2012年03月29日
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テーマ: ニュース(100320)
カテゴリ: カテゴリ未分類
先々月に突然全身に発生した帯状疱疹系のアトピー。
昨年のストレス、年末の多忙さ、年始の慌ただしさ、さまざまな要因が積み重なった結果、アトピーという形で内臓からの警告が表れたのだと思います。

アトピーは要するに免疫機能異常です。
特に成人アトピーの原因は生活習慣です。
ですから、薬を塗ったり摂取しても、根本的原因を正さない限り、アトピーとのいたちごっこになってしまいます。
薬は症状を抑えて見えなくすることは出来ても、原因を無くすことは出来ません。
生活習慣からくる内臓への負担がアトピーという形で出現しているのだとすれば、症状を隠すことで内蔵機能が改善するわけではありません。むしろ内臓疲労が見えないことで更に内臓への負担を増やし、気づかない間に重大な病の種を作り出しかねないわけです。

そんなわけなので、病院に行く前に自分の体と向き合うことで、アトピーの早期解決を目指すことにしたのが約2ヶ月前。

まず考えたのが、肝機能と腎機能。
わたくし、アメリカで格闘技関係のイベント会社で働いていたとき、壮絶なブラック企業条件での奴隷労働の結果、肝機能と腎機能をやられかけたことがございます。イベントに向けてのスケジュールの中では、平均睡眠3時間で食事も満足に取れない環境の中、3週間ほど17-8時間労働を続けた結果、体重が37キロを切るほど落ち、まさしく半死半生状態で、肝機能と腎機能がダウンしたのでございます。
そのときのアトピーは今回とは違い、顔と首中心に出てしまい、ひどく膿んで出血するほどだったため、外出できないほどの有様になったことがありました。そのアトピーはアメリカから日本に帰国した後もしばらく続きましたが、インド式アーユルヴェーダなどでの体調管理も実って、数年後にようやく完治させることができました。
そのような経験があるからこそ、今現在は心身ともに負担がかかるような仕事には携わらず、ストレスをためず、己のペースで日常を送り、趣味も楽しむことができるよう努めることができるようになったのだと思っております。
ちなみにそのブラック企業は倒産しました。めでたしめでたし。

さてさて。
今回のアトピー。多少忙しかったとはいえ、肉体的に多大な負担がかかるほどではなかったため、おそらくアトピーの原因も機能低下している内臓も違うのだろうと思い、生活習慣や自分の身体と真剣に向き合うことにいたしました。その結果たどり着いたのが、腸の疲労ではないかということだったのです。

腸は免疫機能を司る大切な内臓です。
免疫不全の原因が腸の不調ということは実は珍しくありません。
たしかにアトピーが発生するまでの数ヶ月、繊維質のものを積極的に摂取しても便秘が続くなんてことはザラでございました。
そんなわけで始めたのが、プレーンヨーグルト1日1パック計画だったのです。

プレーンヨーグルトは立派です。
肉体に負担のかからない万能の妙薬のようなものです。
プレーンヨーグルトを毎日450gも摂取すれば、腸機能回復の近道ではないかと考えたのですね。
そして一週間後、すぐに効果が表れました。
眠れないほどの痒みが引き、炎症が治まってきたのです。

プレーンヨーグルト1パックは多いのではないか?と考える方もおられるでしょう。
でも、副作用はありませんから。砂糖の入ってないプレーンヨーグルトなので、たいしたカロリーでもありません。カロリーが気になるのなら、その分食事を減らせばよいのです。
免疫機能が回復するなら、食事制限&プレーンヨーグルト1日1パックなんて楽なものです。
そこまでしたくない!という方は、しなければいいと思います。

わたくしはプレーンヨーグルトを、飲み物だと思って摂取しているのでとても楽に食べられます。ストローをさして飲んじゃうんですよ。スプーンですくって食べるよりも摂取しやすいですよ。カロリーもプレーンヨーグルト450gは大体300カロリーくらいで大したことありません。ただわたくしは、おなかいっぱいになってしまうので、最近のお昼ご飯はもっぱらプレーンヨーグルトだけにしております。

そのような生活を2週間続けた結果、痒みと炎症はほぼ収まったのですが、停滞してしまったのですね。
プレーンヨーグルトだけでは完全に完治することはできないらしい。
考えた結果たどり着いたのが、断食を組み込もうということでした。

実はわたくしは、代謝能力が極めて低いです。
細身なので代謝が良いのかと思われがちですが、まるで逆です。
代謝機能が低いので、普通の方と同じぶんだけ摂取すれば、肥満まっしぐらです。おそらく血糖値も上がりやすく、肥満による内臓負担もかなり強く出る体質だと思うので、体重は平均以下に維持しなくては、元気に日常を送ることが出来ません。なので食事制限に関しては、かなり前から意識していたことであります。
ですから、断食という選択肢は、わたくしにとってはさほど極端なものではございませんでした。

断食の何がすばらしいか。
それは何より、「内臓を休ませること」でございます。

食事をすれば内臓が消化するために働きます。
内臓が疲れているときには、食べ物の消化すら負担になるのです。
疲れているときにたくさん食べるというのは実は大きな間違いなのですね。よほど常日頃から鍛えてプロテインなどを摂取している肉体派の方などでないかぎり、むしろ肉体疲労を深めてしまうことになりかねません。
ですから、日常生活の疲れから内臓疲労が深まっている際には、断食が最も効果的なのでございます。

ではどのような断食がよいか?
スタンダードな断食は、前日の夕食を粥にして、次の日は一日白湯で過ごす。水分は意識して多めにとってください。そしてその次の日の朝に椀に半分の粥。昼も粥。そして夕食は消化に良いもの、と日常の食事に戻していくのです。
断食後のどか食いは厳禁です。断食が無駄になるどころか、肉体疲労を増やしてしまいます。断食のあとは身体が敏感になっているので、わずかな量から栄養を積極的に摂取できるようになってます。

わたくしは断食を2度決行したのち、ヨーグルト断食に切り替えました。
ヨーグルト断食とは、断食の日は白湯以外にヨーグルトを昼に摂取するというスタイルです。朝と夕はもちろん白湯だけ。
ヨーグルト断食を週一で続けてから数週間。
ようやくもってアトピーが完治いたしました(^^)。

はっきりと分かったのは、成人アトピーの原因が内臓疲労からくるものであること。そしてそれが、食事制限で治すことができるということです。
アトピーは自分の肉体の、内臓からの警告なのですね。何気なしに送っている日常が、肉体の一部に負担をかけているサインなのです。

ヨーグルトと断食によるアトピー対策。
わたくしの身体には効果覿面でございましたが、ほかの方にここまでの効果が出るかどうかは分かりません。ただ、断食とヨーグルトの組み合わせによるアトピー対策、成人アトピーでお悩みの方は数週間ほど試してみるのはいかがでしょうか。





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最終更新日  2012年03月29日 10時30分34秒
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