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ブログ、最近時間が取れず失礼しております。暫く長期休暇致します。最新のアップデートはmixiからお願い致します。
2011.02.05
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現在「元気小田原」が推奨する小田原丼20店http://genki-odawara.com/don/index.htmlの中から3件目のご紹介。 なんとなく店名が「町の洋食屋」って感じで退いてしましたが、先日昼時の空腹感と外装の可愛らしさに惹かれて入店。 カウンターに座るといかにも家族経営的な雰囲気が漂っている。小田原丼のお店と知っている手前、早速一日限定10食の「小田原地魚ピカッタ丼」をオーダー。 店内の内装はオーストラリアの地図やグッズで統一されている。「いわれは?」と聞いてみるとシェフ夫妻はとある理由でオーストラリア大使館のシェフを数年勤めていた故とのことだった。 もう少し書くと実はもともと箱根富士屋ホテルのシェフを勤めていた旦那さんが数年前に誘われて渡豪したらしい。話し序に気になっていた店名を聞いてみると当店の前身は江戸時代から七代続いた「蛇の目寿司」だそうな。そんな会話をしているうちにピカッタ丼が出てきた。 ピカタ(ピッカータとも)は薄切り肉に塩とコショウで味付けして、小麦粉、パルメザンチーズを混ぜた溶き卵の順につけて、ソテーしたイタリアのレシピ。 当店の小田原丼は小田原の地魚を使ったピカタをカリカリ小梅に合わせたご飯に乗せた一品。こだわりは小田原産の無農薬野菜と前身の「蛇の目寿司」のロゴマーク「○」を揚げパスタでお洒落に再現、盛り付けたおしゃれな感性。 デザートのワインシャーベットがこれまたおしゃれ。ちょっと女性的なメニューですがこれはこれでいいのだろう。 ビストロ・ジャノメ (洋食 / 小田原、緑町)★☆☆☆☆ 0.0
2010.06.14
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小田原に来てから市場の食材(また今度ご紹介します)から小田原丼のお店まで、とにかく楽しいことばかりだ。今週末も小田原まで来てくれたN嬢を連れて昼食に伺ったのが当店。http://genki-odawara.com/don/details.html?id=12 頂いたのは「ご縁満開 小田原だしどん」先ずはネットのご紹介文から。「小田原の海の幸の三点盛りと季節の野菜を彩りに加え、小田原おでんならではの旨みだしで作るだしどんぶりです。特選の小田原おでんと一緒に味わえます。」 付け出しの小鉢も、デザートの一品も素晴らしい。これで1800円はかなりお値打ち。店内は民家を改装したカウンター(14)席が中心にあり、奥の個室(茶室)は「坪庭も堪能でき、心ゆくまでくつろぐこと」が出来る。「城下町の雰囲気溢れる旧東海道沿い」の店ならではの雰囲気を是非ご堪能あれ。 名前がちょっとありきたりなのと、その門構え故にちょっと敷居が高く感じるのが難点といえないこともない。それでも店内はいたってカジュアル、しかもカウンターを仕切るYさんはとてもフレンドリーだ。 話しだすとちょっとした「ご縁」があることも判明。また気楽にランチに立ち寄ること間違いなし。次回は夜もトライしたい。小田原おでん本店 (おでん / 小田原)★★★☆☆ 3.5
2010.06.14
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もう何度となく歩いている富ヶ谷から渋谷に抜ける水道通、地下には宇田川が流れているあの通りだ。お昼前に通ってみるとまた新しいカフェが出来ていた。この道まだまだ発展途中といった感じ。 渋谷に出た帰り道も、やはり同じコースで昼飯処を探してみた。で、立ち寄ったのが当店。メニューは一品「昼定食」本日の内容が店の前に書き出してある。 驚きなのが焼き魚が三品もあるこ。それぞれ一品でこの値段(1200円)でも納得できる内容。最初に頂いたのが「あこう鯛のかす漬け」紙に包んで焼いてあるので焦げ目も少なく身の柔らかさと食材の旨みが凝縮している。 続いて、「かれい」と「さわらの柚庵漬け」を頂く。ご飯は一六穀米で。正直こんなに旨い「焼き魚定職」を頂いたことがない。代々木公園界隈では「Violetta」のデリランチいらいの超お勧め処だ。 近々再訪間違いなし。詳細はまたその時にでも。縁 (割烹・小料理 / 神泉、代々木公園、代々木八幡)★★★★☆ 4.0
2010.06.14
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本当に忙しいので「暫くほっといてくれ!」と心で叫びながら、それでも一廻りほど年上、アラ還の彼にそういうわけにはいかない。そんなSさんととある地方企業の再生事業を手伝うことになっている。 やっとランチの予定は入れたものの、ゴルフ関連事業の顧客対応で深夜から早朝までメール連絡。その甲斐あって想定内のアクシデントの処置も何とかこなし、ランチの最終確認メールを開けたのが11:16。メールには「11:30に六本木で」と書いてある。 さすがに「12:00ならなんとか」と携帯連絡、「六本木に美味しそうなハンバーガー店があるから」と誘われたのが当店。一昔前なら「六本木でバーガー」と言えば「Johnny Rocket」なんだけど、随分と世の中変わってしまった。 ともあれほぼオンタイムで駆けつけ、まだ人もまばらな3階席で落ち合った。昼前でも一日分の仕事くらいはしているだろう。席に収まると先輩におくびれることもなく「佐世保バーガー」と「モルツの生」をオーダー。 「タレント」の説明どおり素直に「バーガー」を押しつぶして喰らいつく。ベーコンの味がしみ込んだジューシーな肉汁は悪くない。まぁ地元「Arm's」のバーガーで充分と思っているけど、ビール片手のバーガーならMacでも文句はない^^。 帰り際奥の予約されたソファー席に男四人組が座り名刺交換している。どうやらビジネスランチにここの席を予約している様子。やっぱりこういうのが今風なのだろうか。 それにしても久しぶりの六本木、外苑東通りに面した看板の数の多さに圧倒される。渋谷行きのバスにのると「やっぱり地元がいいなぁー」と思わずにはいられない。いったい、次回六本木訪問はいつになることやら。
2010.03.26
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久しぶりの地元での3連休、「青空個展」(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1442009108&owner_id=1519002)の散歩の後、午前中に予定した仕事を終らせ、再びマイミクN嬢を連れて向かったのが「iri」。昨年10月にオープンした上原の宝のようなお店。 一月ほど前のこと、これまた上原休日ランチの定番の一つの人気店「M」、入口の待席で開いた「hanako」の上原特集をみながら「この店知らないな」と気にしていたお店。 実は前日通りがかりに夜の予約を聞いてみると「最近はおかげさまで、満席」とのこと。だったら「休日ランチで」と初来店となった。 いただいたのはお魚、パスタ、サラダと3種類あるランチメニューから。初めから白ワインのボトルがイメージにある。カウンターの隣のN嬢も思いは一緒の様子。こういった気の合うところがいいところ。 迷わずお魚ランチを二人前オーダー、ワインリストをもらい、「Le Petiot」というロワール(Touraine地方)の2009ヴィンテージボトルをオーダーすることに。まずはサラダの一品。カツオのたたきの上にクレソン、イタリアンパセリ、島人参がのっている。 今週末のお魚は「鯛のソテー」こちらはバジルとビーツの二種類のソースを味わうことができる絶品。ソーベニョン(ブラン)オンリーのさわやかなワインとの組み合わせもよし。 ちなみのこのワイン(写真2)可愛らしいラベルに作り手(Vincent Ricard氏)の個人情報まで載っている。 傍らの皿に盛ったパンは自家製のフォカッチャ。厨房におねだりしてオリーブオイルを小皿にもらう。一口食べると直ぐに大好きなクミンの風味に気づく。しばらくこちらを楽しみながら厨房をのぞくと、どうやらごま風味バージョンもある様子。 二度目にオリーブオイルをおねだりしたついでに、こちらも一口いただいてみた。個人的には最初のクミンバージョンがやはり好み。 思いもよらず晴天となった土曜日、窓越しに見えるカウンターのフォカッチャ、和の家屋、外の緑が美しい(写真1)。 久しぶりにいいお店と出会えたような気がする。次回はぜひディナーで訪れたいお店。
2010.03.22
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いつも通、日曜の午後1時に八事のとあるホテルで落ち合ったのが、新規事業のクライアントP氏。ラウンジで軽く挨拶代りビールを飲みながら話し始める。食事は場所を変えてということで、最初にむかったのがひつまぶしの「〇や」。日曜午後二時過ぎなのに軽く10グループ、一時間待ちといったところか。しょうがなくあきらめ、この時間でもあいている店ということで、P氏の案内で向かったのが当店。頂いたのはアンティパスと付のパスタランチ。ワンプレートに並ぶカポナータ、カルパッチョ(子ブリの一押し美味)、サラダ、フリートなどなど全く問題なし。肝心のパスタはお見せ自慢の三種類の生パスタから選べる。旬のプルチーニとチーズに合わせフェットチーニ系のパスタを選択。此方も大いに舌鼓を打つ一品だ。なかなかこの地まで来ることもないかもしれないけど、また機会があれば是非足を延ばしてみたい佳店。 <p><a href="http://r.tabelog.com/aichi/A2303/A230302/23005659/" rel="tabelog 5ff3c973945c8eb0bf22f9ba7bbd00e35b5ccd10">イタリア料理 和伊菜 (イタリアン / 赤池、平針、原)</a><br /><span style="color: #00BFFF;">★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆☆☆</span> 0.0</p>
2009.09.22
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ここ一月ほど朝5時から夜中1時まで働きづめ、二十代のころは7-11でも平気だったけど、さすがに四十路の身にはこたえている。今日は少しはゆっくりできると思っていたけど結果はこんな感じ。当日も午前4:30より起床、メールや電話連絡を終えたあたりで、とある会社設立記念ランチ会に出かける。4時間銀座の三つ星レストランで会食、スピーチの通訳やら、自己紹介やらこなしながらフルコースのディナーとワインを堪能する。途中で会を抜け出し、次のアポの為に埼玉まで出かける。VIPのお相手を90分、その後クライアントのトラブルシューティングに付き合わされて90分。結局朝からこれまで休みなしの15時間労働。夜のカラオケ会がドタキャンになったと思っていると、見知らぬ番号で携帯が鳴る。ほろ酔い加減の声の主は僕のNYの友人Nくんだった。「今どこだよ?」ときけば「Moganbo!」との答え。早速、東部東上線、山手線、大江戸線を乗り継ぎ8時過ぎには六本木の交差点にいた。軽く30分ほどで、カナダから来日中のクライアントを連れ六本木ヒルズの仕事関連のディスプレイを見学。やっとフリータイムでNくんと合流したのが「Moganbo!」 カウンターを囲む十数人の客の半分を日本語を巧みに交わすノンジャパさん、残りの半分は日本語なんて話したこともないノンジャパさんの店。ロングタイマーならすぐ顔なじみにあってしまいそうな場所だ。久しぶりに出てきた六本木、Nくんと握手、ハグ、ついでに頬キスまで交わし旧交を温める。先ずはVB(オーストラリアのVictoria Bitter)のボトルを手にカウンターに落ち着く。その内、仲間と仲間の仲間とその仲間くらいまでが友達グループとなり、5、6人でワンラウンドずつのドリンクをオーダー。やがて、勝手に回ってきたのが「ポーラーベア」、ウォッカ系のカクテルだ。シューティンググラスに注ぎ一気にに飲み干すのが礼儀。これを続けていたらどうなるか分からない。その辺りを察している友人を連れて空腹の胃袋に食事を詰め込むようにドンキーの隣の「すしざんまい」に移動。こういうパターンも久しぶりだ。<p><a href="http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13042269/" rel="tabelog b7cb02d255c0fa2e84232ea5a26124fc72a8a2cd">CAFE MOGAMBO (バー / 六本木、六本木一丁目、乃木坂)</a><br /><span style="color: #00BFFF;">★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆☆☆</span> 0.0</p>
2009.09.09
