全22件 (22件中 1-22件目)
1
ありそうでなかったシリーズ第77弾は「60代のロックドラムによるアンチエイジング」です。私も含めた60代と言えば、1970年代の洋楽ロックにドップリ嵌った年代です。当時は日本のフォークソング全盛期で、日本のシティポップやソウル&ディスコが流行る前でしたので、日本の歌謡曲やフォークに飽き足らない日本の中高生がこれまでになかった独特のリズムの洋楽ロックを求めたのか・・・?まァほぼ毎日ドラム練習をしていますが、私の練習方法はスマホのspotifyの70年代洋楽ロックを中心に好きな音楽をミキサー経由でスピーカーから流して、それに合わせてテキトーに叩いているだけです。テキトー・・・コレがポイントです。もちろん最初は必死に耳コピをして忠実にドラミングを再現しようと試みますが、所詮レコーディングはプロドラマーです。完コピは無理なので、可能な限り自分なりにテキトーに合わせるのです。学校の試験ではないので100点を取る必要はなく、アマチュアなので自己満足の世界で十分です。元のレコーディング音源も100%完璧ではありませんし、ライブ本番でも雰囲気に合わせて十分変わる可能性もありますので・・・正解はないのです。ビジネスとこの点は同じです。正解のない答えを求め、アレコレ考える。時間制限もありませんし、1年後には正解が変わる可能性だってあります。コレが永遠に続くのがビジネスです。正に気が遠くなる消耗戦と言えるでしょう・・・大学受験はコレと正反対で、時間制限があり最初から答えが1つだけ決まっているペーパーテストです。難問に対して理解力があり要領が良く暗記力に優れている学生が難関大学に合格し、実際のビジネス社会で必要とされる基礎学力やコミュニケーション力や発想力や人柄や体力や芸術的センスとは何の関係もありません。大学院の博士課程は別にして、アレコレ考え自分オリジナルのアイデアが正解になる事はありません。アレコレ考えるという意味で、「どうやったらバンドアンサンブルの中で、ドラムパフォーマンスをもっと引き出せるか?」を叩きながら考えるフリードラミングは非常に有効です。中学生から膨大な数の曲を何千万回?も聴いてきて、普段から寝ている時間以外はだいたい音楽を聴いていますので、その中で自分の担当するドラムの音を「どうやって叩いているのか?」を聴き分け、フリードラミングの練習の時にアレコレ試してみる。この毎日の練習が自分のドラム技術を高めるのです。かと言って、これが1番正しい叩き方だという正解はありません。ドラマー100人いれば、100人とも全然違うのです。年齢も、好みも、体力も、フィーリングも。いずれにしても私が叩くのは青春時代に何千万回?も聴き倒した70~80年代の洋楽ロックが中心ですので、昨今のコンピュータープログラミングのドラムではなく当時の生ドラムのレコーディングなので、練習し易いと言えばそうかも知れません。そうなんです・・・ドラム練習には70~80年代の洋楽ロックがピッタリだったのです。シカゴ、TOTO 、ジャーニー、ハート、フォリナー、イーグルス、ディープ・パープル、バッドカンパニー、レッド・ツェペリン、ローリングストーンズ、ドゥービー・ブラザーズ、ボストン、バン・へイレン、モトリー・クルー、ボズ・スキャッグス、ビリー・ジョエル、CCR、GFR、エアロスミス・・・これぞ正しく誰からも奪われない私の宝物・・・だったのです。そういったロックミュージックを聴くと、不思議と当時の青春の思い出が蘇り、身体の底からパワーが湧き出てくるような気がします・・・老人施設で音楽療法が注目されているのがよく分かります。という事で、普段から現在進行形の複数のプランが頭の中を想像力を総動員して24時間グルグル回っていますが、チョッとだけ行動に移したり、大胆に行動したり、考えるだけで終わったり、100%採用する事はなく、決して正解もありませんし、考えるだけで終わってしまうケースも多いですし、ドンドン新しいプランが入り混じり、古いプランが忘れ去られる・・・というサイクルで零細企業経営者として日々淡々と生きていますが、これが頭のボケ防止にもなっているのかも知れませんし、ドラムを叩く事によって適度に両手両足を動かすのが私みたいな老人にとって最適の運動になっているのです・・・(笑)。そして同じタイコという意味で、子供の頃から和太鼓(だんじり鳴り物)を長年叩いてきましたが、上半身のパワーに頼ってパターンも少なくチューニングもない若者向けのだんじりの和太鼓に比べて、ドラムはパワーよりも脱力して全身(両手両足)を使ったテクニック中心でパターンもチューニングも無限にあるという正に我々シニア世代にピッタリだったのです。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2022.05.12
コメント(0)
ドラマーはどうも「ドラム音」が気になり、こだわってしまいます。特にスネアの音が気になります。ギタリストがエフェクターとアンプに拘り自分の好きな音を追求するのと同じように、ドラマーも好きな音が出せるようにアレコレ工夫するモノです。中学生の時にビートルズ末期のライブをテレビで見ると、ドラムのリンゴ・スターがスネアにタオルを敷いているのを見て驚きました。それほどミュート(消音)に拘っていたのです。日本人ドラマーで一番驚いたのは、つのだ・ひろさんのドラムです。ちょうどスペースバンドという自分のバンドで彼のドラムの音に高校生だった私はスゴイ衝撃を受けました。「なんやこれ!日本人でもデキるやん!」・・・と。今では森高千里さんが、ドラムを叩く時にスネアにタオルを全面に敷いています。「スタジオ0724」の会員さんのドラマーも、時々ガムテープでミュートを工夫しているのが目立ちます。そこでスタジオ側として、エバンスとジェルタイプのミュートを各スタジオに用意する事にしました。ジェルタイプのミュートはダイソーで買いましたが、案外コスパが良いです。実はダイソーでブルーと透明の2種類買って、実際試してみると透明タイプが柔らかすぎたのでNGでした。という事で、どんな経営もそうですが、コストを無視すれば経営が成り立ちませんので、今回のミュートに投資した金額に対して何十倍ものお客さんの満足度が上がると・・・確信しています。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2022.04.25
コメント(0)
これまで5年間リハーサルスタジオを経営してきましたが、やはりスタジオでの練習量が多いバンドほど上達が早いというのを実感します。もちろんスタジオ練習に来るまでは、各パートの練習量というのが左右します。その各パートの練習ですが、ギターやベースやキーボードは自宅である程度できますが、ドラムだけは自宅でなかなか出来ません。プロドラマーでも自宅で「生ドラム」の練習できる人は殆どいないのが実情で、ましてやアマチュアで自宅で生ドラムの練習なんて夢のまた夢・・・です。最近は自宅で電子ドラムの練習している人も多いですが、本番ライブは「生ドラム」です。電子ドラムと生ドラムは似て非なるものです。となると、プロモアマチュアも「生ドラム」の練習をしにスタジオに行くしかないのです。ココです・・・ポイントは。スタジオも防音と防振工事に苦労しますが、最大の難関は「バスドラムの低周波振動を如何に止めるか」・・・です(汗)。この難題に失敗すれば(音や振動が漏れれば)、スタジオ経営そのものが出来ません。知人から某工務店がこの工事に失敗し、工事代金2000万円をドブに捨てた・・・という話を聞いた事があります。それほど難しい工事なのです。弊社スタジオはこの難題を、織物時代に音と振動に苦労した経験を活かして何とかクリアしました・・・(汗)。クリアしたからこそ、堂々とスタジオ営業ができているのです。だから大音量でハードロックやヘビメタの演奏をガンガンしても、何の問題もないのです。まぁ実際観察すると、ドラムの個人練習に熱心に来られる会員さんは上達が早いですねェ・・・やはり上達はスタジオでの練習量に比例するようです。いくら毎週ドラムレッスンを受けても、レッスンの復習をスタジオでしなければ上達は望めません。学校の勉強と同じで、ドラムレッスン(授業)だけ受けて上達したような気になってはダメで、スタジオ(自宅)で復習しないとモノにならないのです。なので、熱心に週一とか定期的にスタジオに来られているドラマーも多く、プロやセミプロのドラマーでも腕が鈍らないように定期的にスタジオ練習されています。沖縄の空手の高段者でも型の基本中の基本である「平安(ピンアン)二段」を毎日稽古されるそうですが、それと全く同じでドラミングの基礎を毎回練習する事こそがプロ(セミプロ)ドラマーたる所以です。という事で、一般的にはわざわざ高い授業料を払ってまでドラムレッスンを受けなくても、優秀なプロドラマーによるYOUTUBEが山ほどありますので、これを利用しない手はないのでした。もちろん金と時間に余裕のある方は、リアルなドラムレッスンを受けるのが良いのに決まっていますが。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2021.11.05
コメント(0)
最近チャボさんのドラムレッスンのYOUTUBEにハマっています。その中で「左手強化」動画を見ながら、ドラムの練習をするのが技術向上に繋がっているように思います。人間はバランスの生き物です。バランスが崩れればどこかにシワ寄せがきて、病気になったり怪我したりするものです。中学校で野球部に入ろうと小学校5,6年の時に左投げや左打の練習を一生懸命したお陰で、今でも左投が出来ますしバットは左打です。野球部は2週間だけ練習して、結局陸上部に入りましたが。大学の空手部時代は左手で箸を持って食べる訓練をしたお陰で、今でも半分は左手で食べています。ここ10年は、パソコンのマウスや歯ブラシを左手を使っています。そうやって本来右利きですが、医学的には証明されていませんが、子供の頃から意識的に左手を使ってきたお陰で身体の不調(故障)が少ないのかも知れません。普通に考えれば、無意識に利き手ばかり65年も使えば相当バランスが崩れるのは当たり前ですし、昨年の脊柱管狭窄症手術後のリハビリで左足が右足に比べて10数%くらい筋力が弱かったのには愕然としました。あれだけ意識的に左を使ってきたというのに・・・考えてみればウインドサーフィンも、マーブルビーチで夏しかしないので風は南系なのでビーチスタートはポートタック(左舷)です。沖へ行く時はポートで岸に戻ってくる時はスターボードタック(右舷)なのでバランスが取れていますが、ビーチスタートだけ偏っている事になり良くないんでしょう。ドラムはハイハットペダルに置いている左足は割とヒマなので、ツインペダルを使ってHR/HM系で左足も使おうとしましたが、結局あまり出来ずに左足でリズムを取るようにだけ意識しています。という事で、だんじり鳴り物でアドリブ全開の大太鼓(駆け足4番)はバンドでのリードギターに匹敵するので、このチャボさんのYOUTUBEが非常に参考になろうかと思います。だんじり鳴り物には基礎練習というものはなく単に実践的な練習だけで(昔は)、YOUTUBEのような基礎練習を積み重ねれば聴衆に訴えるフィルインの多いテクニカルな大太鼓が披露できるのでは。まぁ何も身体だけでなく、脳ミソの考え方も文系や理系に偏らず万遍なくインプットし文化芸術に触れる事によって、ニュートラルを保て正しく判断できるのではないでしょうか。そして今日から朝の15分ストレッチの中で、静止ストレッチの左を右より2秒長くして、脇腹強化の片足上げを左を10回多く上げるようにします・・・(汗)。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2021.11.04
