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確か サインフェルド について書くのはこれで 3回目 のはず。80年代初頭からズッポリとアメリカン・シットコム文化に染まってきたDTとしては「サインフェルド」がその金字塔的存在。
恐らく、これまで見たことのある20は下らないであろうシリーズものの中でも、断トツ 「#1」 のパーストタイム・プログラムだ。あの米国テレビガイドも数年前に歴史上最強のシットコムと位置付けている。
そんなサインフェルドに初めて出会ったのが1990年の夏、それ以来ほとんどのシーズンをリアルタイムで見てきた。もちろん単発のエピソードも楽しめるけど、ファンとなるとそのシーズンの続き話(といってもストーリー性はまったくない)や以前のシーズンからの隠れジョークがまたたまらなく面白いのだ。
もともと、このショーは「Show About Nothing」が番組のコンセプトで、この言葉が番組の代名詞化しているといっても過言ではないだろう。スタンドアップコメディアンのJerry Seinfeldの才能に魅かれたNBCが彼中心のシットコムをシリーズ化するまでには色々な紆余曲折がある。そんな長年の苦労話もエピソード化して笑わせてくれる。
このタイムが発刊されたころ、実はDTの日本行きが決定、結果シーズン9の後半を見ることなく今日に至っていた。そのシーズン9のDVDが10年の時を経てやっと昨年11月に販売になったのだ。
10年前、北米の社会を騒がせたラストエピソードを遂に目の前にする日が来たわけだ。10年の謎、その感動を続けて書いてみることにしよう。
******** 次回に続く *******
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