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北アルプスに行ってみたいけど体力に自信がない。または出来るだけお手軽に凄い眺望を見たい人にオススメなのが八方尾根。実は先週またまた白馬村へ行って来たんです。今回はガイド役を買って出て初北アルプスの友人を連れて行ってきました。個人的には2週間前に栂池から登ってぐるっと遠見尾根を下ったルートを下から眺めてみたいと言う思いもあり、何とか快晴を願って…どうやら快晴…あとはガスだけ。予定通り群馬から3時間で到着。午前中は良い予報なんですが、思ったより快晴。20分程で準備して早速アダムに乗ってGO。まずはうさぎ平。2週間前に登り出した栂池はあの辺かなぁ?うさぎ平テラスの屋上にはプールがあるんです。次はアルペンクワッド。そして最後にグラードクワッドリフト。あぁ、ガスって来ちゃいましたねぇ。八方池山荘、ここで1830m。まず初心者友人の荷物は出来るだけ自分が背負って軽くしてからストック用意。ほとんどこの日はガイドさん。easyな木道コースとheardな登山コース。迷わずeasyな方へ。ガスってますが、多分2000m付近だけ。少しだけ鹿島槍ヶ岳の頭が。ハイハイ、言った通りでしょう⤴︎…ってこの時ドヤ顔してたと思います(笑)出ました!右手に白馬三山。2週間前はあそこをず〜っと歩いたんですよねぇ。直射で段々暑くなって来ました。ケルンの向こうに不帰ノ劍(かえらずのけん)。右から滑り台のような天狗の大下り。 そして、不帰ノ劍Ⅲ峰、Ⅱ峰北峰、南峰、Ⅰ峰。 こうして見ると天狗の大下りの傾斜はエグいですねぇ。目安だった八方ケルンでちょっと休憩。ここから見える山で唯一行けてない五竜岳。その向こうに双耳峰の鹿島槍ヶ岳。やっと下界もスッキリ見えるようになって来ました。まだまだ絶景見せますよ〜さぁ八方池に着きました。どこをどう撮っても絶景ばかり。天気も最高で北アルプス初めての人を連れて来るならこんな日ですね。八方池越しの不帰ノ劍。ちょっと風があって波打ってるので鏡にはならず。でも、一瞬風が止んで逆さ白馬三山。どうです?…大満足でしょ⤴︎…ってまたドヤ顔(笑)同じような写真を何枚も撮っちゃいました。一応、初心者さんが撮れてないかもしれないのでカメラマンも(^◇^;)30分以上滞在したし午後は曇る予報なので下山開始。そりゃ皆んな撮りますよね。ガスが上がって来た。予定通り午前中だけで八方池ハイキング終了〜。後で活動データを見てもらうと分かりますが山登りが苦手な人でも大して歩かずに簡単にあの絶景が味わえますよ。下山後はすぐにみみずくの湯に浸かってその隣のsnow peakで買い物して帰路へ。この頃にはすっかり八方池から上は雨雲が。初心者友人も大満足してくれたのでガイド役としては面目躍如でした。そしてsnow peakで朝日酒造とコラボの純米大吟醸を買って帰りました。では、軽いハイキングの活動データは以下の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年10月02日
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3日目の前に…結局、1000円安い北館へ入りました。食堂と受付が本館にあると言うだけだったので。まぁ中は綺麗ですが6人入る寝台を4人で使用するとの事。我々が1人減った分、お一人様が入る事になりました。これも我々は良いですけど、他に寝台がたくさん余ってるんだからお一人様はお一人様同士で組ませてあげた方が良いんじゃないでしょうかね?ちょっとここは山小屋ファーストが過ぎるような気がすました。それと、山頂の小屋だけに水不足が深刻。水不足で食器が洗えないと言う事らしく全部紙で使い捨て。トイレも然りで手もアルコール消毒のみ。これはやむを得ないですが、最大の問題は前の日に朝食はお弁当でと言ったら弁当はやってませんとの事。そんな山小屋あるの?…しかもこんな人気の山小屋で?仕方なく朝食を食べてから出発することになったので行程上、五竜岳までは時間的に行けなくなってしまいました。時間的にと言うのは、栂池まで送ってくれたI女史が白馬市内で2泊して白馬五竜のゴンドラ駅まで迎えに来てくれてるからです。とにかく朝食食べて6時過ぎは出発。なんだかK氏も幾分気落ちしてるような。。視界が良かったのは2日目だけ。でも、2日目の天気が最高だったから全然OKです。こんなの見た事ない。雲が一直線で層が分かれてる。なんか分からないピークがあったと思ったらここは大黒岳。碑がある…24歳と25歳の青年がこの右側の崖から落ちたみたいです。冬山だったのかな…ご冥福をお祈りします。分岐…取り敢えず、まずすぐ下の小屋に行こう。まずは何か飲もう。それとTシャツ…こうやってTシャツや飲み物を山小屋で買うのは登山道などを整備してくれる山小屋への支援の為なんですが(自治体からはわずかな補助金しか出ていないので登山道整備はほぼ山小屋に丸投げされているんです)今回は五竜に登れないから五竜のTシャツは買わない。登ってない山のTシャツは買わないのが私の鉄則。温かいココア飲んで外出たら…ガスが飛んで行く〜富山湾だな!五竜岳は見えない。今回はやはり諦めて下山。さっきの分岐を上がってまずは白岳登頂。これが八方尾根とほぼ平行に伸びる遠見尾根。結構ガレガレですね。ついこの間も埼玉のご夫婦が滑落死してますから気を引き締めて。私とK氏は積雪期に下から大遠見手前までは登って来た事があります。これがその時の画像。約30分一気に下って来ましたが、こりゃ登りの時は大変そうです。約1時間でやっと西遠見。更に1時間でやっと中遠見。更に更に1時間ちょっとかかって小遠見手前…飽きたなぁ〜変わらずガスガスですが、ゴールはもうすぐ。遠見尾根を下り始めて約3時間、下界が見えました〜地蔵の頭!そのすぐ下にリフトがあり…これでゴール?…聞いたら乗れるのは乗れますが、ここでは券を買えないので下の駅で買ってもらう…でもここで乗ると下の駅は一旦通過してしてしまうからその下の駅から登り返して券を買ってもらう事になるらしい。このまま足でその駅まで下った方が早いみたい。下って行くと10分程でゴンドラの駅が見えました。今度こそホントのゴール。ゴンドラに乗る前にコーラ一気飲み…美味い!ゴンドラ乗る前におしぼりくれました。これはありがたい…気持ちいい〜🎵下ではI女史と既に下山していたS氏が熱烈歓迎してくれました。取り敢えず、みみずくの湯行ってからガッツリ飯を食べたい。こちらは白馬大池山荘に2泊したS氏が撮った大池の一枚。我々が見られなかった一日違いの絶景写真。こちらも我々が見られなかった白馬岳への稜線。次回はI女史も含めて5人で山行しましょう。3日目とトータルの活動データは以下の通りです。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年09月25日
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最初に…I日目のブログを昨日投稿しましたが下書き編集を始めた9月18日に投稿されてしまいました。ご了承下さい。個室のおかげで結構よく眠れました。2日目は3時半起床だったのでご覧の通り、星空が残ってました。でも、東の空は少し明るくなって来てますね。4時になったので出発。丸山から振り返ると白馬山荘に灯りが着いた。凄い雲海だぁ。こんな乗れちゃいそうな雲海は龍王岳以来だなぁ。これは、しばし3人変わるがわる個人撮影会。でも、この日の日の出は5時半ぐらい…そろそろヤバい。ご来光に間に合わないかも。杓子岳が意外に険しい。出た〜!ちょっと間に合わなかったけど、ご愛嬌(笑)白馬岳が綺麗に朝焼け。この日はモルゲンロートではありませんでした。雲一つない2日目…風もない。こんな眺望は毎年北アルプスに何回も来ていてもそうあるもんじゃない。こりゃ年賀状に良さそうな一枚。果てしない雲海だぁ。予定より長く杓子岳に滞在して景色に圧倒されながら出発。振り返ってK氏を見ると…右斜面キレてる。ここ落ちたらどこまでも転げ落ちそう。しばらく歩いてまた振り返ると杓子岳にはまき道がある。でも、ショートカットしないで登った方がいい…その価値はある。まだ先は長そうだ。ホント、雲一つない…最高〜🎵白馬鑓ヶ岳山頂到着〜これで白馬三山踏破。真ん中に白馬岳、そこから右には初日に上がって来た稜線、手前に今歩いて来た稜線。正に別世界!ここで大池山荘で別れたS氏も元気になってこの日一日遅れで白馬岳を目指してるらしい事を知りました。ここを下れば鑓温泉、いつか入ってみたい。ウルップソウ!?本州には八ヶ岳にしかないんじゃ?見たらあちこちに霜けて黒くなったウルップソウがある。八ヶ岳編で散々フイちゃいました。白馬岳から天狗の頭にかけてウルップソウが売るほどありました。天狗山荘見えた〜ここで白馬山荘で作ってもらったお弁当タイム。味が濃いめで登山向き、山の弁当はこうでなきゃ。美味しゅうございました。お腹もいっぱいなったので出発。この天狗山荘もこじんまりして良い感じの山小屋。いつか泊まってみたいですね。…ってこの人(K氏)も言ってました。あれ?…富山湾かな?ここが天狗の頭。いよいよこの先が難関。ギザギザしてますねぇ。唐松岳と八方尾根までしっかり見える。まずは意外に厄介な天狗の大下りから。足場が中々ない。ここは×印に注意しないとルート間違えしやすいって情報が書いてあった。あれ?…そこに居るのはキャディーさん?(いや、N氏(笑))良い眺めですねぇ〜こんないい日中々ない。鞍部から見上げると結構な登りです。では、まずⅢ峰から。これはヘルメットに付けたゴープロの画像。高度が伝わりますか?剱岳のタテバイ・ヨコバイを思い出すよね…K氏?(このK氏、この3日後に早月尾根から剱岳に行きました…先月は日帰り槍ヶ岳にも行った鉄人)これが空中ハシゴ。剱岳の方が高度感があって怖かったですね。いいペースで上がってますよ。最大の難関、Ⅱ峰北峰クリア〜ちょうど昼12時にⅡ峰南峰もクリア〜あれ超えたら唐松岳。予報よりガスが早い。この時、S氏は無事にソロで白馬岳に着いたらしい。天気が崩れる前にさっさと唐松岳登頂。唐松岳の山頂は3回目ですが、雪がない山頂は初めて。暑い〜!さぁ、唐松岳山頂山荘に到着。何やらすごい受付が混み合ってる。ネット予約したのになぜか受付順に部屋を選べるとか言うので我先にと混んでるみたい。おまけに本館なら16000円で隣の北館なら15000円…それも決まってないの?それならネット予約する必要ないじゃん。唐松岳山頂山荘での更なるアクシデントは3日目に書くことにしてもう2日目はこれで終了にします。2日目の活動データは以下の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年09月24日
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帰って来てから忙しさなどもあり、画像もたくさんあった為、一日の掲載画像上限に達してしまったりで大変報告が遅くなりましたが、やっとご報告。9月9日から11日にかけて白馬岳から不帰ノ劍(かえらずのけん)と唐松岳を縦走し五竜岳を目指して行って来ました。今回は7月に天候不順で断念した不帰ノ劍リベンジ(結果、B案の八ヶ岳も三日間ガスガスでした(笑))メンバーは八ヶ岳の時のN氏・K氏・S氏と私の4名。これに最初の計画ではメンバーに入っていて屋久島にも一緒に行ったI女史(只今、怪我明けリハビリ中)が千葉からわざわざ運転手を買って出てくれました(感謝)当初は白馬大雪渓から登り出す山行でしたが、既に7月の段階でクレパス発生につき通行止めだったので初日は栂池から白馬大池経由の白馬岳に変更。ところが初日から更にアクシデント続出。まず滑り出しはほぼ予定通り7時前に栂池高原スキー場ゴンドラ乗り場に到着。平日だからかこの日は空いてますね。登山届も出していざっ…と思ったら始発は8時?どうやらN氏が事前に見てた時刻表は年度が違ったみたいです。まぁ予定より1時間ほど遅れましたが、今日は白馬岳まで行ければいいのでまだ楽勝ムード。いよいよ登山口。何やら中国の団体さんがウヨウヨ。ちゃっちゃとトイレ済ませて先に出たほうが良さそう。皆んな初老だからそんなにちゃっちゃと出したい物が出ない。。そんな事してる内に中国の団体さんが登山口ふさいで記念撮影始めちゃいました。この団体さんが後に我々が泊まる白馬山荘で山小屋や他の宿泊者に色々迷惑掛けてました。取り敢えず、I女史とはここで一旦お別れ。でも、何とか隙をついて先行。先に天狗原まで来て休憩。ちょっと早すぎたのかS氏の様子がおかしい。そんなにペースが早かった訳じゃないんですけど。ここで更にS氏の呼吸が荒くバテがひどい。ペースを落としてみましたがダメそう。これはマズい…このペースだと白馬岳までには夕方になっちゃいます。やっと白馬乗鞍まで来ましたがS氏疲労困憊。ここ1ヶ月トレーニングしてなかったそうです。我々ぐらいの年齢になると、一生懸命トレーニングしても維持するのが精一杯ですからね。しかも一番年上のS氏なら尚更。大池見えたぞ〜!…って、ここでS氏の両足がツッて決断の時。先に自分とN氏で大池山荘へ行き事情を説明。大池山荘で1名宿泊の手続きと同時に白馬山荘を1名キャンセル。両山荘は同系列なのでキャンセル料は発生しませんが変更手続き2000円は追加で発生。ついこの間も八ヶ岳へ全然元気にペースも落とさず4人で行って来たばかりなのに残念。手早く昼食を摂ってS氏には悪いけど3人だけで先を急ぐ事に。S氏の体力が早く回復してくれる事とこの後二日間どうするのか心配しながら先へ進みます。チングルマの綿毛の群生。S氏も体力回復して明日見られるかな?天気が怪しい。この日の予報は14時頃から崩れるかもとなってた。こちらのペースがちょっと遅れた上に天気は早めに崩れて来たかな。それでも、振り返ればこの絶景。ペースを上げて小蓮華山到着。この絵面は初めて白馬岳に来た7年前の時と同じガスガス。晴れた小蓮華山からの眺望が見たい〜と思ったら、後日回復したS氏が白馬岳まで単独登頂した際にこの画像を撮ってくれました。遠くに見えてるのは富山湾ですね。そんな元気になるとはこの時考えもしないでどうせどこ見ても真っ白なんだからと先を急いで14時過ぎには三国境を通過。ほぼ予定通りの行程に追いついて来た。最後の登りを登ったところで…晴れて来たかも。ガスが飛んで行くぞ〜!と思ったらあっという間にガスガスになって白馬岳山頂到着〜当初の予定時刻通り。我ながら…いや、皆んなさすが!まぁ、眺望はまたチャンスはあるでしょう。と思ったら…これが翌日のS氏の山頂からの画像。素晴らしい!まもなく山頂直下の白馬山荘に7年ぶりに到着〜お疲れ〜!取り敢えず、荷物下ろそう。小部屋らしいよ。まさか7年前と同じ部屋かな?こんなに綺麗だったかな?部屋は違いましたが、3人なら広々快適な個室でした。すぐ外に出て、今夜の空模様はどうかなぁ?このテラスから星空を見るのが7年前に初めての北アルプス・白馬岳に来た時の夢だったんですが。。その前に、ここは7年前は入れなかったから初体験。Tシャツマニアとしてはやっぱりまず買わないと。温かいココアを頂きながらマッタリ〜🎵そんな事してる内にもう夕飯。お肉が柔らかくて初老に優しい夕飯。やっぱり北アルプスの山小屋は信州味噌を使ってるからかなぁ、味噌汁が美味い。夕飯食べてたら外が明るくなった。食後急いで飛び出たらこの絶景。これは予報が外れて好転するかも。ちょっと上に上がろう。やった〜🎵どうです夕焼け。この角度の白馬、カッコいい〜この断崖、そそられますね〜そして、待ちに待った星空。こんなに綺麗な星空は鹿島槍ヶ岳の時以来かなぁ?オリオン座はすぐ分かりますね。これで7年越しの夢叶いました。おやすみなさい。初日の活動データは以下の通りです。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年09月18日
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今回は私的には2度目の燕岳。メンバーはナンチャッテ登山隊7名。しかし隊長が風呂のない山小屋泊がダメなので登山口の中房温泉泊まりで燕岳はピストン。中級初級の女性も3名居て、男性にも1名初北アルプスの人も居て今回はその人達を楽しく安全に家まで帰すのが一つ使命でもあります。21日と22日の天気予報がコロコロ変わったので直前で登山決行日が一転二転。結局前日に21日登山に決定!個人的には2週間休み無しで仕事してたのでちょっと疲労度が心配ではありました。予定より少し早く到着。ここは中房温泉宿泊者用の駐車場。無料の第一と第二駐車場は平日でも7時で既に満車。夏休みですからからね〜この左側に登山届提出の小屋があります。これから2回目の燕岳。前回は日曜日だったのでここは超混雑で既に登山口で足踏み状態の大渋滞でした。登山口で記念撮影後、N氏を先頭に歩き出し。私は最後尾から主に女性陣をサポート。登り出して40分、第一ベンチ。ちょっと蒸し暑い。1人ずっとしゃべってるメンバーのおかげで熊鈴いらず(笑)このケーブルで名物のスイカを合戦小屋まで運んでます。第二…第三ベンチと通過して約2時間半で最後の富士見ベンチも通過。合戦小屋はもうすぐ。この岩場を超えたら合戦小屋でスイカだよ〜へこたれてる女性約2名をN氏が鼓舞。着きました〜合戦小屋!3時間はほぼコースタイム。では頂きま〜す!昔は800円て言ってた気がしましたけど600円でした。甘くて美味しい波田のスイカ。次ぐ日、波田でお土産にスイカを買って帰りました。合戦小屋地名の由来。ここで説明すると長くなるので拡大してお読み下さい(笑)合戦の頭を越えるとお花畑が広がって、稜線はもうすぐそこ。薄っすら空が見えるようになって来ましたよ。燕山荘が見えた!稜線を境に青空が広がって女性陣も黄色い声が。来ました稜線。「稜線で晴れるよ」と言って何とかなだめすかして連れて来て良かった。燕岳山頂も今なら晴れてますね。まずは燕山荘へ。平日でもここは混雑してます。取り敢えず、記念撮影。この後、天気は下り坂なので昼食より先に山頂へ。燕山荘の裏にもイルカに似てる岩はあるんですが…これ、前回も間違えて撮った偽物イルカ岩。リュックをデポ(置いて)して山頂へ。こっちが本物のイルカ岩。確かにさっきのは偽物っぽい(笑)稜線を境に合戦尾根側はガスガス。ここではよくある風景。雲がかかって槍ヶ岳が中々見えない。合戦尾根でヘロヘロだった女性陣も少し足取りが軽くなった。だいぶ暑くなって来た。20度近くあるかも、これじゃ雷鳥は出て来ないな。これがメガネ岩…そうかなぁ?さぁ、ここからの登りが効くんです。大丈夫かな女性陣。今やっと大槍と小槍の穂先がチラッと見えました。さぁ、燕岳山頂に到着しました。全員が揃うのを待って記念撮影。さぁ、燕山荘で昼食食べよ〜この斜面はコマクサの群生地。暑さで若干干からびてます。燕山荘名物カツカレー!揚げ時間があるから他のメニューより少し時間がかかります。そのせいで前回は食べるのを断念しました。今回念願のカツカレー、燕をかたどったチーズが神々しい。さぁ、これから天気が下り坂なのでサッサと下ります。楽しみにしてたカツカレーもスイカも食べたし、稜線で晴れて山頂にも行けたし女性陣も無事登れたし何だかんだ満点。下りの終盤はさすがに女性陣はヘロヘロで更にスローダウンしましたが3時間ちょっとで下れて雨にも降られなかったからOK。こちらが宿泊先の中房温泉「招仙閣」こちらの売りは豊富な源泉と様々な風呂がある温泉です。中房温泉のレポはまた後日改めてご報告させて頂きます。では、今回の活動データは以下の通り。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年08月31日
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結局、昨日の女の子の熱が下がらず食事も充分に摂っていなかった為、オーナーは取り敢えず女の子に食事だけ摂らせて屈強そうな若手スタッフが女の子を背負い親子3人下山させる決断をしました。お子さんは何でこんな時にと言う時に限って熱とか出すんですよねぇ。お母さんが「また必ず来ます」とオーナーに言っていたのが印象的でした。そんなこんなで朝食時間。朝は質素だけど美味い。のりたまなんかあったら2杯食べたくなっちゃう…最終日の今日は登り400mだけなので結局2杯食べた。色々ありましたが、朝食も食べて準備も出来たのでコタツで朝ココアを頂いてしばしまったり。では、最終日3日目スタートです!第一展望台に到着。オーレン小屋を出てから3時間あまり、ここでちょっと軽食。S氏がたくさん持って来てたランチパックの残りを皆んなで全部食べてしまおうと言う事になりました。たまたま休憩場所に選んだ所にこんな顔が。最終日の山行は4時間半あまり。登山口に到着〜思わず全員でそれぞれ握手。まぁちょっと無事を祝いたくなる山行ではありました。みんなお疲れ様〜!白馬〜不帰ノ劍〜五竜は9月にリベンジしましょう。登山口の唐沢鉱泉はお休みだったので麓まで下りて尖石温泉『縄文の湯』へ。オーレン小屋でもお風呂はあったので久しぶりと言う訳ではありませんが。そして、時間もまだ早いので蕎麦処『富美』さんへ。中々の人気店ですが、ちょうど混雑時が終わったタイミングで入れました。私は更科天ザル。あがりの蕎麦湯が歴代トップクラスで美味しかったです。皆んなでおろし和えと三つ葉入り手焼き玉子。熱々で蕎麦汁だしが効いてて美味しかったです。最後は信州名物かな…わさび稲荷!ご馳走様でした。この後、桐生に着いてから焼肉食べて帰ったら体重が2キロ増となってました(笑)では、最終日3日目の活動データと三日間のトータルのデータは以下の通りです。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年07月24日