コメント(0)
ドラムのテクニックに「フラム」というのがありますが、実はこのテクニックをだんじり祭りの大太鼓に無意識に使っていました。それも小学生の頃から。何故知っていたのか・・・?50数年前の町内のだんじり祭りに、毎年岸和田から大太鼓を叩きに来ていた人に習ったのです。今では他町の太鼓を叩くなんて考えられませんが、昔はだんじり祭り本場の岸和田から来たのですから、情けない話「どうぞ、どうぞ叩いてください」みたいな感じでした・・・(笑)。当時は町内の鳴り物は横笛以外はテキトーで、学ぶべきものは残念ながらありませんでした。それだけ木島地区5町の中で名越が1番ショボかったのが子供心を傷つけました・・・(涙)。子供だった私も年に1回の本場の叩き方を学ぶチャンスでしたから、テクニックを盗もうと子供なりに必死でした。この3,4年の経験が私のだんじり鳴り物の基本だったのです。時には小太鼓の練習の時に子供にはキツイ駆け足4番の早いテンポを叩く時に、2.、3分も叩けば二の腕が痛くなり止めたくなりますが、そのタイミングでオジサンの師匠から「ココで止めたらあかんド!手ちぎれるまで叩け!」と叱咤され泣きそうになりました。しかし我慢し続けると、不思議と叩けるようになるのです。所謂コツを掴むというヤツです。「これだ!これで1時間でも2時間でも叩けるぞ!」と子供心に叫びました。平たく言えば、空手でもウインドサーフィンでもあるような「脱力」テクニックという身体の使い方です。この感覚を子供の時に、だんじり鳴り物で掴んだのです。それから青年団を卒業するまで10数年、祭になると朝から晩まで何時間叩いても疲れませんでした・・・(笑)。イヤな事は1分もしないうちに欠伸ができますが、好きな事は長時間ヤッテも疲れない・・・という事です。この好きな事に集中する経験が大事なのです。好きな事を見つけられずに長い人生を終える人も多いですが、ある意味好きな事が見つかって良かったのです。当時は町内だけでは飽き足らず、試験引きの夜などはだんじり小屋を閉められたので、隣村の森や熊取まで、ハタマタだんじり本場の岸和田の中町まで他流試合的に叩きに行きました。特に中町は、試験引きの休憩時間を見計らって叩かせてもらいました・・・(汗)。65歳の今でもそれなりに叩けるというのも子供の頃からのキャリアの蓄積ですが、駆け足4番(早いテンポ)を2分も叩き続けると、流石にスタミナが切れますが・・・(笑)。と言うかYOUTUBEにアップしている動画もそうですが、40歳を超えて青年団とセッションするなんて恥ずかしいので、1杯ビールを飲んでから叩いているのでタイミングが多少ズレているのです・・・(笑)。しかしフラム・テクニックはちゃんと使っていますし、2分だけ思いっきり叩くと上腕がパンパンにバンプアップしますので、叩いた後にプロテインを飲むのも忘れません・・・(笑)。酔った勢いで思いっきり太鼓を叩けば余計に酔いが回り、あとでプロテインを飲んでも身体に悪いでしょうねェ・・・(笑)。という事で、だんじり太鼓の叩き過ぎで、大学に入ってからロックドラムを始めた訳ですが、和太鼓のフィルイン(おかず)が身体に染みついているのか、どうしてもドラムを叩いてもだんじり的(っぽく)になっているのが長年の悩みですが、ウインドサーフィンでもロングボード(ウインドサーファー艇)の乗り過ぎで「後傾ジャイブ」が身体に染み付き、今のショートボードの「前傾ジャイブ」が恐ろしくてなかなか出来ないのも長年の悩みだったのと同じです・・・(笑)。身体に染み付いたモノというのは脳ミソにもこびり付き、頭ではワカっていても中々「切り替え」ができないモノです・・・(涙)。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2021.10.26
コメント(0)
弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「別館」1階)はWiFi設備が充実しています。WiFiがあるスタジオなんて実は非常に少ないのが実態で、学校や公共スタジオではまずありません。WiFiが本格的に普及してまだ数年ですから、それ以前に出来たスタジオではWiFiを導入したくても後付け工事が難しいのです。もし工事に失敗して針の穴が空いたら、そこから音が漏れますので工事に非常なリスクが伴いますので、WiFi工事に二の足を踏んでいるスタジオが多いと思います。弊社の場合は、オープン時にWiFi工事をしていますので防音対策はバッチリです。後で考えれば、このスタジオのフリーWiFi設備が他社との差別化を図るターニングポイントだったかも知れません・・・(汗)。何故なら、スタジオ会員さん約1700人の70%がWiFiが必須の10代20代だからです。WiFiがあるお陰で、ツイッターやインスタグラムでスタジオ0724で練習した事を発信してくれているのがスタジオの宣伝に繋がっています。その現象に便乗して、ドラムのバックにスタジオフラッグを別注で作り、より目立つようにしました・・・(笑)。これが結構好評なんですねェ・・・まぁしかし最近そのWiFiを利用して、チャボさんのYOUTUBEドラムレッスンを見ながら、スタジオのヒマな午前中にドラム練習をやっています。ミキサーにスマホや小型PCを繋ぎ、シンバルスタンドに簡単に取り付けができるスマホホルダーや譜面台に端末を置いて見ながらドラムを叩きます。ドラム上達にはドラムレッスンをリアルに受講するのが1番イイのですが、時間的にも自由なYOYTUBEをほぼ毎日見ながら練習しているのですが、スタジオ会員さんもこのパターンでドラムを独習する人がメチャ増えています。他にリアルタイムで、ZOOMによる双方向のオンラインのドラムレッスンを受講する人も最近増えています。講師も生徒もそれぞれスタジオを利用しますので、オンラインレッスンが増えるという事は、スタジオ需要が増えて弊社にとってもメリットですし、ドラム講師もレッスン生もWiFiを利用する事によってビジネスもドラム上達の可能性がグンと広がったという事です。これでスタジオもドラム講師もレッスン生も、近江商人の経営哲学のように「三方よし」で社会貢献できて言う事なしです。スタジオに生ドラムセットとWiFiという自宅ではデキない環境が、スタジオを利用する事によってドラムをスタートさせる敷居をグッと下げるのです。ホンと、WEBによる時代の流れと楽器レッスンの未来を感じますねェ・・・40数年前はレコードかカセットテープの耳コピしか出来ずに、結局ナニをどう叩いているか余りわからないまま1年半でケツを割ってしまいましたので、YOUTUBEのように動画で見れることがどれ程素晴らしい事かを実感します。自宅で音をしながら電子ドラムを練習するより、みなさんWiFiがあるスタジオで生ドラムを「思いっきり」叩きましょう!という事で、チャボさんのYOUTUBEは生徒目線に合わせたレッスンで、トレーニング動画に合わせてドラム叩く事によって上達に直結するような気がします。単にリアルなドラムレッスンを受けるだけでは上達は難しく、学校の勉強と一緒で授業だけでは学力向上は難しく、スタジオで「復習(トレーニング)」をしないと上達しません(自宅で復習しないと学力向上が望めません)。40数年前の夏に、自宅の土蔵で汗だくになりながらモノラルのカセットレコーダーのCCRの「スイートヒッチハイカー」を耳コピしながら叩いていた自分が・・・何とも愛おしいです(笑)。そしてカッコイイなぁと思うドラマーはホワイトスネイクやフォリナーで活躍したクリス・フレイザーで、彼の動画を見ながらドラムテクを盗み、ついでに英語の勉強もするのです・・・(笑)。英語の勉強を心理学的にも、自分が興味のある趣味から入るというのもポイントですから。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2021.10.21
コメント(0)
5年前から40数年ぶりにドラムを再開してから、ドラムに限らず色んな「ビート」のリズムがどうも気になります。音楽を聴いても、自然と脳ミソで「一体どうやって叩いているのか・・・?」とスネア、バスドラ、タム、ハイハット、クラッシュシンバル、ライドシンバル・・・とイマジネーションでドラムの叩き方を分析してしまうのです・・・(笑)。そんな中で、親戚の法事でお坊さんが叩く木魚の叩くビートがどうも気になるのです。よくよく聞いてみると、木魚のビートサウンドはドラムで言う「裏打ち」なのです。親戚には浄土宗のお寺関係が多いので、ちょっとした法事となると10人以上のお坊さんの壮大な読経が始まります。これに和太鼓の中太鼓くらいのバカでかい木魚の「裏打ちビート」で本堂全体が一種独特のグルーヴ感に包まれます。この雰囲気は、一般の人にはまず経験できないでしょう。これまでこれが普通と思っていましたが、ドラムを再開した事によって、これが普通でないと悟ったのです。その法事のリズム隊である木魚担当の旧知のお坊さんに「裏打ちやねェ~」と聞くと、驚いたように「そうなんです・・・そんな事聞くの笹谷さん初めてですよ・・・」と。この裏打ちビートは浄土宗独特のもので、歴史的に調べてみるとこの「裏打ち」ビートは「間打ち」と言われ、木魚がお経の意味を失わせると言うことに対する浄土宗の対応だそうで、「間打ち」だとお経を切ることがありません。「間打ち」の反対の「頭打ち(ドラムで言う表打ち)」のように発音と同時に打たないことで、あくまでもお経が主体でありお経の意味を切ること無く唱えられお経に対する配慮らしいです。正に「裏打ちサウンド」に隠された歴史的な意味合いがあったのです。空手の型でも一般の人から踊っているようで格闘に役に立たないように見えますが(型の分解すると相手を倒す技が隠されているという意味が分かる)、何でも意味があるのですねェ・・・という事で、木魚とドラムが結び付く発想なんて誰も浮かびませんが、長く生きてきた中でたまにこのように「ハッと」する事があり、今回の木魚の「裏打ちビート」はその世界にドップリ浸かっていると分からないモノも、あるキッカケで「視点を変えて」見えてくるという好例です。問題はどこで?そのキッカケを作るかですが・・・やはり私の場合は「40数年ぶりにドラム再開」という行動にあったのです。やはり当たり前の事ですが、頭の中でグルグル考えるだけではコトは何も起こらず新しいアイデアも湧かないのです。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2021.05.13
