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労働基準監督署から西東京総合病院に、時間外労働の是正勧告が届いた。働き方改革に力を入れる新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は外科部長・神保輝之(要潤)に、外科全体の超過勤務が目出つと指摘。実は、トップダウン気質の神保が舵を取る外科では、個々の業務負担を軽減する「チーム主治医制」が機能不全状態だったのだ! しかし、神保は「患者の命がかかっているのに、定時で帰る医師がどこにいますか?」と一蹴。自己研さん、そして病院を回していくため…定められた勤務時間外も身を粉にして働く神保を、トラベルナース・那須田歩(岡田将生)は優秀な医師だと称賛する。
まもなく静は、神保が執刀する手術にオペ看として加わる。助手を務める若手外科医・小山衛(渡辺大知)のたどたどしい手つきを見かね、単独で手術を鮮やかに終える神保。だが術後、静は“ある異変”に気づき…!? 一方、歩も徐々に、若手外科医たちの行動に違和感を覚えはじめる――。
私ほ53になる。
27年前、研修医になった時、ほぼ休みなく毎日16時間は働いていた。
当時、医者の世界は、親方弟子の世界であった。いわゆる徒弟制度みたいなもの。
自分の師匠と決めた医師にものを教わるには、それなりのものを差し出さなければならなかったわけで。
師匠から言いつけられた仕事、つまり師匠が診察した病棟患者のカルテを書き、翌日の外来の準備をし、1ヶ月先の学会の準備をし、そのための資料の調達をし。
それをこなせば、他の研修医より優先して患者さんの検査、処置をさせてもらえたのだ。
そうして医者としてのスキルを身に着けた世代なのだ。
12年目になって助教として大学に戻り、研修医にものを教える立場になった時、研修制度が大きく変わった。
研修医は8時17時の勤務になり、上級医が16時間働かなければならないようになった。
それを大学病院や研修指定病院は今も引きずっている。
チーム制が取れ、休暇をお上の言うように取れるなんてのは、少なくともこのドラマのように同じ科の医者が複数いる大手の私立病院である。
公立病院、大学病院は赤字経営かほとんどなので、慢性的に人出不足で、神保先生のような医師で成り立っているのが現実だ。
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