こんにちは
今春に慶應義塾大学を卒業してからも無職専念で公認会計士試験合格を目指して東京で1人暮らしを続ける長女。
先日の8月16日~18日の3日間にわたり2次試験(論文試験)が世田谷区の日本大学キャンパスで行われました。
ちょうど関東方面を目指して台風7号が勢力を増しながら近づいてくるタイミングとぶつかってしまいハラハラしながらの受験となりました。
関東でも特に千葉県や茨城県に甚大な被害をもたらす可能性が予想されていましたが、当然東京でも強風や大雨で16~17日にかけての在来線の運休や遅延の可能性が各運行会社からほのめかされていました。
公認会計士・監査審査会が公表している試験実施情報では試験会場までは公共交通機関を利用して向かう様に指示されています。自家用車や自転車を使用するのも、他者による送迎も禁止されています。
「台風等の影響により、交通機関が遅延するおそれがありますので、 試験当日は、時間に余裕をもって試験会場に到着するようにしてください。
」及び「試験場への入構を30分早める」との趣旨の変更事項が公式サイトに掲載されました。
文章から読み取れるのは 試験日時の変更は予定されていない
という事です。全国各地で一斉に行われる国家試験ですから安易な配慮が行われないのは当然ですが…。
電車が停まって動かなくなったらどうすれば良いの?!
最悪、電車に閉じ込められて出られなくなったらどうすれば良いの?!
そんな疑問と心配が頭の中をぐるぐる渦巻いていました。
保護者でさえそうだったので、受験生本人たちにとっては本当に不安しかない状況だったと思います。
昨年の2次試では見事に砕け散った長女。
それからの1年間は合格する為に毎日10時間程度、試験1か月前からは12時間の勉強を忍耐強く続けてきました。(勉強時間が長ければ長いほど合格率が上がるという単純な話ではありませんが。)
年に1度のチャンスを掴む為に、他の受験生もみんな死に物狂いで努力を重ねてきているはずです。
努力を無駄にしない為に絶対に雨が降ろうと槍が降ろうと試験会場に辿り着かなくていけません。
いつもはのんびりしている長女も、その日ばかりは超早めの行動を心がけ、9時少し前に試験会場に到着しましたが既に入構待ちの行列が出来ていたそうです。
幸い暴風雨に見舞われる事もなく、3日間ともスムーズに電車に乗る事が出来ました。
難関の1次試験を突破してきた猛者たちの闘いが始まります。
2次試験の受験者予定者数は約4,300人程度と発表されていますが、そのうち合格するのは3人に1人程度と見込まれます。
1日目 午前 監査論(120分)
午後 租税法(120分)
2日目 午前 会計学(120分)
午後 会計学(180分)
3日目 午前 企業法(120分)
午後 選択科目(120分)
長女は選択科目について昨年の2次試験の際に基準点を満たした為に今年は免除されています。
ようやく運命の3日間が終わりました。
受験結果が気になりますが、それはさておき長女よ、精神的にも肉体的にも追い込まれながら良く頑張りました!!
ゆっくり休養して、残り少ない夏を思いっきり楽しんで欲しいと母は心から願っています
合格発表は11月15日の予定です。
今後は各監査法人等の就職説明会が続々と開催されますので、今回の試験である程度の手応えを感じている受験生には積極的にリクルーターさんと繋がったり業界の情報収集を行う事が推奨されています。
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慶應義塾大学既卒長女 公認会計士二次試… 2024.11.21
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