コメント(0)
先日、日本を代表する「村上”ポンタ”秀一」さんの訃報を聞いて驚きました。まだ70歳だそうです。どう考えても、早すぎます。本当に惜しい人が亡くなって非常に残念です。「スタジオ0724」のWEBサイトのトップページにある私のピンナップ写真の背景は、実は村上氏のドラムセットなのです。数年前に泉佐野のライブハウス「音楽倉庫」さんでのポンタさんのライブで撮りました。普通は演者の前で聴くものですが、主催者の配慮でポンタさんの真後ろの席で聴かせて頂いたのです・・・(涙)。イヤ~ 目の前50㎝の被りつきで聴く、ポンタさんのドラム演奏に感動しました。流石だなぁ・・・と。昔フォークバンドの「赤い鳥」の超有名曲「翼をください」という曲が、フォーク調から急にロック調に変わって驚いたことがありましたが、その時のドラマーがポンタさんだったんですねェ・・・ポンタさんは生粋のスタジオミュージシャンで、文字通り「一生現役プレーヤー(ドラマー)」を貫いてきた生きざまに感動します。フォーク、ロック、ジャズ、歌謡曲、演歌、アニメソング、フュージョン・・・幅広いジャンルのレコーディングやライブに関わり、大御所だからと言っても全国各地の小さなライブ会場にも足を運んだという「一(いち)ドラマー」としての行動力にはホント感服させられます。古い言い方ですが「男はこうありたい(一生現役)」です。私は差し詰め、一生現役「零細企業経営者」でありたいです。あくまでも従業員を雇わず企業規模を拡大せずに、5つのビジネスでリスクを分散し景気の波を超えやすいコンパクトにまとめたファミリービジネスに徹するのです。昨年からボチボチ後継者の娘に仕事を譲っていますが、10年後にほぼ100%代わっても、残り2,3%は死ぬまで仕事に関わりたいです。という事で、自分では100歳まで生きたいと思っても、いつどうなるか?なんて誰もわかりませんから、いつ病気や交通事故で亡くなっても仕事に支障のないようにするのが私の今のミッションですから、今正に一生懸命「事業承継」しているのです・・・(汗)。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2021.04.05
コメント(0)
2年前のブルーノート・ハワイでのBS&T(Blood, Sweat & Tears)のライブで、ドラマーDylan Eliseのドラムパフォーマンスに度肝を抜かれました。所謂スティック回しというヤツです。最前列の被りつきで見てましたので、彼との距離は5mほどです。感動なんて殆どしなくなった年になりましたが、こればかりは感動しましたねェ・・・(笑)。バンドで目立つのはどうしても前面のギターで、ドラムは後ろの方で演奏して目立たないからこそ、こういったスティック回しのようなパフォーマンスの練習をしておくと観客にもドラマーの熱意が伝わるでしょうし、単にドラムの8ビートを叩く練習する以外に、こういった「遊び感覚」を取り入れる事によってドラムがより一層楽しくなると思います。所謂、芸の幅が広がるのです。そうなれば、ライブへの意欲も高まるでしょう・・・BS&Tはアメリカで1960年代後半から1970年代にかけて活躍したシカゴと同じジャズ系のブラスロックバンドで、デビュー当初の "Spinning Wheel"の世界的大ヒットで有名ですが、何十年も来日公演もなくメンバーチェンジも頻繁に行われていますので、このドラマーDylan Eliseを知る人は殆どいないと思います。そんなこんなで、ごくごく最近私もこの「スティック回し」にチャレンジしています。今は便利な時代で、何もどこかに習いに行く必要はなく、チョットした事ならYOU TUBEで十分です。まぁ、「やろう!」と思えば、年なんか関係ありませんからね。主に両手の指と手首の運動ですのでボケ防止に繋がるでしょうし、何よりコレが出来たらカッコいいでしょう・・・(笑)。カッコいいモノを求めるのは何も若者の特権ではなく、ジイサンでも求めたがるのは人間の悲しい?サガです・・・(笑)。Dead DaisiesのGFRのカバーを叩くClufetosのスティック回しが何ともカッコイイ!だんじりの和太鼓もドラムで、セッション的に小太鼓がベースで大太鼓がリードギターの役目を果たしアドリブが命ですが、テクニック的にフィルイン(テクニック)が殆どなく単純なので、リズムさえ狂わなければ年とっても駆け足4番をテクニック的に引力の法則を上手に利用すればパワーを引き出せ何とか合わせられますが、ドラムは両手両足を駆使したフィルインを沢山覚えなければサマにならないところが魅力であり(奥が深く)難しいところです・・・(汗)。という事で、最近はドラム練習中にスティックを落としたり、ウインドサーフィンでも沖へ1往復するだけで腕がパンパンに張れ握力低下を自覚します・・・(涙)。すべて加齢による二の腕から手首~指の握力低下が原因ですが、これがなかなか鍛えるのが難しいのです。毎朝の20分足らずのストレッチタイムの中で拳立て伏せ20回の後で、肘を10度くらいしか曲げない浅い指立て伏せを10回しかしていませんので、鍛えるほどまでには至っていません。このスティック回しの練習で「ボケ防止」だけでなく、握力維持でドラムとウインドサーフィンにも効果を期待できるか・・・?「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2021.04.04
コメント(0)
このところ毎朝、ドラムとギター交互の練習で忙しいです・・・(笑)。ギターは全くの初心者なので、コードを抑える指の訓練がボケ防止に繋がりそうです・・・(笑)。一方ドラムの方は、レッスンから半年以上遠ざかっていますので、音楽に合わせて完コピをしたり、自分勝手に適当に叩く「フリードラミング」が中心です。フリー・ドラミングと言っても、これまでレッスンで習ったテクニック(フィルイン=おかず)を中心に、アレコレ適当に混ぜるのです。これが結構オモシロいんですねェ・・・全く初めての有名ドラマーが叩いている完コピを見よう見真似しながら、これまでレッスンで習ったテクニックも取り入れながら叩くのです。何百何千曲も聴いていると、似たような叩き方を発見すると「ヤッター!」となのです。そして、自分オリジナルの叩き方を編み出すのです。何のことはない、プロドラマーのような難しいテクニックを駆使できませんので、自分の実力に応じて適当に合わせて叩くだけです。しかし、これは自分的には大満足です。それでイイのです。それをレッスン曲にして1から教えてもらい、新しく難しいテクニックを習得を目指すのです。要は、コレの積み重ねです。13年前に宅建士の試験を受けましたが、癖の強い国家試験なので(受験者数が多いので落とす試験、毎年受験者数約20万人で合格率約16%)受験テクニックを覚える為に「過去問」ばかり何十回も読んでいました。とにかく過去問を繰り返し「読むだけ」の受験勉強でした。当時毎日12時間仕事していましたので絶対的に受験勉強に費やす時間が不足し、いちいち考えて過去問を解くのは時間的にも絶対NGだったのです。試験に合格するのが目的で、宅建士としての本当の実力養成は合格後の実務経験の積み重ねなのです。ドラムも一緒みたいなもので、とにかくテクニックのフィルインを繰り返し覚える事が第一です。だんじりの和太鼓は割と単純で、大太鼓にフィルインがあるくらいで、小太鼓や鉦や横笛は演奏方法は決まっています。和太鼓はフィルインよりもパワー養成とリスト強化の方が大事で、水平打面の大太鼓は上腕三頭筋と大胸筋、垂直打面の小太鼓は上腕二頭筋と三角筋を鍛えるのが効率的なので、たまたま当時頻繁にやっていた空手の準備運動である「拳立て伏せ」が有効だったのです・・・(笑)。まァ言い方を替えれば、個性を出せるのは大太鼓だけです。ドラムでもフリージャズなんか、100%個性丸出しです。思い出すのは、中学時代の陸上部の走高跳です。背が低かったので一般的な正面飛びではなく、「何とかしてもっと高く飛びたい」という願いから自宅のダブルベッドで母親のお越しの紐をバーに見立てて「違った飛び方」研究の極秘練習を重ねました。当時は学校の砂場には着地用のマットが無かったので、着地で手を突っ張るのはNGでしたので、受け身も一緒に考えなければなりませんでした。前年がメキシコオリンピックで、世界初の全くこれまでの常識を覆した背中から跳ぶ「背面飛び」でフォスベリーが男子走り高跳びで優勝し、世界中を熱狂の渦に巻き込みました。その影響で「ワイも何か新しい跳び方で・・・」というのがあったのです。何ヶ月か経って、ついに自分オリジナルの飛び方が完成しました。ベッドを壊してしまって、親父からこっ酷く怒られましたが、怒られた甲斐がありました・・・(笑)。そして、それを部活での砂場で初披露したのです。自分でも、実際どんな飛び方になるのか心配だし不安でした・・・(笑)。結果、それなりに飛べて大満足でした。フォームも自分で言うのも何ですが、なかなかカッコ良かったです。フォーム的には「ぎっちょ(向かって右からの助走)のベリーロールみたい」な感じでした。そして学内の陸上大会の1年の部で走高跳で優勝し、大いに自信を得たのでした・・・(涙)。ドラムも和太鼓も走り高跳びも自分なりに「妄想力」を総動員し、試行錯誤の上で自分オリジナルなスタイルを築く事が何より大事で、結果的にそれが社会人になって勉強よりも役立つのです・・・(笑)。勉強も大事ですが、遊びも大事というのはソコだったのです。しかし遊びが大事だなんて、若い頃は知る由もありませんがねェ・・・(笑)。学校では妄想力を学べませんが、音楽には経営と同じように妄想力が必要なのは、ゾゾ創業者の前澤さんがプロでバンド活動していたり、元ソニー社長の大賀さんが声楽家だったりと、結構ミュージシャンと経営者の二足草鞋を履いている人が多いと思います。という事で、各日のフリー・ドラミング練習でアレコレ妄想力を掻き立てる事によって、それを是非ビジネスに結び付けたいと思います・・・(笑)。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2020.06.22
コメント(0)