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しばらく地元でランチに出ることもなかった。いきたいなーと漠然と思うお店もないわけでもないんだけど、どうしても行きたいという店があるわけでもない。それにしても地蔵通は最近よく通る。友人たちとディナーに「山形」や「Viola」へ出かけたり、「Marble Comport」で買い物したり、友人を連れて散歩がてら出かけたり、先日も新しいテナントを連れ界隈のオリエンテーション、その際立ち止りディナーメニューを覗いてたときに当店のスタッフから声をかけられる。一通りディナーメニューの説明を聞きながら「ランチはどうなの?」と聞いてみると、どうやら釜炊きの御飯が自慢の御膳が食べれるらしい。当日のメニューは、小鉢が三品、フライ、サラダ、お椀。小鉢は左から新香(ミョウガと塩コンブ)、ほうれん草の御浸し、野菜の煮物(芋とニンジン)に木の実の葉が乗っている。フライは海老が三尾、あとは野菜でエリンギ、玉ねぎ、青唐辛子(?)。自家製のタルタルソースで頂く訳だけど、ちょっとつけ辛い。一番のお気に入りは水菜他の野菜に、薄切りの牛肉を乗せたサラダ。ドレッシングがととろ芋ベースでこれが絶妙な味。一度自分でもトライしてみたくなる一品だった。小鉢の仕込みも確りされているあたり、和食の達人がキッチンにいらっしゃるのだろう。さて肝心の釜炊きごはん。つるつるのお米は文句のつけようがない。ただし量がかなり多め。ご飯茶わんに軽くよそると三杯はいけそう。スイーツ系で女性客が多いことを考えると残される方も多いのではないだろうか。ランチで1200円という設定も考えるとちょっともったいない。 内装は床がカウンター側がフローリング材で、少し下がったテーブル席は土間風のコンクリート。落ち着けるスペース間と雰囲気がある。ただ、残念なのが6人で座るアラカンのおばさん達のグループ。僕が入店したときにはもう食事も終わっていた様子だが、出る時にもまだワイワイガヤガヤやられていた。その間お冷をお代わりしていた。朝5時から働きづめで、一息入れに立ち寄った1時半過ぎのランチ。もう少し静かな空間を楽しみたいものだ。次回は夜食で訪れたいお店。<p><a href="http://r.tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13055903/" rel="tabelog 2c33eb18e5dc635cbf175eda8e2dcbbaa344547e">木花 -konohana- (カフェ / 代々木上原、代々木八幡、代々木公園)</a><br /><span style="color: #00BFFF;">★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆☆☆</span> 0.0</p>
2009.08.27
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最近早朝・深夜の仕事が多く、午後も5時を過ぎると「まぁ一杯飲まないとぉー」といった気分。そんな気分で銀座での面談を終え連絡した友人は有楽町で待機していてくれた。 「ITOCiA」で待ち合わせ、「ビールでも飲むか?」と前回ご紹介の「ライオンビアホール」を目指し地下に移動、そこで目に飛び込んできたのが「ハッピーアワー350円」の広告。 「ビールだけでもいいですか?」と店長に断り、奥の席に収まる。まだ5:30ということもあり店内は疎ら「ならいいでしょ?」と心で納得。 ちょうど昼と夜の入れ替え戦の時間帯らしく、ホールに入るスタッフは次から次へと変わっている。その中の何人かと軽く会話を交わしながらグラスの杯を繰り返す。 さすがに3杯目をオーダーした辺りで、つまみが欲しくなり「枝豆ないの?」と聞いてみるも「つけ盛り」ならとの答え。居酒屋じゃないんだからしょうがない。 途中電話連絡とWC休憩で店外にでて、当店が「たんや」であることを認識。というわけで「たんの単品」も頂いてみる。「新香の盛り合わせ」特に牛蒡は最高だったし、「たん」もすこぶる旨かった。 結局90分時間制限二人のタッグマッチはグラスビール10杯でお開き。夏の夕方有楽町なら、また訪れたい場所が見つかった有楽町 うまやの楽屋 (ダイニングバー / 有楽町、銀座、日比谷)★☆☆☆☆ 0.0
2009.08.20
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年に何回か誕生会に鮨を食べている。そんな話を何度か書いたと思うけど、昨日も急に名古屋行きの予定が変更になり、時間がぽっかり空いていた。すると友人のAちゃんから「名古屋いかないんだー、だったらお誕生日にランチごちそうするよ。」とお誘いを受けた。あれこれ地元のランチどころを検討しながら、「廣金」さんランチやってないかなー」と呟くと早速電話。それでも当日は夜の仕込みで手いっぱいでランチは閉めるとのこと。「不況なんだからそんなに気を張らなくてもいいよ」と云う僕に、「ランチなら安いから大丈夫」と頭の中がお鮨でいっぱいになっているAちゃんは「じゃやっぱり『すし勘』でいいじゃん」と予約を入れてくれた。御存じの方も多いと思うけど、実は「すし勘」の大将はかなり時間にうるさい。予約にほんの5分遅れても機嫌が悪い。店に向かいながら「遅れるとネタはきっと端っこばかりになるよ」なんて冗談がホントに聞こえそうだから笑えない。ともあれ土曜の昼時、ほぼ約束通りの1時に暖簾をくぐり、女将の案内でカウンターにつく。軽くビールで乾杯を交わし、ゆっくりとオーダーを始める。そのカウンターの白木がこの日はやけに白く見える。というのも、結局この日ランチでカウンターに座ったのは僕たち二人だけ。お椀も、ボトルも、鮨も、カウンターに並ぶのは僕たちの前の2席だけという訳だ。ゆっくり通したいオーダーも、次から次へと進められる。どの店でも、お客の数よりスタッフの数の方が多いんじゃ、リラックスできない。二人の会話だけが店内で弾んでいる。さて、戴いたのは、新子、白エビ、赤身、スズキ、ウニ、イクラ、赤貝、アジ、アナゴ、ボタンエビの10貫。イクラ以外は皆美味しいお鮨で御座いました。特に白エビは◎。やっぱりたまにはお鮨もいいねぇーと思わずにはいられない。
2009.08.01
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楽しい会食をするときに「ツーペアー」(つまり二組のカップル)っていうのはかなり都合がよい。テーブル席が四人だとアレンジがし易いのが第一の理由。レストラン的にも4人席に3人で陣取られるのは効率が良くないだろう。余談だけど、そうやって思えば先日銀座で3人の会食時に近くにいた四人目の友人を呼び出したのはお店に対する大人の対応?だろうか。それはさておき、ここ半年ほどで、何度か会食をする「ツーペアー」のグループがある。最初のペアは僕の友人のカップル。知り合ってからもう何十年も経つこの二人との会食はいつも楽しい。そこにもう一人僕の友人が加わって「ツーペアー」となる。もちろんペアーといっても、僕たち二組目は「まだ」友人の関係。そんなこと言うと「これからも」友人の関係と強くコメントが入りそうだが、何れにせよ業種、世代、性別の違うこの四人が集まると話題毎に違うコンビネーションがすぐ出来るのが楽しめる第二の理由。そんな四人の面子に加わってくれるMちゃん、実は調セレブな生活を送る美人マダムだ。銀座でファッション誌に写真を取られちゃうくらいのルックスとファッションセンスは特筆もの。普段から世界的に有名なレストランのオーナーシェフのお店でプライベートなディナーやいわゆる芸能人の方々と同席のパーティーに出席する彼女をわざわざ上原まで呼び出すなら、適当なお店という訳にもいかない。それなら、開店以来6年、上原にスッカリ落ち着いた当店ならいいんじゃないと他のメンバーに聞いてみた。どうやら最初のカップルのお二人も当店はお好みの様子。僕にしてみれば、気分の向いた日には無性に行きたくなるお店の一つ。入口にかかる大きな暖簾を潜る度に、心和む気持ちを共有する人も多いだろう。夜は日本酒に合うメニューの品書きが多く、蕎麦屋と一口で終わらせるわけにはいかない。このあたりの詳細は以前の日記をご参照あれ。ツーペアーの夜、美味しい食事と、楽しい会食を演出してくれる場所の一つとしていつまでも上原で続いてほしいお店。前回 http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200705300000/前々回 http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200510050004/<p><a href="http://r.tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13001822/" rel="tabelog dee3f44be4ae39ac1f7946f641c9785ea893bcce">蕎麦屋 山都 (そば / 代々木上原、代々木八幡、東北沢)</a><br /><span style="color: #00BFFF;">★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆☆☆</span> 0.0</p>蕎麦屋 山都 (そば / 代々木上原、代々木八幡、東北沢)★☆☆☆☆ 0.0
2009.07.10
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たまに来客との面談で訪れるか、あるいは宿泊するか、それ以外でホテルの客室を訪れることはあまりない。まして「マンダリン オリエンタル」ならなおさらだろう。実は「マンダリン・オリエンタル」には忘れられない思い出がある。社会人二年目で初めて送られた海外出張がHK‐ロンドン‐NY‐トロントの「アラウン・ザ・ワールド」。その時、最初に泊まった香港の宿が「マンダリン・オリエンタル」だった。その後何度かアフタヌーンティータイムに面談で37階まで上がったことはあったけど、まさか20年ぶりでマンダリン・オリエンタルの客室を覗くことになるとは予想もしていなかった。近年全日空ホテルを買収したインターコンチネンタルにいた友人に、久しぶりにコンタクトしてみた。すると「今はもうマンダリン・オリエンタル東京で、ホテルをご案内したいからおいで下さい」との返信が届いた。一階ロビーで待ち合わせ、久しぶりに会った友人は以前よりもずーっと落ち着いた雰囲気で、その会話の内容も語り口もとても魅力的なナイスガイだ。二年程前にこちらのホテルに引き抜かれたらしい。以下はそんな彼と楽しい会話を交わしながらの一時間半の「マンダリン・オリエンタル東京」ツアーのハイライト。もともと日本橋界隈をよく散歩していることもあり、この辺りにまつわる歴史はそこそこ知っていたつもり。この土地も三井総本山「越後屋」発祥の地で日本橋の象徴の一つ。そんな日本橋の再開発を進める三井グループ総本山の上に聳え立つタワービル入居にあたり、厳しい審査を通り抜けたのはマンダリン・オリエンタルならではの経営哲学があったから。「センス・オブ・プレイス」という言葉がある。その場所、土地が持つ歴史や伝統、文化を生かしたマンダリン・オリエンタルのホテル経営がまさにそうだ。「自然」を表現するために、タワーのコンセプトを「大木」に見立て、一階ロビー脇にある滝の水が大木の根元に吸い込まれていく。その水がエレベーターを伝い最上階に吸い上げられ、そこから木の枝葉に見立てた階下の客室に流れ落ちる仕組みだ。ホテル内に散らばるドリアンのようなインテリアアートは、この木の実に見立てている。大人の遊び心があちこちに散りばめられているということだろう。ホテルのインテリアデザインには「着物」の柄がふんだんに盛り込まれている。そのために担当したLim Teo & Wilkes Design Works(LTW)社が白羽の矢を立てたのが須藤玲子さんというデザイナーだ。「呉服店」で創業した越後谷の歴史に掛け合わしてあるあたりが大人の悪戯感があふれている。ソファーの表面の文様などもファブリックの優しさを基調にしてデザインされているそうだ。このあたりはお部屋のインテリアにも生かされている。江戸小紋の文様の型を額縁に入れて壁かけにしたり、パジャマ代わりの浴衣はベットの足もとの着物入れに入れてある。チェックインカウンターの後ろから日が昇り、オープンスペースから眺められる富士の向こうに沈む西日は広重の日本橋から眺めた富士の絵を彷彿させる意図で作られている。こんなホテルの話を交わしながら客室、レストラン、フィットネス、スパーなどなど、迷路のようにつながっているホテル内をエレベーターで上がったり下がったりしながらのツアーを堪能してきた。「フィットネス」はメンバー制ではなく、宿泊客限定だそうだ。一方「スパ」のコンセプトは「ジャーニー=旅」。サウナやジェットバスを楽しんでいただいた後、足湯をしながらコンサルティングを受けて、ゲストあった「トリートメントの旅」にご案内するらしい。サウナはスチームと80度の低温で眺望を15分楽しめる二種類がある。このスパのギフト券が人気らしく、大きな取引の前に男で二人やって来て、高層ビルから眺める眺望を堪能しながら並んでアロママッサージ、終了後お茶を飲みながらの契約なんてのもあるらしい。僕がそういう契約をするまであと何年生きていたら辿り着くのか分からないけど、こういうロマンと遊び心は大切にしていたい。さて待望のレストラン、「シグネチャー」、「センス」、「タパス」とミシュラン星がついたお店を三つも抱えるているのも、ホテルの自慢の一つ。その中であまりミシュランとは関係ない世界で暮らしていいるDTが気になったのは「タパス」。「モラキュラーキュイジーヌ」というのがあるそうで、一日二回、七席のカウンターでエンターテイメントディナーを堪能できるらしい。ディナーはきっかり6時と8時半のスタート。7人で貸切ディナーなんてのは結構盛り上がりそう。ツアーの最後に立ち寄ったのは「Kshiki」。定番の「マンダリン弁当」をごちそうになりながらビジネストーク。ホテルのバーフードの紹介やら、ゴルフ事業の紹介やらあっという間の90分がタイムアップ。一緒にエレベーターで一階まで戻り、カウンターで紙袋を頂く。その中の筒に入っていたのが写真の証書というわけ。「DTさんも僕のツアーを終了したので証書を上げます」とにこやかに手渡されたのが実は客室の浴衣の上に載せてあるゲストのお土産商品の扇子。ゲストルームを見ながら欲しいなーと思っていたもの。ホテルのロゴ(ゴールドの扇子)にかけた扇子の中には日本橋と越後谷の絵が描かれている。最後まで遊び心いっぱいの「マンダリン・オリエンタル 東京」ツアー90分、十二分に堪能させていただきました。ホテルのコンセプトはhttp://www.enjoytokyo.jp/TK/TK050826mandarin.htmlとそのシリーズをホテルのデザイン関連はhttp://www.enjoytokyo.jp/TK/TK050922mandarin.htmlスパに関する詳細はhttp://www.enjoytokyo.jp/TK/TK051130mandarin.html前回のレビューはhttp://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200606280000/