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ご来光〜!起きるつもりはなかったんですがN氏に起こされて見てみると微妙なご来光。でも、寝床から見られてしまうからとっても楽ちん。中々出そうで出ないご来光。。そんな事してるうちに朝食。白米と味噌汁は昨夜と変わらず。私は登り出しはあまり食べないようにしてるからおかわりなし。それにしても朝食を食べてからゆっくり出発なんていつ以来だろ?2日目も天候は回復しない見通しなので予定より早めに出発。こちらは硫黄岳山荘横にあるコマクサ神社。その前にK氏が前夜に山小屋スタッフにウルップソウが咲いてないか聞いたところ、小屋の横に咲いてるかもと言って案内してくれたのがこれ。もうほぼ先終わってる感じですが、これが北海道以外本州にはここにしか咲いていないと言うウルップソウ。他にも鎖場の所にあるとかもと教えてもらって出発。2日目は天気や風の状況を見ながらの山行。もし荒れた場合は赤岳手前で次の宿泊先であるオーレン小屋方面へ離脱予定。何とか強風の中横岳に到着。この日も強風&ガスガス。あった!ウルップソウ!!あっちにも…こっちにも…ウジャウジャあるじゃん。。あまりいっぱいあると有り難さ半減(笑)しかし、何とも幸運な光景でした。さぁ、あとは赤岳まで行けるかどうか。結構、ギリギリの判断。この強風とガスに雨が混ざったらアウトでした。でも何とか行けそう。地蔵の頭に到着。ここまで来たら赤岳まではあと1時間位。その5分ほどで赤岳天望荘を通過。ここは北峰で主峰はこの先の南峰。強風の中、10時に赤岳南峰山頂到着〜今回の目的は達したのであとは無事にオーレン小屋まで下る事に集中。無事にオーレン小屋にたどり着けるようにお賽銭投入して合掌。この下りが中々の難所の文三郎尾根。YAMAPのGPS地図がなかったら道迷いしやすいポイント。逆にガスで高度が目に入らないから下りやすいかも。ここはさすがヘルメットを持って来なかった事を反省しましたね。ここの動画を撮ったんですが、登山しない人に見せると遭難にしか見えないらしいです(笑)ミストが噴霧となってメガネの視界を奪うのでとても危険。この辺ではずっと裸眼でした。ガスの向こうは明るいんだけどなぁ。やっと危険地帯の文三郎尾根終了〜標高が下がったらガスが晴れてきました。この日一番の絶景かなぁ?次の休憩ポイント、行者小屋も見えます。この長階段にちょっとしたトラップが…一段だけ踏むと沈みます(怖っ)さっき見えた行者小屋に到着するとスタッフが水撒き?ヘリコプターによる荷下ろしがあると言うので間近で動画も撮りました。今更なんですが、ヘリの荷下ろしって着陸しないんですね。続いてちょうど昼時に赤岳鉱泉に到着。まだオーレン小屋までは時間があるのでこちらで昼食。こちらには診療室があって麓から山岳医と山岳看護師が頻繁に登って来て診療してくれるそうです。テレビでもやってましたね。こちらでは他に4種類のカレーが売り。辛いのが苦手な私は一番辛くないビーフ。他の3人はそれぞれタヒチ・ジャワ・インドと辛さも違うカレーをオーダー。さぁオーレン小屋まではあと少し。やっと着いた〜赤岳鉱泉でカレー食べてから3時間だけどまたお腹空いた。とにかくまず風呂に入りたい。こちらの玄関は小じんまり。まずはTシャツに目が…「休日は八ヶ岳にいます」…これはある常連がスタッフ用に「毎日八ヶ岳にいます」と言うTシャツを作って寄付してくれたそうで、それを見た他の常連が売って欲しいと言いましたが限定生産だった為、販売用に常連さん用に「休日は八ヶ岳にいます」に変えて売り出したそうです買おうか迷いましたが、初めて八ヶ岳に来てこのTシャツはまだ早いと思い、もう一つのオーレンTシャツをゲット。あのTシャツは常連になってから買おう。こちらのオーレン小屋は今のオーナーで4代目。目の前の小川を利用した水力発電の為、ボイラー室のような乾燥室がないので談話室の隅に干すだけ…一晩じゃ乾かないだろうなぁ(^^;早速、お風呂〜思ってたより立派で広い〜家族風呂形式で利用者は入る時と出る時に札をひっくり返して利用します。風呂上がりはクラフトビールで乾杯。オーレン小屋では室温15度にならないとストーブの火が入らないと言う事でテーブルでビール飲んでるとちょっと寒い。そんなこんなですぐに夕飯。こちらでは17時から。小屋名物「桜鍋」登場。麓の茅野地区では昔からすき焼きには牛ではなく馬だったそうです。常連は自分で生卵を持って来るらしい。鍋も天ぷらも…何より白米が美味しかった。食後はまた談話室でまったり〜ここで消灯前に4代目オーナーとたくさん話が出来たのが印象深い。ここを3代目から引き継いだのがコロナ禍真っ只中だったそうで、だいぶ苦労があったみたいです。味のある山小屋だなぁ。実はこの夜、親子3人で登山に来ていたご家族の小学校低学年の娘さんが高熱を出して緊急事態。翌朝まで熱が続くようなら誰か小屋のスタッフが背負って下山するとオーナーが言ってました。山小屋では山域の救急にも備えて警察や病院・救助隊と連携していてこのオーナーも先日60キロの女性を背負ってあの文三郎尾根を下山したと言う兵でした。明日の朝、女の子の熱が下がってると良いけど。。そんな2日目の活動データは以下の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年07月23日
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やっと三連休して行って来た八ヶ岳のご報告。メンバーはいつもの同級生K氏、地元登山隊副隊長N氏、富士山や屋久島にも一緒に行ったS氏と私の4名。今回は八ヶ岳、唐沢鉱泉から西天狗から赤岳、最終日までガスガスの中の2泊3日縦走。しかし、本来なら白馬大雪渓を登って白馬岳から不帰ノ劍(かえらずのけん)を通って唐松・五竜岳へと縦走予定でした。直前で白馬大雪渓がクレパスで通行止め、しかも天候悪化で2日前に断念してのバタバタB案八ヶ岳となりました。ところがこれも珍しくN氏の天気読みがハズレ。。結果的に雨より20mの強風で撤退か進行かギリギリの選択で小屋番は止めませんでしたが、これで雨混じりだったら停滞か撤退だなと個人的には思ってました。皆んなそれなりに経験豊富だから元気に下山出来ましたが今回の山行はギリギリの目安だったと思います。それでもおじさん達4人は北アルプスとは違う山小屋の雰囲気を満喫してワイワイ楽しくて仕方ない。今まで4人共経験した事がなかった事や発見、ご褒美がいくつも…どんな顛末だったかはご覧下さい。では、まずは唐沢鉱泉に到着。ヘルメットを持って来なかったと言ったら皆んなから「八ヶ岳ナメてる」って言われました(笑)そんな事よりもっと重大な事件が…この間、スマホ変えたらYAMAPの過去のダウンロードしたはずの地図が消えてたことに気付きました。このままでは地図が使えないどころかYAMAPのGPSも作動しない。取り敢えず、ウォーキングモードでGPSだけでも作動させて不安なまま登山口からスタート。いきなり八ヶ岳っぽい登り。…と、誰かが動く小動物に反応。リスだ!…台湾リス?(中央の木)こんな所にも外来種が侵入してますね。『枯尾の峰』ここで何とか電波が入って履歴から地図を無事ダウンロード出来ました。3人には休みながら少し待ってもらった(^^;遅ればせながらYAMAP起動!これでスマホにも腕時計にも地図が表示されて登りやすくなりました。気持ちも軽くなったところでハクサンシャクナゲが。通常のシャクナゲより背丈も花も小さくてこの時期満開で綺麗でした。第一を通過して第二展望…いや、無展望台。。バタバタ登りだしてから約3時間で西天狗到着。更に40分程で東天狗到着〜まぁ〜しろ!いよいよ風がハンパない。どれだけ強いか画像では伝わりにくいですが経験上、瞬間風速20mはありました。根石岳山頂到着〜どこの山頂も景色が同じ(笑)とにかく風が強くてまともに歩けないので一旦避難&休憩。こちらの根石岳山荘はこれから泊まる硫黄岳山荘と同じ系列なので同じようにリニューアルされていてとても綺麗。お風呂もあるらしい。ここでしばし濡れたものを乾かしながら食事と作戦会議。私はちょっと甘い物が欲しかったので暖かいココア。S氏とK氏はラーメン。一口頂いたら…美味しい!ウインナーの存在感がハンパない。N氏は白玉ぜんざい。一見、普通の白玉ぜんざい。ところが塩っぱ甘い…さすが山小屋仕様。作戦会議の後、再び硫黄岳を目指して出発。まもなく箕冠山(みかむりやま)通過。3日目はオーレン小屋からここに出てくる予定。下って鞍部に今や廃墟と化したヒュッテ夏沢と山彦荘。再び森林帯の登り返し。下界は陽が当たってるから暑いんだろうなぁ。30分登ってやっと東西天狗岳が見えました。まだ山頂部はガスの中ですね。眼下にさっき通った廃墟の山荘が。。硫黄岳山頂はもうすぐ。この下は爆裂火口。この日やっと初めて東西天狗岳の全容が見えました。登り出して何だかんだ7時間、硫黄岳山頂到着〜我々の他には1人しか居なかったのでお願いして全員で記念撮影。爆裂火口の際からパチリ!ここが一番爆裂火口がよく見える。そんな私を横から見るとこんな感じ(K氏撮影)とにかくあたり一面コマクサが…こんな群生地は初めて見ました。これには全員驚き。しかし、画像では中々その凄さが伝わらない。天気が回復するあてもないので強風に煽られながら防風体制を取りつつ何とか本日お世話になる山荘へ。こちらが正面。硫黄岳山荘は風呂はないけど500円でシャワーが使用可。N氏が使ってみましたが石鹸などは使用禁止だそうですよ。中へ入るとピッカピカ。こう言っては失礼ですが、外観からは想像付かない。先程寄った根石岳山荘と同様にリニューアルしたばかりで木の香り。Tシャツもあるある。山小屋Tシャツマニアとしては買わずにはいられない。談話室も綺麗だし広い。そして何より素晴らしいのはトイレがバイオウォシュレット。山小屋でウォシュレットなんて初めて。とうとう山小屋もここまで来たか。食堂手前にカウンターバー。日本酒もたくさんありましたよ。こちらが食堂。食堂に4席、何とこの日は我々4名の他には1名しか宿泊客はおらずほぼ貸切。こんな天気に上がってくる人なんて居ないか(笑)2階へ上がって寝床は…こちら!左の上が我々の寝床。こんな感じで全員の枕元から外が見える。一人一人にコンセントや天井ライト。これで晴れてくれてたら最高なんですけどねぇ。夕飯は17時半から。おかずは洋風ですね。鶏肉のトマト煮みたいなのと鱈とソテーみたいな。添え物のジャガイモが美味しかったしおかずはどれも美味しかったんですが、山小屋だとしてもちょっと白米の炊き方が下手でした。味噌汁もちょっと薄かった。山小屋なんだから少し塩分強めでも良いくらい。寿司屋目線で厳しい事を言っている訳ではなく。強いて挙げた欠点はこれぐらいでスタッフも親切だしあとは満点山小屋でしたよ。デザートもちょっと手を掛けてて美味しかった。重ね重ね白米の炊き方が残念。1日目はS氏の持って来た携帯マッサージ機でスッカリリフレッシュ出来ました。1日目の活動データは正しく計測されたS氏のYAMAPデータをスクショさせて頂いて以下に貼りました。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年07月22日
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毎回テント泊はよく眠れない。4時どころか寒くてその前から何度も起きました。そのおかげでご来光のグッドタイミング。あのソロ女性はちゃんと向こう側に向けてテント設営してる…さすが!ご来光出ました〜…合掌!来年の年賀状はこの一枚で決まりです。蝶ヶ岳山頂より。テント場の遥か向こうに本日目指す常念岳。ただ静かにご来光に見入る。。何想う……スマホの充電出来てて良かったぁ〜(心の叫び)反対側を見れば薄っすらモルゲンロート。ここに見えてる山は全て登ったかなぁ。いや、中岳だけ行ってないな。あの遠くに見えるのは多分御嶽山。あれは焼岳かな?さて、ご来光を堪能しすぎて予定より少し遅れて出発。この日は9時間半は歩かないと。。それにしてもさすがに北アルプス表銀座と言われる大パノラマ。ここを下れば横尾。眼下には上高地から梓川沿いを11キロの横尾。今回3匹目の雷鳥〜!これは独身ぽい。これズームではなくこの距離で接写しても逃げないんです。出発してから1時間ほどで蝶槍と呼ばれるピークに到着。指差す先は槍ヶ岳。また雪…下りは滑る〜また出ました〜!脳天に赤い婚姻色が目立つオス。登り返しキツい。。こちらは安曇野を眺めるオス。そして、こちらは穂高を眺めるオス。どの雷鳥も高い所に立ちたがる。メスへのアピールなんですかねぇ。天空小…国?…園?…なんて書いてあるんでしょう?最後の登り返し。もう登りはお腹いっぱい。。常念岳山頂到着しました〜持ち上げろってS氏が言うから持ち上げたけど、これが結構重い。。蝶ヶ岳と歩いて来た稜線。大天井岳への稜線も良いですねぇ。前に同級生5人で逆方向からあそこを歩きました。取り敢えず、昼食。サッサと昼食を食べていざ出発。これから行く前常念への下り。あの先、ガクッと落ちてましたけど。。ここで上がってきたネパールの人と遭遇。もう1人は日本人か?「山頂まであとどれくらいですか?」元気に「ネパールの山にも登って下さい」って……するとS氏「行くよ、10月に」そう、S氏は10月に一緒に屋久島にも行ったI女史達とネパールの山登るんです。と、結構時間かかって前常念。前常念には避難小屋もある。中は6畳位でしょうか。やはりかなりの角度で落ちてますね。今回最後の雷鳥はご夫婦。メスは登山道のザレ場で砂遊び。さっきのネパールの人があまりにも涼しい顔で上がって来たから楽な下りを想像したのに何なんだあの謎のネパール人…シェルパか。この岩場は崖ですね。昨日から付きつ離れずしていたソロ女性がここで一気に見えなくなりました。小柄な女性だとかなりキツいと思います。ましてやこんなとこ登って笑ってる謎のネパール人恐ろしや。その後の下りの画像はほとんど無い。結構、時間も体力も厳しくなって残りの水もギリギリだったから余裕なかったんです。…と、ここで後ろから賑やかな声。さっきの謎のネパール人だ。笑いながら「上で休憩してから来ました」って。何だそれ!三股ピストンだとぉ〜こっちはヘロヘロだっつぅの(>_<)何とか水が間に合った。登山口にやっと到着〜お疲れ様でした〜!やっぱりK氏の山行行程は厳しい。この荷物背負って9時間半じゃ無理。。(結果11時間)2日目の活動データと2日間のトータルデータは以下の通り…{群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年06月12日
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先週、急遽5日(水)・6日(木)と連休を頂きました。今回もギリギリまで天気を睨み、北アルプスの蝶ヶ岳でテント泊して常念岳を回る三股周回ルートで1泊2日の登山をして来ました。今回は同級生K氏と富士山や屋久島に一緒に行った埼玉在住のS氏との企画に急遽私が飛び入りする形で参加。しかし、個人的には最初からミスとアクシデント続出。店の電話をいつも転送電話にして行くんですが、うっかり転送開始ではなく解除の操作をして出てしまった。。アップルウォッチの電源をOFFのまま現地に行ってしまってスマホのYAMAP地図と連動せず。。買い替えたばかりのスマホのバッテリーがなぜか激消耗、しかも充電ケーブル破損。。しかし、ご覧の通り天気も良く、山行自体は素晴らしいものでした。行く先々に雷鳥が現れて、既にカップルになった雷鳥夫婦やまだ募集中の脳天が婚姻色で赤くなったオスなどに4回程遭遇。雷鳥に遭いたい方はこの時期がオススメですよ。K氏と桐生を5時に出てS氏と藤岡で待ち合わせ、3時間ちょっとで蝶ヶ岳第一駐車場に到着。予定より少し早く着きました。平日でこんな感じ。第一駐車場だけで収まってる分まだ少ないかな。私の荷は軽めにしましたが13〜14キロ。そのまま予定より早めに出発。…と思いきや、いきなりトイレの所にストック忘れて慌てて戻るとソロの女性に「忘れてるなぁと思ってました」ってクスッと笑われちゃいました。先行く2人に追い付いてちょっと体力ロス。15分位で本来の登山口。トイレや女子更衣室があるけど平日は人はいないみたい。こちらに登山届を出して…ここから一気に1400mの高度を5時間登りっぱなし予定。先は長い。。こちらが蝶ヶ岳・常念岳の登山口。すぐに分岐。明日はここを常念岳方面から帰って来る周回ルート。まだまだ余裕〜🎵ちゃんと整備されてて歩きやすい。まだまだ登りますよ〜後ろのK氏の荷は17〜18キロ。私より食料がだいぶ多いですからねぇ。S氏が「休憩しよ〜」って言ったので止まったけど、うっかり通り過ぎるところだった。こちらが有名なゴジラの木。後続のソロ女性にも教えてあげましたが、やっぱり素通りするところだったみたい。登り出して約2時間でまめうち平に到着。ここで早めの昼食。この時、最大の悲劇が。。猿のウ◯コが…ズボンの裾の方に…幸い草しか食べてないベジタリアンモンキーだったようで量も臭いも控えめで綺麗に拭き取れたので助かりました。気を取り直し、昼食を簡単に済ませて、3時間登ったところで雪登場。6本爪アイゼンを持って来ましたが緩んだ雪なので取り敢えずキックステップで登る。荷が重いので慎重に。最後の最後でS氏が「アイゼン付けようよ」って言うので…付けて5分で…到着〜🎵1400mよく登った!天気最高!!K氏が受付を済ませてる間にテン場へ。その間も北アルプス表銀座ならではの絶景を堪能。こちらが蝶ヶ岳山頂在住の雷鳥夫妻のオス。 全然逃げないし接写にも慣れてるタレント雷鳥。 一説には欧米の雷鳥と違って日本の雷鳥は狩猟対象にならなかったから長年のDNAで人を怖がらないんだとか。まずはテント場のすぐ上にある山頂へ。K氏はお決まりの山頂で逆立ちです。これ、槍ヶ岳でもやりました。山頂を堪能したらサッサと場所を決めてテント設営。不思議に腹が減らない。K氏と違って燃費が良いので軽自動車と呼ばれてますから(笑)そろそろ夕焼けかな。初めて来たけど、良いテント場。山頂にもヒョイっと行けるし。そしたら湧き上がって来た雲にブロッケン現象が。ブロッケン現象大好きオヤジのS氏が3人で撮ろうと言うのでパチリ。昔の人はこれを神様だとか怪獣だと思っちゃったんですねぇ。軽く夕飯済ませたらいよいよ夕焼けタイム。明日は4時起きしてご来光を見てから出発する事に。さすがに荷も重めで1400mの登りは疲れました。「蝶ヶ岳テント泊 2日目」に続く…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年06月11日
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この間のネタ情報の際に言いましたが先週の水曜日にナンチャッテ登山隊副隊長のN氏と2人で群馬・新潟・長野の県境の白砂山に行って来ました。結果的に今年は雪山にも行けず低山ばかりでくすぶっていた事が災いしてしまいました。当日は朝4時出発だったので前日の火曜日はお客様にご協力頂き早仕舞いさせて頂いたんですが、それでも睡眠時間は2時間。寝不足のまま2時間半程で登山口到着。予報では気温6〜10度、風速7m。6時40分過ぎに登り出し。前日雨で登山口まではずっと曇ってましたがこれから天気は好転する見込みです。登り出し1時間で八間山山頂到着。暑いぐらいの好天になって来ました。昨年は天気読みがハズれて途中から吹雪になりここまでで撤退となったのでした。素晴らしい稜線、ここからは初ルート。天気が当たってN氏もご機嫌です。でも思ってたよりアップダウンがありそう。白い花はオオカメノキとピンク色はシャクナゲ。昨年は吹雪になってシャクナゲの花も凍ってました。シラネアオイも群生地より花が大きい。黒渋の頭通過。ショウジョウバカナ。中尾根の頭通過。暑い!もう10度は超えてるなぁ。白砂山はあれだな。登山口から白砂山山頂までは高度差550m位で鳴神山程度なんですが既にこの辺で累積高度が1000m近くなってます。寝不足が効いてきた。白砂山登頂後はここまで戻って地蔵峠方面へ下山。標高2000mでミネザクラが満開。初めて見ましたがとても綺麗な桜でした。シャクナゲも青空に映えます。池?…いや、水たまり発見!ブクブクとガスが湧いてるのかと思ったらたくさんの黒山椒魚がグニョグニョと…どうやら集団交尾らしい。もう下山時には数匹しか居なくておとなしくなってました。あの時だけのとってもレアな光景だったようです。まだピークがあるのか。。激しいアップダウンに寝不足の足が悲鳴を上げ始めた。遠くに見える平らな山が残雪の苗場山。あれが最後の登りかぁ。…と思ってたら、あの先に本物の山頂が…あれは偽白砂。こちらもボチボチ残雪登場。でも、雪が緩んでるからキックステップで登ります。はい!ちょうど4時間で白砂山山頂到着しました〜こちらは登って来た稜線。最後の登りは暑かった〜昼食を食べて分岐また戻ります。分岐から登ってすぐ、雪の中の堂岩山山頂到着。残雪の下りをスケートのように快調に滑るN氏。こっちは何だか足が悲鳴を上げて来た〜ヤバい〜!この後、大きな段差を降りたらツッた。応急処置をしてその後はスローステップで大幅ペースダウン。やっとここまで下りて来ました。ハンノキ沢。この後、登山口までまたダラダラ登り返し。登りのオーバーペースが祟った。一番は睡眠不足ですが、ちゃんと事前にコース全体のリサーチもしないと。2000m級をナメんなぁ〜!(心の叫び)活動データは以下の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2024年05月29日
