Dsiに進化

　関心は、従前のDSTTが使えるかどうか

任天堂、「ニンテンドーDSi」11月1日発売、カメラやSDカードスロット内蔵

　任天堂は、30万画素カメラや音楽プレーヤー機能を搭載した新型携帯ゲーム機「ニンテンドーDSi」を11月1日に国内で発売すると発表した。既存製品より多機能化した反面、「ゲームボーイアドバンス（GBA）」ソフト用スロットを省いて互換性をなくした。希望小売価格は1万8900円と、従来機種DS Liteより2100円高く設定している。

　ニンテンドーDSiは液晶サイズを従来の3.0型から3.25型に変更し、折りたたみ時の厚さを約12％減らして18.9mmとした。また内側と外側にカメラを1基ずつ搭載する。SDメモリーカードスロットも備え撮影した写真を保存できるほか、SDメモリカードからAAC形式の楽曲を再生できる。

　無線LAN機能により、DSi同士であれば保存した写真を直接交換できる。任天堂のWebサイトで無償配布されている専用ブラウザーをゲーム機本体のメモリーにダウンロードすると、インターネットも見られる。今後有償で配信するゲームソフトや実用アプリケーション「ニンテンドーDSiウェア」をSDメモリーカードなどに保存して、さまざまな機能拡張ができる。

　本体の横幅は137mm、縦は74.9mmでDS Liteよりわずかに広いが、重さは214gとやや軽い。充電時間は約2時間30分で、従来より約30分縮めている。電池持続時間（目安）は最低輝度では約9～14時間と、5～6時間短くなった。画面輝度は4段階でなく5段階で切り替えられる。

■関連情報
・任天堂のWebサイト http://www.nintendo.co.jp/