3月1日から弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」は臨時休業していますが、誰もいなくなったスタジオで毎朝1時間ドラムの練習をしています。スマホに入っている音楽やYOU TUBEに合わせてドラムを叩くのですが(スタジオにはWiFi完備)、その「耳コピ」が約50年前の高校時代オーケストラ部でトランペットを吹いていた経験が役立っているかも知れません。オケ部でクラシックや映画音楽を演奏していたのですが、残念ながら私の役割はサード・トランペットというハモリ専門です。旋律を吹くファーストとセカンドは中学時代の経験者で私より上手でしたので、高校からトランペットを始めた私と実力の差が歴然だったからです・・・(涙)。この差はどう逆立ちしても埋められず、高校入学初っ端からストレートパンチを食らった感じでした・・・(笑)。この差をとうとう3年間埋められなかった事が、イイ意味でも悪い意味でもその後の私の人生に大きく影響を与えました。高校入学当初の5教科の学力差が無くても、それ以外の楽器演奏力や運動能力や芸術力の差があれば、人間的に劣等感に苛まれるのが青春というモノです・・・(笑)。当時の鳳オケ部は、堺の陵南中学や上野芝中学といった全国的レベルの吹奏楽部出身者ばかりでした。特に女子の多くは、オケ部の担当楽器以外にピアノが出来る事に驚きました。それに対し私は、楽器の丸っきりの初心者。そりゃもう毎日「穴があったら入りたい」的な気分で、部活に励みました・・・(笑)。「やはり勉強以外の経験も、人生に於いて大きくモノを言うなぁ・・・」と。当時30~40人のオケ部全体の中でサード・トランペットというポジションで、管楽器のトロンボーンやユーフォニューム、木管楽器のクラリネット、弦楽器群のビオラやバイオリンやウッドベースといった他のパートの音を譜面を見ながら注意深く聴きながら自分の音を出すという練習が、今のドラムの練習で役立っているかもしれません?もちろんYOU TUBEの音楽には譜面はありませんので、「耳コピー」の文字通り自分の耳で聴き分けます。「一体、ナニをどうやって叩いているのだろうか???」と。1番は自分のドラムの各パート(スネア、タム×2、フロアタム、バスドラム、ハイハット、クラッシュ×2、ライド、チャイナ)のどれをどのタイミングで叩いているか・・・???バスドラムを聴き分けるのに、同じ重低音のベースの音が邪魔になります・・・(笑)。カッコよく言えば、オトを細かく分析するのです。シカゴのピーター・せテラがベースを弾きながら、よくリードボーカルやっているなァと感心するくらいベースのリズムは私にとってよく分かりません。同じくシカゴのギターのテリー・キャスもたまにリードボーカルをする時がありますが、シカゴの初期のアルバムはレコードとライブは同じ演奏というのが「ウリ」でしたから、よくもまァリードギターを弾いていたなァと感心します。ドラムを叩きながらボーカルを取るのも、日本ではつのだひろ、稲垣潤一、森高千里、シシド・カフカ、海外ではGFRのドン・ブリューワー、カーペンターズのカレン、フィルコリンズ・・・楽器を演奏しながら歌を歌うなんて、神様か・・・信じられません。ドラムを叩いていて、フィルイン(一定のパターン演奏を繰り返す中でパターンの最後、もしくは楽曲の繋ぎ目の1~2小節で即興的な演奏を入れ、変化をつけることを指す)の時は上半身(両手)に集中しがちで、どうしても右足(バスドラ)が疎かになりがちです。バンド演奏でギターのように間違えれば目立ちますが、まァ学校ではありませんし、何もしゃくし定規にドラムを完コピする必要はなく、多少間違ってもリズムさえ狂っていなければ、別にどうって事はありません・・・(笑)。YOU TUBEを見ていると、同じ曲でもプロドラマーのカバー演奏はオリジナルの叩き方と違って非常に参考になります。「こういう風に叩きたいなぁ・・・」とか「あの人の叩き方カッコイイな・・」とか自分の目指すドラムを追求するほどオモシロいものはありません・・・(笑)。その点、だんじりの和太鼓は割と単純です。文字通りドラムは両手両足の4つを使いますが、和太鼓は上半身の両手2つだけですから。テクニック的な事は少なく、パワーが大半を占めるからです。その為にリスト(手首)強化と共に、水平打面である大太鼓を叩く時は上腕三頭筋、垂直打面の小太鼓を叩く時は上腕二頭筋を鍛える、といった具合に腕全体を鍛えるのがより効果的です。これに役立つのは、空手の「拳立て伏せ」というのは殆どの人は知りません。と言うか、空手をやっている者でだんじりの鳴り物の経験者は殆どいないからです・・・(笑)。「空手」と「だんじり鳴り物」の2つを結びつける「発想」こそが、ビジネスにも役立つのです。学校の勉強ももちろん大事ですが、ビル・ゲイツが言っていたように、学校外の無駄のようなイロンナ経験が、その何十年後に回わり回わって「繋がって」役立つ場合が結構多いのです。とにかく若い頃は、欲望のままにイロイロ好きな事にチャレンジし、達成感を味わったり、傷ついたりするのがイイのです。それがシニアになってから、きっと役立つ日が来るのです・・・(涙)。という事で、歌全体を注意深く聴いて楽器の分析する作業は、空手の型の分解によく似ています。頭の中で、立体的に音(挙動)を掴む感覚が・・・1つの歌を仕上げるのは、1つの型を仕上げるのと似ているのです。イマジネーションや妄想の訓練になります・・・(笑)。そんなこんなで、コロナの影響で皮肉にも私のドラムの腕が格段と上がったかもしれませんが、5月31日まで休業とは誠に残念です・・・(涙)。まだ分かりませんが、6月1日から再開したとしても、いきなり全開ではなくソロリソロリという感じになろうかと思います。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」「貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2020.05.13
コメント(0)
先日から1月の脊柱管狭窄症の手術のリハビリとして、ドラムの練習を再開しました。11月のハワイ・ロングステイ前から、実に4か月ぶりの練習です。少し汗をかく程度に適度に両手両足を動かし頭も使いますので、手術のリハビリだけでなくボケ防止にもイイのです。Foreigner「Feels Like The First Time」、 Bad company「 Rock and roll fantasy」、Led zeppelin 「Trampled under foot」、Deep purple「 burn」、Van halen 「jump」、ToTo 「georgy porgy」、Chicago「 25 or 6 to 4」・・・ 過去4年のドラムレッスンの課題曲です。ドラムの左手にある16”クラッシュシンバル・スタンドのスマホホルダーにセットしたスマホでYOU TUBEを見ながら、ジョン・ボーナムになったつもりで、ジミー・ペイジの唸るギターとロバート・プラントのシャウトを身近に聴きながらノリノリで・・・(笑)。大好きな曲を叩くのは、どんな美味しい料理より自分のココロと身体にとってメッチャおいしいのです。もちろん技術的に全然ダメでしたが、そんなの関係ねェ・・・チョットずつ慣れていって楽しむのが目的です・・・(笑)。思い起こせば昨年12月のハワイ滞在中に腰痛になり、帰国したら治るだろうと思っていましたが・・・ところが悪くなる一方でした(汗)。12月から1か月の間、朝風呂に30分入って身体を温めたり、ペインクリニックでブロック注射を打ってもらったり、痛み止めの薬を飲んだり、整体に行ったり・・・出来うる限りの処置を施しましたが何の効果もありませんでした・・・(涙)。後遺症の可能性の事も考え、最後の最後まで手術はしたくなかったのですが・・・30年間の腰痛の悩みを解決する為に思い切って手術を決断。ダラダラするのは止めようと。何にしても、「思い切った決断」が大事というのはこれまでの経験で学びました。手術前の脊髄腔内に造影剤を注入した時は死ぬほど痛かったのは、MRIでは見えなかった30年来の腰の悪化が余程進んでいたようです。ある意味、私の腰が最後の悲鳴を上げていたのです。手術後は当然痛みもありましたが、徐々に回復してくる自分の身体の治癒力に驚きました。案外丈夫やん・・・自分の身体が。リハビリに週一通い、今月から自分オリジナルの「15分ストレッチ」をボチボチ始めました。この調子だと、4月末には元通りに回復して夏のウインドサーフィンには十分間に合いそうです・・・(笑)。「ウインドだけは絶対止めたくない・・・」と願っていましたから。毎週火曜の「ボランティア空手」も1月からまだ休んでいますが、こっちの再開はもっと時間が掛かりそうです。これからの運動は軽めのドラムを中心とし、ウインドサーフィンは春から秋の6.7と5.3にとどめ、空手はストレッチ+基本(突き、蹴り、受け)+型といった運動強度を最大心拍数の約70%までにとどめます。ストレッチと自重筋トレを中心に、私の老体のウイークポイント(腰、膝、首)を抑えた負担の少ない慎重策を取っていこうと思います。という事で、ウインドサーフィンより軽い運動としての「ドラム」をリハビリの一環として先日から始めた訳ですが、3月1日から臨時休業して誰もいない音楽スタジオでドラムを叩いていても妙に寂しく感じます・・・(涙)。4年前に全くのゼロからスタジオを始め、手塩に掛けて育てたスタジオの会員数が1400人にもなろうとして、これから泉州のミュージシャン達が盛り上がろうとしている矢先に・・・(涙)。4月30日まで臨時休業の予定ですが、それまでに再開できればいいのですが・・・しかし、今年で私も64歳。もう自他とも認める立派なおジイちゃんです・・・(笑)。本当に無理はできない年齢です。100歳まであと36年生きたいのは山々ですが、平均寿命ならあと18年しかありません。18年前は46歳ですから、アッという間に18年経って64歳になった訳です。なので、もっともっとアッという間に18年経って82歳になってしまうのです・・・(驚)。年を取るほど時間が過ぎるのが早いですから。現実問題、18年後にこの世から消えてなくなると思えば、何か焦りと言うか複雑で寂しい気持ちです・・・(涙)。もちろん、1年後に病気や交通事故で亡くなるかも知れませんし、90、100歳までピンピンしているかも知れません。人生どうなるかなんて誰にもワカラナイのです。だからこそ、とにかく毎日毎日悔いのない人生を送り(時間を過ごし)、最後は「俺の人生は最高で楽しかった!」と叫びたいです。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」「貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2020.03.18
コメント(0)