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先日のネタ情報でご報告すると約束した谷川岳の山行です。紅葉の季節が終わらない内にご報告しないと。谷川岳には夏も冬も何度か行ってますが西黒尾根は未経験だったので、同じく何度も来ていながら西黒尾根未経験のK氏を誘って25日の水曜日に紅葉の西黒尾根を登ってみました。いつものメンバーのN氏は先週谷川岳に来ていて西黒尾根も経験済みだったので今回は不参加。 先週の情報では平日なのに天神尾根から山頂はかなりの人だったとか。 今回は登りはロープウェイを使わずに急登の西黒尾根を登って山頂へ。下りは天神尾根を下りロープウェイで下山のルートです。車をインフォメーションセンターの所の無料駐車場に置いてテクテク登山口に向かうと通り過ぎちゃいましたがここからは車両通行止。そして、この先は一ノ倉沢で当店常連のT氏夫妻はよく一ノ倉沢まで遊びに行っていると聞いてます。電気自動車に乗って行くみたいですけど、この日は走ってないのかな。さっきの場所から5分ほどで登山口。いきなり急登。急登で登り出し気温8度だったけど、登り通してると無風だし身体は暑かったです。谷川岳の山頂は双耳峰と言って二つあるんですが、そのトマの耳・オキの耳がチラッと見えました。左がトマ(手前と言う意味の方言と言われてます)の耳、右がオキ(奥と言う意味の方言と言われています)の耳。登山口から1時間20分、人も居ないし静かな尾根。紅葉は今週で終わりっぽいですね。いよいよ西黒尾根らしくなって来ました。最初の鎖場。滑る事で有名な蛇紋岩。尾瀬の至仏山などでも見られる岩ですが雨じゃなくて良かった。二つ目の鎖場。蛇紋岩が現れる場所には水晶も出ると言います。軽い蛇紋岩が同じ地層にある水晶も一緒に隆起させるからだとか。だいぶ登って来ました。谷筋は紅葉が綺麗でこれは絶景!結構良いペースで登ってるんですがK氏は難なく付いて来ます。厳剛新道との分岐。急登の西黒尾根をトラバースするような厳剛新道もここで合流。右が白毛門、左が笠ヶ岳、その真ん中奥に朝日岳。鎖場も一段落、振り返って登って来た登山道越しの眺望。ザンゲ岩?天神尾根にもザンゲ岩があったような。奥に見えるのは右が万太郎山で左が仙ノ倉山。いよいよ双耳峰が目の前に。西黒尾根を登り切りました。登山口からちょうど3時間。思ったより早いペース。肩の小屋、そして万太郎・仙ノ倉。いつ見ても良い眺望です。まずはトマの耳へ。そして、オキの耳に到着。登山口から3時間半ほど。あそこ?K氏はあの稜線に行ってみたいらしいです。また引き返してトマの耳、積雪期に来るとこの辺は雪庇で危険な地帯なんですけどねぇ。と言う事で、早めに着いて時間的に貯金も出来たので1時間位で帰って来れる所まで行って昼食にする事に。新潟側の谷、凄く紅葉が綺麗でした。あそこの谷筋がピンポイントで紅葉してる。この辺かな…腹減った、飯食おう。昼食後、K氏の入れてくれたコーヒーも飲んで小屋の方を見ると肩の小屋が結構小さく見えます。でも、予定通り12時に肩の小屋まで帰りました。そして、そのまま天神尾根を下山開始。やっぱりここにもザンゲ岩。下りも結構早いペースで下って1時間ほどでロープウェイ駅に到着。振り返るとトマの耳とオキの耳があんなに小さくなりました。ロープウェイに乗ってすぐこの日一番の紅葉がこんな所にこれだけでも今日来た甲斐がありました。そして、やっぱりロープウェイは楽ちんですね(笑)ロープウェイ駅から5分ほどテクテク歩いて無料駐車場に到着。N氏に15時頃から雷雲に注意と言われていたので早めに下山出来て良かったです。天気も紅葉も最高の一日でした。あとは温泉。帰りの温泉は湯檜曽温泉の林屋旅館。コロナ禍の時は湯檜曽は日帰り温泉は全館休止でしたが、やっと再開されました。何年振りかで林屋旅館の源泉掛け流し。貸切状態だし良い湯でした。宿泊は少ないようですが、湯は良いんだから谷川岳から一番近い温泉だしもっと日帰り温泉で売れば良いのにとK氏と要望も兼ねての話をしながら後にしました。そして、この日の活動データは以下の通りです。ご参加まで。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2023年10月27日
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最終日…2日目のブログでも言いましたが昨日は消灯前に横になっちゃってそのまま寝るつもりはなかったもののまた暑くてゴロゴロ、布団剥いだり中々寝付けない夜でした。ここは朝食が5時なので我々下山組は起きていきなりご飯と言う感じ。例の欧州人さん達はこれから槍ヶ岳を目指すみたいですからこの量じゃもの足りないでしょうね。一応、どこの山小屋もご飯と味噌汁はおかわり自由なんですけど…朝からカップラーメンも食べてましたよ。朝食を食べ終わったので出発予定時間の6時を待たずに出発。槍沢…渓流釣りもするN氏はムズムズしてました。「あそこにもあそこにもイワナが居るねぇ」私の襟首は昨日の薄曇りの天気でもガードしてなかったのでご覧ように火傷のように日焼けしちゃいました。これを見たK氏…「どうしたん?焼きゴテでも押し当てられたん?(笑)」…だって。まったく!…自分は登山焼けに慣れてて全然へっちゃららしいです。下流の護岸工事でイワナが上流に集まってしまったようであちこちに大きなイワナが居ました。徳沢でまだ8時半。何にしようか…ソフトコーヒーを初めて食す。絵がどう見ても…アレ!フワフワの尻尾みたいなサラシナショウマ。N氏の希望で穂高神社奥宮へ。鳥居をくぐった左側に嘉門次小屋、奥に奥宮。N氏が欲しかった御朱印を頂いて上高地へ急ぎます。急いだのには理由があって当初の予定はここ上高地で昼食予定だったんですがまだ時間も早いし帰り道の松本市内で食べようと言う事になったからです。まだ11時過ぎ。ほとんど待たずにバスに乗れました。いやぁ〜内容の濃い2泊3日の山行でした。今回こそは三人共無事で良かった。竜島温泉でゆっくり湯に浸かった後は…ここのところ行き付けの唐沢蕎麦集落の根橋屋さんへ。焼岳の時も寄ってます。(興味のある方は「梅雨の晴れ間に活火山焼岳へ」もご覧下さい)14時ちょっと前。ちょうどお昼のピーク時間は過ぎていたので並ばずに入れました。これは「やまっち」と言うメニューで長芋を刺身の妻のように細く切ったもの。茸と蒲鉾があしらわれていてこのまま醤油をかけておつまみにしても良いし私は蕎麦と一緒に蕎麦汁で頂きます。ホントはかき揚げも付けてもらいたかったけど前回、食べ切るのに四苦八苦したのでやめました。こちらが「海老天ぶっかけ蕎麦」。鉢の大きさはすり鉢ぐらいあり中々のボリュームで1000円弱だったかな。さっきの「やまっち」と合わせて1300円ちょっとでした。味も保証します。もうお腹いっぱいになって桐生へ帰りました。余談ですが、あんなに歩き回ったのに帰ったら体重が2キロ増えてました(笑)最終日は食べてばかりいたからなぁ(笑)そんな最終日の活動データは以下の通り…3日間総合の記録は次の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2023年09月16日
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初日と2日目の間にネタ情報が入ってしまいましたが…さぁ、いよいよ2日目は飛騨泣き・長谷川ピーク・大キレットと危険な難所の連続です。昨夜は思ったより気温が高く私は半分布団を剥いで寝てました。緊張からか寝苦しさからかちょいちょい目を覚ましたので分かってはいましたが寝てる間に雨が降っていたらしい。まずは朝食。いつもなら2日目は日の出前に出る事が多いので朝食は抜きで弁当を作ってもらうのがお決まりでしたが、今回は暗いうちはとても危険で天気も遅い方が良さそうと言う事もあり朝食付きの上、昼弁当も作ってもらいました。6時半まで待ったけど、あいにくの雨〜小屋の裏に難関の始まりとなる登山口。ここ下りるの?雨の日に?…ウソォ〜?世間一般ではこれは崖って言いますけどね。ここは雨の日に下っちゃダメな所なんじゃないの?https://youtube.com/watch?v=5fjFLFS-laM&si=hQ3Iluw47tKfO0x9https://youtu.be/hJ9Njq9Sh-E?si=1Ia-I7zYb3oTIAEQあんな所に丸付けてる。https://youtu.be/Iwy-1GMztBE?si=nyGG7H0AtAwOut2c下の平な所がA沢のコル。コルとは鞍部の事ですね。長谷川ピークが見えて来ました。さっきの晴れ間は何処へ?しかもここに来てナイフリッジ?https://youtu.be/uwTd37MOU9g?si=GGZusXJVPVL0L2uf長谷川ピーク登頂〜正当ルートの逆側から来た人が結構居ました。最低鞍部。やっと底に着きました。さぁ、今度は南岳へ地獄の登り返し。飛騨方面は晴れて来ました。https://youtu.be/JBIMDOytfY4?si=gXlbQTmhvcWq1gLRあの稜線が大キレット。大キレット自体は全然危険ではなかったけどそこに至るまでがどっちから来ても大変。やっと難所終了!そこの先が獅子ヶ鼻と言う展望場所らしい。獅子ヶ鼻から見下ろすと。。昨日に続いてヘロヘロなので南岳小屋でちょっと休憩。短い休憩後に無事南岳山頂到着。さぁ分岐から一気に下るぞ。ここから取り敢えず天狗池を目指します。遠くに常念岳。下が天狗池がある天狗原。この下の鉄梯子をよく見ると、片方の把手がグニャッと…大きな落石の跡ですね。やっと天狗池に着いた〜全然楽な下りじゃなかった。でも、ちょうど風が止んで逆さ槍見えました。12時半だしここでお弁当。北穂高小屋で作ってもらったおにぎりを頂きま〜す。トウリンドウ!さぁ、後は風呂のある槍沢ロッヂまでルンルン下り。ここは3年前の槍ヶ岳登山の時に通って以来。あの時は6月終わりでここは急登の雪溪でした。トリカブト!なんだかんだ昨日も今日もヘロヘロしながら予定通りの時間に槍沢ロッヂに到着。これは飲まねば。注文したところでちょうど売り切れ。我々よりちょっと遅れて到着した隣の外国人の団体さんから熱い視線を浴びながら一気飲み。皆んな身体が大きくて欧州人かな…すみません。やっぱり風呂は良い〜♪そしてすぐ夕飯。さっきの外国人の団体さんにN氏が風呂で入り方をレクチャーしてました(笑)シャワー文化の人達だからこう言う水が貴重な山小屋みたいな場所では既に人が入ってる湯船の湯を取って入る前にかけながら洗うなんて誰かが教えてあげないと分からないですからね。もちろん石鹸やシャンプーは御法度。この日は三人共小屋の消灯時間前に横になってしまいました。明日は最終日、下山の日です。2日目の活動データは以下の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2023年09月15日
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先週3連休を頂いて今年も2泊3日で北アルプスに行って参りました。画像も多く内容も濃い為、報告が遅くなりました。いつものようにメンバーはK氏・N氏との3人。予報が芳しく無く本来なら来週に日程を延期したいところでしたが、悪天候と言う程でもないし、K氏もN氏も日程が後ろに行くとキツくなるので好転する事を願って決行。どうやら聞いた話では逆ルートが正攻法のルートらしく、昨年のジャンダルムと馬の背同様に逆ルートは格段に難易度が上がることを直前で知りました。それに行程はいつものようにN氏が緻密に作ってくれましたが初日の行程がハードでちょっと心配。直近の仕事の疲れもあって、結果的に今までで一番怖いと感じましたし心身ともに疲れた山行となりました。桐生を2時に出て3時間ほどかかって5時前に沢渡バスターミナルに到着。この時期、平日のバス始発は6時なので始発を待たずに今回はタクシーを利用。4600円だから3人だったらバス(片道1300円)と大して差はないし。20分位で上高地到着〜やっぱりほぼノンストップだからタクシーの方が早い。ターミナルもこの時間は人が少ない。こちらも当然人が少ない。天気もどんより。少し晴れ間も出て来ましたが。。今回は通れるようならパノラマコースを通って涸沢まで行く予定なんですが…やっぱりダメか。。仕方ない、ダラダラ横尾経由で。2時間ほどで横尾到着。ここまで飛ばし気味に来たのが後々響く事に。それに、ちょっと雨が本降りになって来た。誰もいない横尾も新鮮ですが、この天気じゃね。ダラダラ…いや粛々と…本谷橋通過。こちらは涸沢側パノラマコース入口。当然、通行止め。長かったなぁ〜ここが人気の涸沢ヒュッテ。ちょっと休憩。ここは標高2350m、目指すは3106m。ここからは一気に約750mの高度を稼がないと。雨のクロユリスラブは要注意。上級者のK氏も慎重に3点支持。合羽着て登るのが一番嫌い。もう足が前に出ずヘロヘロです。雷鳥のカップル登場。こちらは目の縁に婚姻色が出てるオス。やっと着いた〜…でも真っ白!朝、上高地を歩き出してから累積高度は約1800mで9時間かかりました。早く小屋に入ってコーヒー飲みたい。これがここの名物の本格的なドリップコーヒー。そして全ての食器に北穂高岳象徴のイワツメグサのマーク入り。このカップ売って欲しいけど、明日の行程考えたら割らずに帰る自信がない。こちらが本物のイワツメグサ。夕飯前に微かに晴れ間が…滝雲が流れて幻想的な槍ヶ岳。これも中々貴重な光景。段々空が明るくなって来ました。さて、お待ちかねの夕飯…と思ったら…夕飯の最中に「縦の虹だぁ〜」で皆んな外出て夕飯どころじゃなくなりました(笑)雨の中、来た甲斐があった。段々陽が落ちて来た。小屋に到着する前はこんな絶景は期待してなかっただけに言う事なし。手前下の灯りは涸沢ヒュッテ。遠くに見えるのは松本市内の街灯り。初日は疲労感と満足感の中、明日の難所超えの不安感を抱えて消灯。。初日の活動データは以下の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2023年09月13日
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先週のネタ情報の際に触れた焼岳(やけだけ)登山のご報告です。昨年、噴火レベルが上がってしまって予定変更になった焼岳ですが今回連休を頂いて1年ぶりにリトライして来ました。コースは中の湯温泉から登り上高地に下る周回コース。天気はご覧通り梅雨の晴れ間で最高のコンディション、むしろ暑いぐらいでした。メンバーはいつものN氏K氏や隊長夫妻を含めたナンチャッテ登山隊で男性4名女性2名、1人旅館女将見習いの30代女性初心者が居るので今回はこの初心者のスピードに合わせた登山となりましたが…下りの難所で恐怖のあまりまさかのマジ泣きスピードダウン。とにかく無事に下山出来て何よりでした。予定より30分早く7時過ぎに中の湯温泉に到着。実は私は前日に西洋蜜蜂に刺されて軽いアナフィラキシーショックを起こしてしまいました。日本蜜蜂には70発位刺されてても何でもないんですが。。この日、一応回復はしていましたがもし高度が上がって動悸が止まらなくなったら1人で下山するつもりでスタートしました。そんな心配を内心ではしながら早速、7時半頃に中の湯温泉裏の登山口から登り出し。予定では8時登り出しでしたから少しだけアドバンテージ。既に温泉地特有の硫黄の匂い…いや、硫黄は無臭なので正確には硫化水素の匂い。さて、高山登山はまだまだ初心者のMちゃん、高度差900mぐらい登るんですが大丈夫かなぁ?K氏、屋久島で覚えた樹木との対話ですか?この人は余裕ですね。焼岳山頂が見えました。広場でちょっと休憩。ちなみに目指しているのは北峰で南峰は立入禁止です。梅雨なのに雲一つない快晴〜♪でも、ちょっと暑い。中々の急登。軽装の外国人登山者カップルが何組か追い抜いて行きました。だいぶ北アルプスにも外国人が戻って来ましたね。焼岳にも花は真っ盛り。ちょっと暑いから水分補給〜頭上は南峰。あそこから落石があったら直撃です。この辺でもう2000m、もう毒抜けたかな?心拍数も通常で体調も問題ないのでアナフィラキシーの後遺症は無さそうです。登り出して3時間で南峰と北峰の間の尾根に出ました。富山側から風が吹き上がって来て気持ちいい〜あちらこちらから噴気が上がってます。立入禁止の南峰に登山者が2名入っていました。外国人登山者も多くなりこの2名が外国人だったかは不明ですが、アジア系でした。登山道の真上に位置する南峰なので落石で死亡事故を起こし兼ねないから立入禁止にしてあるのだと思います。危険な行為は絶対にやめてもらいたい。もう少し、立入禁止の看板を大きくハッキリと立てておいて欲しい。我々も気を引き締めて、この上が北峰山頂。さぁ、もうちょい!高度に弱い隊長夫人も2000m超えても元気そうだし良かった。山頂に上がる手前の分岐からの眺め。正面が穂高連峰。ここに荷物をデポ(置いて)して山頂へ。背中ぎ軽くなって逆にバランス取りにくい。さぁ、Mちゃんももう少し。約3時間半で北峰山頂到着〜♪こんな晴天でこの絶景、中々ないですよ。後ろの穂高連峰の下には梓川が流れてますね。その焼岳寄りに我々が下山予定の上高地があります。さぁ眺望を満喫したので次の目的地、焼岳小屋へ。眼下に小さく緑の屋根が見えてますね。ところがこの滑りやすいザレた下りにビビりの初心者Mちゃんは少々ペースダウン。こう言う下りは大変危険なので慎重に。山で怪我する人の大半は下りです。こんな登山道の近くで所々噴気が。噴気が上がれば運気も上がる…かな?やっと小屋の分岐に。そして、小屋に到着。ここで遅めの昼食とお決まりのTシャツゲット。アドバンテージも無くなって来たので食後すぐに下山再開。正面にさっきまで居た焼岳北峰。「こっちに山頂までのショートカットの道がある」ってK氏が言ってます。そんな事より、いよいよ難所の始まり。まずはワイヤー。Mちゃん、かなり握力が弱い事が判明して一気にペースダウン。次はすぐに長い梯子で下から見るとこんな感じ。10mはあるかなぁ、上から見ると初心者にはかなり怖いです。Mちゃん、降りてからマジ泣き。一時はどうなることかとf^_^;しんがりのK氏なんかスイスイ。まだまだ短い梯子が次々と。やっと出た〜上高地側の登山口にやっと出ました。だいぶ下りで時間かかってしまった。後は梓川沿いを河童橋まで。通り道のこんな所にウェストン碑があった。130年前に上高地の魅力を世界に称賛した登山家でもあったイギリス人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフです。登山口から約30分かかって河童橋。結構ダラダラ長かった。やっぱり河童橋に来ると毎度この構図でパチリ。振り向けば…さっき登った焼岳があそこに。流石に疲れたし暑かったしで、上高地からシャトルバスに乗って中の湯温泉上り口の停留所まで。停留所からは中の湯温泉さんが送迎バスで迎えに来てくれます。今年もお世話になります。この日は温泉に3度浸かり美味しい食事と地酒を頂きました。そして、翌朝は昨年同様にまずは白骨温泉。湯の後は温泉粥、粥(独活味噌と塩付き)と温泉卵で300円。そして、更に昼食は唐沢蕎麦集落の根橋屋さんでぶっかけ蕎麦!すり鉢みたいな大鉢で1020円。帰ったら体重2キロ増でした(^^;)今回は天気にも恵まれて最高の北アルプス登山でした。また参考までに活動データは以下の通りです。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2023年07月09日
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先週の水曜日に、高妻山へ。去年戸隠山を登って2日目に高妻山に登る予定でしたが2日目が悪天候になって登れなかったので改めて日帰りで再チャレンジして来ました。長丁場なので日の長い時にと選んだ日がちょうど夏至。私は前日火曜日の仕事が終わってから2時間の仮眠だけだったので長丁場の修験者道を考えるとちょっと不安でしたが後々やはりと言う結果になりました。メンバーはいつものナンチャッテ登山隊のK氏と副隊長N氏のと3人。コースタイムより早めに下山する事を目指して桐生を出発しました。高妻山登山口駐車場に5時半前に到着。出発予定は6時でしたがもう既に先行者が数名いるようですしトイレを済ませて早速出発。まず戸隠牧場へ。去年も戸隠山の時に来たので登山口まで直行。ここからいよいよ去年のリベンジ。リベンジと言っても悪天候だっただけで撤退した訳ではないんですけど。一不動までは去年戸隠山からの下りで経験済み。それにしても花があちらこちらにいっぱい咲いていて、これはオオタニウツギ。こちらはオオヤマオダマキ。さぁ、まずは滑滝。当然、当時の修験者たちは鎖なんか無しで登ったんでしょう。濡れていて名前の通り滑りやすいので注意。巻き添え滑落を防ぐ為に1人ずつ。お次は帯岩。横に長い鎖場で足を滑らせると結構な高さなので危険です。K氏は軽やかに渡ってますね。氷清水まではチョロチョロ沢だけど沢登りみたいな感じ。登山口から約1時間位で氷清水に到着。この水はホントに冷たくて美味しいですよ。間もなく一不動の分岐に到着。しばし栄養補給の為に休憩。やはり初めて来たんだから一から順番に回ろうと言う事で登りは沢登りルートにしました…まずは一不動。10分で二釈迦。眼下には登山口の牧場があんなに小さく。これはこの時期高山によく咲いているイワカガミ。こちらはサラサドウダン。一日だけしか咲かないニッコウキスゲ。10分ちょっとで三文殊。今度も10分ちょっとで四普賢。これは八間山でも見たシラネアオイ。調べたらアツモリソウと言うそうな。ここだけに群生してました。形から食虫植物だと思ったらそうでもないみたいです。ちょうど8時半に目安だった五地蔵に到着。だいぶ上がって来た。天気も上々で暑い。気温は多分12〜13度位でしょうか。五地蔵から歩き始めてあっという間に六弥勒。下りはここから分岐を最短で一気に下る予定。また10分ほどで七薬師。何だか10分刻みでよく出来た修験コース。高妻山山頂がチラッと見えた。だいぶ足にアップダウンが効いて来た。八観音までは30分近くかかりましま。来た来た九勢至!この画像だと分かりにくいですが最後の登りがエグそう。近づくとその急登ぶりに思わず絶句。それなのにK氏は余裕の笑顔。いやぁ〜キツい。バックには黒姫山が。ちょっと休憩してハクサンチドリをパチリ。あと少し。なんと⁉︎まだここに来てこんな登りがあるのかぁ。エグすぎる。。来ました十阿弥陀!高度的にはほぼ山頂と変わらない所まで来ました。後はこんな感じの登山道を山頂まで並行移動。山頂到着〜!約5時間かかった(>_<)平気そうな顔してますけど、結構足にキテます。ちょっと栄養補給しながら休憩しよう。傍にユキハタザオ。岩から出る根性花。我々をすんなりパスして行った関西圏の健脚ご夫妻と話をしながら楽しい早昼食。山頂直下の細い急登が空いたのを見計らって休憩は30分ほどで下山開始〜休憩後の登り返しは効く。六弥勒分岐からは一気に直下コース。いやぁ〜下る下る。こんなに登ったの?って言う位下る。もう足が悲鳴を上げてるって所でブナ仙人。牧場に着いた〜牧場に入って振り返るとこんな感じ。スタートの駐車場に戻ったところでタイムを見たら予定の10時間は大きく切ってましたが久しぶりにヘロヘロになりました。流石のN氏K氏にもやはりそれなりにダメージ。温泉に行こう〜!と、来たのが去年も来た神告げ温泉。玄関のワンコには迂闊に触らないで下さいね…噛み付くから。湯上がりに戸隠蕎麦も頂いて時間も時間だし帰ろ〜 ヘロヘロになったけど良い修験登山となりました。もっと健脚の人は高妻山から更に乙妻山・十三虚空蔵までの修験者コースをお試しあれ。今回の活動データは以下の通りです。参考にして下さい。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2023年06月26日