2009.07.04
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都内広しといえども、なかなか落ち着ける街というのはそう多くあるものでもない。そういう意味で神谷町は貴重な街。 久しぶりに連絡の取れた大阪のクライアントと上野で面談。途中神谷町住人Mちゃんから連絡が入る。本当はこちらから明日の予定を連絡すべきお相手。 いつも忙しい彼女がこのタイミングで連絡なら、きっとランチ空いてるのだろう。「軽くドリンクならご一緒出来ますが」と神谷町TSUTAYAにて落ち合い、久ーしぶりに向かったのが当店。いろんな友と出会い、別れた多くの思い出の詰まったお店。http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200706270000/ 「ヨーロピアン」なMちゃん、木陰にある歩道のテーブル席に落ち着きご満悦の様子。ためらうことなくオーダーしたのがブランシェ。これを聞いてヒューガーデンと分かるあなたはベルギービール通。 ドリンクが来たあたりで、デジカメに入れた愛息K太クンの写真を自慢げに見せてくれるMちゃん、サングラスをかけ、サラダボールをつまむ姿はファッション雑誌の一コマを切り抜いたようなシーン。 お互いの午後からのスケジュールに合わせ、二杯目のドリンクをオーダー。それぞれの近況をアップデートしながら楽しい時間が流れる。そんなヨーロピアンなひと時をブランシュ片手に楽しんでいる僕は幸せ者だろう。 たまには「ブラッセルズ」もいいなぁーと再認識せずにはいられない。<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13049131/" rel="tabelog 88076da799b8046c8e0542a7007e2ff78004ff73" target="_blank">Bistro Vivienne</a></strong><script src="http://r.tabelog.com/badge/google_badge?rcd=13049131&user_id=43114" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
2009.07.02
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「来週みんなでディナーしようね」と約束はしたけれども、お目当てのレストランがなかなか予定が取れない。「DTさん、お願いします」と言われたきり、諸事情もあり腰が重かった。何もしないうちに当日の前日となる。どうしようかなぁーと思っているそんなときに、メンバーの一人から携帯連絡が入る。仕事の面談を終え、携帯の返信。早速週央に休みをとっている彼女とランチすることになった。そんなMちゃんに関しては、また何れゆっくり書いてみたい気もするけど、ともあれ落ち合ったのが神谷町の「TUTAYA」。一瞬の閃きで「Brussels]に行こうということで話がまとまった。このあたりの詳細はこちらから。ちょうど食事が終ろうとする頃、他のメンバーから携帯に連絡が入る。「明日どうします?」という問いかけをそのままMちゃんにふってみると、「じゃ」と、とある銀座のビストロに携帯連絡する。結局、彼女のいきつけの銀座のお店でオーナーに「最後のテーブル」をオーナーに予約して頂いた。そんな経緯で翌日伺ったのが当店。東銀座の「歌舞伎座」の直ぐ後ろにある「隠れフレンチ」といった感のお店。当日は最初に着いたMちゃんと僕が二人で向き合って座ることに。思えば2人でディナーをしたことはまだなかった。「二人なら、二人でいいかなぁー」と思い始めたころ、仲間の二人が店に現れた。かるぅーく、ハグを交わし、着席。ボトルを追加して食事のオーダーを始める。それぞれ独立した大人の四人、正直誰がテーブルを仕切っていたか分からない。ワインだけボルドー系でお願いしたような気がする。ツーペアーが揃ったテーブル程楽しい宴席もないかもしれない。それぞれお互いの話が尽きることがない。男2人でワイインを飲みながら、語り合っている間に、姫二人はどうやら六本木のサイキックの先生の情報交換をしていた様子。結局そのサイキックの先生の連絡先を僕の携帯に登録までして貰ってけど、僕はいまだお世話になる機会がない。一方これに嵌ったTさんは速攻で翌日六本木まで、出向いたらしい。その結果が意図もせぬ方向で動き出している。このあたりもまた後日ご報告ということで。木曜日ということもあるけれど、この不況下で満席が絶えない「Bistro Vivienne」はすごい。また改めてゆっくり食事して見たい佳店。次回が楽しみですBistro Vivienne (フレンチ / 東銀座、築地、銀座)★☆☆☆☆ 0.0
2009.07.01
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久ーしぶりに「harrits」に出かけた。日記をみると最後にこの店の話をしたのがもう3年も前のこと。あっという間にお店も地元じゃ「超有名店」だ。 11時の待ち合わせで駅に向かう途中に路地を通ると新しいスタッフが水掃きをしていた。「お店何時から」と声をかけると「11時からです」との返事。 11時ちょっと前に駅に現れたのが先日紹介した女優志願の高校生Sちゃん。今週末は大阪から出てきて小田急線沿いのおばあちゃん家に滞在している。 ランチでもご馳走するつもりで「おなかすいてる?」と聞いてみると「まだ早いかも」との返事。「fireking cafe」あたりはどうかなーと思っていたけど、それならと思い直し「haritts」へ。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=565897 これから開店というタイミングなのに店先の路地にはもう10人ほど並んでいる。お店の前で並ぶなんてこれまた久ーしぶりのことだ。 暫くしてやっと店内へ。売り子の(確かお姉さんの方だったかなー)が僕の顔を見るなり「お久しぶりー」といつもの素敵な笑顔で声をかけてくれた。 3年前の開店当時にはお店が開いた9時頃によく朝のコーヒーを飲みに来ていた。その後開店時間が11時に変わってしまい、すっかりご無沙汰している。 そんな彼女のカフェラテ・アートもすっかり上達した様子。落ち着ける店内でコーヒー一杯とドーナツ一つなのに一時間半も長居をしてしまった。 その後代々木公園から原宿を散策してSちゃんと別れた。ほんの数時間だけどまるで娘が出来たような楽しい時間だった。 こんな穏やかな休日のひと時もたまにはいいなー。 前回の日記はこちらへ http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200609100000/
2009.02.21
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先日ホテル西洋銀座の忘年会に誘った友人から、今度は「エキスパート倶楽部」でディナー会しませんかとのお誘い返し。どうやらいつもの「村」友達と食事会をするらしい。 彼(女)らとはもう6、7年来のお付き合い。近年多忙で中々参加できずにいたが、今回はいいタイミングのお誘い。早速参加表明してみた。 実はこの会、コアメンバーの二人がとある「村」の小学校の同級生。関係ない僕たちも、なぜかその村友達の話にいつも巻き込まれている。といってもその同級生の面々が結構な名士ばかりだから面白い。 場所は霞ヶ関コモンゲートにある「エキスパート倶楽部」。そのコンセプトはhttp://www.kk2.ne.jp/ex_club_web/about/concept.htmlということ。 ディナーは2500円(5品)から3500円(7品)まで。オンライン登録で割引クーポンあり。当店の経営はメディア系の会社で、そのワイン・アドバイザーを僕の友人が勤めている。今宵はそういうわけで当店に決まったらしい。 自慢のワインリスト、http://www.kk2.ne.jp/ex_club_web/menu/winelist.html実はこの値段が原価(市場販売価格)なのだ。というのも当店は勝沼にあるワイナリーの都内アンテナショップも兼ねているからだそうだ。何れにせよ酒屋で買ってくる値段でテーブルサービスしてくれるとはありがたい。 バブル時代に何度も国産ワインに騙された(裏切られた)経験から甲州ワインも滅多に飲むことは無いけれど、近年の国産ものにはそれなりの葡萄もある。樽だし生のシャルドネ、鳥居平産の白(甲州)も赤(メルローはちょっと力不足かも)も満足のいくボトルだった。 それにしてもコアメンバーの二人は「あら還」ならぬ「あら古希」なのに元気いっぱいだ。一人はバリバリの現役代表取締役で、もう一人はテニスに、「さば街道」巡りに、大忙し。 こんな彼(女)たちとのディナー会はいつもワインに酔うより、話の内容(話題の広さと深さ)に酔いしれている感じだ。次回年明けには当夜話題に上がった「武相荘」まで1時間半歩いて行く約束をして今夜はお開き。 二次会が無いのはやはり「あら古希」ということで。
2008.12.15
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実は当店開店以来、何かと節目になる昼食会でお世話になっている。当初は昼住人の街ということで、結構頻繁にお邪魔していたけど、今回の訪問は実に久しぶり。おそらく2、3年ぶりじゃないだろうか。その後、無沙汰していた期間と同じくらいの間、いわゆるバーチャルの世界で出会い、お互いに仮想空間上で仲良くしてきた友人がいる。それでもお互いの日記を読んだりしているので、分かり合ってることも多い。写真はこちらよりただ凄く驚かされたのは、当店自慢の広い敷地内、その玄関先で待っていると、その場に現れた初対面の彼女は、門を入るなりこちらに向かってにこやかに挨拶しながら歩み寄ってきた。まるで100%以上の確信で僕のことを知っている様子。この状況にいたったのにはそれなりの理由がある。普通なら先にお店に入った僕がテーブル席で待っているべきところ。なのに彼女は僕が意図的に玄関先で立っていたのを見透かしたような対応だった。ともあれ先に入った僕が確保しておいた窓際の二人席、ガラス越しには中庭の綺麗な紅葉が冬の日差しにきらびやかに映っている。場所柄シニアのグループ客でレストランはあっという間に満席状態だ。 さりげなくシャンパングラスで乾杯しながら本日のランチプレートから二人ともスズキのポアレを注文する。話を先攻する僕が、食事は後攻めの感じで会話が進む。勿論お互いに初対面であることは認識しているけど、意識はしていない不思議な会話状態。話す内容も初対面にありがちな互いに気遣いながらといった感じではなく、むしろまるでもう何年も知り合っている仲のいい友達同士の雰囲気だろう。しかも何年も知り合っている友人でもなかなか離せないようなことまで話している。自らスピリチュアルであると語る彼女、手相が分かるらしい。早速テーブル越しに見てもらうと、一番最初に僕の体調のことを言ってきた。もちろん言われた通りだけど先ほどの玄関先の対応のあとなら別に驚くことでもないのだろう。これまた本当に久しぶりの二時間ランチもあっという間にタイムアップ。やはり楽しい時間とは早く過ぎるものなのだろう。こんなに楽しいランチなら、また近いうちに楽しみたいものだ。PS:接客の方は満席状態ということもあり、以前ほど丁寧ではありませんでしたが落ち着いて食事は出来ました。それにしても残念なのが当店少し天井が低く会話の反響で少し話しづらいところがあります。 以下は2003-10-24の東レスのレビューから: 以前この地区にグリーン会館の裏庭ランチと言うのがありその桜の時期の壮快さが結構気にいってた人も多いはず。それ以上の緑の空間がこんな近くに存在したなんてホント見つけた人は幸せ者。本当は紹介しようか悩んでいましたが「ミスターYH」さんが登録されてましたので書かせていただきます。まだ十月というのに小春日和の一日。矢張り緑に囲まれて食事がしたくなり友人と共に真っ直ぐ此方に来ました。上記のグリー会館との違いはガラスで芝生の上には行けない事と、此方の本格的フランス料理は本格的。取り敢えず予約なしというのに窓際の席に座り、お勧めのホウボウのポアレを頂く事に、その前にポタージュのスープ両方とも直ぐ道の向こうにあるホテルオークラの「オーキッドルーム」と比べても引けを取らないだろう。その接客の質の良さもまるで一流ホテルのレストラン風。ただ気付いたのは客層がお金持ちのマダム達ばかりと言うこと。おそらくミュージアム帰りのお客が口コミで来るようになったのだろう。この場所でこの様な素晴らしい店が何時までOL、ビジネスマンなしで居られるのかちょっつ興味があり。株で言うならHighly Recommended(今が買い時)の銘柄だろう。
2008.12.10