だいたい毎日1時間ほど、まだ誰もお客さんが来ない早朝のスタジオで一人ドラムを叩いています。両手両足を使い、ドラムレッスンで習った事を動画を見ながら思い出し叩きますので、結構これが頭を使うんですねェ・・・また好きな曲をBGMに楽譜を無視して適当に叩くのも、脳を開放してストレスフリーにさせてくれます・・・だんじりの大太鼓にも共通しているのは、このアドリブ奏法です・・・(笑)。本来ドラムや和太鼓にしても「タイコ」というのは、そういうものだと思います。まァ、ドラムは頭も身体も「適度に」使うので、実に老化予防にイイのです。しかしディープ・パープルとかレッド・ツエペリンやバン・へイレンといったハードロック系を15分も連続で叩けば、朝から疲労困憊しますが・・・(笑)。まァ、メローなロックバラードをゆっくり味わいながら叩くのも、身体を癒してくれます・・・毎朝「ストレッチ&自重筋トレ」を自宅で15分していますが、もうかれこれ30年以上続けています。これに毎朝1時間のドラム練習も加えると、60オーバーの私にとって最高のアンチエイジングになっているかも知れません・・・更に毎週1回スタジオで行っているボランティア空手の練習と、だいたい5月から11月のウインドサーフィン・・・これ以上運動すると明らかにヤリ過ぎです・・・(笑)。普段から5つの仕事で動き回っていますので、本当はこれだけで充分イイ運動になっているんですけどねェ・・・血圧が高く薬を飲んでいますので、脳梗塞にならないように自重による拳立て伏せや腹筋運動の時は呼吸を止めないようにしてます。40年前の20代前半に和泉大宮にあったプロレスラーが作ったボディビルジムに空手とウインドサーフィンの補強運動で本格的に2,3年通ったり、その後40歳くらいからスポーツジムでチョコチョコと筋トレマシンをしていましたが、3年前にジムから足を洗ってからは血圧に悪く呼吸を止めがちな10RM的な運動をキッパリ止めました。普通に考えても、60オーバーになって「力んで」運動をするのは身体に良くないでしょう・・・身体に無理のない運動、慣れた運動の中で全身(上下、左右、前後)をくまなく鍛えるのがベストと考えました。なので「老後の運動」というのを考えれば、織物時代に痛めた腰の事もありますし、これからは膝や腰に大きく負担のかかるウオーキングやランニングをせず(自転車はOK)、新しいスポーツや運動(動き)もせずに、左右バランスが取れ独特のテクニックを駆使する慣れた3つのひとりでできる運動(空手、ウインドサーフィン、ドラム)だけをする事にしました。この「ひとりでできる」というのがポイントで、気が向いたら何時でもできますし、人に気を遣わなくてイイのがグッドです。そしてそのベースとして、毎朝の「15分間ストレッチ&自重筋トレ」があるのです。60オーバーになっても毎日割と元気に、身体的には殆ど病気もせずに、精神的にも安定して気力が充実し、旅行以外は土日関係なく殆ど毎日仕事できているのも、これまで40数年に渡って「適度に鍛えてきた」からだと思うのです。この「適度に鍛えてきた」というのは、言葉を代えれば「中途半端にやってきた」と言えると思います・・・(笑)。自分なりに一生懸命やってきましたが、結果的にトコトン努力もできず(本当の限界まで追い込む事もできず)才能もなかったので、大した戦績も残せなかったのです・・・(涙)。ウインドサーフィンだけ全日本選手権に出場したりローカルレースで優勝したりしましたのでチョットだけ自信を持ち、就職試験でヤマハ発動機やミズノといった当時ウインドサーフィンビジネスに新規参入しようとする大手企業を受けましたが見事落とされてしまいました。結局ミズノは参入せずヤマハだけウインドサーフィンを製造販売しましたが、その後すぐに世界的にブームが去ってしまうと同時に撤退してしまいました。それが60オーバーのシニアになって、逆にそれがヨカッタのです・・・「不幸中の幸い」という事か(笑)。弊社「スタジオ0724」のドラムレッスン生も総勢40人くらいになりましたが、小中学生が一番多いですが、その次にシニアの方が多いのは、たぶんアンチエイジングを意識しているのではないでしょうか・・・?ドラムレッスンの通われている生徒さんは、年齢は幼稚園児の4歳から70代で男女比は半々といったところで、正に老若男女がワイワイ楽しむ・・・といったビジネス的にも非常に珍しいマーケットと言えるでしょう。まぁ、左右バランスよく身体を使う個人競技の空手とウインドサーフィンをやってきたことによって、経営者にとって必要な判断力を養えた事がヨカッタとも思います。そういった運動系を意識しながら、だいたい夜9時か10時に寝て目覚まし無しで(ストレス低減のため)朝4時か5時に起きるという睡眠のゴールデンタイムを意識した「早寝早起き」習慣と、総カロリー数制限と胃腸を休める事と花粉症対策を意識した「1日2食の朝抜きダイエット(毎日プチ断食)」といった既に長年実行している2つの生活習慣も加え、健康寿命を1年でも伸ばそうと考えています。という事で、ここ3年の仕事は音楽スタジオに「肩入れ」し過ぎている懸念がありますが、若い頃は儲け(利益)と仕事の充実感が比例していましたが、60過ぎるとそうでは無くなった自分に驚きます・・・もう子供たちも結婚し独立した老後の人生の充実感を得るのは、仕事オンリーだけではダメだと。60超えると、仕事の「仕方」を方向転換しないと。平たく言えば、「もっと仕事をオモシロく・・・」です。自社の土地と建物で「無借金経営」でスタッフを誰も雇わずトランクルームの片手間に自分一人で2室のスタジオ経営をしても儲けは少ないですが、「音楽スタジオ」経営を通じて泉州の音楽文化の底上げに繋がるという、ある意味社会貢献をしているという充実感です。大阪最安値に料金設定をしていますので、値上げをすればスタッフも雇えて私も楽になりますが、それじゃ社会貢献になりません・・・(笑)。まぁしかし、スタジオ会員さんは練習後の笑顔がサイコーです・・・「あ~楽しかった」と。これを見れば、明日へのスタジオ経営の活力になるのです。にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2019.06.22
コメント(0)
このところ、ドラムレッスンの無料見学会に何人も訪れて来ています。不思議と、小中学生男子が多いですねェ・・・幼稚園児のお父さんからもオファーがありましたが、バスドラムのペダルに足が届かないので、小学校3年くらいになってから、また連絡下さいと丁重にお断りしました・・・(笑)。「子供の頃からドラムを習いたい・・・」という潜在需要が泉州エリアにあるんですねェ・・・(驚)。大昔から泉州エリアにあるだんじり祭りの「太鼓文化」のDNAが根底にあるのか・・・?あの「ドーン!」という重低音の大太鼓の響きと「トコトン、トコトン・・・」という鳴り物のリズムが、赤ちゃんの頃から染みついているのでしょうか・・・?しかしドラムって、第一カッコイイじゃないですか!コレですね・・・始めるキッカケに1番多いのが。私もドラムや空手を始めるキッカケがそうでしたから・・・(笑)。男の子はいつの時代でも、カッコイイものに憧れるモノです。しかし、何でも若いうちから始めるのが1番です。私も20歳の頃に中古のドラムセットを買って、自宅で1年半の経験があったからこそ60歳で割とスムーズにリ・スタート出来たのだろうと思います。それでも、目標は「なんちゃってドラマー」ですが・・・(笑)。小中学生の参加でドラムレッスン生も、小学生から60代まで年齢層が幅広く男女の比率も半々くらいになりました。人数も15人に増えました。年末までに30人が目標で、今はレッスン日は月曜がメインで水曜にもたまに開講している程度ですが、年末には月曜と水曜の昼から夜までがドラムレッスンのスタジオ予約がパンパンになっていることでしょう・・・(笑)。小中学生は吸収も早いので、5年後には彼らも相当上手くなって、泉州の高校軽音部を引っ張っている存在になっているかも知れません。そうなってくれれば、ナンとも嬉しい限りです・・・(涙)。やはりバンドの要はドラマ-です。ドラマーがしっかりリズムを刻めば、その他のパートが演奏しやすくバンド全体が盛り上がりますが、ドラムのリズムが狂えばバンド全体がガタガタになります。そういう意味で、ドラマーを養成することに大いに意義があるのです。ドラムはだんじりの鳴り物の小太鼓と一緒で、小太鼓が刻むリズムが狂えば、大太鼓もアドリブ(フィルイン)を効かせなくなり、笛や鉦も合わせられず鳴り物全体がガタガタになるモノです・・・やはり鳴り物チームも、正に音楽のバンドですから・・・2,3年前に、地元名越の小太鼓担当の高校生に「iPhoneのメトロノームアプリをイヤホンで聴きながら小太鼓を叩いたらどうや?」とアドバイスしましたが・・・遅いスピードならまだ誤魔化せますが、4番のスピードが速い駆け足になるとボロが出てアドリブどころかタイミングを合わせるのが精一杯で、よくある単調な「ドン、ドン、ドン・・・」としか叩けません。これじゃ、大太鼓の醍醐味(リードギターのアドリブみたいなもの)を味わえませんし、聴いている方も何もオモシロくありません。今では信じられないエピソードですが、小学校低学年の頃(50数年前)に初めて大太鼓を宮入本番で叩いたのですが、宮入直前の直線100メートルを全速力でだんじりが疾走するのですが、鳴り物のスピードも1番(ゆっくり=歩き)から4番(駆け足=刻み)に早くなるのはイイのですが、小太鼓のオッチャン(当時40歳くらい)だけでなく、鉦も笛も興奮してムチャクチャ(各自勝手にバラバラに)叩いてしまうのです・・・(笑)。見事、チンチンバラバラといった感じでした。昔はそれで良かったのです。道路はアスファルトではなく地道で凸凹なので、滅多にだんじりが走ることはありませんでしたから・・・(笑)。そして当時の名越のだんじりは大正時代に岸和田大工町から買った中古のだんじりで、一度も大修理をしていませんでしたので、文字通りだんじり全体がガタガタでした。それが凸凹道を疾走するのですから、だんじりの中は四本柱がグラグラし震度7くらいの揺れの中叩いているのと同じだったのです・・・(笑)。屋根には本物の大工さんが踊るどこではなく、文字通り大屋根にしがみついていました・・・(笑)。当時今のように小太鼓を四本柱に金具で固定するという発想は何処の町もなく、小屋根の下の空洞に小太鼓を置いて叩いていましたが、名越のだんじりだけ二重見送りでしたのでそういったスペースも無く、更に大屋根の枡合いの彫り物が深い事もあり頭上スペースも狭く、「名だんじり(彫り物が深く細かい&二重見送り)」の元に、鳴り物スペースが大いに犠牲になっていたのです・・・(涙)。更に昔の名越のだんじりは「カラクリだんじり」の名残で、小屋根を後ろにずらして大屋根を下げる為に「摺り出し鼻」にレール跡があり、その為に小屋根にハシゴが付いていなかったのです。その為に、屋根の上に登るには鳴り物のところから上がるしかなく、鳴り物スペースは何時も混雑していたのでした・・・(笑)。昭和40年代後半に根来で初めて修理をした時に、小屋根にハシゴが付いた時は正に感動モノでした・・・(笑)。今までチョット下に落ちる恐怖と戦いながら鳴り物スペースから小屋根に登っていたのが、専用ハシゴが付いて楽に登れるのですから・・・(笑)。何でも不便さを味わうと、標準の有り難みが分かるものです・・・とにかく前の名越のだんじりは明治30年代に岸和田大工町が新調し、大正時代に名越がそれを購入して昭和40年代まで70年間何も修理をしないままだったという事です。しかし、小学生の私は「これじゃメンドイ(恥ずかしい=泉州の方言)・・・少なくとも、みんな(大太鼓、小太鼓、笛、鉦)合わせんと・・・・」と心底思い、何年も掛かって鳴り物改革に取り組んだのでした・・・その改革の要が小太鼓だったのです。それを応援してくれたのが、当時10歳以上年上の青年団だった2人の兄ちゃんでした(今は70代)。2人は「トオル君、好きなようにせ~よ・・・ゴチャゴチャおっさん言うて来たら、守っちゃるさかい・・・」が心強い言葉でした・・・(涙)。やはり、応援する人がいなければ小学生でも村祭りの改革は無理だったのです・・・という事で、いつものように日本昔話が長くなりましたが、まァ私自身、地元の7,80年代ロックのコピーバンドのドラマー加入が希望ですが、スタジオのお客さんのバンド(ジャンルや年齢に関係なく)で「今日はドラマーが急遽休みなので、ドラマ-としてチョット入ってくれませんか?」というオファーにも対応出来ればイイなァ・・・と思います(笑)。10年後に4人の孫娘達のガールズバンドで、「おじいちゃん、ちょっとドラムで入ってくれヘンかな?」と言われれば、待ってましたとばかりにホイホイと助っ人として喜んで参加しますが・・・(笑)。その為に、趣味と実益を兼ねて毎朝1時間ほどドラムの練習をしているのです・・・(笑)。にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2018.04.09