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先日のネタ情報でも触れましたがこの間の水曜日に久しぶりにナンチャッテ登山隊の隊長と副隊長のお誘いで野反湖畔の八間山から堂岩山への登山に行きました。(野反湖は長野県と書いてしまいましたが正しくは群馬県中之条でした)天気予報ではお昼近くには好転してくる予報。5時に桐生を出て7時過ぎには野反湖展望台駐車場に到着。外は10度以下で10mほどの風が吹いて体感は氷点下と言う感じでした。登り出しでいきなり雨が降って来ましたが好転する予報なのでそのまま出発。対岸の山には残雪なのか今朝降ったものなのか雪が。でも、この前の猛暑日のせいかツツジやシャクナゲが綺麗に咲いてました。雨から少しみぞれ混じりになって来たのでここでレインウェアを着て冬装備に。登り出して約1時間、1800mあたりから本降りの雪に更に吹雪いて来ました。1時間半ほどで八間山山頂に到着。まさかの雪景色。これはこれで楽しかったんですが、花も凍って来てるし、これ以上先へ進んでも天気の好転はなさそうだと言う事でここで下山決定。こうなると下山の方が怖い。軽アイゼンも持って来てるので履こうか検討もしましたが何とかそのまま下山。風の強さが画像で分かりますか?雪粒が痛かったです。下山直前にシラネアオイの群生地があると言うのでちょっと寄り道。見事に群生してました。中々ない光景。駐車場からほど近い場所なので年配の方も含めて結構たくさん見に来ていました。その後、湖畔の駐車場でちょっと休憩。バスの時間も1時間半も先なので湖畔を歩いて駐車場まで帰ることに。この頃にはスッカリ晴れ渡ってましたが八間山の方角には雪雲が居座ってました。1時間ほど湖畔を歩いて、駐車場で食事。隊長がオススメと言う八ッ場ダムの道の駅、ここは平日だと言うのに人がいっぱいでした。取り敢えず、八ッ場ふるさと館のパン屋さんNO1と言うダムカレーパンをゲットして温泉へ。カレーはスパイシーで軽くレンジでチンするのがオススメ。温泉はこちらもほど近い天狗の湯へ。こちらは一転、混雑せずに温泉にゆったり浸かれてオススメスポットです。また堂岩山へはリベンジを誓って帰路に着きました。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2023年05月27日
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翌朝…と言うか、まだ星空。昨夜見逃しましたが、まだ満天の星空でした。過去一番かもしれないほどの星空でした。ほのかに明るいのは下界の灯り。やっぱり写真だと分かりにくいですが一応、天の川のようです。さて、3時になったので出発。登り始めて15分程で丸山通過。この後、しばらく行ってから気が付いたんですが、星空に見惚れれてYAMAP(GPSによる登山地図を使った活動記録システム)を起動するのを忘れる痛恨のミス。でも、30分ぐらいだったので地図の軌跡はその間直線になってしまっただけでセーフでした。まだK氏も星空に見惚れてます。やっぱり過去一番の星空かもね。登り出して1時間ちょっとで独標通過。4時半、白々と夜が明けて来ました。ピラミッドピーク通過。こんなピーク(頂上)が西穂高岳までに登って下りて11番まであります。5時前でもうこの明るさ。そして一面の雲海!遠くに富士山!!5時過ぎにチャンピオンピーク通過。夜が明けたね〜!あれは乗鞍岳かな?歩いて来たピークの先に焼岳。5時40分に西穂高岳山頂到着。ここで西穂高山荘で作ってもらったお弁当で朝ごはん。まだ序盤です。6時近くになって山陰に隠れてた太陽がやっと現れました。下に梓川、そしてその向こうの霞沢岳には山頂とK1・K2と言うピークが3つハッキリ見えますね。下り〜登り〜アップダウンが激しい。これは普通は崖って言うよね。。逆層スラブ地帯も登ります。ここは一度滑ったら止まらない。雨降ってなくて良かった。高度感がハンパないでしょ?登っていいよ〜天狗の頭…高い。その稜線の右の先にジャンダルム。ハタ坊じゃありません(笑)ここが天狗沢の分岐。ここを下ると岳沢小屋。天候が悪化したらここを下る予定だったんですが、このままジャンダルムへ。ここのテーブル岩がオーバーハングになっていて背中には10キロ近いリュック、腕だけで上がらなくてはならず手が滑ったらと思うと何気にプレッシャーが。。いよいよジャンダルムが目の前。リュックはデポして、いざジャンダルム制覇へ。ここは鎖もなく足場が傾いてるし左側の高度感たら中々ですよ。15分ほどでジャンダルムの天使に会えました。ここまで8時間かぁ。奥に見える尖っているのは槍ヶ岳です。ひとしきり頂上で撮影しながら休憩してジャンダルムを後に。振り返ると柱状節理の肌がむき出しになったジャンダルムがそびえ立つ。K氏とN氏はもう次の難所、馬の背の攻略策を練ってます。左手を向くと笠ヶ岳と双六岳。この後、最後の難所目前でにわかにガスが上がってきてしまいました。さぁ、いよいよナイフリッジ馬の背。ガスって高度感は消えましたが、振り返るとK氏もちょっと緊張してるのかな。この前、28歳の女性が滑落して70m下に落ちてますからね。こちらはN氏のGoPro画像。左は岐阜側、右は長野側…両方切れ落ちてます。馬の背も何とかクリアして昼過ぎには奥穂高岳山頂に到着。ここで西穂山荘で作ってもらった昼弁当を頂くことに。ホッとしたせいかちょっと長めの昼食となりました。山荘まであと少し。あとはここを真下に下るだけ。穂高岳山荘に着いたのは14時半。3時から登り始めて11時間半。お疲れ様でした、3人で固く握手…無事で何より。さっきはあそこから下りて来ました。穂高岳山荘のデッキから見下ろすと下り坂の天気のせいか涸沢はテントが少ないですね。予報通り15時頃から雨が降り始めて、夜はソロの登山者と四人で消灯時間まで話が弾み楽しい夜となりました。翌朝は5時半に朝食、すぐに6時に出発。実は去年北穂高小屋で一緒だった熊本の方にここで遭遇していて聞いたら西穂高山荘から一緒だったそうな。これから槍ヶ岳に行くって言うから凄い。来年もまたどこかで会える事をお互い祈って我々は下山。外はこんな感じで視界10m位でしょうか。ここからザイテングラートと言われる涸沢名物の枝尾根を下ります。久しぶりにレインウェアを来ての登山。歩きにくいし暑いここでザイテングラート終了。本来なら屏風岩のパノラマコースで上高地へ行く予定でしたが、この天気では行っても意味がないので通常ルートの涸沢から横尾へ下る事に。涸沢の紅葉は今年は遅れているようで9月下旬でこの程度でした。1時間半ほどで涸沢に到着。ちょっとトイレ休憩。10時前に横尾通過。予定通り11時間に徳澤園に到着。早めの昼ごはん。私は徳澤園で人気の濃いコーヒーとソフトクリーム。コーヒーには槍ヶ岳クッキーが付いてきた。徳澤園前の沢に岩魚が群れで泳いでました。岩魚って群れるの?渓流釣りをするN氏曰く、餌をもらえてるから縄張りを持たなくなったのかも…だそうです。さて、後は温泉。徳澤園を後にしてターミナルへGO。13時に上高地河童橋に到着。観光客いっぱい。何はともあれ、全員無事に元気に帰って来れた事に感謝です。下山後の温泉は最高でした。活動データは以下の通り…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年10月05日
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先日のネタ情報でも触れましたが先月の26日(月)から28日(水)と北アルプスへ行って来ました。メンバーはいつものN氏とK氏との3人。今回は上高地から二泊三日で西穂高岳・天狗の頭・コブ尾根の頭・ジャンダルム・馬の背と言う難所を通って奥穂高へ。下りは涸沢カールを下りて横尾経由で上高地に帰ってくる登山道上では最難関と言われる上級者ルートを行って来ました。我々がアタックした2日後に60歳の女性がコブの頭のあたりで滑落し亡くなったそうです。ご冥福をお祈り致します。ただ、自分の現在の気力体力を冷静に見極めて天候やルート・行程を正しく分析しないと誰しもが行って良い場所ではありませんから自分自身も肝に銘じて山に行きたいと思います。話を戻しますが…ちなみにジャンダルムとはフランス語で国家憲兵を意味します。奥穂高岳の前に立ち塞がるようにそびえ立つところから名付けられました。馬の背はその名の通りの形状でナイフリッジとも言い、ナイフの刃のように両側に鋭く切れ落ちている稜線です。こちらは事前にN氏が用意してくれた難所の注意書きなんですが、通常なら10時間位の行程、終盤に来るジャンダルムと馬の背がスタミナ的にも山場となります。行く前にYouTubeなども見て予習です。※ 地図上ではナイフエッジになってますが正しくはナイフリッジです。まずは6時に桐生を出て9時過ぎに沢渡バスターミナルに到着。10時のバスに乗るつもりでしたが9時45分発があったので乗車。今回は上高地の一つ手前、帝国ホテル前で下車。田代橋から梓川の先の穂高。この日は予想以上に気温が高い。撮影しながら15分ほどで西穂高登山口に到着。登山届はいつものようにN氏が投函。ん?…日本兵?さぁ登り出し、森林帯は幾分涼しいですね。宝水とあったので、N氏K氏が水源を見に行ったけど、湧水ではなかったようです。3時間ほどで分岐通過。ここから焼岳へ。来年は焼岳にも行くつもりですがここからではなく今年泊まった中の湯温泉から大人数で直登の予定です。分岐からわずか10分程で西穂山荘に到着。それにしても暑い。テント場の向こうには霞沢岳。食堂には入った事がありましたが宿泊は初めてなのでこちらも初めて。小栗旬君と長澤まさみさんのサイン入りTシャツ発見。映画「岳」のロケで来たようです。5人スペースに我々3人と他お一人様。K氏とN氏がきぬがさ池を見に行くと言うので私は1人でまったりコーヒータイム。2日目に向けて体力温存。2人が帰って来たので3人で夕飯前に一杯。大雪渓うまっ!17時から夕飯。油淋鶏みたいな鶏のカツに甘酢ダレがかかっていて美味しかったです。おかわりもしてもうお腹いっぱい。夕食後はまた赤ワインで乾杯。まったり&しみじみ。。これは星空も期待出来そう。…と、思いながら早々寝てしまいました(笑)2日目のジャンダルムアタックは天候の崩れる15時までに完全に山小屋へ入る為に1時間繰り上げて3時出発です。長くなりそうなので、この続きはまた明日…(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年10月03日
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屋久島二日目三日目はいよいよ目的の登山。改めて、メンバーは同級生のK氏、富士山などで一緒だったI女史とS氏、そして私の4名。4時起きして1時間かけてハジメさんに淀川登山口まで送って来てもらいました。5時過ぎに出発。今回は同行しなかった天気読みのスペシャリストN氏が7時頃雨が降るけどその後は晴れると言ってました。どうなるかなぁ?歩き出して1時間、すっかり明るくなった。今日は10時間は歩く長丁場だから先はまだまだ。上高地の梓川とは違った透明感。森の妖精でもなければ即身仏でもありませんよ。K氏に巨木の比較物として写真に入ってもらっただけなんですけどねぇ。普通には出来ないのか。。湿原「花乃江河」キョン?…小さい!いや、屋久鹿の子でした。意外にアップダウンが。シャクナゲの実らしいです。小さい桃みたい。今度は雄鹿、こちらも本州の鹿よりかなり小さい。性格も大人しく、「ちょっと通るよ〜」と言って退いてもらう。そんな穏やかな雰囲気から一転。S氏など木道で滑って足を捻ってしまいました。。I女史が応急処置をして大事には至りませんでしたが宮之浦岳登頂後の永田岳への寄り道にはS氏は同行しないで1人で今夜宿泊予定の無人山小屋まで先に行ってもらう事になりました。取り敢えず、その前に栗生岳(くりおだけ)登頂。山頂の丸い岩の裏に回ってみると…何やら祠が…合掌!ここはもう巨岩の島。出発から5時間で宮之浦岳山頂到着〜うっすら青空ぎ見えて来ました。昼食後にS氏と別れて先に3人は出発して永田岳に向かう。ヤッター、N氏の予報的中か?永田岳への分岐。先に1人リュックをデポしてあるけど、2時間近くかかるから我々は10キロを背負ったままGO〜あれはもしかして?ちょっと岩の上に乗って見たら海が見えた〜おじさんくぐりま〜す!なんてやってたらガスがぁ。あれが永田岳山頂。もう少し晴れててくれ〜しかし、山頂手前のロープを上がると真っ白け。12時少し前に永田岳山頂に到着。眺望はゼロ。さっきの分岐まで通常往復2時間程のコースタイムを1時間半で30分の貯金を作りました。後は少し余裕もって長塚小屋まで。濡れた木道・木階段は要注意。巨木も続々。ガイドのハジメさんが屋久杉に耳を当てると水の流れる音がすると言っていたけど…反対の耳のそばを飛ぶアブの羽音しか聞こえない。。予定通りちょうど10時間で高塚小屋に到着。先にS氏は着いてました。ちなみにこの高塚小屋は三階建てでレモンガスの赤津慎太郎氏が自費3000万円で建てたらしい。取り敢えず、今夜の寝る場所を確保して身軽になって縄文杉へ。10分ほどで縄文杉に到着。周囲16.4メートル?近付かないからもう一つ凄さが伝わって来ない。上の方はこんな感じ。屋久杉の巨木はほとんど全部暴風と雷で上の方は吹き飛んでます。この後、小屋に戻って夕飯。みんな疲れて7時には消灯してしまいました。翌朝はS氏の足の状態を考慮して早めに3時起き3時半出発。見えない巨木の間を縫うように木階段を進む。木道傍にテン泊の人が多い。朝方でも17〜18度だから軽装でテン泊出来ちゃうからか。ウィルソン株で日の出待ちと同時に朝食。ウィルソン株は屋久島で一番古い杉そして、株の中から上を向いて撮るとハートが見えると言うのがこの株を有名にした理由。食後すぐに株の中に入るとまずこれが。そして、上を見上げて…少し外が明るくなったけど、見えるかな…ハートに。ライトを消して、これならどうだ!あらかじめどこの位置から撮るかを調べておかないと。ちゃんとした位置から昼間撮るとこう撮れるそうです。だいぶウィルソン株で時間食った。飛行機の時間があるから先を急がないと。こちらは翁杉。6時頃にトロッコ道に出た。ディズニーランドのアトラクションのようなトロッコ道をペースアップして進む。尖った山が翁岳。三代杉。S氏の足も大丈夫そうで良かった。1時間ほどトロッコ道を歩いてこの分岐から白谷雲水峡方面へ。時間的に太鼓岩を見てる余裕は無いのでパス。七本杉。この辺からガイド付きの観光客がちらほらと。くぐり杉。I女史とK氏、はいチーズ。この杉はくぐられ過ぎて股擦れみたくなってる(笑)段々、白谷雲水峡に近づくにつれて…苔生したお庭って感じ。一年中湿度が高いから苔が元気だこと。もう下山口はもうそこ。岩が水に削られて出来たって感じ。こんな登山道も。着いた〜!ちょうど9時。振り向いて、こちらが白谷雲水峡登山口。ガイドのハジメさんはまだ来てない。待ち合わせは9時半だったみたい。9時半少し前にハジメさんが来ました。タンカン農家でもあるハジメさんの甘いタンカンとマンゴーを頂いてまずは温泉に直行。ところが予定してた温泉が臨時休業になってしまい飛行機の時間も迫っている為、仕方なく川で行水をする事に(苦笑)男の我々は川でも良いけど、I女史はたくまし〜(笑)少し時間に余裕が出来たので空港へ向かう途中でお土産をと八万寿園さんに寄りました。こちらの抹茶ソフトクリームが絶品。お手頃なお土産もたくさんあってオススメです。11時少し前に屋久島空港に到着。飛行機は11時35分発。忙しい三日目でした。ガイドのハジメさん、お世話になりました。行きでは見えなかった桜島が見えた。噴煙は上がっていませんね。鹿児島空港で3時間の時間調整。まずは昼食。思案の結果、鶏そばに決定。クリーミーな白湯スープの奥にちょっと複雑な味が隠れてるけど何か分からない。そして終盤にトリュフオイルで味変。他にはない味で美味しゅうございました。そして、鹿児島と言えばさつま揚げと黒豚も絶品。羽田行きの飛行機はあれか。羽田空港に着いたのは18時近く。18時半に出て夕飯を食べて桐生に帰ったのは22時でした。急展開で屋久島に行って二日目三日目は忙しかったけど、こんな機会は中々ないから記憶に残る山旅となりました。活動データは以下の通りです。参考にして下さい。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年08月31日
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先日のネタ情報でも触れた通り7月26日・27日に連休を頂いて初めて戸隠山の名所「蟻の塔渡り」に行って来ました。今回は来月か再来月行くジャンダルムへの予習でもあります。メンバーはいつも一緒に北アルプスに行くN氏K氏と私の3名。元々の計画では26日戸隠山に登って下山して一泊、改めて27日に高妻山の予定でしたが27日は悪天候の為断念。まずは桐生を4時に出発。6時半頃、戸隠牧場前の登山者用無料駐車場に到着。身支度を済ませて7時頃歩き出し。この先、熊より厄介なヤツに襲われるとは…36号線と平行に走るさかさ川遊歩道を抜けて奥社参道へ。良さそうな雰囲気の遊歩道…ですが、木道ツルツル…アブも猛攻〜なぜか先頭のN氏にだけ猛攻(笑)アブに悩まされてながら35分ほどで奥社参道へ。程なく隋神門。日光を思わせる杉並木をひたすら真っ直ぐ。地味な登りが効きます。8時前に奥社に到着。まずは登山届を代表してK氏が提出。奥社は9時からでN氏は残念ながら御朱印もらえず。せっかくだから九頭龍社に参拝し…奥社にも安全登山の参拝。のぼりを再開して間もなく戸隠連峰のギザギザな稜線が。さぁ鎖場の始まり〜そして、五十間長屋。上は結構高いです。こちらは百間長屋だったかな。岸壁に鎖が垂れていたので体力有り余るK氏が見に行きました。あったのはこの石仏。上に登ったK氏からの目線はこんな感じ。登りを再開して縦に登った後は蟹の横ばいかぁ?この辺は足場があるから問題ないですが丸石なので少し滑る。足場が少し滑るから上半身の力が必要な鎖場です。なるほど、確かに胸突どころです。これで鎖場終了かな?おぉ〜ガスが取れて来ました。来ました〜蟻の塔渡り。その前にちょっと休憩。休憩を挟んで…では、1番N氏、2番私、3番K氏の順で渡ります。私目線からの先頭N氏。凹凸がかなり厄介そう。これはN氏の付けてるGoProのN氏目線画像。かなり幅が狭い。実際に上に立つと高度が目に入り身体が緊張して硬くなるので危険なんです。これはN氏目線からの私と奥がK氏。こちらも同じ。私目線からのK氏。私目線からのN氏。N氏はもう少しで渡り切りそう。こちらは最後尾のK氏目線からの私。全員無事に通過して上からの蟻の塔渡り。昔はもっと幅が広かったって地元の人から下山後に聞きました。いずれ消えちゃうのかな?ここがどうやら「八方睨」。難所を超えたしここで早めのご飯休憩。休憩後30分ほどで戸隠山山頂到着。お花畑に見惚れてます。花のアップ画像は省いてしまいましたが、思った以上に花が多く東側岩壁はお花畑でした。あれが明日登る高妻山だな。(結局、悪天候で登れず)正面の小高い山の斜面が戸隠スキー場のようです。本日の宿はその麓になるのかな。まだまだあるアップダウン。戸隠山から50分ほどかかって九頭龍山山頂到着。やはり予想通り暑い。40分かけて150mほど下って一不動。ここは明日の高妻山登山と重複する分岐。この日は左から下って来て下り、明日は同じ道を登りここを右へ行く予定でした。ここで氷清水と言う湧水の水場に到着。氷清水と言うだけあってホントに氷水のように冷たい。予想以上に水を消費していたので補給出来て助かりました。この後はほとんど沢下りと言った感じで沢が流れる中に鎖場があります。横に伸びる帯岩の鎖場。沢を何度も行ったり来たり下山地の戸隠牧場手前でN氏が手持ちの竿でちょっと試し釣りをしたら5分ほどで岩魚を2尾釣って見せました…さすが!もちろん2尾ともリリース。その釣って見せた横にはまだ新しい鉄パイプの壊れた橋が。雪のチカラは怖い。間もなく14時頃に戸隠牧場内へ。この馬達もアブの猛攻を受けてて可哀想でした。終いにはゴロゴロ寝転がってアブ退治してたけど、焼け石に水。振り返って戸隠牧場の正面入り口。駐車場までもうすぐ、今朝歩き出して7時半の登山でしたが気を張る場面もありアップダウンも多くて標高の割に体力を使う山でした。そんな話をしながら、車に乗って10分とかからず今夜の宿に到着。この宿は山小屋ではなく冬場のスキー客が多いようです。では、また活動データは以下の通りです。ご参考までに。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年07月29日