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20分立ち並び。正直人生の中で立って並ぶほどつまらないものはない。 狭い間口を通り過ぎることなく暖簾を潜ったまでは良かった。女将が軽く会釈して親指と人差し指で「ほんのちょっと」の合図。ならばと思い店内に並ぶもそこからが長かったぁー。 久しぶりに「花金」(これまた死語か?)に待ち合わせた七年来の友人。彼女のスケジュールにあわせ同じ小田急線で東北沢に出向いた。二人で店内に並ぶも「だったらビールの立ち飲みくらいどう?」なんて話しているとお茶を差し出してくれた。 「さりげなく、じゃなくホントはビールだよ」と語りかけるも暖簾に腕押し、決済権のないアルバイト君には返答不能の会話となった。 やっと落ち着いたカウンター、これが当店ご自慢の「コ」の字カウンター。ちょうど右下の角の辺り(入り口近く)で大将の仕事が良く見える場所。おでんのオーダーにはもってこいの場所。 そうこの店はおでん専門店、「おかめ」なくして冬は成り立たない。なんだかんだ言ってもここ数年来DTの「超」お気に入りの店には変わりないだろう。 「黒胡麻和えのレンコン」と「ごま油の効いたイカ」の付け出しをつまみながら、取り合えず「生」に合わせて頂いたのが「カレイのから揚げ」当店定番目メニューの一品。今宵はレモンと塩で頂くことに。これが最高に旨い!。同席のCちゃんもご満悦。鰭も、頭も、骨までもビールのつまみにバリバリいけちゃう。 「ひかりもの」ならなんでもという彼女に合わせ、刺身を造ってもらったのが「真鯵」。叩きと刺身と何れかのチョイスは勿論「刺身」。小さめの切り身は一瞬叩きかと思うくらいだが、葱と生姜を絡めたお味は最高。思わず燗酒が進んじゃう。 それにしても当店の人気ぶりは凄い。シーズン真っ盛りといえばそうなんだけど、この活気があるのと無いのじゃお味も少し違ってくる。 おでんは僕のリクエストで「キャベツのロール巻き」(これだけは外せない)、あとはCちゃんの好みで「こんにゃく」と「こぶ」。これまた定番の「〆のおにぎり」は「鮭」を半分で頂いた。 いやぁ~、ホントに旨いんだからこの店。 「燗」をなんだかんだで6合程飲み、おでんの至福を堪能した後、「じゃもう一件行くか」となったのが下北沢。最近出来たバーでCちゃん自慢の旦那も合流して3人で飲むことに。 実は旦那のABちゃんとは今宵初対面。彼の話はいっぱい聞いているのでそれでも初対面とは思えないほど楽しい酒の場となり、四人席の向かいで眠りだしたCちゃんを横目に二人で赤ワイン二本空けてしまった。三時過ぎまで飲んだのも久しぶりだろう。 「なぁ~にー、ヨッパラちまたなぁー!」は強烈に今の実感。 次回は二時会なしで「おかめ」に行こう!前回のレビューはhttp://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200710140000/からPS:「おかめ」のリンク整理しておきます。「おかめ」~3~ 2007.01.12のレビュー:おでんやで「プチ新年会?」またやりたいなぁ「おかめ」~2~ 2006.01.23のレビュー:「雪の日のおでん」いやー最高!「おかめ」~1~ 2005.11.07のレビュー:momotaraさんのコメントがこの店の全てを語ってくれてます。
2008.11.28
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「銀座バーテンダー物語」って知ってますか? http://homepage2.nifty.com/inotaka2001/page124.html 文庫本をバーのカウンター越しにもらったのはおそらく生まれてこの方この店だけの出来事。 店の名前は「クール」。銀座一、日本一のカウンターバーだ。 「えぇー、どこ?」って思っているあなた、残念。もう五年早く生まれるべきだった。昭和初期から70年近く銀座でバーの灯りをともしてきた古川禄朗さんの店も実はもう5年ほど前にその灯りを消してしまった。 これはそれ以前の、まだお店が毎日五時きっかりに灯りを灯しているある間の話。当時DTを銀座で連れ回していたのが黒ちゃん。一廻り弱年上の彼から紹介された銀座のバーは、その丁目の数ほどある。 その中でも当店は別格、7丁目にあるこの店を訪れる時の黒ちゃんは必ず一旦店の前を通り過ぎて8丁目の花屋までいく。そこで花束買ってから7丁目のお店に入るのだ。ドアを開けると一目散にマダムのところに向かい、その花束を渡してからカウンターに着く。 そんな「儀式」を何度か繰り返した後のある夜、いつも込み合う店内のカウンターの真ん中あたりに陣取ると、当店のマスター、「銀座バーテンダー物語」の主人公古川禄朗さん初めて紹介された。戴いた本は勿論そのときのもの。ちゃんと名刺交換をした「選らばれた」客だけが、あのマーティーニを両手で回すような手馴れた手つきで、実名入りのサインを戴けるらしい。さて、上記の写真、最初の一枚はその古川さんの直筆サイン、そして二枚目は黒ちゃんの「酒に十得あり」、最後は本に収録されている禄朗さん昭和28年の写真、羽田空港でダンディーに。 で、なんでこの本の話なのかというと、実はこの本がその後いつも通っている神谷町のバーのマスターに預けてあった。それが今夜恐らく5年ぶりくらいでDTの元に返ってきたというわけ。 早朝から働き詰めでやっと自由な時間になったのが午後8時過ぎ。八重洲の居酒屋から日比谷まで酔い覚ましに歩いて向かったのが神谷町「Change」。思えば今朝もこの地にいた。 ドアを開けるとYちゃんがテーブル席で迎えてくれた。カウンターにはJちゃんがいる。久しぶりに会う彼と軽く握手を交わし一席空けてカウンター真ん中に陣を取る。 八重洲でしこたま飲んできたビールと焼酎の口直しに、ティオペペをグラスでオーダー。つまみにはどうやらキッチンを守るラナちゃんの新メニュー「エビのガーリック味(カマロンのアヒージョ)をいただく。これはヘレスにはもってこい。 懐かしいねー「クール」、思い出に残るバーとはそういうのもなのだろう。
2008.11.19
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代々木上原の地を離れ勝鬨橋に暮らす友人が久しぶりに当地を訪れるという、しかも地元のマンション販売の現地検分とのこと、もしかして即金買取もあるのかと期待しつつ、検分後のランチに同席することとなった。写真はリニューアルされたホームページから。お店のコンセプトがいっぱい詰まっている。土曜の朝というのに昨夜飲み過ぎたせいか、いま一つ調子が出ない。ともあれ不動産関連、友人関連、いわゆるerands(諸事諸々)を終えて、本日赤坂で初対面のM氏ともに向かった先が「Vecchia」。DTにしてみれば思いがいっぱい詰まっている上原の名店だ。ダメ元でドアを開け、先ずは二人席を確保。座ったのが一番奥の「VIPルーム」。実はこのスペースこれまたDTの思い出が色濃く滲むもと「Time」無き後スペース。都合のいいことにデーブル三台合わせると丁度五人席になる。残り三席に程なく着席したのが、上原出戻りを計画中のK嬢、これまた最近神楽に転出したJ嬢、そしてまだまだジモッチのAちゃんの三人。どうやら最近このこのアラフォートリオは関東圏内をあちこち「プライベートジェット」で飛び回っているらしい。そのあたりの詳細はDTにもさっぱりわからないが、こうやって土曜のランチを一緒に食べるのも久しぶりのこと。新参加のM氏も実は上原には週一で通っている。ベッキアも勿論既知の店。頂いたのは休日メニューのPranzo B(1,800円)。Antipasto Mista 前菜盛り合わせとサラダPasta del giorno 本日のパスタDolce 本日のドルチェCaffe 食後のお飲物盛り合わせは5種類、この値段で五種類のおつまみはうれしい限り。パスタは3種類からのチョイス。DTが頂いたのはヤリイカのペペロンチーノ。今日のドルチェはご自慢のテラミス。新幹線の都合で食後のカモミールもカップ半分で終え、席を立つことに。テラミスはアラフォートリオ+1の四人に託し駅に向かった。帰り際オーナーシェフの見崎氏に軽く挨拶。もう最近は年に一度ほどしか来ないのに、優しく会話を交わしてくれるのは本当にありがたいこと。そのあたりのいきさつご興味があれば以下のリンク先で。http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200702140000/http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200510020000/
2008.11.15
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家一軒掃除するのは大変なこと。朝から休むことなく働いていた。昼食も取らず最後に風呂を洗い、週末出かける鞄を詰めて、向かったのが当店。ちょうど2時閉店数分前の滑り込みセーフと言ったところ。お店の紹介と写真はこちらから新幹線の時間を考えるとちょうど30分あるかないかといったところ。ゆっくりイタリンアンというわけには行かないタイミング。掃除を手伝ってくれた友人には「新しい蕎麦屋があるから」とこれをエサに昼食無しで活躍してもらった。上原銀座の坂を下りながら、「でも時間がないから立ち蕎麦だよ」なんて軽口をたたきながら暖簾をくぐった。まだ開店間もない(どうやら7ヶ月目だとか)店内の内外装はおしゃれ。いかにもしゃれた蕎麦屋さんといった風。一番奥のボックス席に向かい合って座り、それぞれ「かもつくねせいろ」を所望。かも汁に浸かった葱の旨さに先ずは感動。底に沈むつくねを取り出し軽く唐辛子をふっていただく。こちらも美味。最後にせいろに手を出してみる。北海道からの新そばということだがまったく文句なしの美味さ。肉体労働のあとということで序にビール中ビンをグラス二つで追加オーダー。これがなんとハートランド中ビン(500ml)。つくねをつまみながらの喉越しは最高!!序に日本酒のメニューに目を通す。気になったのは週末地元の愛知「長珍」。他には山形「ばくれん」、福島「会津姫」、大分「鷹来屋」、愛媛「石鎚」、青森「豊盃 」。蕎麦屋で一杯という時にはまた訪れたい一軒。 上原で「蕎麦」と言えば大体相場は坂の途中の「山せみ」か坂上の「山都」。そんな上原ビレッジの坂下に出来た超重量級の蕎麦屋が「ごとう」。「335(山山ご)」の三つ巴は暫く上原人の喉を堪能させてくれそうだ。
2008.11.08
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もうおそらく一年ぶり以上だろうか。渋谷の夜。新規事業を立ち上げた友人から仕事の手伝いを頼まれたのはもう三月ほど前。その事業をきっかけに彼と今は複数の仕事の話をしている。そんな中で昨夜のメインテーマは環境事業。いわゆる緑化事業というやつだ。そんな友人とマークしティーで落ち合って向かった先が「ガラシャ」。当店の話は多分以前何度かしているはず。ただ残念ながらまだママが店を開ける前の時間だった。ならばと思い軽く飲みに入ったのが「Sgrosso」。これまたDT日記では御馴染みのお店。久しぶりに入った店内、なぜか以前と違った雰囲気、でもそれはいい意味で違っていた。店長もスタッフも総入れ替えした様子だけど、店の年輪はちゃんと積み重ねている。開店当初、Mちゃんと何度となくかよっていたけど、あの頃とは違う常連客の多さがその雰囲気を作ってくれていいるのだろうか。だったらまた気軽に渋谷でイタ飯食べに来てもいいじゃないだろうかと思った夜。前回:http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200601170000/前前回:http://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200512290000/
2008.11.07
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休日の朝、散歩がてらに出かけるカフェがあるというのは幸せなこと。以前は「ハリッツ」のカフェがお気に入りだった。その後なかなか出歩く機会が少なくなっていたけれど、先日「OK」まで足を延ばした序に立ち寄ることに。先ずはコーヒーお変わりできますか。と聞いてみる。ポットに入れてあるイタリアン(もしかしてフレンチ?)ローストはお代わりが出来るとのこと。それにトーストをバター抜きで添えて貰うことに。サイドの杏ジャムはもちろん自家製。散歩についてきたAちゃんはパリジャンのセット。 こちらはいわゆる当店自慢のパンの盛り合わせ。小さめのバゲットがすこぶる美味い。「Viron」の朝食は9時からだし、また早朝の散歩道で立ち寄りたい桂店。
2008.11.01
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ここ一月ほどよく赤坂界隈を歩いていた。いつも通る裏通り、いわゆる「鳥善」通りにあるお店が当店。昼飯食べ損なったある日、「流動食」を求めて立ち寄ってみた。昼下がりの周りはとっくにランチタイムを終えた時間帯、お店が開いているだけでもありがたい。「ビール一杯だけでもいいですか?」と断りを入れて一席占領することに。http://mako-f.mitto-f.com/?eid=430509気さくなマスターとは直ぐに意気投合。店の名前やらハウスワインやらを語り始める。その気になる名前はラテン語で「その日を捕まえる」といったところか。元ネタはホレイスの詩。英語なら「Seize the Day」。まぁその日を精一杯生きるといった感じ。そんな気の利いた名前をつける感性に惹かれる。ビールはキリンのハイランダーのみ。その後もワインの話やら、アフターファイブの話やら気楽に話をするために立ち寄っている。直ぐ斜め向かいにあるビデオショップとあわせて今のDT一番のお気に入りの店。
