あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

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粗忽のたかびー

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2022.03.21
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カテゴリ: 乱読、積読日記

凍りのくじら

主人公、理帆子は高校2年生。

読書が好きだが、漫画も読書の一部と考えており、一番のお気に入りは藤子・F・不二雄。「先生」と呼んでいる。
先生にとってSFとは少し不思議な話。
理帆子はそれに感化され、他人を少し○○なひと、として分類するのが好き。

彼女は父親に突然失踪され、母親もがんで入院中。
寂しいけれど、それを人付き合いで埋めることはしない。本のなかの世界が彼女を助けてくれていた。

「私が、自分に名付けたのは、少し・不在。
どこにいても、そこに執着できない。
誰のことも好きじゃない。
誰とも繋がれない。
なのに、中途半端に人に触れたがって、だからいつも、見苦しいし、息苦しい。
どこの場所でも、生きていけない。」

不思議な3年生、別所あきらと出会い、理帆子の人とのつきあい方は少しずつ変わっていく。

そして、25歳の理帆子はどうなったのか。

ドラえもんの秘密道具もたくさん登場する。
先日読了した、かがみの孤城、と同じく藤子不二雄ファンにはたまらない作品。





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Last updated  2022.03.22 00:15:55
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