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この1週間バタバタしてご報告が遅れてしまいました。先週の21日・22日と連休を頂き西穂高へ行って来ました。今回は日帰り北アルプスの候補として当初予定していた焼岳が1ヶ月ほど前に噴火レベルが1から2に上がってしまって登れなくなってしまったので予定を変更しての西穂高独標です。独標とは山頂とは異なる独立した標高点の事で西穂高山頂は2909m、独標は2701mです。計画当初はいつものN氏とK氏にナンチャッテ登山隊隊長の男4名で日帰りの予定でしたが、隊長夫人も参加する事になり、一泊してゆっくりの行程となりました。4時過ぎに桐生を出発。8時前に駐車場に着いてロープウェイ駅へ。空はちょっとどんより。この日は14時頃から崩れる予報です。8時45分のロープウェイで一気に標高2156mの西穂高口駅へ。10分程で西穂高口駅に。いつものようにN氏が事前に用意した登山届を提出。ご苦労様です。9時過ぎに登り出し。水芭蕉をはじめ、高山花がたくさん咲いていました。イワカガミでしょうか?笠ヶ岳がお見え。いよいよ本格的な登り。西穂高山荘までは樹林帯、隊長夫人のペースに合わせてゆっくりと。1時間ちょっとで西穂高山荘に到着。北アルプス気分を味わってここまで来て帰る人も結構居るみたいですよ。一番お手軽な北アルプス登山の一つですね。まだ10時過ぎだけど、取り敢えず…醤油ラーメン!N氏は帰りに味噌ラーメンも食べてました(笑)食べたらサッサと独標まで行っちゃいましょう。山荘の向こうには当初登るはずだった焼岳。独標は右から2番目かな⁉︎霞沢岳と下には赤い屋根の上高地の帝国ホテルが見えます。登り出しから2時間かけて丸山通過。独標はもうちょい先。眼下に梓川ですね。北アルプスでいつも一緒のK氏は力が有り余ってるので、この辺から1人でピラミッドピークへ向かう事に。はい、隊長夫人も頑張りました。ちょうど3時間で独標到着〜。そして、K氏はちょうどピラミッドピークの山頂から手を振ってました。豆粒みたいなK氏が見えますか?その先はチャンピオンピーク…西穂高岳…間ノ岳かな。さて、天気が崩れる前に下山開始。隊長夫人が慎重に下りる間に花をパチリ!気を付けて下さいね〜!んっ⁉︎太陽の光が屈折して輪に見える…ハロ現象。これが出たら天気は下り坂だそうなので雨雲が近いか。予報ではあと1時間半だな。山頂で記念撮影しなかったのでここでK氏に頼んでパチリ。こんな事やってたからロープウェイ駅に14時ちょっと過ぎになっちゃって少し降られてしまいました。この登山の様子は昨夜と今朝のFMきりゅうの柄澤正則さんの番組「You’ve got Kiryu !」でもレギュラーゲストととして隊長とN氏が楽しく話してました。こちらは2020年に導入された新車のロープウェイ、ピッカピカでカッコイイ。下りの時に乗務員さんに聞いたら二階建てで定員は上が52名、下が53名。でも、コロナ禍は45名45名での運行だそうです。温泉が待ち切れずに下のロープウェイ駅で全員で足湯に入っちゃいました。こんな事やってたら雨が本降りに。。この日のお宿は焼岳登山口のある中の湯温泉さん。やっぱり焼岳の登山者が居ないので館内も温泉もほぼ貸切状態で最高でした〜♪夜7時に男湯女湯が入れ替わります。夜明け時の中の湯温泉、向こうに見えるのは前穂高と明神岳かな。朝から蜩(ひぐらし)が賑やか…ピーカンです。でも、この日の予報は11時から雨。無理はやめて山は諦め。。この日は温泉と蕎麦で帰る事に。ここまで編集してあともう少しと言うところで急に画像がこれ以上載せられなくなってしまった。明日は豊洲行きで早起きするので白骨温泉と唐沢蕎麦集落のレポはまだ後日に。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年06月29日
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ご報告が遅くなりましたが先週の水曜日に3年連続で4度目の唐松岳に行って来ました。一昨年のコロナ初年度は1人でソロ登頂、昨年はナンチャッテ登山隊副隊長のN氏と2人でしたが強風の為途中撤退、今年は同級生のK氏も加えた3人でアタックです。桐生を5時半に出て8時過ぎには着く予定でしたが高速を降りて19号線でマッタリ走行となってしまい、8時半に到着。下の方はもう雪がないですね。取り急ぎ、トイレを済ませてゴンドラ「アダム」に搭乗。ウサギ平まで来たらやっぱりそこはスキー場。2本目はアルペンクワッドリフト。3本目はグラードクワッドリフト。今日は陽に焼けそう。左側に五竜岳が見えて来た。登り出し地点となる八方池山荘に到着。予定より20分遅れ。まずは踏み跡を辿ってアイゼン無しで出発。最初のケルンを通過。無風晴天!暑くてアウター2枚脱ぎました。フェイスガードをしたらアウトドアショップのマネキンみたくなっちゃいました(笑)登り出して30分ほどで八方ケルン通過。やっぱり八方尾根と言えば、右側は白馬三山。振り返れば、この眺望です。気温は多分二桁はありそう。予報では氷点下だったのに。。まだ八方池は雪の下ですね。ボチボチ傾斜がキツくなって来たのでここでアイゼン装着。登り出して1時間、ここからが登り本番です。先頭N氏に続いて私。ガンガン登らないと帰りの最終リフトに間に合わない。キツい、ちょっと休憩。3月の積雪期ほど登るペースが上がらない。雪解けが結構進んでいて、この所々出て来る岩場でペースが落ちるからか。やっと唐松岳山頂が見えた。これが泣く子も黙る不帰ノ嶮(かえらずのけん)。唐松岳山頂の先になるので今回は行きません。もう少しで稜線に出る。稜線に出ました〜すぐ左下に唐松岳山頂小屋があります。右には唐松岳。先行者がもう登頂してますね。登り出してちょうど3時間、お昼にもなったので我々はここで昼食。エネルギー補給もしたのでサッサと山頂へ。その前に剱岳の勇姿が。唐松岳山頂到着〜昼食も食べたりしたので3時間半かかりました。まずはお決まりのワンショット。後続が誰も来ませんねぇ。最終リフトの時間を考えて引き返したかな?白馬三山方面。正面は剱岳。もう充分堪能したので下山開始。13時半…最終リフトまであと2時間。下りは傾斜のキツい所は尻セードで滑降。K氏も楽しそう。振り返ると太陽に照らされたシュプールが綺麗です。1時間ちょっとで八方池に着来ました。雪面の模様はなんでしょう?あと30分と言うところでリフトが見えました〜大きなクラック(亀裂)が口を開けてます。バックカントリーの人は気を付けて〜15分前に到着!いや〜結構ギリギリでした。下界に降りたら真っ先にみみずくの湯に直行です。この日は夕飯も食べて帰ったので桐生に帰ったのは20時になってしまいました。これで今季の雪山は終了です。明後日の定休日にお休みしたらゴールデンウィークは無休で営業となります。近年同じ日に集中する傾向がありますので早めのご予約をお願い致します。では、唐松岳の活動データは以下の通りです。所要時間がピッタリ6時間でした。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年04月25日
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先月の「穏やかな谷川岳」の投稿では画像の容量オーバーで楽天ブログに載せられずやむを得なくlivedoorのブログに飛んで頂きましたが、先日、スマホ画像圧縮アプリを使ったら花見登山の投稿で載せられたので再度谷川岳の絶景を載せて投稿したいと思います。内容はほぼlivedoorに載せた通りです。では…さて、本題ですが天候やまん防などで中々実現出来なかった雪の谷川岳にやっと先週の23日に行って来れました。富士山・北横岳でもお誘い頂いたI女史をリーダーに他のメンバーはこちらも北横岳メンバーのM女史と私の同級生K氏の4名。この日の予報は雲が多いものの雨は降らない安定した予報。桐生を7時過ぎに出る遅めのスタート。この日は駐車場もガラガラでこんなに空いている谷川岳は初めてでした。もっとも積雪期に来たのは初めてなんですけど。ゲレンデに出て振り返ったら白毛門が。すると、ドローンを飛ばしてる人がいました。当店隣家はドローン教習所をやっているのでちょっと興味あります。でも、撮影許可を取ったりするのが面倒なのでね。スタートが遅かったので9時半頃の登り出し。見ると雪の上にトレース(足跡)が見えますね。スタートを遅めにしたのはこれが目当てで朝早いと先行者のトレースがない場合がありコースを外れると雪庇を踏み抜く危険を伴うからでした。いきなり急登。ダースベイダーじやありません…私です(笑)これぞ積雪期、いい感じに直登。登り出して1時間半ちょっとかな…天狗の溜まり場に到着。M女史が遅れ気味なのでここでちょっと休憩。その間、天狗の溜まり場の岩に乗ってみた。右側斜面にはたくさんのクラック(亀裂)が。かなりの傾斜なので雪崩れたら一気に行きそうです。でも、我々が歩いた所は比較的アイゼンが噛む感じで表層雪崩れは起きなそうな感じでしたけど。万太郎・仙ノ倉ですね。登り始めて2時間半で稜線の表記が見えました。近くに行くとこんな感じ。同時に肩の小屋も見えました。結構あちこちにクラックが走ってます。登り出しから3時間でまずは双耳峰・谷川岳のトマの耳に到着。そこからもう一つの耳(山頂)を見ると、右側は凄い雪庇。アップにするとゴマ粒みたいな先行者が見えますか?もう一つの山頂、オキの耳までの登り返しがキツい。二つ目の山頂オキの耳に到着。約3時間、思ったより早かった。M女史が遅いんじゃなくて先頭のリーダーI女史が早いんだ。私も付いて行くのがやっとでしたf^_^;さて、写真も撮ったし肩の小屋まで戻って昼食です。肩の小屋の壁越しからの万太郎・仙ノ倉の稜線。南極基地みたいですね。下りでは尻で滑ったりピッケルでお決まりの一枚。そして、ピッケルでブレーキをかける滑落時の訓練も。さすがに下りは早い。なんだかんだ5時間でロープウェイ駅に到着です。ぐんまちゃんもお疲れ様でした。尻で滑って来たのでウェアの背中から雪の塊が落ちました。帰りはまずI女史オススメの大トロ牛乳へ。冷え冷えになったフローズン牛乳の上に好きなトッピングを。私は生チョコにしました。美味しゅうございました。温泉は湯檜曽温泉が今日帰り入浴をやっていないと言う事でK氏も常連のナンチャッテ登山隊で何度も来ている大峰館へ。この浴場画像は女湯ですが男湯も似た感じです。当然、女湯画像は私が撮った物じゃありませんよ(^◇^;)こんな感じでこの日の登山は終了。あとは雪の上州武尊にリベンジするのはいつでしょうかねぇ。。活動データは以下の通りです。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年04月10日
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先日のネタ情報も触れた6日に行った花見登山の報告です。メンバーは毎年同じナンチャッテ登山隊男女7名。ここ2年程はコロナ禍で静かに目立たないように行なって来ましたが今年はやっと大っぴらに開催。今回は花見が目的なのでリュックの中は飲食中心で意外に重いです。もちろんマナーとルールを守っての宴です。こちらは桐生川沿いから見た柄杓山。前にお話ししたように画像は昨年末からことごとく容量オーバーで載せられなかったんですがスマホ画像圧縮アプリを使ったら載せられました。良かった〜!まずは8時に吾妻公園駐車場に集合。曇り空ですが桜は満開。ここは毎年桜とレンギョウとツツジが同時に見られるスポットですよ。こちらは登山口の気温計。この日は日中は20度越えの予報。朝はまだ肌寒い感じですが、登るにはちょうど良い。まず予定通り1時間ほどで吾妻山山頂に到着。少しの休憩を挟んで女吾妻山頂に。この時、初めて女吾妻の正式名称が堂所山である事を知る。そして、実しやかに噂されていた男吾妻(吾妻山)より女吾妻の方が高いと言う事も事実であると判明。やっぱり上州、山もかかあ天下なんです。カタクリの花も咲いていましたが例年より遅れてる感じ。最近、岩木戸山(さいとう山)の先で伐採が進んで西側がご覧の通り。ちょうど晴れて来て雲に浮かんでいるのは赤城山です。こちらは同じ場所からの前橋方面。ホントなら浅間山も綺麗に見えるんですが。熊の爪痕でしょうか?標高600mの岡平から柄杓山へ下って行きます。いきなり急降下。間違えやすい分岐も以前隊長が表記板を付けたので分かりやすくなりました。城跡に入るとまずは椿がお出迎えです。いよいよ山頂に近付いて桜登場。ここに入って来ると一瞬桜餅の香りがします。空もすっかり晴れ渡ってます。予定通り3時間半ほどで到着。これは柄杓山山頂からの桐生市街地。柄杓山の桜だけではなく梅田の桜全体が満開でした。持ち寄った料理と飲み物で細やかに乾杯♪私は当然巻き寿司を持参。これで帰りのリュックはだいぶ軽くなります。たくさん食べてお腹もいっぱいになりました。バスの時間があるから13時頃には下山開始です。東斜面の桜の下をくぐって下山。日枝神社に下山して……振り返るとピンク色のぼた餅みたいな柄杓山。停留所の桐女前まで最近整備された桐生川沿いを歩きます。先日、N氏はここでカワセミを見たらしいですよ。ピンク色のソメイヨシノ越しの中洲の白い山桜。桜越しの柄杓山も最後に一枚。今週はまだ梅田の桜は見頃ではないでしょうか。この日の活動データは以下の通りです。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年04月09日
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先日のネタ情報の際に触れましたが23日の定休日に谷川岳に行って来ました。その報告をここでしたいのですが、昨年末に楽天ブログのアプリが終了して画像容量が厳しくなり、特に登山の画像などはほとんど載せられなくなってしまったので、今回は前に使っていた「桐生・江戸っ子寿司」のlivedoorブログの方へ飛んで見て下さい。「穏やかな雪の谷川岳」http://blog.livedoor.jp/edokkozushi/archives/9988738.htmllivedoorブログ「桐生・江戸っ子寿司」トップhttp://blog.livedoor.jp/edokkozushi/(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年03月28日
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時短営業の最中で時間が出来たのでやっとこの間の雪山の投稿をします。しかし、楽天ブログのアプリが終了してパソコン版からの投稿になったら画像の制約が厳しくなって良い画像も載せられず、しかも一日の投稿画像量があり、今回二日がかりの投稿です。なぜ北横岳の時は大丈夫だったのか不思議。今後の登山の投稿がちょっと心配。さて本題ですが…19日の定休日、今回は北横岳の画像を見て雪山に行ってみたいと言う友人を連れてサクッと登れる初心者向け雪山に行ってみました。家から一番近い雪山と言えば雪山初心者には赤城山の黒檜山がこの辺では有名ですが、今回は午後に用事があったので午前中だけでサクッと登って帰って来れる鍋割山にしました。予定より30分程遅れて姫百合駐車場に到着。先に2台、気温−7度、無風。最初からアイゼン着用で駐車場脇の登山口から7時50分頃に登り出し。登り出しからここまての画像がなぜか載せられないものが多かったのでいきなり風穴通過。特に見所もなかったからいいか(笑)荒山高原はもうすぐそこです。はい、荒山高原到着〜雲一つない青空とはこの事。風も思ったよりなくて最高の雪山日和。登り出しから45分程かかってますが初アイゼンを付けて登る初心者ならこんなもんでしょう。荒山は樹氷が綺麗ですね〜富士山も見えてます。太陽が出ると暖かい。風で雪煙が舞って空中でキラキラして綺麗ですね〜稜線に出ても風はせいぜい5〜6mと言うところでしょうか。先週の北横岳とは比べ物にならない穏やかさです。やっぱり赤城山でもパウダースノー。良く見えてますね。でも、ちょっと新潟方面に雲が出て来たなぁ。この後、火起山山頂を通過しましたが画像が大きいとの事で載せられず。。その代わり、雪だるまがお出迎え。いつから居るのかな?この日のパウダースノーでは雪だるまは作れませんからね。竈山山頂も通過。浅間山が見えましたよ。1時間半程で鍋割山山頂に到着〜浅間山はよくガトーショコラと例えられるんですがあんなに真っ白だとガトーショコラとは言えないかな。左から八ヶ岳連峰・南アルプスの山々かな。まさに雪山日和。こっちは桐生方面かな。ちょっと方角がズレてるから…こんな感じが正解かな。さぁ、午前中に帰らないといけないので10時前に下山開始。一番左が鈴ヶ岳で右から2番目の鉄塔の立っているのが地蔵岳、一番右は荒山。1時間ほどで下りて来ました。下りで登ってくる登山者に何人も会ったので当然だいぶ車が増えてます。とにかく、雪山デビューの友人に最高の景色を見せられたので良かったです。活動データは以下の通り。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年01月25日
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報告が遅くなりましたが先週の12日の定休日に今年初の遠征登山に行って来ました。基本的に悪天候の時は山に行きませんが富士山などでもお世話になった山友さんの声掛けもあったので。最初は上州武尊へのお誘いを受けたんですが、強力な冬型寒気で無理っぽい。比較的穏やかそうな所と言う事で北横岳に落ち着きました。メンバーは富士山の時のIさんとS氏、その山友さんのMさん、そしていつもの同級生K氏の計5名。予定してた麦草峠への道路が通行止めになっていたので急遽登り出しを八ヶ岳ロープウェイへ変更。1時間半程登り出しが遅くなってしまった。山頂駅を出るとここは2237m。やはりボーダー・スキーヤーがほとんどで登山者は数名。まずは坪庭の看板前で記念撮影。左からIさん、Mさん、私、K氏…誰だかわからん(笑)そして、撮影者がS氏。坪庭は吹きさらしで風が超冷たい。テムレス(手袋)1枚では指先がヤバい感じです。いったい何度だ?Mさんは初の雪山という事でちょっと遅れ気味。その後ろで上級者のK氏がフォローしてます。トナカイの角みたい。Mさん悪戦苦闘。三ツ岳分岐。アンダー手袋をしてなかったので撮影で素手を出していられるのは10秒ほどが限界。北横岳ヒュッテに到着〜ここで荷物をデポ(置いて行く)する事に。でも寒い人はリュックを下ろすと背中が寒いのでそのまま山頂へ。寒いはず、ヒュッテの玄関先の気温は−14度。耐寒−5度程度のテムレス1枚では効かないはずですね。取り敢えず、商売道具の指を守る為にグーパーグーパーしながら登ります。15分ほどで強風の山頂に到着〜。まともに立っていられない。風速20mはあるんじゃないかな?風速1mで体感温度は1度下がりますから単純に体感は−30度以下と言うことか。もう何度なのかこの身体にその経験がないのでわからん。何とか記念撮影…前から……後ろからもう限界、下山開始〜下山し始めたらにわかに晴れ間が…早速K氏とS氏が戻って撮って来てくれました。しかし、スマホも手も限界だったみたい(苦笑)S氏も必死で撮ってますね。この後、むき出しだったS氏の顔に凍傷の初期症状が出てしまいましたが大事には至りませんでした。私はご覧の通り完全防備。これでも手が限界でしたが。40分位でヒュッテに戻って来た。ここで昼ご飯を食べるより下りてから食べる事に。甘い飲み物なら凍りにくいと言うのでペットボトルのミルクティーを持って来たんですが、デポしておいたら口が凍って飲めなくなっちゃいました。むき出しじゃ当然か。下山開始〜ここから見るとホントにスノーモンスターに囲まれてるみたい。陽も出て余裕も出て来てふざけ始めちゃうおじさんとおばさん達(笑)思ったより硬く埋まらない。これじゃちょっと顔が痛いね(笑)坪庭…ロープウェイ山頂駅も見えた。その先は茅野市市街かな?ここでも、はいポーズ!画像だとこの寒さは伝わらないかな。吹きさらしの坪庭を足早に抜けて…ロープウェイ山頂駅に到着。ちょうど3時間の極寒トレッキングでした。今度はもっと穏やかな時に来たいですね。こちらは山頂駅の展望台から。ここももの凄い風、もう下りよう。下りのロープウェイは貸切状態。そりゃそうか、ボーダーとスキーヤーは滑って下るから下りのロープウェイには乗らないですからね。今度来る時は3月あたりの方がいいかな。この後、食事して白樺湖畔の「すずらんの湯」で温まって帰りましたが夕方まで指先が痺れてました。冬型寒気の冬山をナメてはいけませんね。追記…活動データ。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2022年01月15日
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先日のネタ情報の時にも触れましたが 先週は袈裟丸の中腹で紅葉狩り登山、 今週は高山村の小野子山で紅葉狩り登山をして来ました。 今回は膝のリハビリ中の友人と2人。 ゆる〜りと登れて紅葉が見られる小野子山にしました。 小野子山は高山村の天文台の すぐ隣の山と言えば分かりやすいでしょうか。 北毛青少年自然の家の入り口前を通過すると、 いきなり登山口に行くまでの林道が素晴らしい紅葉。 思い出しました。 7〜8年前に登山隊で来て2回目なんですが 路駐してこの登山口から登り出し 前回は小野子山山頂から中ノ岳に向かう鞍部に下りて そのまま林道まで下る周回コースでした。 10分程で分岐、ここから急登のコンクリート道。 更に10分程登ってここからは杉林。 膝リハビリ中の友人にはちょっとキツいかな。 休憩しながらゆっくり登って 登山口から1時間弱で休憩スポットに到着。 こっちは高山村かな。 こちらは渋川市街か。 小野子山頂まで900m。 まだ登り出して1時間ちょっと。 あれ?また900m? 騙された! 大体、疲れてる人には「もうすぐそこ」って善意で嘘をつくけど 看板にやられるとちょっと腹立つ(笑) 尾根に出た。 風が涼しい。 今度は少し距離が縮んだ。 もう一回ぐらい900mって出てたら 面白いからさっきの嘘を許したのに(笑) あれが山頂らしい。 友人曰く紫式部…らしい。 嘘か?…いや、ホントらしいです。 これもホント、山頂到着〜 あれは赤城山ですよ。 桐生から見るのとは反対側から。 独特な山容の烏帽子岳を真ん中に 右に掃部ヶ岳(かもんがたけ)、 左に榛名富士ですね。 ちょっと雲が掛かっているのが浅間山。 噴煙が雲と繋がってる。 さて、ボチボチ温泉に行こう〜と下山開始。 まだ昼前なのに早〜(笑) その途中で… こちらはお隣、子持山。 山頂から右に大黒岩(獅子岩)が見えます。 ここにゴヨウツツジが咲くらしい …っと⁉︎ 滑った! 思わずロープを掴んだつもりが有刺鉄線。 ここはロープにしておきましょうよ…イテテ! 商売道具の手には必ず手袋をしてるので大丈夫でした。 1時間弱で下山して、 朝とは違う林道沿いの美しさに また車を止めて一枚。 最後にもう一枚。 これで今年の山での紅葉は見納めかな。 このまま小野上温泉「さちのゆ」に直行。 活動データは以下の通り。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年11月12日