コメント(0)
だんじりの鳴り物(大太鼓と小太鼓)も保育園の頃から叩いてた記憶があり、小学校2年頃には宮入本番で大太鼓を叩いていました。大太鼓だけでなく、子供の頃から「鳴り物の基本は、やっぱり小太鼓だ」と悟って、小太鼓の練習にも力を入れ、横笛も近所の祭り好きキッズらと一緒に練習しました。鉦は正直それほど得意ではありませんが、一応叩ける程度です。「祭り好き」にも単に騒ぐのが好きだったり、見るのが好きだったり、鳴り物(お囃子)が好きだったり、屋根で踊るのが好きだったり(大工方)、前梃子に命を賭けていたり、曳くのが好きだったり、後梃子を集団でするのが好きだったり、彫り物が好きだったり・・・と様々です。私の場合は、幼い頃はもちろん何もわからずただ曳いて雰囲気を楽しむだけでしたが、それが鳴り物に興味を持ち太鼓にノメリ込みました。中学3年の時に、何か?の全国大会にクラスが大阪代表として出場するために、放課後集中的に大太鼓の練習した事が、その後の祭りに大きく影響しました。やはり趣味でも仕事でも恋愛でも、身体も心も柔軟な若い頃に好きな事に集中的にノメリ込む事が大事だと思います。そんな太鼓小僧が、中学1年の夏休みにたまたま深夜のラジオ番組で洋楽(オリジナルキャストのミスターマンデーかショッキングブルーの悲しき鉄道員?)を聴いた時に、雷に打たれたような衝撃を受けました・・・これまでテレビで聴いていた日本の歌謡曲と全然違うリズムに、「何や!これ!カッコイイやん!」と。それから歌謡曲には目もくれず、ひたすら洋楽を聴きまくりましたねェ・・・聴きまくったと言っても、中学生の小遣いでせいぜい月にシングルレコード1枚しか買えませんでした。主に、深夜ラジオ「ヤングリクエスト」にかじりついていましたねェ・・・今は朝4時起床の朝型ジイサンですが、その頃は夜型少年だったのです・・・(笑)。その洋楽の何に感動したかと言えば、やっぱりドラムの音なんですねェ・・・それも、スネアの。スネアの「バシッ」という音が気になって仕方が無かったのです・・・テレビの音楽番組でつのだ☆ひろとスペースバンドでひろさんのドラムの音を初めて聴いたときは、脳が爆発するほど興奮しました・・・(笑)。オイオイ、ビートルズのリンゴ・スターよりエエ音出してるやんけ・・・と。これが、それまで和太鼓をやってきましたが「将来はロックドラムをやろう・・・」と思ったキッカケでした。その前にブラスロックバンドの「シカゴ」に嵌まり、トランペットをやりたいという事で、高校では軽音楽部は無くクラシック中心のオーケストラ部に入ったのですが・・・(笑)。その頃はどこの高校でも、ロックを演奏する軽音楽部というのはありませんでした。というか、当時のミュージックライフやライトミュージックといった有名音楽雑誌に「日本人はロックは出来ない・・・」とかいう特集が組まれたり、一般社会通念では「ロック=不良」というイメージで、ロックバンドを組めるのは大学生からという感じでしたねェ・・・オケ部の先輩が「これからジャズロックや・・・」と部を飛び出し、音楽愛好同好会なるロックバンドのクラブを造り、先輩らがシカゴのコピーをやり出しました。同好会の同級生らはキャロルのコピーをやり出し、内心「クソ!俺のヤリたかった事を先にされた!」と悔しい思いが全身を駆け巡りました・・・校内の音楽祭で彼らは「ファンキーモンキーベイビー」をやり、女子にキャーキャー騒がれ大うけでした。中庭の目立つところでの彼らの練習に、声楽の先生が「ドラムの○○くん、カッコええわ・・・♥」と言い出す始末。確かに、男の私から見ても、大学生がヤルような最先端のロックを高校生がヤル事が、お世辞抜きでカッコよかったです。入学する前年まで当時の鳳はヘルメットにゲバ棒の大荒れの学園紛争で大変だったようですが、我々が入学してからは自由で平和すぎていた雰囲気を、彼ら音楽愛好同好会のロックが「何やってんだよ!」と目を覚ましてくれたのかもしれません・・・去年の同窓会の時に今は弁護士をやっているギターのKくんに、「今度の65歳の学年同窓会で、キャロルやってや・・・」というと、肯定ともとれる苦笑いをしてました・・・(笑)。シカゴのトランペットに憧れ、オケ部でやりたくも無いクラシック音楽をやっている横で好きなロックをされたら、そりゃ堪りません・・・中学からトランペットをやっていれば、それこそ1つ返事で先輩らのシカゴのホーンセクションに仲間入りしていたでしょう・・・それが出来なかったから、ジクジクたる思いで彼らを横目で見ていた情けない自分がありました・・・(涙)。大学に入ってからは、中学の同級生らとロックバンドを組んでドラムをやったり、高校の同級生のフォークバンドにボンゴで助っ人に入ったりしましたが、当時は朝5時から家業の織物工場で働いたり、体育会で空手をしたりウインドサーフィン同好会を造ったり、イロイロと忙しい青春を送っていましたので、ドラムは1年半でケツを割ってしまいました。しかし、不思議なんです・・・私のドラミング。だんじりの大太鼓を叩く時は無意識にディープパープルをイメージしてしまいますし、ドラムを叩く時はだんじり太鼓をどうしてもイメージしてしまいます・・・(笑)。どちらも影響し(引き摺り)合っているんですねェ・・・昔バンドを組んでいた時に「だんじりの太鼓みたいな叩き方やめてくれ・・・」とメンバーからイヤミを言われたことがありました・・・ホント、悔しかったです。しかし当時、そのメンバーのテクニックが群を抜いており、何も言い返されなかった自分が情けなかったですねェ・・・(涙)。まァ、今でもそうですが、イイ様に解釈すれば、和洋折衷のドラミングは私のオリジナリティ(個性)でしょう・・・(笑)。何でもそうですが、最初はコピー(模倣)から始まり、経験を積み重ねていって徐々に自分のモノを創り上げる・・・というとカッコイイですが(笑)。という事で、苦い青春を送ったお陰で、それを40年ぶりに取り戻そうと、音楽スタジオに今一生懸命になっているのかもしれません・・・(笑)。年も年なので、少しでも早くドラムの技術を上げることが至上命令です・・・でも、楽しみながらですよねェ・・・しかし、これからコピーしようとするディープパープルのイアン・ペイスも、レッドツェペリンのジョン・ボーナムもテクニシャン過ぎて、iPhoneアプリで80%のスピードで叩いてエエ加減です・・・(笑)。にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2017.10.27
コメント(0)
ドラムは両手両足を使いますので、ボケ防止にピッタリだと思います。両手しか使わないダンジリの和太鼓に比べ、足の分だけ演奏の多彩性があります。ドラムを40年ぶりに再開するために、リハスタ経営を機に自社のドラムレッスンを受ける事にしました。ドラムレッスンを受けて改めて思った事が、「だんじりの太鼓に比べて多彩過ぎて奥が深い・・・」という事です。だんじりの太鼓はパワー主体で、叩くパターンは3~5種類と少なく、大太鼓、小太鼓、鉦、笛と分業体制です。しかしドラムはパワーだけに頼らず手首や関節を上手にテクニック的に使い、バスドラム、スネアドラム、タム(2~5個)、シンバル(3~6)を全て1人で演奏しますので、パターン数でいうと何百、何千とあるでしょう・・・また「ノリ」に関しても、和太鼓とロックのノリが明らかに違うようです(ジャズの場合スウィング)・・・だんじり鳴物(和太鼓パターン)は割と単調ですが、ロックの場合「前ノリ」「後ノリ」「はねる」「溜める」「突っ込む」等々と多彩です・・・私は、まだまだワカッテませんが・・・(笑)。初めてするパターンを覚える時は、頭に血が上ります・・・(笑)。脳から各身体のパーツに指令が行っても、その通り動きませんので、そのジレンマ(ストレス)で脳がショートするのです・・・(笑)。覚える時も人によって右脳寄りか左脳寄りかで、指導方法が違ってきますので先生も大変です。てな具合に、今は毎朝早朝に30分ドラムを叩いています・・・この30分というのがミソで、去年はドラムレッスン参加当初「毎日1時間叩こう!」と意気込んでいましたが、長続きしませんでした。元「なんちゃって」ドラマーで、リハスタを自ら経営しているという最高の環境なのに、長続きしない・・・ナント?贅沢な悩みでしょうか・・・(笑)。しかし、人間ってそんなモンです。人間は本来怠け者で、邪魔臭がりという性悪説を信じます・・・(笑)。人というのは、ヤラナイ(出来ない)言い訳をナンボでもするものです。自分もそうでしたから・・・(笑)。自社のドラムレッスンは必ず受けていますが、長くドラムの「自主練」をやらない期間が続きました。6ヶ月くらいでしょうか・・・「これじゃ、あまりにも勿体ない・・・」と本当に気づき、あるアイデアが閃きました・・・この「本当に」心の底から気づいたら、正にホンモノです。本当に気づくまでが時間が掛かるのです。「ハッと、目が覚める・・・」とでも言うのでしょうか。「30分ドラム」のヒントになったのが、30年続けている毎朝の「15分ストレッチ(腹筋や背筋運動も含む)」です。海外旅行に行った時も、これをやらないと気が済みません。何で?続けられたのか。これも当初試行錯誤があって、30分とか10分とかイロイロ試した結果、15分に落ち着いたのです。細かく緻密な計算をすると、20分では長すぎてヤル気が長続きせず、10分では短すぎて運動効果が少ないのです。15分というのが心理学と運動生理学に基づいた計算の上での時間だったのです。偉そうに・・・(笑)。何もアカデミックな学問は学んでいませんが、長年の実践上の経験に基づいた時間だったのです。しかしこれによって、61歳の今になってもウインドサーフィンや空手やドラムを未だに楽しめているのかと思うのです・・・30年間、毎日亀のような努力が実を結んだと言えるでしょう。まァ、そういう「15分ストレッチ」をヒントに、「30分なら、ドラムを毎日叩けそうだ・・・」という考え方(アイデア)に変わったのです。そうしたら、不思議ですねェ・・・それから、ほぼ毎日ドラムを叩けるようになりました。「考え方ひとつ」で、ここまで変わるのか・・・と。自分の中の「障壁」を下げることによって、プレッシャーそのものが軽くなったのか?