2008.10.29
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なかなか旨いうどん専門店にいくこともないだろう。ご近所ともだちのVちゃんから「この店美味しいらしいよ」との情報を貰い、それ以来なかなか行く機会がなかった。ちょうどタイミングよく一緒に行こうと賛同してくれたのがこれまたご近所友達のJちゃん。開店ん時間に合わせて店の前での待ち合わせとなった。画:赤松真由美 ホームページより麺喜という表現もかわっているけど、営業時間をみればすぐにわかるだろう。お店のこだわりは半端じゃない。「打ちたて、茹でたて、揚げたて」はもちろん 、一本線の通った雰囲気は和みよりは緊張感がある。また、近いうちに一杯うどんをひっかけに立ち寄りたい名店。
2008.10.06
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数年前インターコンチネンタルグループ傘下に入り大改装後のホテル、以前と比べればめっぽう出入りも少なくなったような気がする。そんなホテル最上階にある鉄板焼「赤坂」はステーキ好きのノンジャパディナーには結構使えるコンサバな場所だろう。 接待続きの一週間コーポレートディナーで結構大変なのがベジタリアンディナー。それ以外には宗教的制約やら、アレルギー的制約が入ると結構難しい。前夜もポークNGのメンバーがいることが発覚、ステーキならOKというリクエストに答えて立ち寄ったのが当店。鉄板越しの夜景を楽しむのは会話が和んで◎。写真はホームページより当日の予約という制限までついて鉄板席はメインで切り上げ、デザートは個室でいただくことにした。これがある意味では大正解。ダイニングからレセプションに移動する感じで個室からの眺めを楽しみながらの談笑はとても楽しかった。たわいのないアメリカンジョークに花が咲き、個室の中は笑いの渦。こういう交流を楽しめるのは幸せなことだろう。
2008.10.03
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写真界の巨匠と水墨画会の巨匠の対談に顔を出してくれといわれ、向かった先が新橋。烏森通の柳の側にある昭和屋敷の暖簾を潜り、二階の個室に上がると巨匠の一人とカメラウーマンが待っていた。伊勢エビの活け造りから、お任せコースの最上格の料理が二人の間にある卓上に並び、テーブルを二台のビデオカメラが捕らえている。緊張と云うほどのこともないが、まともに話せる設定でもない。写真はホームページより、上握り3人前二人の会話に適当に相槌をいれながら、「特上お任せコース」をつまんでみる。どう思っても食事を楽しめる状況ではない。宴席を仕込んだ国際投資を手がける友人とDTだけがなぜか昼からというのにビール。一方対談しているメインの二人はウーロン茶。この状況どう考えても不思議だ。さて、当店、もともと博多では名の通った割烹「やま中」の山中強司氏が東京で一勝負するため四年前に始めたお店。「やま中」は創業五十年の老舗。「新しい感性で、好みやわがままを存分に言える、隠れ家的な店を目指している」とか。対談後はその山中氏も丁重なご挨拶を戴き、また機会があれば再訪したい鮨屋敷。
2008.10.02
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最近月一であっているいとこがいる。なかなか同じ東京の空のしたで暮らしていても親戚とそうしょっちゅう会うこともないのが普通だろう。底抜けに明るい彼と話をしているといろんな元気を貰っているような気がする。そんな彼も超お気に入りなのが当店。もうDT日記のおなじみのお店だろう。相変わらず笑顔でドリンクを仕切るNちゃんとキッチンの中にいるマスターの二人で切り盛りしている。マスターの一品料理は全て◎。いままで外したことがないのも凄いこと。この日も生ビールで始まり二杯目からはいつもの唐辛子ハイ。赤い実が3つほどグラスに並んだあたりで今宵はお開きとなった。また彼と呑みに行きたい場所がふえた気がする。前回のレビューはhttp://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200707190000/前々回のレビューはhttp://plaza.rakuten.co.jp/DreamTree/diary/200611070000/
2008.10.01
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「松本楼」を書いた勢いで続けましょう。実は「松本楼」で「四人組」と会食をした翌日、ベンチャー経営陣二人を連れ朝から二件の面談に駆け回っていた。その後ベース基地であるペニンシュラホテルに戻って食事をとることに。ただ、昼食をしながらの作戦会議なら何もホテル内にとどまる必要はない。ここは当然のごとく昨夜行きそこなった「南部亭」にリベンジを試みることに。夕暮れ後の公園もいいがパラソルの下でのフレンチもビジネスランチなら粋なもの。この辺りの「場の雰囲気」がわかる当店マダムの接客を受けて、「わざわざ来たかいがあった」としみじみと感じいる。正直おいしいフレンチなら今時都内数多あるのだろうが、こういう雰囲気と接客のいいお店が公園内にあるのは本当にうれしい限り。これでもう十数回は訪れたと思うけど、いつまでも続いてほしい名店だ。以下七年前の「東レス」レビューから********2001-12-21*******「南部亭」名前を聞いただけで昔の思い出がよみがえる僕にしては特別なレストラン。入った途端にその相変わらぬ丁寧な接客態度に一安心。楽しい食事(ノルウェー産のサーモン)にワイン(オーストラリアのシラー)を3杯も飲めば自ずとレーティングも甘めに。これからはもう少し足繁く通いたいもので。<a href="http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13002880/" rel="tabelog 8dc62ea56ea2c2ff5493f5cf310947a0">南部亭 (ナンブテイ)</a>
2008.07.18
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先日来のペンシュラホテルシリーズ、海外の来客と過ごす慌ただしい一週間にアクセントをつけるには日比谷公園は最適の場所。DTにして見ればもう20年来のランチどころ。バブル期の頃は昼休みといっても皆慌ただしく過ごしていた公園も、21世紀の今は近くの昼住人憩いの場となっている。それも時代の流れだろう。さて、当店、夕暮れ時に良く一杯呷りに立ち寄ったりする。実は当店のガーデンが気に入っているからだ。樹齢400年はある銀杏の樹を見るだけでも心が静まる。銀座帰りによく日比谷公園を霞が関までななめ横断する際にはちょうどいい休憩場だ。で、今回の利用はディナーにて。正直「四人組」を連れて行きたかったお店は、知る人ぞ知る公園の隠れフレンチ、「南部亭」だった。しかし当夜は珍しく貸切ディナーのためNGだとか。皆の時差、時間の関係を考えて結局同じ公園内の当店へと。「南部亭」の接客と比べては可哀そうだがこちらはとりあえず食事をするといった形になってしまった。それでもガーデンの雰囲気はそれなりに楽しめる。使い方によってはもっと価値がある場所だと思っているのはDTだけ?以下六年前の「東レス」レビューから同公園内の「日比谷茶廊」********2002-05-26********以前レビューした、日比谷公園内の「南部亭」と同じく筆者にはとってはとても懐かしい場所。十数年ぶりに金融系の方とビジネスランチ。当時は「長銀」の方がお相手だったりしたのだろうが今回は「新生」の方と、これも時代の流れか。此処は何と言っても場所の良さでしょう。帝国ホテルから歩いても数分、池を眺めながらのランチの価値はかなり高め。昔ながらの食券を入り口で求めて買うやり方や、接客態度も何もないウェイターの態度も中に入ってしまえば全く関係なくなってしまいます。ランチは味噌汁付きのカツ丼にサイドオーダーでサラダ。五月晴れの天気に合わせてビールを戴くことに。お相手の二人はそろってToday'sランチ(イカフライ)。最後にカフェオレを付けても2000円しなかったと思います。CPはかなり高いでしょう。ガーデンカフェ系は今が一番良い季節。なのにあまり人も並んでおらず◎ランチでした。夏は確か列が出来て蚊にも刺されるのでお勧めできませんが。
2008.07.11
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前回、前々回に続いてのザ・ペニンシュラ東京シリーズの第三段。同ホテル最上階(24階)にある日比谷から眺望を楽しむにはもってこいの場所。商談も兼ねて予約しての使用、当初眺めのない個室のみOKとのことだったが当日のアレンジでオープンスペースから眺望を楽しみながらの会食となった。やはりこのスタイルの方が話しやすい。フレンチベース「インターナショナル・キュイジーヌ」とのこと「上品かつコンテンポラリーな世界の味覚を彩り豊かにアレンジした」とお店では紹介している。当然食事以外に、豊富な品揃えのワインの為、待ち合わせのバーとしての利用もありだろう。トワイライトディナー(グラスシャンパン付き税、サービス込みで¥6,500)は使いがってが好さそう。「Peterアフタヌーンティー」と合わせて当店の使い方のバリエーションになる。<a href="http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13042813/" rel="tabelog ede4fb023eac42eedded0e3d15df8ca1">peter (ピーター)</a>
2008.07.04
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ベンチャーといえども一応上場会社のCEO、個人の持ち株比率が4割として、時価総額100億円とすればこの会社の持ち分だけでもそのネットアセットバリューは計算済みのはず、そういう人間とさりげなく仕事ができるというのも悪い気はしない。いつも通りラウンジで落ち合い、空き時間を使って打ち合わせのスペースを探すも、前回ご紹介の「ザ・ロビー」は満席状態、でホテルのスタッフに相談してみれば地下のカフェで席が取れるかもという。結果、一席を確保して貰いメンバーに連絡して地下のカフェにて落ち合うことに。ここがまた渋い。というのもグランドフロアーの「ザ・ロビー」が混雑しているのを見越して鼻からここで待ち合わせ商談したり、喧噪とした地上階を避けて静かに落ち合う二人組などさまざまな人生模様が映し出されてる。一方、こちらはただ単に仕事の打ち合わせをしたいだけ、といえども午後も深め、5PM過ぎたらコーヒーは飲まないのがDT流。勿論Coffeeの値段がグラスよりする場合は昼時からでもOK。そこで躊躇うことなく、ビールを小瓶にて所望、続いたメンバーもアルコールOK組は右に倣えといったところ。残念ながら当店の接客はこのあたりの合間がいま一つ読めない。基本的に喫茶使用が多いのはわかるが少し寂しい。自腹でここでコーヒー飲むかと言われれば、もっと美味しいいCafeはほかにもあると思っている自分がそこにいた。
2008.06.27
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前回日記に登場した四人組が一週間泊まっていたのが「ザ・ペニンシュラ東京」、毎朝当ホテルのロビーで待ち合わせるのが日課のような一週間と相成った。三日もするとホテルのスタッフとも顔馴染み。どうせそうなるなら宿泊客としてそうなりたかった。そんな彼らと待ち合わせ、打ち合わせに毎につ使っていたのが当店。銀座(日比谷)の一等にある当ホテル、唯一の難点はホールの狭さ。それを補ってくれるのが「ザ・ロビー」だろうか。ふと見上げると中二階に演奏用のバルコニーがあり生演奏していたりする。狭さを逆手に取った演出はそれなりの魅力もある。そういう意味で「ザ・ロビー」の通路、待ち合わせのベンチ、店内と仕切りがあってないような感覚もイケている。カフェと食事の内容も全く問題なし、接客に至っては業界の見本のようなもの。ホテルとホテル内出店のスタッフ間の連携も素晴らしい。こういうトータル対応はお客の目線でちゃんと考えてある。やはり宿泊客と会う時以外は使いにくいかもしれないけれど、銀座での打ち合わせにちょっとアクセントをつけたいような時には使える場所だろう。
2008.06.20
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世界中を飛び回っているベンチャー企業経営者とその投資家仲間が総勢4人でやって来た。彼らといわゆるロードショーで一週間ビッチリ付き合ったのももうだいぶ前の話。そんな彼らと楽しく過ごした「友食人酒」を少しずつ紹介してみよう。実は四人のうち3名が初来日、残り一人は20年以上前に大阪に来たことがあるとやら。で、来日中のマストアイテムの一つが「ROPPONGI NIGHT」というわけ。ホテルのロビーで手短にその日の段取りを決めて其々に分かれて活動する。経営者陣二人は僕と一日3件ほどのミーティングをこなし、最後の渋谷のミーティングの後六本木に向かった。一方投資家二人はどうやら芝の増上寺に出かけたらしい。予定はアフターファイブに六本木で落ち合うことになっているんだけど、初来日でまだ日比谷のホテル周辺以外何も知らない彼らと、六本木で落ち合うには「maduro」のような店は大いに役立つ。コンセルジュに頼んでTaxiの運ちゃんに「六本木のGrand Hyattお願いします」と乗っけて貰えればなんとかなる。こういう待ち合わせの仕方は世界中を旅するコスモポリタンな彼らとのいわゆる「共通語」といった感じだ。案の定久しぶりに当店のスライディングドアを通り抜けると中央の丸テーブルには先についた投資家二人が、チャンパンを開けて寛いでいた。やっと彼らともゆっくり話す時間ができたというところか。前回あってからもう二年は経っているだろう。新規事業の話やら、彼らが先週末イングランドで見てきたチャンピョンズリーズの準決勝の試合やら、公私の話題で話が弾む。話がだんだん盛り上がってきたところで夕食かたがた六本木散策を開始することに。彼らとの「Roppongi Night」 is still youngというわけだ。