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先週の文化の日はナンチャッテ登山隊のお誘いで 袈裟丸山中腹の紅葉を見に 寝釈迦経由で周回コースに行って来ました。 その日は祝日でしたが水曜日でもあったので お休みさせて頂きました。 メンバーは80歳近いメンバーのお母さんや 旅館の看板娘まで女性7名男性4名の大所帯。 まずは車3台に分かれてご年配ママを含めた女性3名は 折場登山口から賽の河原までピストン。 他8名は車を折場と塔ノ沢に分けて停めて 塔ノ沢登山口から登って賽の河原で合流の手筈。 右が塔ノ沢登山口行き、左が折場登山口行きの分岐の所で 別動隊の私を含めた3名が降りて先発隊としてテクテク。 本隊には折場登山口に車を1台置いて来てもらいます。 自転車は我々より早く来た登山者のもの。 この人はわたらせ渓谷鐵道で来たのかな? 雲一つない晴天。 でも、登り始めの気温は5〜6度で ガンガン登って身体を動かさないと寒かったです。 塔ノ沢登山口に到着〜 既に結構車が。。 30分程待って本隊が到着し8名で賑やかに登り出し。 沢を何度か行ったり来たり。 袈裟丸はヤシオツツジの時期に 来る登山者が多いですが、この季節も良い。 明るくて広くて良い感じの森です。 塔ノ沢登山口から1時間程で寝釈迦に到着。 江戸時代からあるんですね。 地元民なのに知らなかった。 ここで標高は1150m登山口から450m程登って来ました。 寝釈迦は身長368センチだそうです。 北枕って書いてあったけど、 メンバーが方角見たら北向きじゃなかった(笑) 江戸時代だって方角ぐらい分かるはずだけど(苦笑) 賽の河原までは後800m。 避難小屋、ここから賽の河原までは10分程。 賽の河原到着〜! 折場登山口からのママさんたちは既に到着していて 皆んなで記念撮影。 その後、楽しい乾杯とランチ。 さて、日帰り温泉のタイムリミットは15時だから下山開始。 すると、ここでは必ずと言って良いほど顔を出す…鹿。 展望台。 鮮やかな黄色は唐松かなぁ。 ここは開けていて天気が良ければご覧のような絶景が観られる。 あれは前袈裟かな。 ここからまだ距離がある。 あの後ろに中袈裟・後袈裟・奥袈裟と奥深い袈裟丸。 この辺からはもう言葉はいらない。 紅葉をお楽しみ下さい。 下山開始から50分程で折場登山口に到着。 急いで日帰り温泉「国民宿舎かじか荘」へ。 14時に到着しましたが 祝日と言うこともあり駐車場は ほぼ満車で風呂は入湯制限。 少し待って何とか入れました。 そして、この日は登山隊の一人でもある看板娘の宿、 東陽館に愛郷ぐんまキャンペーンを利用して宿泊です。 条件は群馬県内の宿泊施設で 群馬在住である事とワクチン2回接種の 証明書を提示すれば(デジタルでもOK) 1人5000円引きと超お得です。 詳しくは宿泊施設でお聞きください。 登山隊は皆んなリピーターですが私は初めて。 ちょっとレトロなお宿で良い感じ。 今回は女性だけ蚊帳のサービス。 お料理は素朴ですが丁寧な仕事で美味しゅうございました。 この芋がらの炒め物も 私が今まで食べた来た芋がらの中で一番美味しかった。 そんなに芋がらを食べてないけど(笑) ネギ醤油ダレが効いた鱒の東陽館風〜 舞茸の天ぷら。 里芋のグラタン。 締めはすいとん! デザートに杏仁豆腐。 よく飲みよく食べました。 翌朝も晴天… またどこかに登りたくなるような天気。 朝食も全部美味しく頂きました。 この後はすぐに帰って夕方まで 仕込みして開店しました。 充実の紅葉狩りと東陽館一泊… ご参考まで。 寝釈迦経由周回コースの登山記録は下記の通りです。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年11月08日
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3日目の始まりも夜明け前から。 5時に部屋を出てテラスへ。 有難い事にテラスの売店が 日の出時間前に開いてくれて珈琲が飲める。 ご来光を待ちながら珈琲で暖まろう。 これは贅沢なひと時。 上にも下にも雲がある。 ご来光はその間に出る、 初めて見る光景になりそう。 後、30分ぐらいかなぁ。 夜明け前の小屋もいい感じ。 2階の左の窓が我々のいたドームと言う小部屋。 なぜかあそこだけ曇ってる… 熱気ムンムンか?(苦笑) あっちの2階も小部屋があるのか。 槍ヶ岳の朝焼け。 滝雲も期待したけど、今回は見られず。 息を呑む眺望。 上の画像、見えますか? 真ん中の遠くに富士山。 さっき、槍のテッペンにライトが見えた。 いよいよかなぁ。 アップにしました。 上の画像、分かりますか? 左に小さく見えるのが浅間山ですよ。 よく見ると噴煙も見えます。 上の雲が赤く染まってこれは初体験。 出ました!ご来光〜! もう山頂へ行こう〜 山頂にも10人ほど宿泊登山者が。 富士山はどうかな? 槍ヶ岳もややモルゲンロート気味。 恐竜の背ビレのような前穂高越しに遠くに富士山。 そして、その右に奥穂高。 そして涸沢岳・北穂高南峰とモルゲンロートに。 完全に出ましたね。 そんなに寒くもないからこの日も氷点下ではなかったかな。 前の日に歩いて来た稜線を見て… よく歩いたなぁと呟く。 影…北穂高岳の影北穂高だな。 その時、昨晩夕飯でお隣だったご夫婦が 「あそこに虹が出てる」と… アップにしてみました。 分かりますか? 笠ヶ岳の上に短いですが虹が出てます。 もう一つの端は見えませんでした。 さて、すっかり朝になった。 ここから実は体力充分の鉄人K氏だけ 先に涸沢ヒュッテまで下って 屏風岩のパノラマコースを抜けて行く事に。 この間、N氏と私は涸沢ヒュッテまでは同じコースですが そこから王道の横尾へ。 では、北穂高分岐まで行って涸沢カールへ下る。 また長バシゴと鎖の連続だ。 この辺は少し紅葉が始まってる気配。 でも、ナナカマドは既に枯れている葉が多く 今年の紅葉は大丈夫なんだろうか? 涸沢のテント場が見えた。 我々が下山した後、緊急事態宣言が解除されたら 紅葉時期と相まって 一気に人が押し寄せるんじゃないかなぁ。 涸沢小屋を横に見て 涸沢ヒュッテに到着。 ここで北穂高小屋で作ってもらった朝弁当を頂きます。 タダで場所を借りたら悪いので 涸沢ヒュッテでコーヒーを調達。 ゆかりのおにぎりとおかずは… 柴漬け・煮昆布・ウインナー・唐揚げなど。 美味しく頂きました。 奥穂高…1箇所沈んでいる所が最低のコル。 北穂高方面。 こっちがK氏が登っている屏風岩。 ここは山小屋と言うよりまるでリゾート施設だな。 ちょっと長居しすぎた。 我々もそろそろトイレを済ませて横尾に下ろう。 ここがK氏が登っている屏風岩のパノラマコース入口。 上級者しか行ってはいけません。 ボチボチ団体さんが上がってくる時間かな? 中間地点の本谷橋。 たくさんの人が休憩してました。 横尾大橋に到着〜 下山開始から4時間半か。。 あっ…やっとK氏からLINEが入った。 どれどれ…「なにっ〜⁉︎」 もう新村橋を通過してる? ここから新村橋まで普通のペースなら50分かかる。 とにかく、急ごう! 予想以上に早いな、鉄人K〜 こっちも何とか30分で新村橋通過。 横尾から40分で徳沢ロッヂに着いた。 「あれ?…この先の徳沢園の方で待ち合わせじゃなかった?」 「まさかこっちで待ってないよね?…電話してみよ。」 あっ、目の前にいた。 サングラスのK氏がこっちをガン見してるのに微動だにしない。 座ったまま寝てる。。 まぎらわしい。。 「ここで良いんじゃない?」 って事で、徳沢ロッヂでランチ。 ちょっとオッサレ〜 あっ、徳沢園のカレーより美味いかも。 グランピング? 宇宙基地みたいなドームテント。 お高いんでしょ? 借りる気がないから聞かなかったけど。 明神館まで来た。 もう林道は飽きたなぁ。 あっ、お猿〜 何してるん? 明神岳にもいずれ登ってみたい。 はい、帰りの温泉は竜島温泉・せせらぎの湯。 お疲れ様でした〜 これで今年の遠征は終了。 既に筋肉痛です。 3日目の行程と3日間総括の活動データは以下の通り。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年10月07日
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一夜明けて…と言いますか、 同室のおじいちゃまのイビキと 余震に伴う落石音で眠りが浅く 3時には目が覚めてしまった。 早めに3人共起きてしまったので 予定より30分早く4時に出発する事に。 まずはまだ寝ているテント場を 静かにすり抜けて重太郎新道へ。 いきなり長バシゴ。 暗い中での難所通過は要注意。 気温は思ったより高く 正確には不明ですが氷点下ではなかったですね。 ここは下るよりは上りの方がまだマシ。 西穂高稜線、少し空が明るくなって来た。 この朝は深い谷からの登りだしだからご来光は望めない。 正面に乗鞍岳がよく見える。 その右には焼岳。 カモシカの立場! 岳沢を見下ろせて西穂高の稜線が臨める眺望ポイント。 立場って…「じゃ、ヤギとか羊の立場はどうなる」 とかの話ではありませんよ(笑) 西穂高が赤くモルゲンロートに。 さて、2日目は長い…先を急ごう。 完全に夜が明けた。 ここが岳沢パノラマ。 ホント、岳沢一望〜 そこの工事のオジさん(K氏)一歩前へ〜 前穂高はまだまだ上かぁ〜 活火山の焼岳をアップ…噴煙が上がってます。 昨晩の群発余震で刺激されちゃったかな? 結構上って来たけどなぁ。 重太郎新道恐るべし。 登山道と言うより、ほぼ垂直に登ってる感じ。 2910m、紀美子平に到着〜 紀美子さんとは重太郎新道を作った 今田重太郎さんの娘さんです。 ここでリュックをデポ(置いて)、 弁当と水分だけ持って前穂高山頂へ。 ちなみに弁当や雑多の荷物は全て 体力充分の鉄人K氏が背負ってくれました。 2人で合掌〜! おかげ様でこの日最初のピーク、 前穂高岳山頂到着〜3090m〜 この日一番乗り! 遠くに富士山。 八ヶ岳かな? 取り敢えず、岳沢小屋のお弁当を頂きます。 ご飯は冷え冷えで硬いけど、 鮎甘露煮・牛肉時雨煮・蕗… 肉団子のスパイス煮かなぁ? ありがたく美味しく頂きました 正面は常念岳、左に大天井岳に続く表銀座と言われる稜線。 眼下に梓川沿いの横尾が見える。 明日はあそこを通ります。 左手奥に槍ヶ岳、その手前にこの日の最終地北穂高岳… かすかに北穂高小屋も見える。 これを言ったら2人から 「よく見えるな…アフリカ人かっ!」 だと…(笑) …乱視だけどね(爆) 先を急ごう! 昨日、上高地から見えた吊り尾根通過中〜 浮石注意って書いてあったからね。 岳沢小屋が見える。 よくこんな斜面登ったよ。 南陵の頭通過。 10時半…登り始めて既に6時間半。 北穂高岳まではあと4時間。 奥穂高岳山頂の祠が見えた。 日本第3位の奥穂高岳山頂到着〜 一応、間ノ岳と同位の3位になってますが 正しく計測されたことがなく 最近、某番組で測量士を伴って登頂し計測したところ 奥穂高岳の方が間ノ岳より高かったので 多分、ちゃんと測れば単独3位でしょう。 ここまでは予定通りのペース。 あれがジャンダルムかぁ。 奥穂高の前に立ちはだかる 憲兵のようだとその名が付きました。 こちらから見るとその名の通り威圧感がある。 それに縦に走る柱状節理が見事。 拡大して見るとジャンダルムの上に人が立ってますよ。 今度は一気に下る。 この高度感をよく年配のオバ様達も 登り下りするなぁと感心する。 ここが今田重太郎さんが作った 北アルプス登山者憧れの穂高岳山荘。 2018年に亡くなった宮田八郎さんも こちらの穂高岳山荘に勤めていました。 今回はこちらでお昼を頂きます。 ついでにTシャツも買いました。 こんな時だから少しでも山小屋でお金を使いましょう。 醤油ラーメンを選択。 やっぱり山では濃いめ。 濃いめの味付けで美味しゅうございました。 この鳥の名は? 多分、子供でしょう。 人懐こくて自分から人に寄って行って 何やらねだってました。 テラスから涸沢を見下ろして K氏・N氏が何やら確認中〜 白出のコル? 分岐です、ここを下れば涸沢カール。 振り返ると、穂高岳山荘の屋根。 その先に奥穂高とジャンダルム。 そして、まもなく涸沢岳山頂到着〜 3103m…結構、疲れてます。 ここに来ての鎖場・ハシゴの連続は気を引き締めないと。 ガスって来てるし。 笑ってる場合じゃないよ〜 って言ってるそばから自分も… 「ここで出るのかよ」と2人からツッコまれながらも、 ちゃんとお客様からの電話には対応(笑) 最低のコル! 160m下って来た。 と言う事はまた160m登らないと。。 奥壁バンド!…要注意地点。 北穂高分岐。 この上が北穂高南峰。 北穂高山頂まではあと少し、がんばれ〜 北穂高岳山頂到着〜 3106m、真っ白け〜で何も見えない(苦笑) 朝4時から10時間半歩いて疲れたから またガスが飛んだら見に来よう。 そう、ここは山頂から見下ろせば すぐ下に小屋があるので山頂は裏庭なんです。 今回の穂高縦走はここ北穂高小屋に泊まってみたいと 私が言い出した事から始まったような話で やっと念願叶いました。 テラスから見下ろせばこの高度差。 なんせ3106m直下。 まずはそのテラスで北穂高小屋自慢のコーヒー。 いや、この味は本格的珈琲だな…美味し。 500円は安い! 一息付いたので部屋へ。 2階の突き当たりの小部屋。 やった〜!3人で貸切〜 岳沢小屋もこちらも山小屋はどこも 宿泊費が2〜3割値上がりして13000円。 更にこちらはコロナ対策として事前に インナーシーツ(薄い寝袋みたいなもの)を 予約販売していたので購入して布団に入る。 これはmont-bellと北穂高小屋が限定コラボしたもので 3400円でしたが北穂高小屋の名入りで人気があり、 もう既に予約完売したとか。 今後はどの山にもこれを持って行けば安心安眠。 もちろん、買い求めなかった人用に 簡易的な布団と枕カバーがありますから大丈夫ですよ。 その出費のおかげか良い小部屋を貸切にしてくれました。 眺め最高〜! 夕飯はポークソテーにこの高所で生野菜はありがたい。 小アジの南蛮漬けがこれまた美味しゅうございました。 食堂もいい感じの雰囲気。 ところが夕飯前から降り出した雨が止まず 星空は諦めて寝たんですが… フッと、10時半頃起きたら異世界のような景色。 これらは全部窓からの撮影。 左に見えるのは槍ヶ岳。 月明かりだけでナイトモードにしてのスマホ撮影です。 こんなに明るい夜景は初めて。 明るすぎて星があまり見えない。 その内、他の2人も起き出して撮影会。 その後、再度寝ましたがウトウトと言う感じで 4時20分には一斉に点灯。 こちらは何と言っても小屋から そのままご来光が拝めるから ご来光前に点灯・起床・朝食みたいです。 それなら朝食をお弁当にしてもらわなくても良かったかな。。 我々も日の出前に布団を畳んで出発準備も済ませてテラスへ。 2日目の行程は以下の通り。 (3日目につづく…) (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年10月06日
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先週の事になります。 9月末に4連休しましたが 27日から29日にかけて 2泊3日で昨年から計画していた 前穂高から奥穂高・涸沢岳・北穂高と縦走して来ました。 しかし、本来もっと早い時期に行くはずだった計画が コロナや落石事故で延期や見直しを繰り返す事に。 9月下旬に北アルプスの穂高連峰付近で起きた 地震に伴う落石事故や遭難が相次いだ日。 私の登山仲間でもあり同級生も2人も この日の槍ヶ岳に行っていましたが 半日ズレていて事なきを得ました。 自分としてはいつもYAMAPのGPS機能付き地図を スマホと腕時計(プロトレック)の2つ起動させて行動し、 軌跡はリアルタイムで第三者(緊急連絡者)に通知が行くようになってます。 地震の直後、50歳代男性が北穂高で遭難と言うニュース。 奥さんにはこのGPS機能付きの地図から軌跡が送信されていて、 ここからピンポイントで遭難場所は特定出来たようです。 でも、その後の情報は分かりませんが。。 そこで、万が一の時の為に通常の山岳保険も入っている他に それにプラスしてココヘリと言う山岳保険にも今回3人共加入。 これだけ手厚い補償をかけても滑落したり無謀な計画で 遭難して死んでしまったら何にもなりませんけど。。 これがココヘリの発信機。 16キロ以内で探知出来ます。 1事案で3回まで無料で捜索ヘリコプターを 飛ばしてもらえると言うのもちょっと心強い代物です。 直前まで考えて、緊急事態宣言解除濃厚と言う政府見解を聞いて… 出来る準備はした…その上で、気を引き締めて出発決定。 いつものようにN氏が作ってくれた行程表。 いつもながら分刻み。 6時に桐生を出発して沢渡バスターミナルに 予定より早く9時半に到着。 静か〜〜 あの地震落石事故後の群発地震の影響かな? 予定より30分早いバスに乗れそう。 メンバーはいつものK氏とN氏。 K氏は先日の北鎌尾根地震落石事故の日に 槍ヶ岳に居たけど半日早く下りてセーフ。 この男、何度となく命強さを発揮する。 吊り尾根は浮石注意か。 涸沢岳〜北穂高間は通行可だけど、 常に注意マークがある所だから気を引き締めて。 上高地バスターミナル。 いつもこの3人だと直前に天気が何とかなる。 登山届はいつもN氏が事前に準備…さすが。 今回は3人のココヘリIDも記入。 K氏は前の週にも来てるけど、 N氏と私は久しぶりの河童橋へ。 後ろにちょっと雲に隠れた稜線を縦走予定。 梓川の水はいつ見ても綺麗ですね。 真ん中の沿った尾根が吊り尾根。 癒される岳沢湿原。 さて、ここから観光客とは別れて岳沢ルートへ。 熊注意! 今日は岳沢小屋まで650mの上がりだけ。 風穴〜 どれどれ…涼しい〜 本格的な登山道に入ってから1時間。 上高地を見下ろす。 あれ?…あまり上がってないなぁ。 小屋が見えた〜 岳沢小屋に到着〜 大体上り始めから2時間。 30分早くバスに乗れたから 予定より30分早く着きました。 いい感じの2170mのテラス。 2006年に雪崩で小屋が全壊し 同じ年に経営者も事故死した為に一度は廃業。 その後、槍ヶ岳山荘グループが再建しました。 流石に小屋内は綺麗ですね。 部屋は他に70歳代のベテランが2人同室。 我々は窓際へ。 やっぱり槍ヶ岳山荘グループだから 槍沢ロッヂ・槍ヶ岳山荘と同じ布団で温かい。 テラスに座って…右奥に乗鞍岳、左に霞沢岳。 初日はもう何もないので 珍しく一杯やっちゃいました。 後ろを振り返ると明日登る前穂高岳。 この斜面をどうやってあそこまで登るんだ? 岳沢小屋の名物と言うアジフライ。 なるほど、山奥とは思えないほど 衣はサクサク、中はフワフワ。 美味しゅうございました。 この星空の画像はN氏の一眼レフで撮ったものです。 私は部屋で酔っ払って窓から見ていましたが ここは高い山に三方を囲まれた場所なので 光が入りにくくて星が綺麗に見えます。 しかし、あの日以降静かだった群発地震の余震が この日は8回あり、結構揺れました。 その度に後ろの斜面から暗闇の中、 落石音がゴロゴロ…ゴロゴロ… 明日は危険地帯や急登を 10時間以上歩かなければならないのに… 寝た気がしない。。 初日の行程は上記の通り。 (2日目に続く…) (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年10月05日
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緊急事態宣言の制約の中、 天気や時間の制限もあり、 14日の火曜日に1人で日光白根山へ行って来ました。 この日は休みではなく 夕方までにご予約が入れば 夜だけ営業する半営業日。 コースタイムから逆算して 15時半頃までに帰る予定で 朝5時前に起きて5時過ぎに出発。 日光白根は今回で6回目になりますが いつもの丸沼からだとロープウェイの始発が 8時で登り出しが遅くなるので 今回初めて菅沼からの登り出しです。 菅沼登山口にはちょうど7時に到着。 まだ道が空いてたから2時間弱で着きました。 登山前にトイレに行きたい場合は 料金所を通る前に車横付けで 駐車場外のトイレに寄った方が良いですよ。 車を停めてこちらが入って来た料金所方向。 先に3台、ちなみに駐車料金は1000円。 では、スタート…気温12度 今日は時間に制限があるものの 余裕が出来れば寄り道したい 標準コースタイムは約5時間。 歩き出して5分。 ここからが本来の登山口かな? あれ、この看板の裏にも駐車場があった。 1台停まってますね。 まずはなだらかな森林歩き 丸沼側と似た森でシラビソからフィトンチットの香りが。。 登り出しからちょうど1時間位かな。 弥陀ヶ池に到着。 やっと太陽が出たと思ったらどんより〜 日光白根は毎度お馴染みガスガスの中。 6回目だけどスッキリ晴れたのは1度しかありません。 もちろん好天を狙って来て今日もこれ。 右手の木道から来て正面へ。 左へ行くと五色沼。 庭のような登山道、これも丸沼側と似てます。 この先はボチボチ森林限界かな。 左が日光白根山頂、 ここまでコースタイムを上回っているので 時間に余裕が出来そうだから 下りの時に右手の座禅山火口跡を見てみよう。 あっ、日光白根がハッキリ見えました。 この山は大体2300mで森林限界。 それを過ぎると菅沼側でもやっぱりガレ場・ザレ場。 新しい靴の履き慣らしにはちょうどいいかな。 振り返ると弥陀ヶ池があんなに小さく。 ガレ場の後の岩場は中々の急登、 丸沼側にはない感じ。 上に出た! 少し風があって…大体10度くらいかな。 体感はもう少し低いか。 雲海のような雲の中にちょこんと山頂が出ている。 どこの山かな? やっぱりこっちからも丸沼側同様に 山頂直前に登り返しか。 山頂到着〜 登り出しから約2時間。 まだ菅沼側から上がって来た人しかいないなぁ。 ここは関東以北では一番高い山。 関東から上には3000m級の山はないんですよね。 見下ろすと五色沼。 さっき雲の中に頭が見えていたのは… 方角からして女峰山だな。 左の雲の隙間から薄っすら裾野が見えてるのが男体山。 やっぱりガスガスで中禅寺湖は見えない。 な〜んか青空は見えて来てるんだけど。。 このまま待ってても時間がなくなるので 少し腹ごしらえしたら下山開始。 こっち側はガスじゃなくて雲海ですね。 下りはこのガレ場は迫力がある。 登りよりはるかに難易度が高い。 森林限界のシャクナゲ林の先に弥陀ヶ池。 登りの時に言った座禅山火口跡… 下りて行くほど事は無さそう。 引き返して五色沼へ行ってみよう。 あと少し…上から見た時は分からなかったけど結構下る。 行って登り返すと往復30〜40分かかってしまう。 時間的に無理か…やむ無く撤退。 座禅山に寄り道しなければ時間的に行けたなぁ。 「秋の足音かなぁ〜」 と、下から若い女の子が2人上がって来てビックリ。 ん?…アジア系の外国人。 今から山頂目指すのかなぁ? 時間的に大丈夫? 今日は荒れないとは思うけどね。 あぁ、やっぱり太陽どんより。 今日の天気はAのはずなんですけどね。 おっ?こんな所にキノコ三兄弟。 思ったより早く着いた。 これなら五色沼まで行けたかな? 車は朝の4台のまま。 さて、時間はあるので取り急ぎご飯食べて温泉。 当店のお客様でもある馴染みのラーメン屋 「龍金華」さんでチャーハンと餃子。 美味しゅうございました。 こちらも馴染みの老神温泉「東明館」で日帰り温泉。 ここは加温加水なし、この日はちょっとぬる目。 また湯の温度が下がって露天風呂が止まらなきゃ良いけど。 さて、まだ14時前。 この時間なら15時半までに帰れる。 今度、時間制限無しで日光白根に来たら 五色沼まで行ってみよう。 追伸…結果的にご予約は入らず夜も休みとなりました(^^; 今回の登山記録は参考までに以下の通りです。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年09月18日
