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2006年08月30日
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カテゴリ: 環境・自然

 中国南部は台風の上陸が相次ぎ各地で洪水が発生している。一方、北部では干魃(かんばつ)が深刻化し、農作物の被害が拡大している。


■天災の年か  新華社電によると、今年度の中国地理学会の学術総会に出席した中国気象局の秦大河(しん・たいが)局長は、記者の取材を受けた際、今年前半の自然災害の状況について詳細に説明した。
 秦局長は、「今年は自然災害が多い。発生した地域が偏っており、規模、被害がともに大きいのが特徴だ」とし、なかでも台風による被害が1997年以来、最も深刻になっていると強調した。
 今年、自然災害が多いのは、地球温暖化を背景にした異常気象が原因だという。
 中国を取り巻く気象状況は、東アジアモンスーン(季節風)が活発で、西に偏った亜熱帯低気圧が強いため、中国大陸に湿った空気が流れ込み、台風の上陸を後押ししている。

 秦局長は、「歴史的に見ると、今年の被害状況は特別に大きいものではなく、過去の大規模な被害に比べれば小さいとも言える」と指摘したが、歴史的に、中国東南部の沿海地域は台風の襲来が多く、今年は上陸した台風の数が多いうえ、勢力も強いため、破壊力も増大している。一部の台風は進路が複雑な動きをみせており、対策を難しくしている。

■半世紀に1度
 中国では50年に1度の台風被害や、60年ぶりの大干魃に見舞われた地域では、今年の気象について恐怖感が募っている。被害の大きさがそれを増幅している。
 今月11日、台風が上陸した浙江省瑞安市では、ひざまで水に浸かった住民が自ら救援活動を行っている姿が中国中央テレビなどで伝えられた。

 秦局長が、「特別に災害が多い年ではなく、全国的にみれば被害も極端に大きいわけではない」と強調しても、被災地の住民や国民はなかなか納得できないでいる。

■情報化と隠蔽(いんぺい)
 中国民政省の統計では、今年これまでに発生した台風や干魃など自然災害がもたらした経済的損失は、2001年以降の同期の平均水準と同じだとしている。
 被害が格段に大きいという印象を与えている理由は、台風を例にとると、気象当局の予報能力が向上し、警報や注意報を即時に予想進路にある地方に早め早めに出すため、不安感をあおるという「副次効果」ももたらしていると分析する。

 改革開放前とは異なり、テレビ、インターネットが普及し、台風の被害や干魃の状況が映像が逐一報じられていることも一因だという。

 台風の動きや被害状況が携帯電話で伝えられることで、口コミで「台風被害は深刻だ」という情報が独り歩きしていることも大きな要因とされる。
 また地方政府が、災害の規模や被災者、死亡者数について積極的に公開せず、透明性が低いことが、住民の不信感や不安感を強めている。
 地方政府は、被災者数が多くなれば、住民に危機管理能力がないと批判されることを恐れているようだ。

 しかし、あいまいな情報は根拠のない流言飛語にもつながる。自然災害に関する情報開示を世論は求めているが、中央政府以上に保守的な地方政府にとっては透明性の向上は難しい課題で、隠蔽体質の脱却は一朝一夕にはできないようだ。(参考=フジサンケイ ビジネスアイ 8月29日)





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最終更新日  2006年08月30日 13時08分02秒
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