブログで同性愛の当事者が「自然界には同性愛がある。だから人間の同性愛も認められる」と話していた。

これはおかしい。
他の動物のシステムと人間のそれは異なる。
動物の同性愛は「愛」というより、繁殖本能の解消策だったり(もてないオス同士のなぐさめあい)、コミュニケーションだったり(群れの中での処世術)で、人間のいうところの愛とは異なる。

それに「他の動物でもある」は一見もっともらしいが、たとえばカマキリが後尾の後に共食いするから、人間で同じことがあっても自然というようなもので、そもそも前提になりえない。

リチャード・ドーキンスの利己的な遺伝子の発表後、学者だけでなく、一般の人も「生物の究極目標は自己のDNAを残すこと」と理解してきた。

同性愛の最大の急所はまさにここで、生物の根元に反していると理解されていることだろう。

だからこそ、同性愛者のその人は「自然だ」と強調したい衝動に駆られたのではないか。

それは分かる。
しかし、自然でないことと「悪い」ことを混同してはいけない。

ひるがえって、自然でない自分を正当化したいがために、正しいことを悪く言うような態度もよくない。

たしかに、同性愛者は異性に関心がないし、そのことでDNAを残さないだろう。
生命体として「不自然」だろう。

だが、そのことと、少なくとも今のこの国の価値観として「悪い」こととは関係がない。

いうまでもなく、不妊も、身体障害も(当事者にとって苦痛であっても)悪くはない。


不自然は悪ではない。

悪は自然ではなく、文化が規定するものだから。

そこを区別しない議論は不毛だ。

同性愛を犯罪視する文化はこの国にはない。
ただ現行社会(=文化)が同性愛者の存在をほぼ想定していない中で、同性愛者の立場に理解を求める行為は、すなわち文化への干渉にほかならないのも事実だ。

文化とは反復継続によって培われたもので、同性愛を社会の正常な一部と認識してもらおうと努力しようとする人は、多くの人の文化、心に干渉している自覚があるべきだろう。

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最終更新日  2016/07/20 07:26:49 PM
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