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先週のネタ情報で触れたまま ご報告が遅くなりましたが 20日・21日と連休を頂いて 富士山に次ぐ標高日本第2位の山、 南アルプスの北岳に行って来ました。 メンバーはいつもの同級生K氏と ナンチャッテ登山隊副隊長N氏に 前回富士山でもご一緒したK氏の山友達のS氏の4人。 桐生を3時半に出発して 南アルプス市芦安まで3時間半かかって到着。 予定より早く着いたのでバスより早く出る 乗合タクシーで行こうと思ったら予約者がいて乗れず。。 やっぱり予定通り7時50分の バス(協力金含む1250円)にしたら今度は30分遅れ。。 50分位かかって登山口となる広河原到着。 皆んな荷物が大きいから 20人も乗れば車内はいっぱいって感じでちょっと密。 でも、半分は荷物ですが。 まずはトイレを済ませてから出発。 当初の予定よりだいぶ遅れて9時半頃登山口ゲート通過。 ここで標高は1500mを超えてるのに既に暑い。 谷の奥に3193mの北岳が見えました。 吊り橋を渡っていよいよ森林帯へ。 今回の荷物は13.5キロ、 ここから3000mのテント場まで背負わねば。 登りは右へ白根御池で登って、 明日の下りは画像奥の 大樺沢の沢沿いを下ってこの分岐に出る予定。 K氏が冷え冷えのキュウリ丸ごとの 浅漬けを作って来てくれました。 4本、これだけでも結構重いのにさすがです。 落石注意のちょっと危ない箇所は足早に。 こちらのコースは段差が大きくて かなり大腿筋に来ます。 ちょうど12時に昼食予定の白根御池小屋に到着。 リュックを降ろして休憩〜 重い荷物を降ろすとバランスが崩れて歩きにくい(笑) 塩分補給に吉田うどん(1300円)、 糖分補給とクールダウンに冷え冷えコーラ(500円)。 皆んな汗をかいているから塩分を感じにくい。 山小屋用での味付けは1割位濃いめに作った方が良いと思う。 この池にはたくさんのオタマジャクシが。 何カエルかはちょっと不明。 まだまだ稜線は上の方ですね。 それにしても暑い、2200mは超えてるのに。。 登り出しから5時間半、 稜線までもう少し。 明日はこの分岐を画像向こうに大樺沢へ下ります。 今日は右へ。 稜線に出ました。 さすが、K氏・N氏は足取り軽い。 私は左内側広筋がヤバい。。 寝不足もあって、この後ツリました。 天気は最高〜 正面に仙丈ヶ岳ですね。 山小屋はもう少しですが、ちょっと休憩〜 記念にパチリ…左からN氏・K氏・私(S氏撮影)。 さぁ、もう一踏ん張り。 後半ペースが落ちて7時間近くかかってしまいましたが 無事に肩の小屋に到着。 あっ、富士山がかすかに頭を出してますね。 ここにテント設営決定。 反対側のテント場では夕焼けが… でも、ちょっと雲に邪魔されてしまいました。 夕飯もさっさと食べて夕焼けもそこそこにテントで休む。 3時半には山頂に出発するので 少し早めに起きて星空を眺める事に。 やっぱり他の登山者も起きてますね。 風もなく最高の星空観測日和。 スマホ撮影ですからこれが限界ですが 昨年の鹿島槍ヶ岳の時も最高でしたが今回が過去一番かも。 山の向こうに星空、手前の灯りは山小屋です。 わかりますかねぇ。 天の川…見えますか? 輝くのは金星? さて、時間だ…出発! 白々明けて来た。 風は比較的弱く、気温は10度位かな。 やはり先頭は目と鼻が効くN氏。 富士山出た〜♪ これはこれで絶景。 予定通り日の出30分前に山頂到着。 ご来光を待つ間、記念撮影大会。 厚い雲海に浮かぶ富士山。 アップでどうぞ! ちょっと引いてみたり。 ボチボチ出そう! ご来光が上がりました〜 こちらは西側の雲海に浮かび上がった 影富士ならぬ影北岳。 北岳のシルエットです。 完全に陽が上がり朝となりました。 やっぱり晴天の夜明けっていいなぁ。 山頂にもこんなに花が。 これが北岳にしか咲かないキタダケソウかな⁉︎ ボチボチテント場に戻ります。 稜線に小さく我々のテント場が見えますね。 明け方と同じ場所からもう一枚。 やっぱり富士山は見る山かな。 N氏も撮ってますね。 皆んな考える事は同じ。 myテント越しの富士山も一枚。 こんな絶景のテント場も中々無い。 最後にまた一枚パチリ。 下山開始〜 下りは沢沿いの道、沢の上流に雪渓が見えますね。 下りの道は登りより涼しそう。 随分あちこち土砂崩れの跡が。 沢沿いはやっぱり涼しくていい。 こっちの登山道の方が段差も小さくて楽です。 元気そうに見えますが、皆んな結構足に来てます。 白根三山登山道の表記。 もうここまで来れば吊り橋は目と鼻の先。 約4時間かかって広河原到着。 帰りはあまり待つ事なく 乗り合いタクシー(協力金含む1350円)に乗れました。 富士山と言い、今回の北岳と言い、 今年の予定になかった山行でしたが 声を掛けて頂いて貴重な山行が出来ました。 次はまた北アルプスかな。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年07月27日
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報告が遅くなりましたが 先週のネタ情報で触れた通り 6月30日〜7月1日(富士山開山日)と連休を頂いて 富士山に行って来ました。 人混みや行列が嫌いなので富士山には登ることは 一生ないだろうと思っていたんですが、 今回幼馴染みのK氏に誘われ、 その山友のIさんのおチカラで 小屋専属のガイドさん付きで開山前日から 一泊で登れるチャンスを貰えました。 本来休めない日程でしたが、すみませんm(__)m メンバーはガイドさんを入れて総勢8名。 Iさん繋がりなので我々桐生組は いつもの3人ですが他の方とは初対面でした。 コーヒーと富士山抹茶クッキー。 ガイドさんに言われて五合目に1時間半程滞在して高度順応。 寝てはいけない… 寝ると呼吸が浅くなり高山病になりやすくなると言うので コーヒー飲んだりお参りしたりしてから予定の12時頃出発。 この馬さん達に乗る料金は片道 泉ヶ滝まで4,000円、6合目まで7,000円、7合目まで14,000円、 下山で、獅子ヶ岩から五合目まで12,000円。 お金持ちのC国の人にいっぱい乗ってもらってね。 ガイドさんの話を聞きながら登山口に向かうと立看板で道が封鎖中。 登っちゃいけないの? ガイドさん、すかさず立看板の裏側に回って乗り越える。 まぁ、ガイドさん付きだし 個人でもこの先は自己責任ですからね。 そしたら、いきなり六合目手前で 待ち受けていたのはマスコミ各社。 前日から登るグループ登山者は他に見当たらず、 待ってましたと4社から同行取材を申し込まれて 翌7月1日には新聞・ネットニュースなど 確認出来ただけで7社でニュースデビューすることに(^^) ネットニュースの動画も… https://youtube.com/watch?v=xRgOQM-p7KA&feature=share https://youtu.be/5sgSft5xd5Y 所々での取材が長引いたので2時間程かかって花小屋。 今年は予約してないと小屋には入れません。 ガイドのビリー君(自称)は富士山オタクでとにかく詳しい。 驚いた事に先週登った黒斑山の木階段が 整備されて上りやすくなっていた事に 当ブログでも感謝の言葉を書きましたが、 なんと彼が補修したものでした。 今、小諸市に在住して富士山閉山の間 補修作業をしていたそうです。 何と言う出会いなんでしょ。 花小屋からすぐにに七合目トモエ館に到着。 千社額のような木札。 ここではおやつのクリームパン(300円)と チャイ(200円)を頂いて一休み。 ボチボチ雲の上に出られそう。 晴れて来ました〜 陽が出て気温が上がって来ました。 大きな溶岩弾の説明をするビリー君。 分厚い雲海が広がって、いよいよ富士山の本領発揮ですね。 ここはまだ作業中、明日の開山に間に合うのかな。 こんなに天気が良いのに、この後の予報が宜しくない。 ご来光が怪しくなって来ました。 八合目太子館。 ここが報道陣御用達のようです。 八合目と書いてありますが、本当は七合半だそうです。 ここで一旦報道陣と別れる為、本日最後の取材。 出発から5時間程かかって八合目白雲荘通過。 だいぶのんびりペースですが、 これがビリー君の高山病対策。 もうちょい! はい、予定通り6時間かけて本八合目トモエ館に到着。 影富士出ました〜♪ でも何かイカみたいになってますが(笑) ここは北側斜面の吉田口だから綺麗な夕焼けが見られるかな? 今日一番の空〜 ここから山頂へ。 右が山梨県でこの日泊まる本八合目トモエ館さん。 左は静岡県の江戸屋さんですが、 静岡県はお茶摘みがあるから 開山が7月10日なのでまだ閉まってました。 トモエ館内の登山安全の神様、銅佛釈迦如来。 やはりご来光時の天候が回復しないようなので 今夜の内に山頂アタックとなりました。 この日の夕飯はカレー。 これを食べたら19時半に山頂に出発。 しかし、この時塩分不足で両足がツッてしまった…イテテッ。 取り敢えず、カレーの他にアミノ酸ゼリー・ ツムラのシャクヤクカンゾウトウを飲んで30分で回復。 思った以上に汗をかいていたんですね。 一旦出発しましたが、 間もなくIさんが体調不良となり Iさん一人小屋に引き返す事に。 7人で取り敢えず上を目指します。 20時過ぎていよいよ本格的にナイトハイク。 1時間半程で外輪山の淵に到達。 上を見たら星が出てる。 見えますかね〜オリオン座。 この後、ニコニコ動画の生配信中に 滑落死した現場を通るので一同気を引き締め直す。 眼下には御殿場市。 気温は2〜3度かな。 でも、ほぼ無風だから全然寒くない。 とか何とか言ってる間に22時頃、 日本最高峰・富士山剣ヶ峰山頂到着〜 ここが3776m。 一同、抱き合って喜びました。 ビリー君がホットミルクティーを振る舞ってくれて一同ホッコリ。 しかし、時間も時間なので足早にトモエ館に戻ります。 0時過ぎに本八合目トモエ館に到着。 さすがに疲れた。 この後、N氏の予報通り1時に雨が降り出しました。 翌朝はやはり土砂降り。 今日は2年ぶりの開山日。 トモエ館館長がわざわざ出て来て挨拶、 我々と記念撮影して見送ってくれました。 今日は下るだけ、のんびりと7時半出発。 山頂にもありましたが、まだ須走登山道にも雪が残ってます。 同行取材の記者さんが「ペットボトル落ちましたよ〜」って、 まだ取材してたんですね。 もう同行と言うより密着取材じゃないですか(笑)。 標高が下がって暑くなって来たので 避難所に入って交代で着替える事に。 昨日報道陣と出会った六合目下まで到着。 登りの時に約束した保全協力金を納めます。 個人的には入山制限して その分の入山料を取ればいいと思ってます。 こんな木札をもらいました。 昨日はカラッカラだった泉が滝が勢いよく流れてる。 昨日閉鎖されていた分岐は綺麗に撤去されてました。 もうすぐ到着と言うところで大きな音。 2年ぶりの開山日で花火を打ち上げたんですね。 昨日スタートした五合目レストハウスに到着。 今頃になって天気が好転して来た。 よくある登山あるあるですね。 最後にみんなで記念撮影。 お疲れ様でした。 また会う日まで…解散〜 あっ、左に次に行く北岳、 その右には八ヶ岳かな。 さて、温泉行こ〜 今回は富士スカイライン下の溶岩温泉で 風呂上がりに溶岩焼きで腹を満たしました。 2日目の予定が余裕ある行程になったので 予定より早く16時に桐生に到着。 夕焼けもご来光も拝めませんでしたが ガイド付き、山小屋貸切状態、 マスコミ同行、ナイトハイクと これはこれで内容の濃い初の富士山となりました。 また行動記録は以下に貼りますが 宿泊記録が付かず就寝中も休憩時間に換算されるなど 合計時間は不正確なものとなってしまいました。 左側の時系列のみ参考にして下さい。 まず1日目… 本八合目富士山ホテル以下が2日目となります。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年07月06日
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先日の23日の定休日は 久々にナンチャッテ登山隊の 隊長・副隊長ら4人で登山でした。 来週、私と副隊長は初のガイドさん付きで 一泊登山があるので、その足慣らしでもあります。 場所はもう毎年のように登っている黒斑山。 個人的には2週連続で来たこともあるし、 確か5〜6回目かな? ホントは3月の積雪期に1人でも来たかったんですが その頃、2週連続で北アルプスだったので 時期を逸してしまいました。 まだ浅間山の噴火レベルは2なので 浅間山噴火口から2キロ圏内は立ち入り禁止です。 浅間山噴火口から黒斑山山頂までは 直線で2キロちょっとなのでセーフ。 桐生を6時半に出て、8時半過ぎに登りだし。 天気は曇天、午後には崩れるかもしれない 全国的にも不安定な天気予報。 天気が崩れる前に下山したいので 隊長がピッチを上げて登ります。 でも、花はあちこちに咲き乱れて 特にこのイワカガミはそこかしこに群生して見事でした。 そして、いつも土がえぐられて ハードルのように障害物になっていた木階段が 土が入り石も並べられて 綺麗に整備されて登りやすくなっていました。 大変な労力です…ご苦労様です。 内部は撮り忘れましたが 避難壕の中にも何やら計器が新設されていましたよ。 期待はしていませんでしたからガッカリもしませんが 槍ヶ鞘もご覧の通りガスガスで周り真っ白。 下りはこの分岐を曲がり中道コースで下るんですが、 取り敢えず、真っ直ぐ行って山頂へ。 ハクサンイチゲもよく咲いてます。 通常2時間ほどかかる山頂まで1時間半で到着。 すると、さっきまでガスガスだったのが… みるみる晴れてご覧の通り。 今年も「持ってる」「持ってる」と言われて来ましたが やっぱりツキを「持ってる」?のでしょうか。 数年前は晴れててもガスらせる 白魔術師と言われたんですが(笑) よく見ると浅間山の噴火口から噴煙が上がってますね。 左手の蛇骨方面には雲があります。 噴火レベルが1になったら 浅間山荘口から前掛山(浅間山外輪山)にも 登ってみたいですね。 この日は山頂では食事しないで 登山口のビジターセンターで 食べる予定なので間もなく下山開始。 手前の大岩がトーミの頭なんですが その向こうには小諸市街が ハッキリ見えるようになりました。 そのトーミの頭からの浅間山。 そして、こちらは登りの時に撮った画像で ガスガスで全然浅間山も見えていませんでした。 花がたくさん咲いているんですが 中々難しくて名前が分からん。 そんなこんなで1時間程で下山。 はい、こちらがビジターセンターの ビジターカレーのセットとアイスコーヒー。 ちょっと今回は登山にしてはセレブチックな昼食。 こちらは副隊長がオーダーした 野沢菜漬けのピザ。 標高2000mで食べるピザは 爺ヶ岳の種池山荘のピザを思い出しました。 味は野沢菜漬けとチーズが意外に合って 美味しゅうございました。 お腹いっぱいになったらやっぱり雲の助。 そう、黒斑山に来たら常磐館です。 ケーブルカーに乗って雲の助露天風呂へ。 この日は時間も早かったので終始貸切状態。 もう日焼けしそうなくらいの快晴です。 標高1000m程の所にある露天風呂からは 眼下に小諸市、遠くに八ヶ岳が。 湯船から上がると雨が… この日は何かとツイてる一日。 風呂上がりに森に面したテラスで涼みます。 まだこの時14時過ぎ、家に着いたは16時でした。 天気予報から早足の登山でしたが 好転して気持ちの良い一日となりました。 参考までに活動記録は以下の通りです。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年06月25日
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先日のネタ情報でも触れましたが 21日の定休日に日帰りで北アルプスに行って来ました。 日帰りの北アルプスはこれでパート5。 前回強風で撤退した唐松岳は去年パート1でやりましたからカウントしてません。 今回は積雪期だけ登れる立山の国見岳から 浄土山・龍王岳への室堂の周りを縦走。 この日も快晴で3000m付近は10m以上の風の予報でしたが、 思ったより風もなく最高の雪山日和となりました。 当初の目的は昨年10月にも登った龍王岳に再度登って 今度は雪景色のパノラマを見てみたかったからなんですが、 せっかくなら積雪期にしか行けない 国見岳経由で行こうと言う事に。 メンバーはいつもの北アルプスメンバーで ナンチャッテ登山隊副隊長N氏と 私の同級生で山の塾長こと、K氏。 まず桐生を5時に出発し扇沢ターミナル駅に8時着。 8時半の電気バスに乗って黒部ダムへ。 思ったより雪がない…が、第一印象。 観光放水もなく、水量もカラッカラと言う感じ。 立山主峰の雄山に雪煙が見えました。 風が強いのかな? 黒部ダムからケーブルカーで黒部平に着くと… 黒部平は秋とは全く別世界。 この雪の下は… 秋ならこんな感じです(↑) ロープウェイに乗って今度は大観峰駅へ。 黒部湖が小さくなって行く。 すれ違いもロープウェイの見所の一つ。 大観峰からの黒部湖。 その上の尖ったのが針ノ木岳。 立山室堂ターミナルに着いて 早速N氏が用意しておいてくれた登山届を提出。 そして、山岳状況・天気等を確認。 外に出ると眩しい〜 さすが能力者リアルてるてるのK氏の力(笑) ん?、雪の大谷への入口だな? あれで雪を削って回廊にしてるのか。 さて、室堂平に出てアイゼン装着。 結構、ボーダー・スキーヤー・登山者がいますねぇ。 まずは正面の浄土山方面へ。 10分程登って振り返ると… 遠くに小さく富山市街地とその先に日本海。 トレース(足跡)から外れて 新雪部分を先頭を交代しながら進む…疲れる(^◇^;) 日焼け止め対策は万全のはずでしたが サングラスとヘルメットの わずかな隙間だけ日焼けしてヒリヒリ。 ターミナルの向こうに奥大日岳、 その左は大日岳。 やっと稜線に着く。 あれが積雪期しか行けない国見岳。 左側の切り立った崖に落ちたらアウト。 国見岳山頂到着〜 ん?…あれは雪の大谷かな? 取り敢えず、剱岳をバックに…はい、チーズ♪ ここが積雪期しか来られない場所かぁ。 せっかくだから雪の大谷を上からよく見ておこう。 さて、時間も押してるのでサッサと浄土山へ。 浄土山への登り返しがキツい。 K氏早いよ〜 私は結構足がヘロヘロ。 これまた絶景♪ 浄土山山頂〜 龍王岳の山頂が見えた〜 龍王岳はエビの尻尾だらけ。 平らに見えてる所が五色ヶ原。 少し角度が違いますが 上の画像は今回のもの、 下の画像は昨年11月に同じ龍王岳山頂から撮ったもの。 はい、ピッケル3本お決まりの記念撮影。 時間がないから一の越経由を ショートカットして新雪の急傾斜をサクサクと。 シリセードも駆使して本日初めて時間的に貯金が出来ました。 予定していた帰りのトロリーバスに乗れそうです。 貯金が出来たからちょっと休憩〜 K氏、日焼けしないのかな? 何か飛んでる… 凧のように操作してる。 あれでボード履いて斜面を登るのかな。 そろそろ見納め、まず浄土山… 雄山に大汝… 富士の折立に真砂岳… 別山… 奥大日に大日岳… 大日岳以外は全部登ったなぁ。 ターミナルが見えた〜 N氏も同じ事を考えてるのかな? …と、思ったら… コツ〜ン!…って、 頭にピッケルが刺さる〜 最後まで楽しかったけど、ふくらはぎが疲れた(^◇^;) 早く下界に降りて温泉に浸かろう。 温泉は扇沢ターミナルから程近い「薬師の湯」。 帰りの長野県内の高速道路から満開の桜を眺めながら帰路に。 活動記録は下記の通りです。 但し、軌跡を見ると春から秋の登山ルートでは ハイマツ帯の上や登山道ではない岩場の上を 歩いているあり得ない軌跡になってます。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年04月24日
