early my love ..zZ

「こんにちは」と「こんばんは」は、意識しないと最後が「わ」になってしまいます。
もし間違っていてもご容赦くださいませ。

今日は私の持病と最近知った対処法について、
この病気やめまいについて理解が深まればと思い、シェアさせていただきます。
※嘔吐の表現があるので、苦手な方はご注意ください。

病名は「良性発作性頭位めまい症」です。
わたしも初めて病名を聞いたときは耳慣れませんでしたが、
三半規管の中にある耳石の一部が剥がれ落ち、
それが中で動くことでめまいと吐き気を催す病気です。
女性に多く、原因は外傷性や加齢によるものだそうです。

初めて症状が出たのは、2019年9月です。
当時デスクワークをしていたわたしは、
お昼休み前から少しのふらつきと少しの吐き気を感じていました。
お昼休みなっても治らず、食欲もなく、空き部屋のソファで横になっていました。
症状は悪くなる一方で、結果、早退させていただく事になったのですが、
歩くとめまいと吐き気がするので帰ることも出来ず、
そのまま夕方まで起き上がることが出来ませんでした。

その後、見かねた同僚に近くの病院まで連れて行ってもらい、
そこで良性発作性頭位めまい症かもしれないと診断されました。
その際に確認されたのは、次の2点です。
①耳鳴りがないこと
②脳に異常がないことの検査（指鼻試験と継ぎ足歩行）

症状自体は病院に着く頃には治まっていたので、
病院からはなんとか自力で帰ることが出来ました。

2度目は2022年6月、仕事を辞めて家にいた最中起こりました。
始めは軽いめまいだったのですが、午前11時頃ふっと頭を動かした瞬間、
世界が回るような強烈なめまいに襲われました。
この時初めて耐えきれず嘔吐してしまいました。
3年前は吐くまでは行かなかったのですが、
今回は寝返りなどで頭を動かす度に目が回って吐いてしまうので、
動くことも食べることも出来ず、午後15時頃まで真上を見たまま横になっていました。

翌日、近くの神経内科を受診し、昨日の症状と耳鳴りはないことを伝えたところ、
やはり「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。
念のため、頭部MRIを行いましたが脳に異常はありませんでした。

3度目は今でも忘れられない恐怖の時間を過ごしました。
2024年1月、ベトナム・ハノイからの帰りの飛行機の中で発症しました。

飛行機には慣れていたはずなのですが、その日は離陸前から吐き気を催しており、
最初は珍しく乗り物酔いをしたのかなと安易に考えていました。
真夜中発ということもあり、気づけば眠りについていたのですが、
機内食のコールと共に起床したタイミングでめまいに襲われました。
その後は前回同様、強い吐き気にトイレに駆け込んだり、
耐えきれずエチケット袋を使用したりと、本当に苦しい中で症状が治まらない恐怖を感じていました。
また外資系航空会社だったため、日本語が通じない状況にも本当に焦りました。

ありがたいことにそのフライトはビジネスクラスであり、フルフラットで横になれたこと、
周りに人が少なかったことで救われました。
ですがこれが、エコノミーで発症していたらどうなっていたことか…
もし家族とではなく、友人と一緒だったら…

早朝日本に着いた頃には、なんとか吐き気が治まって歩いて飛行機を降りられたのですが、
大事を取って空港内のラウンジで3時間ほど休んで帰りました。

4度目は2024年6月です。
今回も家にいた中、午前11時頃に発症し、めまいと嘔吐の強い症状が出ました。
辛かったのは夜までめまいが治まらなかったことでした。


症状の継続時間が長くなっているのと、発症するスパンが短くなっている気がします。
この病気の怖ろしいところは、いつ発症するか分からないことです。
長時間頭を動かさないことが耳石が剥がれ落ちる要因になるらしく、
寝起きの午前中に発症しやすい病気なのですが、
発症してしまうと動けなくなることが本当に怖いです。
耳石を元に戻すため頭を動かすといいらしいのですが、
それが原因で嘔吐してしまうので、積極的には出来ないのが実情です。

実は2回目に病院に行った際に、めまい止めと吐き気止めの薬を処方いただきました。
①めまい止め→ジフェニドール
②吐き気止め→ドンペリドン

この時にいただいた薬を常に携帯していたのですが、
すでに使用期限が切れているので市販薬で対処できないか、
薬局の方に相談したところ、①はトラベルミンRに成分が含まれているそうなので
わたしの場合は、そちらをお守り代わりに常に携帯しておこうと思います！
（②は胃腸を整える薬らしく市販薬にはなかなかないそうです）

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長くなりましたが、もしわたしと同じ症状を経験されている方がいらっしゃったら、
一度病院でお薬を処方して貰ってください。
症状が出てしまうと薬を飲んでも、溶ける前に吐いてしまったりするのですが、
薬があるのとないのでは気持ちの持ちようが全く違います。

一緒に戦っていきましょうね。