2008.06.13
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随分と久しぶりの日記だ。別にブログをまた書き始めたわけでもないんだけれど、「たまーに更新再開」といったところだろうか。何れにせよ復活記念ということで今日はとっておきのお気に入りの店をご紹介。これがなんとドイツのお店だ。話は飛ぶが実は先週神谷町で待ち合わせた友人を連れて訪れたのがいつもの「Change」。ところがドアを開けてみれば、新しくカウンターの向こうに入った「Kちゃん効果」だろうか?なんと満席。ならば、とマスターに「席が空いたら携帯連絡して」に電話してと頼み、向かったのが「フランツィスカーナー」。一杯目のドイツビールには何度も使っているお店。梅雨時の蒸し暑い一日、一日中都内を移動してシャツもドロドロ状態。先ずは一杯目のビールが飲みたいのに「Change」に振られ、やっと辿り着いた当店は最近変わったオペレーションが悪く、いつまでたってもビールが来ない!おまけに蚊には刺されるはで「泣きっ面に蚊」状態。確かに「スパテンラガー」は美味しいけれど、残念ながらもう当店を訪れることはないだろう。横道序にもう一軒、神谷町のドイツと言えば「ツム・アインホルン」は外せない。こちらは都内でも人気のドイツレストラン。お店はオーナーシェフならではの雰囲気と素敵なマダムの接客でいつ行っても心地よい。もちろん料理も◎。さて、本題の「EX」。もう十年来通っている店。知る人ぞ知る都内一の「ソーセージハウス」。フットボール好きのドイツ人、ヨーロッパ人、英国人達が夜な夜な集う店だ。ビールとソーセージの老舗ともいえるだろう。なんせドイツ人オーナH氏はこの場所でもう28年やっている。キッチンは日本人のHさんが受け持っているけど実は彼のソーセージは本国オクトーバーフェストのコンテストでも優勝する程の味との噂。グルメ情報が溢れるTokyoの街でもこの店はまだUndiscoveredといったところか。正直ドイツ人を始めエキスパットの間では狭い店内で陽気に談笑できる心地よい場所。日本人同士でスーツ着てってのは×の世界。Yahoo.comの紹介文がすべてを語っている。Ex is a small, cramped German pub with an authentic German atmosphere. It gets really crowded and rowdy, but it is all good fun. Good place to meet people, especially members of the expat German community. The bar counter, which occupies the center of the room, has seating around its three sides. Those unlucky enough not to find a bar stool have to stand. And this is just what gives the place its realistic touch. Bitburger is available on draft and there are also a number of German bottled beers and wines on offer. The home-style food, typical of German pubs, such as shnitzel and sausages, is very good and comes in generous portions. You will not leave hungry or sober.ここでお勧めなのが「ハーフ&ハーフ」。勿論白と黒のビールわりではありません。当店自慢のソーセージプレートというのがあり、3日位断食してたならオーダーしてもいいだろうが通常ではとても食べられる量ではない。このソーセージプレートを半分の量にして、もう半分はザワークラウトを中心にした野菜をのっけて貰うのが一番。正直これでも可なりの量だ。「世界一」のソーセージを腹いっぱい食べたくなったあなた、ぜひお試しあれ。ただし常連客じゃないとあまりいい心地はしないので、誰とどんな雰囲気で行くのかだけは心得てお出かけを^^。
2008.06.06
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ここ数年バースデーディナーを鮨屋ですることになっている。そんな友人の誕生日に合わせて予約してみたのが当店。去年まで地元では人気の「すし勘 分店」でやっていたけど、今回は当店をリクエストしたお相手に合わせての初来店。噂どおりの接客の良さと、内容の濃さには脱帽。本当に楽しいひと時と旨い酒を握りつまみながら堪能致しました。ゆっくりカウンター鮨なら絶対のお勧めどころ。<a href="http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13043539/" rel="tabelog c7281108cda6c46014eaf550de24a425">鮨 廣金 (Sushi Bar Hirogane ひろがね)</a>
2008.06.02
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新年会でもやろかということで「Casa di Michelangelo」(CDM)にご近所仲間を誘ってみた。思えばこれで3年連続のCDMでの新年会ということになる。昔は毎週末のように友人の家に招待されたり、招待したりの生活だった。そんなディナーパーティーをこなすには結構エネルギーがいる。 いわゆる社交上のお付き合いといったところだろうか。誰のパーティーに誰が呼ばれるかが結構重要な要素だったりする。正直、30代のエネルギーがないと、そういう生活はちょっと疲れる。今はむしろ、気の合う仲間どうしで集まるディナーパーティーの方がありがたい。こういうパーティーなら会話も弾むし、飲み過ぎても悪酔いはしない。年明けあたりに日程調整を始め、平日の夜の開催ということも考慮してポトラックディナー形式で8名が集まった。ちょうどディナーテーブルに収まる人数がそろい、食事も、お酒も、会話も弾む。メニューを適当に割り振ったことで、アピタイザー、食事、ワイン、デザートと上手くアレンジすることができた。食後は85年夏アフリカ飢饉を救うために当時のトップミュージシャンが集まった「Live Aid」のビデオ鑑賞会で大いに盛り上がった。このジャケットも見てピンとくる人は同世代?当時絶頂を極めていたQueenの出番はまるで彼らのコンサート状態、他にもストーンズ、ボブ・ディラン、フィルコリンズ、スティング、H&Oなどなどそうそうたるメンバーが揃うまた、来年ディスク(4枚セット)の続きを見る機会があることを期待しよう。
2008.01.24
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有形文化財なんて言葉は滅多に聞かないだろう。創業明治26年といえば確か1893年だからかれこれ115年の歴史ということになる。唐破風入母屋造りについてや当店の歴史についてはホームページに詳しく書いてあるので是非ご参照あれ。今年の初仕事は小田急線に乗り終点小田原駅へ向かった。冬というのに小春日和のような温かい一日、城下町小田原散策を楽しんでみた。街道沿いに並ぶ老舗の数々、またいつか訪れたくなるお店ばかりだ。東海道沿いに並ぶ老舗 こちらも街道沿いにある軽く不動産がらみの仕事を終え、先ず腹ごしらえに向かったのが当店というわけ。天井の梁の曲線が美しい間もなく2時というのにまだ暖簾を入れてないのはありがたいことだ。相模湾の海の幸を楽しもうと頂いたのがランチの握り、お椀付きで1500円弱。 ランチの握りにお吸い物を付けて裏のお座敷屋敷正面の建物腹ごしらえが出来たところで向かったのが海岸。ここは明治天皇も訪れた場所で相模湾が一望できる。穏やかな海こちらは伊豆半島方面を眺めながら遠くに浮かぶ船帰り際街道沿いにもう一件まるでお城のような「ういろう」の写真も撮り、後は本物の城に向かうことに。城下町の古地図 武家屋敷地図天守閣を望んでズームアップ思いがけない小田原城下町の散策、新春の初めにはもってこいの一日だ。
2008.01.14
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独特の黒地にオレンジの看板、70年代に流行したログハウス調の内装、そしてボリュームのあるメニューの品々、名古屋発オリジナリティーいっぱいの当店に通いだしてもう30年になる。写真はAllAboutJapanより昨年フランチャイズ店の念願「東京進出」を果たし、その全国展開数も300店を超えて、もはや名古屋独特とは云えないのだろうが、本店(一号店)は今でも在所の散歩道にある。明るい日差しに誘われるように散歩がてら出かけたのはもう一月ほど前だろうか。その帰り道、とある和食店に立ち寄るもランチタイムは終わっていた。そうして思うと2時過ぎでもOKな「コメダ珈琲」の価値は高い。昔学生の頃は仕事仲間とよく深夜のミーティングに使っていた場所、当時午前で行けるところはこことデニーズくらい。あの頃はまだ店の裏に緑が多く残っていて、ログハウス調の店内の雰囲気と凄くマッチしていた。そんなノスタルジックな思いを心に秘めて、ランチにオーダーしたのが「あみ焼きチキン」、これは旨い。写真はお店のホームページから最近ではすぐ隣に高級喫茶の「吉茶」を開始、今後の動向が気になるところ。あれからコーヒー文化を取り巻くビジネス環境は激変したけど、当店だけはいつまでも変わらずにあって欲しい。またふらっと立ち寄りたい名店。
2008.01.13
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「Cafe de Flore」の話をしたことがある。正直三度ほどパリに行ったことがあるが本物の「Cafe de Flore」へはまだ行ったことがない。あえて言えばその「Cafe de Flore」の表参道店に何度か足を運んだことはあるが、その店ももうだいぶ前に閉じている。その「Cafe de Flore」が今日「蛸飯」ランチしながら見ていたテレビに映っていた。どうやらファーストジャパニーズという番組があるらしい。そこで取り上げていたのが山下哲也氏のこと。彼こそが当店100年の歴史の中で初めてのフランス人以外のギャルソンなのだ。写真はNHKのページより番組の内容も良かったけれど、「Cafe de Flore」の映像がまた美しく楽しんでみることが出来た。個人的には山下氏もバイトしていた「Cafe de Flore」表参道店の元総支配人S氏からFloreについては色んな話を聞いていたのでなぜか懐かしい感じもした。 Floreのホームページも面白いそんなS氏が永年守ってきた裏原宿の「Cafe Luigi」も久しく顔を見せていない。来週あたりはと思っていたがこの番組をみてますますその気になってきた。
2008.01.12
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どんな番組でも10年近く見続けて、その最終回だけ見れないと言うのは辛いもの、ましてやご紹介の通り「史上最強」とまで言われたあのサインフェルドのラストシーズン後半を見ることなくこの十年の歳月を過してきたのは大変なことだ。アマゾンのリンクからプレビューが見れます。そんなラストシーズンのDVDボックスを自分へのクリスマスプレゼントとして買い込んだのが二週間ほど前のこと。最終回に対する過剰な期待を抑えつつ、いつものジェリー、イレーン、ジョージ、クレーマーの順で箱に詰まった四枚のDVDのディスクをプレーヤーに入れ、エキストラシーンや「Yada、Yada」バージョン全てを見ながら、エピソード#180へと進んでいった。当時メディアを騒がしたサインフェルドの最終回のストーリー、番組関係者すべてが機密必守の書類にサインをさせられ、話題が話題を呼び色々な憶測が飛び交う中(イレーンとジェリーが結婚すると言うのが多かったらしい)1998年5月14日にオンエアーで開かされた内容は以下の通り。一般的にGood Samaritan lawと言われる困った人を善意を持って助けた場合過失がなければその責任は問われないという法律を逆手に取った逮捕劇に上記四人がマサチューセッツ州の田舎町で巻き込まれる。以下180回に渡る数々のエピソードを彩った多くの準レギュラー陣が、いかにこの「NY Four」が罪深い人間であるかを裁判所でたんたんとそしてコミカルに証言するのを回想録形式で綴っていく。放送当時はファンの期待と裏腹にキャラクターをこき下ろす内容と懲役一年という判決の後味の悪さに評判はあまり高っくなかった。それでもフランク・シナトラの命日にも関わらず最終回の歴代視聴率3位(1位MASH、2位Cheers)というのはやはり凄い。サインフェルドのキャラクターの多くが実在した人でそのエピソードも実話に基づくのが多いのだが、上記四人に加えて忘れてならないのだラリー・デービッドだ。彼こそが実世界のジョージなのだ。その彼もショーのプロデゥーサーかつライターとして番組を仕切って来るわけだけど、シーズン7以降は番組から離れている。ラストシーンでジョージのシャツのボタンにジェリーがコメントするネタは「Show About Nothing」の本質を象徴するシーン。番組から二年はなれていたラリーが、最後の最後に言いたかったのがこの原点に戻るシーン、彼からの痛烈なメッセージが込められっているわけだ。少し余談だが、ラストシーズンの実質のラストエピソードの「The Puerto Rican Day」はラリーが離れた後を盛り上げたライター達の合作マスターピースだ。このエピソードもかなり面白いんだけれどプエルトリコの旗を燃やすシーン等でなかなか再放送して貰えない。さて、最終回の「The Finale」、放送直後の期待に沿っていないという低い評価から近年はむしろその作品の出来の良さが評価されていると思います。実際DTがみても楽しかったし、こういうストーリー性のある番組をかけるなら映画バージョンもあってよかったのにと思う。何れにせよ、古き良き90年代、日本社会の10年先を行くと言われるアメリカ社会の最先端ビッグアップルでの生活を主題にした「サインフェルド」、今でも笑えるし、今でも社会の教訓を示唆してくれる面白~い番組なのだ。また時間のある時にエピソードの一つ一つを楽しみながら見て行こう。
