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2004年08月07日
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 「その日ママが死んだ」ではじまるA・カミュの「異邦人」はその題名の通り、実親の死にも何ら動揺することなく、無味乾燥なまでに乾いている主人公ムルソーをして、この世界にはいない変わった考え方をする、不条理な人間として物語を書きつづった。
 一昨日だったか、母親を殺した同居の男を手伝って母を冷凍車に運んだ13歳の少年のことが話題になっていた。
 少年は「母親がいなくなった」と近辺には漏らしていたという。実親や実子を殺すことなど、さらにはその死についても、もはや平気でいられるほどにも人々の不条理さが増しているのだとすると、カミュ等という作家の存在価値など全くないと言ってもよいかもしれない。
 いつから日本はこんな国になってしまったのか。まだまだ海援隊の「贈る言葉」に涙する人も大勢いるはずだとは思うが、同時に狂人としか思えないような人間もすぐそばで共棲していることを忘れてはならない。
 ドストエフスキーの「罪と罰」の主人公ラスコーリニコフには貧乏インテリゲンチャとしての殺人に対する(きわめて幼い思考ではあるが)、いかにも若者らしい、資本主義社会への怒り(常に金持ちが貧乏人を搾取すること)に対する悲しいまでの脆弱な正義感抵抗感が見え隠れもした。
 しかし昨今の猟奇事件には異常以外の言葉がみあたらない。泉州のこどもをイジメていた親などが罪深いのは異常者がプチブルの衣装を纏い、世間の忠告を聞こうともせず、名に食わぬ、大きな顔をして生活していることである。
 内向の時代だとずいぶんと言われて久しいが、少なくとも作家にとっては書きにくい時代である。





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最終更新日  2004年08月07日 08時48分37秒
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