すると、またまた不思議なもので、だいたい1時間くらいは実際叩いてますねェ・・・何なんでしょう、この自己催眠術(心理操作)は・・・(笑)。もちろん、身体の調子がイマイチなら15分程度で切り上げる場合もありますが、「半分練習したんだから、エエでしょう・・・」とほぼ満足・・・(笑)。仕事や勉強ではなく趣味の世界なので、「だいたい満足」「ほぼ満足」「楽しかった」で必要十分です。簡単に努力が出来る非凡な人から見たら「こんなショーもナイ事を・・・」と思われて当然かもしれませんが、凡人が努力を続ける事の難しさは、非凡な人には理解できないでしょうねェ・・・しかし、老後の趣味としてのドラムって1.両手、両足という全身運動2.リズム感を養う3.好きな音楽を聴いてドーパミン炸裂(ストレス解消)この3つ効果が期待できます。エステに一生懸命通ったり化粧品に大金を掛けたり、ホエイプロテインを一生懸命飲んで筋トレで外側の筋肉(アウターマッスル)だけを鍛えて「見た目」を若々しく見せるのもアンチエイジングかもしれませんが、ドラムで身体にそれほど負荷を掛けずに全身をバランスよく鍛え、音楽によってココロから楽しむ事が本当のアンチエイジングに繋がっていくのではないでしょうか・・・外と内・・・両方とも意識してアンチエイジングに励めば、マイナス20歳も夢ではありません・・・(笑)。という事で、残り少なくなってきた余生をどう充実させるかが、切実な問題になってきました・・・(笑)。ドラムに関して言えば、今ディープ・パープルやレッド・ツエペリン、バン・へイレンやバッドカンパーといったハードロック(ヘビメタ)をいつまでもやっていれば、いずれはハードすぎて身体がついてこれなくて楽しめなくなると危惧しています・・・いつまでも力一杯叩くロックは無理・・・脱力系のフュージョンやジャズドラムも研究しなければ・・・と。アンチエイジングではなく、年(取っていく)と体力(落ちていく)相応のドラムスタイルに変えていかないと、いつまでも若い頃に拘っていれば老後ライフを楽しめない・・・と。ウインドサーフィンの方はボードを、スピードが出過ぎるスラロームからよりマイルドなフリーライドにボードチェンジし、既に対策を講じています。まァ、今から20年後の80歳時のドラムを想像すると、「ジャズドラム」のテクニック習得を今から始めなければ・・・と思う今日この頃です(笑)。70歳からジャズドラスタートでは遅すぎる・・・かと。ジャズなら、もっと年をとっても楽しめそうだ・・・と。そういう意味で、今は弊社スタジオのドラムレッスンは「ロック」ドラムコースですが、ジャズドラムコースのレッスンをもう1本増やしてもイイかなァ・・・と思っていますし募集しています。ジャズドラムの講師をされたい方は、ドンドン応募ください。今、週1回(火曜10時から2時間)空手をボランティアでスタジオで教えていますが、これもドラムやアンチエイジングに役立っています。拳立て伏せで手首を鍛えることによって、ドラムの18”クラッシュシンバルを叩くときに、右肘を支点にして右手首を返して「裏拳」の要領で叩くのです。これだと、運動量が最小限で済みます。本来のドラミングだと、右肩からの運動ですので時間が掛かります。また、三戦(さんちん)立ちという立ち方で突きや受けの稽古をすることによって、肛門周辺の肛門括約筋(インナーマッスル)を鍛えられます。筋トレマシンでは決して鍛えられない部分で、空手の有用性がこんなところでも発揮されます。空手は単に護身術や格闘技ではない事の証明です。老後に問題になるのが排泄です。この肛門括約筋を鍛えることによって、この問題がかなり改善されることが期待できるのです・・・(笑)。いくら肌とアウターマッスルを鍛えて「見た目」が若々しくても、肛門括約筋が弱って自己コントロール出来ずに老人ホームでお漏らしをしたらカッコ悪いでしょうねェ・・・空手家はその点、老人ホームでは優等生のはずです・・・(笑)。若い頃は、そんな事を何も考えずに三戦立ちで稽古をしていましたが、今になって先人の教えが非常に役に立っていると思うのです・・・(涙)。また、ドラムを叩くときに無意識に「正中線」をキープしながらを背筋を伸ばして叩いている自分がいるのにビックリ。これも、空手効果か・・・?にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2017.10.04
コメント(0)
先日、「泉佐野のブルーノート」と言われる(勝手に呼んでいますが)、ライブハウス音楽倉庫(おとらくそうこ)さんへ、日本の超有名ドラマー「村上(ポンタ)秀一」さんのライブを見に行ってきました。村上ポンタさんと言えば、1970年代にフォークソンググループ「赤い鳥」からプロドラマーをスタートして、以来40数年間ドラマーの第一線で活躍されています。主に各アーティストのスタジオドラマーを勤められているようですが、今回は自身のバンド「ポンタボックス」を率いてのジャズ系の演奏でした。スゴイですねェ・・・やっぱり、何でも一流(ホンモノ)を目にする事が大事だと改めて感じました。ドラマーという専門職を深く掘り下げ、更にジャンルによって横にも広げる事によって、自身の仕事を確固たるものにしているところは尊敬に値しますし、是非見習いたいものです。弊社はトランクルームを核に、割と近い業種である地域密着型の不動産仲介業を兼ねる事によってより横にも広げようと努力しています。根底の考え方は同じだと思うのですが・・・更に、9年間のトランクルーム実績で、「楽器保管」が如何に多いかと身をもって感じました。これに、織物時代の工場と機械の防音と防振に苦労した経験とトランクルームオープン当初の「防音室」と私自身の音楽遍歴の3つをミックスして、「リハーサル音楽スタジオ(時間貸し)」経営へのアイデアが閃いたのです・・・更に「本業」のトランクルーム経営から、楽器保管庫の併設というアイデアも派生的に浮かびました。こういったリハスタ経営で、音楽とダンスという新しい客層(ジャンル)を取り込み、トランクルームのみならず不動産仲介業への波及効果を期待して、更に横に広げようと計画しているのです。人間は所詮、自分の頭で考える妄想は無限に広がりますが、実際の行動は経験値の範囲でしか可能性が広がりません。妄想も大事ですが、人生の行方は「若い頃の行動力」に懸かっているのです・・・という事で、会場はもちろん満員御礼でした。今回のステージのセッティングは、ポンタさんドラムセットの真後ろにも観客席がありました。プレーヤーの周囲をお客さんが囲んでいるのです。そして、お客さんが最も見たいと思われるポンタさんのドラミングの様子がかぶりつきで見られるのです・・・(涙)。天才ドラマーの右足のバスドラのペダルを踏む様子や、どのタムタムをどのくらいの頻度で叩いているとか、ヘッドのチューニングの様子や、どのスティックを使っているとか、パワーの出しどころとか・・・よだれの出そうなスペシャルシートです・・・(笑)。ドラムのYOU TUBEでも、上からドラミングの様子を撮影した動画が人気というのは、そう意味だからです。通常の舞台配列だと、ギターやベースは見れますが、ドラムは見れません。ナント、そのスペシャルシートをフェイスブックの友達が取ってくれました。やはり、持つべきものはコネクションですねェ・・・何も知らずに普通に入っていたら、奥の隅っこの席で聴いてオワリです。その差、少なくとも2倍です。そういう意味で、音楽コンサート(ライブ)は大きなホールには行かず(イイ席はファンクラブが独占)、ビルボードライブ大阪など小さいハコに限って、しかも申し込みは初日で取ったイイ席しか行かないようにしています。同じ金を払うのに(チケット代)、遠い席だと楽しみ半減でオモシロくないからです。そう意味で、今回は大満足でした・・・ドラムセットの手で叩くスネアやタムタムやシンバルはだんじりの大太鼓と同じく「水平打面」です(小太鼓は垂直打面)。60代半ばのポンタさんを後ろで拝見していると、ルーズシルエットな上着からでも、異常に発達した「水平打面」太鼓に必要な上腕三頭筋を見て、ナルホドなァと納得しました・・・しかし、そもそも何で私が若い頃にドラムをやっていたのか?勿論、泉州生まれの人間にとって、人生で1番最初のドラムとの出会いは、多分1,2歳から聴くだんじり祭の「大太鼓」です。これは、例えだんじり祭りが嫌いであっても、祭りシーンになるとイヤでもそのお囃子が毎日ほど耳に入ってくるのです。そう、泉州人にとって、だんじりの太鼓は子守唄だったのです・・・(笑)。 私も御多分に漏れず、生まれた翌年には親父に抱かれてだんじり祭を見に行っていますし(写真をみると)、母方の祖父にも4,5歳まで毎年熊取の宮入りで、大屋根の上で祖父に抱かれてイロイロだんじりの講釈を何も分からない私にブツブツ言っていたのを思い出します・・・今年の祭は、すでに未だ1歳にもなっていない孫2人に太鼓の音を聴かせてやりました・・・(笑)。そういう、だんじり祭りの太鼓との出会いが最初にあり、小学生高学年の頃は青年団を差し置いて、もう村の代表として宮入本番で大太鼓を叩いていました。しかし、和太鼓というのは「牛の腹の皮」で出来ており、一度太鼓屋で張れば、最初はポンポンと高めの音が出るのですが、段々皮が緩んできて3~5年目が一番イイ音が出ますが、その後鈍い音に変わり、最後は皮が破れるという運命にあるのです(そして張替え)・・・太鼓屋さんに聞くと、最近の牛は配合剤の餌なので、昔の草を食べていた牛に比べて、腹の皮が薄いようで破れやすいと言っていましたが、正にその通りだと思います。そんな「チューニングの出来ない」和太鼓しか知りませんでしたし、当時の歌謡曲やグループサウンズの曲を聴いても、どうしても「ショボイ」ドラムの音が気になっていたのです・・・それが、ビートルズのリンゴ・スターのドラムを聴いて「オーゥ」となったのです・・・ちょっと、違うなァ・・・と。消音(ミュート)技術が発達したのか、「ビシッ!」「バシッ!」と聴こえるようなカッコいい音に変わったのです。そして決定打は、中学生の頃にテレビで見た(聴いた)「つのだひろ」のドラムです。当時、スペースバンドというロックグループを率いて、ドラムがメインのロックをしていたのです。「これや!」と思いましたねェ。とにかく、音が全然違うのです。テレビで聴いただけでも鳥肌モノでした・・・何が違うのか?海外のドラムメーカー(ラディック、ロジャース)か、チューニングか、叩き方か・・・???これで、いずれ絶対ドラムをしたいと思うようになったのです。堺の鳳高校時代は残念ながら、ロックをするような部活も無かったため、一番好きなシカゴやチェイスといったブラスロックグループの影響で、取りあえずクラシック中心のオーケストラ部に入りトランペットを始めたのです。入って半年後、1年先輩が突然「これからはジャズロックや!」とオケ部を飛び出し、音楽愛好同好会なるものを創部しました。2,3年生は前年まで鳳でも激しかった学生運動の影響で、好きな事をヤッタリ言ったりして、この間まで田舎の中学生だった私にとって戸惑う事ばかりでした・・・そして、ひとつ上の2年生は私の夢であるシカゴのコピーをやり始めました。