2008.01.11
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確かサインフェルドについて書くのはこれで3回目のはず。80年代初頭からズッポリとアメリカン・シットコム文化に染まってきたDTとしては「サインフェルド」がその金字塔的存在。恐らく、これまで見たことのある20は下らないであろうシリーズものの中でも、断トツ「#1」のパーストタイム・プログラムだ。あの米国テレビガイドも数年前に歴史上最強のシットコムと位置付けている。 そんなサインフェルドに初めて出会ったのが1990年の夏、それ以来ほとんどのシーズンをリアルタイムで見てきた。もちろん単発のエピソードも楽しめるけど、ファンとなるとそのシーズンの続き話(といってもストーリー性はまったくない)や以前のシーズンからの隠れジョークがまたたまらなく面白いのだ。もともと、このショーは「Show About Nothing」が番組のコンセプトで、この言葉が番組の代名詞化しているといっても過言ではないだろう。スタンドアップコメディアンのJerry Seinfeldの才能に魅かれたNBCが彼中心のシットコムをシリーズ化するまでには色々な紆余曲折がある。そんな長年の苦労話もエピソード化して笑わせてくれる。そのサインフェルドが終了してから早10年になる。番組がシリーズ化された3年目あたりから、彼らの作り出すエピソードの多くが社会現象を起こし、最終年となったシーズン9の正月にはあのタイム誌の表紙すらも飾っている。このタイムが発刊されたころ、実はDTの日本行きが決定、結果シーズン9の後半を見ることなく今日に至っていた。そのシーズン9のDVDが10年の時を経てやっと昨年11月に販売になったのだ。10年前、北米の社会を騒がせたラストエピソードを遂に目の前にする日が来たわけだ。10年の謎、その感動を続けて書いてみることにしよう。******** 次回に続く *******
2008.01.10
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皆さんこんにちはいつもDT日記にお付き合い頂きありがとうございます。年も変わり少し新しいことを考えようと新たなカテゴリーを追加しました。その名も「今月の『遊食人酒』」。遊び心のある友と食と酒を交えて語り合う時間や場所のことを「遊食人酒」と呼んでいます。そんな訳で最近の夕食人種は:・「あら井」・「コメダ 本店」・「だるま」以下は順次アップして行きます。・「つきじ赤木」・「カームズ・カフェ」・「ダンケ」・「Cannery Row」・「仏地方料理 ビストロ・ドファンドール」・「山都」・「登起乃庵」
2008.01.09
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松の明けぬうちにするべきことってあるもので、取りあえずは年始のご挨拶。といっても「コスモポリタン」を称している以上、ここは「銀河新年」ということにて失礼さて、そんな穏やかに明けた新年の朝、三週間ぶりに戻ってきた代々木の杜へ「走り染め」に出向いてみた。向った先はいつもの代々木公園を中心としたコース。新春の朝冷えきった芝に隠れた霜柱を踏む感覚が清々しい。同じコースを走りだしてこれで七年目になるけど、今朝ふと気づいたのが数年前に比べて女性ランナーの数が増えたこと。正直皆「若くてスリム!」、いわゆる一昔前の「ジョョギングでダイエット」といった感じの走りではない。恐らく近年流行のマラソンブームに乗っているのだろうか。それでも一時期の流行に留まらず恒常的に続いていてほしと思ってします。公園の朝を楽しむほど素敵な生活もないのだから。そんな明るい気持ちで走りながら「棒屋」のあたりに屯するホームレスをみると少し悲しい気持ちになる。相変わらず公園内にはブルーテントが並んでいる。一時期と比べ大分数が抑制されてきているけど、西門横の辺りを中心にまだまだ存続している。そんな西門を抜け、道路の反対にある代々木小公園側に渡ると、野球のノックを受ける少年がいた。今どき少なくはなっているが、たまに父とキャッチボールをする野球少年が集まるパーケットだ。その子にノックしていたのが実はパパではなくてママだった。きっと元ソフト部のママだろうか。なぜかその光景のほのぼの感とクロスオーバー的組み合わせが新鮮に映った。2008年、また新たな年とともに時代が進化して行くのだろう。そんな時代のうつろいが垣間見えるようなブログを今年も続けて行こう。
2008.01.07
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これまでも色んな正月を過ごして来た。伊豆の温泉、白馬のゲレンデ、ハワイのビーチ、その他海外での正月の数は両方の指でも数えきれないだろう。それでも、元旦に成田空港に降り立ったのは今年が初めて。アラスカ上空間もなく日付変更線?そのフライト、当然のことながら搭乗したのは大晦日、となると日付境界線を通過したあたりが新年の変わり目となるのだろうが特に機内アナウンスもなし。このあたりのサービス精神は乗っている飛行機のキャプテンの機転で色々違うのだろう。ともあれ、空港から上原城に戻ることなく向かった先が名古屋。新年は在所で過すことにしたという訳。長旅の疲れか、時差のせいか、元旦は早めに床につくことに。初夢はなんと「蛇」、なんとなく面白い年が始まったようだ。初夢占いはともかく、翌二日の朝は太平洋岸特有の晴天、その艶やかさに魅かれ、母と二人ドライブデートと洒落込むことに。向かった先が名古屋の湘南、知多半島へ。地元参拝客でにぎわう多賀神社下りは国道で途中寄り道を楽しみながら行き先があるのかないのか気楽にドライブを楽しむことに。多賀神社では「みたらし団子」を摘まみ、野間崎では灯台と海の記念撮影。冬なのにこのエメラルド色の海はリゾート気分を高めてくれる。どう見ても正月の海とは思えない野間灯台はこの海のランドマーク伊勢エビのオブジェリゾート感漂う師崎の港結局半島最南端の師崎まで足を延ばし、昼食に立ち寄ったのが当店。正月というのに超満席状態、いい店とはやはりこういうものなのだろう。メニューは全てプリフィックスドで2500円から6500円までのコース。どうどうとした「あら井」の門構え半時程待って、頂いたのは2500円のコース。これは可也のお値打ち料理だ。店内には生簀もあり、鮮魚がテーブルに並ぶ。マコカレイの煮物がメイン、その他サザエの坪焼、つけ出し、二品にご飯とお椀が付いてくる。その外値段によって一品ずつ増えて行くわけだけどランチなら2500円のコースで十分だろう。大漁旗は旗日ならでは心とお腹の満腹感を抱えて家路についた。帰り道は高速で一時もかからない。またいい思い出の場所が一つ増えた思いだ。
2008.01.05
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さて、いよいよ大晦日、一年のグランドフィナーレというわけ。今頃今宵のニューイヤーズパーティーに着ていくドレスに頭を悩ませているひとは幸せなひと。DTの年越しは33000フィート上空、除夜の鐘を聞くこともない。それはともかく、これでDT日記の一年も締めくくり、日記でお馴染みのカテゴリー「上原ナイト」をいつも彩ってくれるお店の数々から書き出してみよう。3 Change 多くの地元バーを抑えて堂々のトップ3ランクインがやはり「Change」。神谷町でもうかれこれ15年近く続くカウンターバー。最近また新しいスタッフが入り今後の新たな展開が楽しみだ。さて、当店のピザ&レーベンはDT夜食の定番。うすでのピザ生地に生ハムを乗せたのが一番の好み。葉巻くらいの大きさに手で巻いてつまむのがDTオリジナルの食べ方。最近はレーベンの代わりにティオペペというバージョンもある。当店のピザの代わりにたまに軽くつまみに行くのが「白川」の握り、いわゆる3x3だ。これは赤身3貫、トロ3貫のこと。今年の収穫は地元にも一件目にいいお店を開拓できたこと、それが「Caffe Antlogina」だ。軽くビールに合わせてローズマリーのフリットやソーセージが楽しめるのはありがたい。「Change」のよさはここでは語りつくせないけど、レギュラータイムに中継するフットボールの試合を見れるのも嬉しい。いわゆるスポーツバーではないけれど、代表マッチとかなら何度かここのカウンターで観戦をしている。まぁもう少し気合いを入れてみたい時や早朝のヨーロッパのゲームなら、地元「Viola」のプロジェクターだろう。「Viola」で欠かせないのはカウンターに並ぶグラッパの品揃え。これは半端じゃない。すぐ近くでS氏がやってるヘレスバルのシェリーの域まではまだ到達していないけど、これはこれで貴重な存在。もちろん当店のイタリアンワインのボトルとK氏の愛情のこもったイタリアン料理(特に鹿肉料理はお薦め)も◎。さて、本題に戻ってカウンタバーと言うことになると地元には「M・A・N」の三大バーがある。これらはすべて静かに酒を飲める場所。それぞれ個性がある最高のカウンターバーだ。その中の一軒、Aオーナーの先輩が渋谷の宮益す坂で開いている「Bar Alato」に、本年友人から紹介を受けた。ここでの夜は今年のいい思い出の一つなので特質させて貰おう。また機会があれば問題なく再訪するお店だ。さて、ニューイヤーズパーティーにご招待のない方々、何処でシャンパンのグラスを傾けますか?2 「さかもと」 いよいよディナーカテゴリーからのエントリー。「さかもと」初来店は確か去年の今頃。もしかするとクリスマスディナーだったような気がする。こういう素敵なお店に誘ってくれる女性がいると言うことだけでも幸せだろう。その後、ビジネスディナーとして再訪。ここは日本の心が分かるノンジャパさんなんかに一押しの店。案の定日本文化に確り浸透しているDTのOZフレンドも、荒木町の雰囲気と当店のマスターの作りだす料理にはご満悦だった。当店のメニューはお任せのセットコースのみなとなる。誰かとじっくりと話したい時にはもってこいの場所だ。話が長引いてもアラカルトでこれまた隠しメニューやら、色々美味しいサプライズがまっている。もう少しカジュアルな雰囲気を楽しみたいのなら、下北の「Sunaga」や「Trocadero」がお勧め。両店とも基本的にはフレンチベース、アラカルトのメニューだけれど、自分なりにコースを作り出せるところがまた楽しみの一つだろう。特にTrocaderoは最上階のデックラウンジとその下のライブそして2階のダイニング・バーのスペースと色々と使い分けが効くのが嬉しい。メインフロアーのダイニングを含めてそれぞれ単独の使用もよし、各フロアーをフルコースで使うもよし、こればかりは当店固有の魅力だろう。1 「おかめ」 殿(しんがり)のカテゴリーはなんと日本酒のおいしい店だ。本年は日本酒を飲む機会が何度かあった。そして不思議と「飲めば飲むほどまた日本酒が飲みたい」と思うのだ。そんな心の囁きに答えてくれる最高のお店が「おかめ」だろう。コの字のカウンターの角あたりに二、三人で座るのが一番楽しい。木枯らしが吹きだすと無性に行きたくなる店でもある。当店の趣はその門構えから始まる。あの間口の狭さに店を通り越した人が何人いることだろうか。当店おでん屋ということで話題は直ぐおでんの方にいきがちだが、刺身を始めカレーの姿揚げなど揚げ物や焼き魚も大いに楽しめる。他にも山芋の「磯辺揚げ」やしゃけ、梅等の具材をいれたホカホカご飯の「特大おにぎり」など覚えてしまうと食べずには帰れないメニューがいっぱいある。寒い夜にしっぽり日本酒が飲みたいなら地元にもう一件「山都」という店もある。これまた蕎麦屋というイメージが強いかも知れないけど、当店は高級居酒屋的使い方が一番いいのではないだろうか。「おかめ」とはまた違った趣だが日本酒のセレクションはこちらに軍配が上がりそう。客層がセレブなのもそれごのみの方には嬉しいはず。正直、いつもエディーバウアー系のカジュアルな超地元スタイルのDTが違う意味で目立ってしまう場所。いずれにしてもこの時期には外せないお店の一つだろう。以上2007年のトップテンカウントダウン方式によるDT日記の総仕上げも残すところあと数行となりました。今年も多くのお店やバーのオーナー、スタッフ、お客、同席の友人たちに沢山お世話になりました。まだまだ書きたりないお店の方々もいます。紹介出来なかった皆さんごめんなさい。2008年はオリンピックイヤー、4年に一度の閏年です。また来年も楽しいユニバーサルな時間を供用しましょう。そして、皆さんにとって今年以上に素晴らしい年になるように心からお祈り申し上げます。 Let's Go 2008!