私以外の中学から経験のある同級生2人のトランぺッターは助っ人として引き抜かれましたが、まだキャリア半年しかない私には声も掛けてくれませんでした。この時の気持ちを何と表現すればいいのでしょうか・・・(涙)。ハイティーンのガラスのようなハートはズタズタになりました・・・皮肉にも、この時のドラマーは私の妹の旦那さん(義弟)の従兄弟さんでした・・・一方、同級生の1年生はキャロルのコピーです。最初からメンバーが決まっているようで、私がドラマーとして入る余地は全くありませんでした。当時は鳳高祭とは別に音楽祭(コンサート)があり、この2バンドが出ると、それまで大人しかった大勢の女子がキャーキャーとんでもなく騒ぎだして、もう大変でした・・・(笑)。声楽家の音楽の先生までが「〇〇クン、カッコええやん!!」と言い出す始末です・・・彼らの後の出番だったオケ部の演奏のやりにくかった事やりにくかった事・・・(笑)。まァ、当時鳳は激しかった学園紛争の反動でホント自由な雰囲気でした・・・この時思ったのは、大阪は南へ行くほど音楽文化が根付いていないなァ・・・という事です。実際、過去40年のミナミとキタのライブハウスを見ても、キタは割と安定して存続していますが、ミナミは入れ代わり立ち代わり潰れてますねェ・・・貝塚三中にはブラスバンドもありませんでしたが、堺の中学にはブラスバンドがあるどころか、上野芝中学や陵南中学は全国的にもトップレベルだったのです。堺はミナミやキタに近いので、LPレコードは簡単に手に入りました。中学時代はシングルレコードをチョロチョロ聴いていただけでしたが、彼らはLPレコードをジャンジャン聴いていたのです・・・フォークギターやクラシックギターが出来るなんて、珍しくもありませんでした。一体、この「差」は?同じ学力で入試に合格しても、都会の中学生には文化的に負けているなァとしみじみ思いましたし、それが3年間劣等感となって私にまとわりついた事が、後になって人生を考える上でプラスとなりましたが・・・そして、悶々とした高校時代が終わって、大学受験に失敗して、更に人生が落ち込んでいったのです・・・(笑)。浪人時代に高校の同級生のフォークデュオにボンゴの助っ人として参加し、大学生になってから空手をやりながら、やっと念願のドラムを始めたのでした・・・まァ、同じ大阪でも、大阪市内や北摂といった北に行くほど音楽文化が根付いているという現実が、泉州とくに「泉南で音楽スタジオが流行るか?」という疑念が完全に拭い去る事が出来ないのですが・・・
2015.12.02
コメント(0)
YOU TUBEはスゴク便利ですねェ・・・楽器を学ぶ時に、譜面を見ながら地道に基礎を積み重ねるという「正攻法」も大事ですが、「耳コピ」という音楽を聴きながらノリと一緒に楽器演奏を再現して覚えるという「方法」もあるのです・・・ギタリストなんかで、よく聞きますねェ・・・ドラムの場合は、耳コピは有効か・・・?我々が若い時の70年代のロックミュージックは、結構ドラムの音が前面に出ていて聴き取り易かったように思いますが、最近の音楽はコンピューターやシンセサイザーを駆使した音楽に変わっていますので、どうもドラムのプログラミングが「後ろ」に行って、聴こえにくいように思います・・・昔の音楽のドラムが聴きやすいと言っても、ドラムの場合は両手両足を使いますし、スネア、バスドラム、タムタム、シンバル、ハイハット、フロアタムと沢山ありますし、ドラマーによってチューイングも違いますので、まだまだ初心者レベルでは聴き取りにくいのです・・・そこで、YOU TUBEの出番です・・・YOU TUBEでアーティストの次に「drum cover」と検索すると、出てくるわ、出てくるわ・・・世界中から素人と思われるドラマーから有名アーティストのドラムのコピーが・・・世界中のドラマーが、イロイロ工夫して頑張って日夜練習に励んでるんですねェ・・・・カメラのアングルも、分かり易いように「上から」撮ったものも多く、非常に参考になります・・・将来的にはYOU TUBEを、大画面のパソコンやテレビでスタジオ内で簡単に見れるようにすれば、上達も10倍くらいになるでしょうか・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします!にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2013.05.06
コメント(0)
今回新しくパールのドラムセットを買ったのですが、値段の割にスゴク使い勝手と性能が良くなっているのに驚かされます・・・35年前にドラムを始めた時は、当時はパールやTAMAといった国産ドラムメーカーがなく(あったかもしれませんが、ほとんど無名か新興メーカーだった)、国産と言えばヤマハしかありませんでした・・・当時世界中のプロのミュージシャンは、殆ど海外メーカーのロジャーズやラディックで、ヤマハはまだまだマイナーでしたねェ・・・私の大好きなシカゴのドラマーは、ジャズ出身なのでスリンガーランドでした・・・今でこそ、世界中のドラマーにとっては日本のパールやTAMA、ヤマハがメジャーになっていますが・・・当時20歳そこそこで、まだウインドサーフィンを始める前でしたが、家業の手伝いと空手をやっていましたのでバイトも出来ず、土曜の夜はだいたいディスコに通っていましたので金もありませんでした・・・そこで、考えたのが中古ドラムです・・・当時はインターネットもない、情報誌も少ない時代ですし、数少ない楽器店で扱っているのは新品ばかりです・・・そこで、大阪市内の楽器店をしらみつぶしに回って、「中古情報」を自分の目で集めることにしたのです・・・そしたら、天王寺の楽器店で、2万5000円のヤマハの中古ドラムを偶然見つける事が出来たのです・・・嬉しかったですねェ・・・まるで、恋人を見つけたような思いでした・・・それから毎日自宅の蔵で、練習をしました・・・蔵なので、壁が分厚く戸も重く厚いので、外への音は心配しませんでしたが、レコードを聴いてドラムを叩けません・・・そこで、スピーカーやアンプ、カセットデッキ、レコードプレーヤーのある2階の自分の部屋に、毎回ドラムセットを運ぶことにしたのです・・・ずっと部屋にドラムセットを置いておくには部屋が狭すぎましたし、防音も何もしていないのでうるさ過ぎます・・・しかし、これも今考えたら大変です・・・一時期逆に、オーディオセットを毎回蔵に運んで(スピーカーの重さが10キロ超えてましたので、これが大変!)、ドラムを叩くこともしましたが、冷暖房のない蔵の中は、真夏は熱く死にそうです・・・ドラムの自宅練習の大変さは、やってみて初めて分かります・・・バンドとしてのセッションは、今はない海塚の貝塚の青少年センターや、岸和田のヤングレコードの2階のスタジオを借りました・・・これも、いちいち楽器を運ぶのも大変でした・・・なんやかやと、1年半ドラムを続けましたが、練習の大変さや、自己流の限界を感じたところに、ちょうどウインドサーフィンという「新しい遊び」を見つけ、そちらにのめり込んだのでした・・・という事で、昔の苦労を知っているだけに、今のドラムの練習はまさに天国ですねェ・・・ここもポチッと押してください!ご協力お願いします!にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ
2013.05.03
コメント(0)
先日家内と「りんくうアウトレット」に行った時、島村楽器で電子(サイレント)ドラムの試し打ちをさせていただき、その格段の性能の進歩に驚きました。 かなり本物(生ドラム)に近い良い音が出るんですねェ、これが。世界の市場で日本のヤマハとローランドがしのぎを削って二分しているのが性能向上の原因でしょうね。(まるで織機の世界市場が日本の豊田自動織機と津田駒工業が二分しているのと同じですねェ。) 30年前にヤマハの中古の生ドラムセットを買って自宅で練習していた時は、家族や近所迷惑を考えると100%思いっきり出来ませんでしたが、これなら出来そうです。 そもそも先日トランクルームに見学に来られたアマチュアドラマーの方(残念ながら契約出来ませんでしたが)からの「最近の電子ドラムはいいよ」という情報の今回の試打でした。 「生ドラム」ですと、騒音、スペース、機会でかなりの制約がありますが、電子ドラムだとかなりの部分が解決出来そうです。今後の私のドラムの「ライフプラン」のストーリーが見え始めてきました、、、、、。 ※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚
2009.07.01
コメント(0)
昨日は島村楽器のドラムの講習に行って来ました。 講師の方は関西で有名な現役バリバリのプロミュージシャンで、内容も非常に有益なものでした。 バスドラム、ハイハット、スネアドラムの正しい打ち方の理論を運動生理学に基づいて科学的に分析しながら非常にわかり易く説明していただき、目から鱗が落ちる思いでした。 今回あらためて基本の重要性を再認識しました。 また今回は単発の講習でしたので、仕事も多少落ち着く来年辺りから、是非継続的に講習を受けたいと思います。 またこの先生、和太鼓の経験(プロで)もあり、より親近感を感じ素晴らしい出会いであったと思います。
2008.09.23
コメント(0)
大学生の頃、高校の友人とフォークソングのバンドを組んでコンガをやっていたり、中学の友人とは桑名正博のコピーバンドでドラムスをやっていました。 特にドラムスはヤマハの中古ドラムスを買って、家でオヤジに怒られながらもドコドコやっていました。 バンドでは桑名の曲でしたが、家ではもっぱらCCR、GFR、ディープパープルなどの当時の「ど真ん中ロック」をカセットテープを聴きながら練習していました。 しかし我流でしたので、どうしても子供の頃からの影響で「だんじり系」になってしまうのです。 1,2年で限界を感じて止めてしまいましたが、「自分の好きなロックドラムスを思いっきり叩きたい」という思いをずっと引きずっていました。 それが数年前ふとしたきっかけで、ミナミのセッションバーでプロのドラムスの先生と出会い、このくすぶった思いに火がつきました。 次に日には地元のドラムス教室の門を叩いていました。 やはり、「基本から習わないとダメ」という強い思いで、マンツーマンで基礎からそしてディープパープルの「ハイウエイスター」、シカゴの「25OR6TO4」まで習いました。 当時仕事も忙しく、夜は週に3,4回はコナミスポーツに行っていましたので、ドラムスは4,5ヶ月しか続きませんでした。 今も「思いっきりロックしたい!」という強い思いがあり、数年以内に(1)まず再度ロック系の教室に通い(2)トランクルームの1室を練習スタジオにしてパールのドラムスを買い(3)オヤジバンド活動参加(フォリナー、ボストン、シカゴ、CCR,GFR,トト、ディープパープル、、、。)という夢があります、、、。30年前の教材数年前使ったバンドスコアー
2008.04.03
コメント(0)
全22件 (22件中 1-22件目)
1