2007.12.31
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昨日の蕎麦、宴会、休日ランチ、鮨カテゴリーからの2007年ベストテン入り店に続き、本日は平日ランチ、立ち飲み(軽く一杯)、朝食(ブランチ)カテドリーにてのご紹介。 6 「ほてい」ランチに何を求めるかはその人のおかれた状況で変わるもの。職場のみんなと行きたい店、商談したい店、友人と待ち合わせたい店、昼からデートの店、一人でふらりと行きたい店、などなど。DTのランチ処、昔は赤坂・六本木、その後大手町、神谷町(2002~04年)、その後日本橋や神田界隈(特に2006年)と変遷している。もちろん、地元上原界隈でもよく平日ランチをしているんだけど、そんな中で近年一番のお気に入りが当店。 同じ茅場町・日本橋・人形町あたりだと「宮川」や「魚久」なんてのも捨てがたい。けれど当店の飾らぬ千円ポッキリ・ランチが堪らなく気にってる。当店、夜の小料理屋が専門、それでも昼手抜することなく、確りとした料理を出して頂けるのは本当にありがたい。特にその日の刺身ネタを使った定食がお気に入りのメニューの一つ。定食屋で気になるご飯の炊き具合も文句なし。付け合わせの一品、二品が「えぇーホントに千円でいいの?」という気にさせてくれる。間違いなく日本橋の「隠れ宝石」といったところか。日本橋には昨年友人から紹介された「はんなりや」という強烈なライバル店もあるけど、「ほてい」の方が一人でふらっと入るには持ってこいの店。同じく一人でふらっとなら、神田の「うお幸」なんていい店もあるけど今回は対象外(本年未訪問)。5 「おくどさん」 最近立ち飲みと聞いた瞬間に思い出すのが当店。もともと、八丁堀の「Maru」か吉祥寺の「Mishima」をランクインするつもりで書き出したのに「立ち飲み」と書いたとたん思い出したのが当店。何れにせよ、立ち飲みの良さはそのオープンなスペース感だろう。ありそうでなさそうな透明の境界線、その空間の中をクロスオーバーで飛び交う会話が店の雰囲気の半分以上を創造してくれる。こういった空気は内装でも、マスターのキャラでも作り出せない、その場に居合わせたものだから分かるもの。その匂いを嗅ぎつけて集まる者同士が勝手に楽しめるものなのだ。それにしても立ち飲みというだけで引いてしまう人も確かにいる。ましてやハイヒール履いて何時間も立ちっ放しってのは確かに無理があるだろう。そういう時は一杯目の待ち合わせに使うのがいい。軽く一杯、美味いピンショスとなると上記二店なんかがもってこいだ。少し趣は違うがそういう意味では下北の「うさや」なんてのもおおいにあり。ここでのカバ一杯は下北ナイトには欠かせないのでは?その後何度か利用しながらその思いが強まるばかり。予約席で満席状態の店内でも「立ち飲みスタイルで待ち合わせ場所に使っちゃう」そんなお店が代々木の「なりた」。実際待ち合わせた相手とそれから「おくどさん」へなんてパターンもあったり、これはどう考えてもAdanacだろう。4 「Viron」 さて、本日のしんがりは休日のブランチ。正直定番といえばホテルのカフェやオーバカナルのようなノンジャパさんご用達の場所が一般的か?そういうエキスパット界を離れたDTが今も気に入っているのが当店のブレックファースト。開店朝9時というのも貴重で嬉しい。欲をいえばもうちょっと早くブレックファースト利用させて貰えるともっと嬉しいのだが。そんなブレックファーストへの思い入れは以前どっかのカフェで書いているはず。ともあれ、開店当初いきなりディナー会でお邪魔して以来、ブランチ利用がこんなにいいPLACE(ところ)だとはつい先日まで知らずにいた。また近い内に行きたくてウズウズして来そうなくらいだ。当店利用にあたり強くお勧めしたいのが、無理を言ってでも「ボックス席に二人」で座ること。Vironの焼きたてパンの盛り合わせや使用するジャムの量が半端じゃない。つまりテーブルが狭すぎて寛げないことになる。序にコーヒーのお代わりがし放題と来ている。そうなると足を投げ出したり、組んでみたりしながらその日の朝刊やゆっくり読みたかった雑誌なんかを片手に1時間は座っていたくなる。これまで思っていた、カフェ=グランドフロアーというコンセプトを完全に打ち破られても、そんなこと気にさせられない心地よさがある空間。少々残念なのは軽く散歩に出るには20分程の散歩は遠めのような気がする。そういう意味では「山手茶屋」や「Le Chalet」ということになるのだが...「Viron」の朝食を知った今は...罪深きはVironなのだろう。******** 明日が完結編! ********
2007.12.30
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色々と思い出の詰まった2007年も間もなく暮れようとしています。そんな一年を日記の中からトップ10カウントダウン・スタイルで振り返って見よう。10 「蕎仙坊」 日本人の心、蕎麦の奥ゆかしさはいくら書いても書きつくせないだろう。そんな蕎麦、たかが蕎麦、されど蕎麦、御殿場で働いた最大の収穫はこの蕎麦屋の存在を知ったことだったかも知れません。同じ御殿場地区にある「草季庵」や地元「山せみ」や「日和」を抑えての堂々のトップテン入り。また長閑な春の日差しが眩しくなる頃に訪れてみたい一軒です。9 「グリーンスポット」 知る人ぞ知る組長ご用達の当店、しばしばお声がかかる度にDTも飲み会宴席会場へ参上しているお店。今ではもうオーナーご夫妻始めその他大勢の常連様から優しく可愛がられている次第。さて、当夜のビートルズナイトはやはり◎。たまにはビートルズと思ってしまうのはやはりそういう世代ということか。宴会といえども当店のフレンチシェフ、なかなかの実力者。本当は「二人で静かにディナー」の方が向いた店なのかも。何れにしても本年数少ない宴会の中から『バレンタイ、何で「カサベッキア」で飲み会やるの?』の夜を抑えてのトップテン入り。8 代々木公園 休日の昼はやはりここに敵う場所なかなかないだろう。もちろん芝生の上で赤ワインのボトル、パンにチーズが基本形。なかなかそういう余裕がない日は近くのカフェということになる。その中でもお気に入りが「ARMS」。公園隣接の「Cafe Friends」も捨てがたいがここのバーガーと雰囲気は稀少。近くには「wacha」始め数多くのカフェやレストランが並んでいるけどこの地区では絶対的な存在になりつつある。裏原にある「Cafe Luigi」は別な意味で特筆もの。今年はコラーニ氏の来日もあり特別コメント。公園を離れ下北方面での休日ランチならば「Les Liens Brasserie」も捨てがたい。当店、来年は一度夜に訪れたい。もう一つついでに喫茶利用ですぐ上にある「ミケネコ舎」。ここの時間での時間は密度が高い。7 「鮨処瑞穂」 やはり鮨ネタのランキングがないと寂しいのではと思ったわけでもないんだけど、地元「すじ勘 分店」や築地場内「鮨文」(後日レビュー?)を抑えて、DTの在所名古屋から堂々のランクイン。思えばあの名古屋ウィークは色んな思い出が詰まった一週間でもあった。そんな一週間にいいアクセントを付けてくれたという意味でも当店の価値は高い。また名古屋でゆっくり鮨をつまみたいと思った時には必ず当店の暖簾を潜っているでしょう。******** 続きは明日 ********
2007.12.29
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コスモポリスって知ってますか。コスモは宇宙、ポリスは都市、両方ともギリシャ語です。平たい英語でいいかえるとUniversal Cityということですね。宇宙都市、つまり地球を超える視点で考える都市のことです。地球視点とはナショナリズムやパトリオティズム(愛国主義)であり、日本的村社会もここに属するコスモポリタニズムの反対語なんです。DT日記が代々木地区というとても狭い世界を意識するのも実はコスモポリタン的思いが強いからなんです。どこのどんな場所でもコスモポリタンは同じ考え、だからある意味では場所はどこでもいいんです。自分の居たいところが、一番いいところなんです。「三ヶ月半もブログサボっておいて一体何ですか」っていっているあなた、そうその間日記の更新もないのに毎日100回近くもブログを覗いていてくれていたあなた、DT日記は「コスモポリタンの戯言だった」ってちゃんと分かっていたはず。今年も恐らく300軒を超えるお店で飲んで、食べて、坐って、語っていたあの時間の全てがコスモポリタンの時間なのです。そんな時間を大切に守ってくれる場所がDT日記に登場するお店なんです。ここ3ヶ月半も色んなお店に行きました。色んな酒を飲みました。そんな時間を共有してくれた皆に感謝です。そんなコスモポリタンな2007年DTトップ10をこれから書いてみましょう。
2007.12.28
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