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先日のネタ情報の際にちょっと触れましたが 17日の水曜日にまた日帰り北アルプスに行って来ました。 でも、今回の唐松岳は日帰り北アルプス第一弾で もうやってしまったのでPart5とは言わないでおきましょう。 この日の山の天気予報はCランクでしたが、快晴で雨雲無し。 Cランクの要因は3000m付近の25mの強風らしい。 もし唐松岳山荘から山頂への稜線でその強風ならとても危険。 取り敢えず、行ってみて決めようと 今回はナンチャッテ登山隊副隊長のN氏と 2人で5時に桐生を出発。 8時頃ゴンドラ「アダム」の乗り場に到着すると、 強風の為3つ目のリフトのグラードクワッドリフトが動いていない。 9時以降に試験運転して運行を決めると言うので 取り敢えずそこまで行くことに。 長野五輪の時からのゴンドラ「アダム」は ちょっと狭くて欧米人には窮屈じゃないかな? うさぎ平はこんな感じで次のリフト乗り場も 近付かないと見えません。 さて、3本目のリフトはまだ動いてないので 上のリフト駅まで自力で登ります。 でも、少しガスが飛ばされて来て青空が見えて来ました。 やっぱり上は晴天ですね〜♪ 昨年登った鹿島槍ヶ岳(中央)と 五竜岳(その右)が見えました。 と、思ったらリフトが動いてる… 人も乗ってる(T . T) カップルが楽チンそうに鹿島槍と五竜の写真を 撮りながら上がって行くのを横目に 遅ればせながら登山口となる八方池山荘まで到着。 ここが登山口。 ここから下はゲレンデで上へ行くのは 登山者とバックカントリーの人だけです。 冷たい強風の影響で雪の表面が凍って 雪崩の危険度は1と低いですね。 登り始めてすぐに絶景〜 強風で雲が圧縮されてる感じ。 そして、最初の八方山ケルン。 2番目の息(ヤスム)ケルンでは ちょっと休憩しながらN氏が撮影タイム。 この人、寝転がって何してるんでしょ? 撮っていたのはこれでした〜 知り合いの近藤酒造さんの為に撮っていたそうです。 しかし、赤城山のバックが白馬三山でいいのかなぁ〜(笑) ついでに私もパチリッ! まだ先は長い…先行者が見えますね。 3つ目の八方池横の八方ケルンを通過。 時より突風で姿勢を低くして 踏ん張らないと飛ばされそうになります。 でもこの強風の中、後続者もまだ来ますね。 3月3日に登った遠見尾根が浮かんで見えてます。 手前の斜面がテッカテカに光ってるのが分かりますか? ここを落ちたら止まりませんよ。 この辺まで来ると2人とも口には出しませんが 山頂アタックは無理かなぁと考えてました。 強風が一向に収まる気配がないので 話し合って11時まで登ってみて決めようと言う事に。 先を急がない気持ちがある為か やたらと撮影タイムが多くなります。 この先の樹林帯で11時になったので撤退決定〜 下山して蕎麦と温泉だぁ〜 もうそうなったら急にお腹が空いて口の中は蕎麦(笑) 下りは時間に余裕が出来たので 八方池に降りて、八方池からの… 八方ケルン・太陽・飛行機雲・光る雪表をパチリッ。 会心の一枚も撮れました…iPhoneだけど(笑) 下りは早い、もうリフト乗り場が見えました。 ここでN氏が最後の撮影タイムをと言うので ちょっと休憩〜 気を抜いてるところを撮られた。 誰だか分からん…私です(笑) 次回のリベンジを誓ってリフトへ。 登りで乗れなかったグラードクワッドリフトに乗って楽チン〜 この後、YAMAPのGPS地図を解除してしまったら 乗り換えの時にガスガスで ゲレンデ内で道迷いをしてしまいました。 何とか音を頼りにリフトに乗って うさぎ平まで下りて来ました。 やっぱり下界はこんな天気で 午後は白馬も好転するはずの予報でしたが 少しハズレたようです。 まずは腹ごなし。 そば神さんでそば神定食、 それに天ぷらと名物の馬モツ煮を頂き、 温泉は先々週も行った「みみずくの湯」へ。 山頂には立てませんでしたが やっぱり八方尾根の絶景はいい…また行きます。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年03月21日
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3月3日の事になりますが、 今年最初北アルプスに行って来ました。 まだコロナ禍ではありますが 登山施設での感染報告はないので 細心の注意を払いながらの決行でした。 メンバーはいつもの同級生K氏とK氏の山友達のI女史。 この女史は我々と同年代ですが 多い時で月に10回も登山に行く強者です。 場所は当初谷川岳を予定していたんですが 強風が伴う悪天候が予想されたので 前日にI女史の提案で急遽遠見山に変更。 計画では遠見尾根を時間を見ながら 小遠見を経て中遠見まで登る予定でした。 この日も午前中はまだ風が残る予報だったので 遅めに登り出す事にして桐生を6時に出発し 9時頃白馬五竜テレキャビンのとおみ駅に到着。 まだ空はこんな感じ。 ゴンドラに乗って1500m付近のアルプス平駅からの登り出しです。 雪が降っているので まずはゴーグルとレインウェア装着。 アルプス平駅に着いて 反対側の出口に出てしまってちょっとウロウロ。 気を取り直してゲレンデを登り出す。 30分程で静かな森の中へ。 幻想的な太陽。 登り出して1時間弱で雲が取れて来ました。 来た来た〜 雲の上に出て来たら白馬三山がお目見え。 だいぶ雲が取れました。 振り返ると遠くに新潟の山々でしょうか。 お隣の天狗岳、ここで11時半。 風も止んで素晴らしい天気になりました〜 小遠見山頂も間近。 山頂到着〜 頭の上に小さく槍ヶ岳が見えてます。 どうですか? 私の後ろのこの眺望〜 私が邪魔か(笑) I女史が持って来た雪だるま器を使って五竜岳をバックに一枚。 ん?雪だるまって3段だっけ? 遠くに小さく一昨年登った槍ヶ岳、 中央は昨年登った爺ヶ岳、 その右に爺ヶ岳の翌日登った鹿島槍ヶ岳北峰。 南峰はここからはまだ見えず。 食事を終えて中遠見へ向かう。 ここからはトレース(足跡)が少なく雪が深い所も。 鹿島槍に雲、風が出て来たかな? ここまでですれ違った登山者は6名。 中遠見に到着〜 まだ13時前だったので更に大遠見を目指す。 最後にすれ違ったソロの女性登山者は 中遠見まで行ったと言っていたので ここからはトレースも無しです。 昨年、あの鹿島槍北峰の上からご来光を見ましたが こちら側はあんなに深い谷だったんですね。 I女史と私が淵を歩いてますが 向こうに転げ落ちたら止まりませんね。 この後、アップダウンにやられて 大遠見山直前でI女史は断念。 13時半までの時間制限をして 男2人で大遠見アタック〜 無事、13時25分に大遠見山頂到着〜 ここで2106m、雪とアップダウンでやはり足に来る。 この上の画像を拡大すると 小さく我々を待っているI女史が見えます(笑) 寒いだろうから急いで下山開始〜 そうだ、ピッケル越しに五竜を一枚。 こんな場所では下りは尻セードで滑って省エネ。 左に行ったら死んじゃうけど(笑) 雲一つないとはこの事。 I女史、足を取られて転倒〜 K氏、その瞬間をナイスショット〜 でも、どう見ても 私がI女史を突き落としたみたいに見える(笑) 小遠見まで戻って更に下山。 五竜の手前にさっきまでいた 中遠見(私の頭の上)と大遠見(I女史の頭の上)。 名残惜しい。 登りの時に見えなかった地蔵の頭へ。 これはよく分かる。 左は新潟の雨飾山から右は南アルプスの間ノ岳まで見えてる。 地図と照らし合わせると 昨年、唐松岳から振り返って見えた山は 妙高山と高妻山だと判明。 スッキリ〜♪ ケルンの中に鐘。 鐘越しの白馬三山を一枚。 やっとゲレンデに戻って来ました。 もう15時半、ちょっと遊び過ぎか。 さぁ、下界に降りて温泉だ。 ゴンドラの下り始めはちょっとしたアトラクションですね。 温泉はナンチャッテ登山隊でも来ている「みみずくの湯」。 平日なのに関西ナンバーの車で結構賑わってました。 行動記録は下記を見てください。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2021年03月07日
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今回は地元のナンチャッテ登山隊隊長に誘われて 赤城山の主峰・黒檜山へ。 メンバーの新人さんが まだ登った事がないと言う事で 隊長夫妻と立山・龍王岳にも同行した私の同級生の 男性2名女性3名の5名。 今回は黒檜山に直登して 駒ヶ岳から下山する定番コースです。 このコースは積雪期に冬山初心者が アイゼン・ピッケルの練習をするコースでもあります。 以前、積雪期に来た時はmont-bellの 冬山講座の団体や中国人団体も居ました。 そして、今回は朝の出発は近い事もあって8時。 時間に余裕があったので久しぶりに巻物弁当持参です。 隊長の好きなワサビ巻といくら巻・のり(干瓢)巻… でも、いつも他メンバーさんに食べてもらう為に作るので 自分ではあまり食べてません。 9時過ぎに大沼手前の駒ヶ岳登山口駐車場に到着。 標高1300mで既に気温11度とこの時期にしてはポカポカ。 大沼のほとりを歩いて黒檜山登山口へ。 今回は一応持ってきた冬着は必要なしですね。 9時40分頃、黒檜山登山口から登り出し。 いきなり急登、通常なら1時間ちょっとで登り切りますが、 この日は急がずゆっくり。 40分程登って富士山の見えるポイントに到着。 電波塔の立つ地蔵岳の左横なんですが… 肉眼では微かに見えましたが、 これがiPhone 11proの限界ですね。 この日は他の登山者も多く 道を譲りながら更に急登を登ると やっと稜線の分岐に着きました。 左へ行くと山頂、右は駒ヶ岳方面。 黒檜山山頂到着〜 年配の団体さんに次々記念撮影を頼まれて 終わって退いたところでパシャリ。 2月の積雪期ならこんな感じ。 山頂から更に先に進むと展望ポイントがあり 広く開けているのでお昼ならお弁当ポイントにもなりますが 今回は絶景ポイントに団体さんがいたので 駒ヶ岳手前の鞍部で昼食と言う事に ここも積雪期ならこんな感じ。 急ぎ足で黒檜のお宮に参拝して駒ヶ岳方面へ。 駒ヶ岳へは一旦下ります。 静かな鞍部を見付けて早速昼食。 遠くに見えているのが 吾妻山から鳴神山の稜線だと思われます。 昼食後、振り返って黒檜に挨拶。 鞍部の大たるみにはちょっとしたベンチもありました。 ここも昼食ポイントですが さっき我々が食べてた場所の方が眺望が良かったですよ。 この角度からの大沼も良いですね。 13時少し前に駒ヶ岳山頂到着。 この時期の赤城山にしては無風で 歩いていると暑い位のポカポカ陽気です。 ここから鉄階段で下ります。 積雪期は鉄階段の上にカチカチに凍った氷があって アイゼンで下りるのは怖いんです。 13時半過ぎに車の停めてある 駒ヶ岳登山口に出て来ました。 ここから北面に下りて「しゃくなげの湯」に直行〜 檜風呂はリニューアルされて綺麗になって気持ち良かったし、 幸い時間も早く混み合っておらずゆっくり入れました。 あっ、上のカップは検尿じゃありませんよ(笑) 湯上りに飲んだ黒酢リンゴです。 美味しゅうございました。 今回も活動記録は下に貼り付けてあります。 参考にしてみて下さい。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年11月21日
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ご報告が遅くなってしまいましたが、 あるところからの情報を元に 榛名の紅葉がいい感じと聞いたので、 先週10月28日に榛名湖周辺の紅葉を見に 榛名山の主峰・掃部ヶ岳に行って来ました。 今回は普段登山をしない女性を伴っての 紅葉狩りと同級生ゆるゆる登山。 前日に同級生6名(内、女性2名)で 恒例行事の老神温泉の東明館で一泊。 コロナの関係で少なめな人数かつ控えめに。。 翌朝朝食後、途中で昼食を買いながらのんびり榛名湖へ。 宿で朝食を食べてから登山に向かう事すら まず経験がないんです。 榛名に到着したのが既に10時頃ですから どこまでのほほ〜んとした登山なんでしょう(笑) 駐車場から1分程で掃部ヶ岳登山口に到着。 ここから山頂までは高度差300m位です。 10分程登って硯岩への分岐。 時間はあるので山頂の前に硯岩へ。 硯岩に到着…思いの外、絶景〜 正面に榛名富士、 右下のコバルトブルーの屋根のホテルの横の 登山口から登って来ました。 ひとしきり眺望を堪能して山頂へ。 紅葉はこの辺は優しい色、 湖畔の方が見頃のようです。 榛名湖が見えました。 1400m位まで来ました、山頂は後わずか。 掃部ヶ岳山頂到着〜 登り始めてちょうど1時間位でした。 写っていませんが、この左側が榛名湖、 右側には季が嶽(すももがたけ) 又は別名・杏ヶ岳(すもうがたけ)。 山頂はそんなに広くないので 昼食後、後続の登山者に山頂を譲って一旦下山開始。 まだ時間もあるし、 普段登山しない人の体力も大丈夫と言う事で 隣の鬢櫛山(びんぐしやま)へ行く事にしました。 それにしても、この辺の山の名前は一々難しい(苦笑) GPS地図で道無き道から登山道を発見して登り出し。 中々の急登を登り返して 無事、山頂到着〜 ここで普段登山しない人の体力も限界気味なので 隣の烏帽子岳(えぼしだけ)へは行かずに 途中の分岐から下山。 落ち葉で登山道が見えず GPS地図とマークを頼りに… 何とか車道に出ました。 ここから左に行くとすぐに予定してた温泉なので ここで車を取りに行く班と 温泉に直行する班に分かれました。 私は温泉直行班だったので 湖畔の紅葉を見ながらのんびり散策。 ここは烏帽子岳登山口。 湖畔は紅葉が色鮮やかでした。 目的地の榛名湖温泉「ゆうすげ」に到着。 ところがこの日は県民の日と言う事もあり、 大変混み合っていて入場制限となっていて 何時に入れるか分からないとの事。。 仕方なく諦めて他へ行く事に。 しかし、この日のホントの目的は この湯ではなく、この「ゆうすげ」のコテージ。 冒頭であるところからの情報と言いましたが、 同級生で常連さんのCちゃんの旅行記に出ていたのを見て 来年の同級生キャンプにどうかと白羽の矢を立てたのでした。 「ゆうすげ」スタッフにも聞いて 同級生とも納得して決定。 今回の紅葉情報もコテージも情報をくれたCちゃんに感謝。 旅行・温泉好きの方は是非参考にしてみて下さい。 情報が分かりやすく的確です。 4travelの「ちーちゃんさんの旅行記」 https://i.4travel.jp/travelogue/list/chiejunji こちらは紅葉とゆうすげ越しの烏帽子岳。 「ゆうすげ」の湯に入れなかったので 伊香保露天風呂へ。 こちらも紅葉のライトアップで有名と 言う事で駐車場は満車。 ここは洗い場はなく湯に浸かるだけです。 今回、本来ならもっと早くご報告したかったのですが、 せっかくの紅葉情報でしたが鮮度が落ちて残念でした。。 また活動記録は下記の通りです。 追記… 「ちーちゃんさんの旅行記」に リンクされないとご指摘がありました。 記載したURLがコピペ出来ないようなので スマホ画面の右下に四角の中に矢印のマークがあります。 これをクリックしてPC画面に飛ぶと コピペ出来ますのでやってみて下さい。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年11月03日
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2日目は3時過ぎに起床。 登山しない2名を残して 4時に雷鳥荘を出発。 夜中に強風が吹いていましたが 無風になったので気温4度でも暖かく感じました。 ヘッドライトを点灯してまずは雷鳥沢キャンプ場へ。 1人だけ大いびきをかいているキャンパーの 横を通って雷鳥沢を渡る。 白々と剱岳の姿が。。 室堂方面は絵のような真っ赤な朝焼け。 日の出はあの向こうなのでご来光は拝めません。 完全に夜が明けて朝靄と富山湾は雲海。 ここで出発してからちょうど2時間経ったので 雷鳥荘のお弁当を頂きました。 ちらし寿司に揚げ餃子・ハムカツ・焼き鮭。。 手がかじかむ気温で 冷たくなってしまいましたが美味しく頂きました。 奥大日岳の山頂が見えました。 出発してちょうど3時間で山頂到着。 やっぱり山頂からの剱岳で記念撮影。 この先が大日岳。 時間が許せばあそこまで行きたかったところですが。。 集合時間があるので下山開始。 ミネカエデ越しの剱岳… 我ながら会心の一枚。 お日様が出て来た途端に暖かくなりました。 お日様は偉大ですね。 ミヤマリンドウかな? 雷鳥荘が見えて来ました。 紅葉に染まったチングルマ。 そのチングルマを撮ってるところを撮られた。 雷鳥沢を渡る。 「怖い、怖い」と女性陣。 行きは暗闇で下が見えなかったから 怖くなかったらしい。。 そっちの方が怖いよ:;(∩´﹏`∩);: この石段を上がれば雷鳥荘なんですが、 この石段が隊長曰く400段以上あるらしい。 途中で振り返って大日岳にお別れをして、 もう一踏ん張り。 雷鳥荘でひと風呂浴びて 雷鳥荘にもお別れ…来年もヨロシク。 ミクリガ池は風が無ければ 水面が澄んで逆さ雄山が見えるとか。 室堂ターミナルで合流。 急いで土産を買ってトロリーバスへ。 そして、黒部平は晴れ〜 やっぱり晴れた方が色鮮やか。 これで今年の北アルプスの良い登り納めが出来ました。 あとは近場の山をチョロチョロ登ります。 2日目の活動記録と2日間の軌跡は下記の通りです。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年10月11日
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先日の登山報告です。 6日・7日と連休して 今年最後の北アルプスに行って来ました。 ここのところ恒例となっている 秋のナンチャッテ登山隊雷鳥荘一泊登山です。 初日は私推薦の龍王岳へ、 2日目は隊長推薦ですが昨年 雨で停滞して終わった奥大日岳のリベンジ。 メンバーは8名、隊長・副隊長を含めて 大体いつものメンバーと若手おにぎり好き女子や 飲み会専門で山登りをしない登山隊員2名(笑) もいるのでそれなりのコース設定となってます。 今回の目的は何と言っても 隊長お気に入りの剱岳が見える雷鳥荘の風呂(笑) しかし、見所は鹿島槍ヶ岳の時のように これまた絶景の連発でした。 また画像多めでいきましょう。 まずは1日目。 4時過ぎに桐生を出発して7時過ぎには 扇沢ターミナルに着いたので8時発の電気バスに乗車。 やっぱり外国人観光客がいないから 紅葉シーズンなのに黒部ダムも静か。 でも黒部平は紅葉真っ盛り。 これでも充分満足なんですが… 晴れてたらもっと色鮮やかですよねぇ… 帰りにもう一度チャンスがありますからね。 上の方は黄色が基調の紅葉です。 約一年ぶりの立山室堂に到着。 いつもなら写真売りのカメラマンがいるのに 今回は1人もいない…観光客も少ないですからね。 行程表では室堂から一旦雷鳥荘に行って 荷物をデポする予定でしたが、 時間がもったいないのでこのまま龍王岳へ。 登山しない2名は荷物をロッカーに預けて 雷鳥を見る為に一の越まで同行。 隊長は明日の下見のために奥大日岳方面へ向かって 先にひと風呂浴びて我々を待つ事に。 晴れて来た〜と思ったら K氏が雷鳥を発見。 ちょっと画像では分かりづらいですが、 あっという間に黒山の人集りに。 これで去年見られなかった 登山しない2名も大満足のようでした。 そうしてる内にもう一の越山荘間近。 一の越山荘到着〜 すっかり晴れた〜 最高〜 小さく槍ヶ岳も見えてる。 ここで登山しない2名と別れて5名で龍王岳に向かいます。 龍王岳山頂はあれかな?(下画像) さっきまでいた一の越が眼下に。 登り出して2時間位で 龍王岳分岐の富山大学立山研究所に到着。 さて、ここから日本海側を見ると… 絶景〜 上を歩けそうな分厚い雲海。 しばし眺める。。 あれが龍王岳山頂か。 昼食を食べて、いざ。 K氏に先を越された。 遅ればせながら…控えめにガッツポーズ。 龍王岳山頂からの雲海も圧巻。 カメラを向けられてガッツポーズしたけど、 高度感が半端なくてちょっと屁っぴり腰。 もう充分堪能したので下山開始。 浄土山へ。 浄土山からの下りはかなりの傾斜で初心者女子には大変かも。 15時半に雷鳥荘に到着。 今年もお世話になります。 夕飯はこんな感じで 山に来てこれは超豪華。 ここは山小屋ではないんでしょうけどね。 お酒もたくさん頂きました。 ここは隣が地獄谷なので水蒸気で星空は こんな感じでモヤモヤっと… 明日は4時出発だからもう寝ます。 1日目終了。 1日目の活動記録はこちら。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年10月10日
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さて、2日目はご来光を山頂で見ます。 初テントのせいか 中々眠れず目覚ましより早く起きてしまい 眠りが浅い起床となりました。 でも、テントの移住性・寝心地は良かったですよ。 あとは慣れですね。 外に出ると… 寝る時はなかった月とオリオン座が。 下界の夜景も綺麗だなぁ〜 さて、日の出時間までにあそこまで行かなきゃ。 テントはそのまま、荷物は最小限にして、 時間通り2時半に出発。 やっぱりここにもこう言う碑があるんですね。 安全第一、無理は禁物! 出発して1時間弱で布引山山頂通過〜 しばし夜景を見ながら休憩。 K氏もN氏ももうお腹空いたのかな? 燃費悪りぃ〜な〜 それから更に1時間程で鹿島槍ヶ岳南峰登頂。 幻想的〜 あれが目指す北峰。 なんだか傾斜がエグそう。 ここを左に行くと八峰キレットから五竜岳へと繋がります。 歩いて来た稜線が見えるような明るさになって来ました。 日の出時間は5時19分…5時まであと少し。 鹿島槍ヶ岳北峰到着、 日の出まで25分前。 予定より5分程早い到着でした。 晴天無風、この時期にしては寒くない。 さっきまで居た南峰、 後続者は誰も居ません。 五竜岳、その向こうは3月に1人で登った唐松岳… 一番奥は白馬三山。 日の出はこの方角らしい。 あそこに富士山が見える‼︎ N氏はあんな所に。 五竜岳の手前には切れ落ちた八峰キレットが。 遠くに富士山! ここをテント場で会った お一人様の可愛らしい女性は テントを背負って行くと言ってたなぁ…凄い! いつか自分も五竜に。。 こっちはその頃… はい、バタ〜ぁ! おじさん達もハイテンション。 さぁ、そろそろ日の出時間です。 日の出直前の富士山アップ〜 出た〜〜! 来年の年賀状はこれで決まりかな? なんだか拝みたくなる。 充分、ご来光を堪能したので下山開始です。 来る時は暗かったから分からなかったけど、 よくこんな道を暗闇の中降りて来たなぁ〜 南峰に戻った時にはこの明るさ。 あの稜線を戻ります。 K氏は恒例の山頂での儀式。 1時間程で布引山まで戻って来ました。 右から真砂岳・大汝山・立山… 向こうの方に薬師岳ですかね。 テント場近くまで来た所で振り返って 鹿島槍ヶ岳にお別れを。。 テントを手早く撤収して 10張り位あったテントもなくなりました。 朝食も簡単に済ませたら、 冷池山荘で飲み物とTシャツを買い 少しだけ山小屋支援をして下山開始。 ちなみに冷池山荘も種池山荘と同系列なので 今は同じピザが食べられるそうですよ。 30分程で冷乗越に。 帰りも14キロはある… 昨日からの疲労もあり、重い。 ここから赤岩尾根の急傾斜を下って タクシーで扇沢まで戻るB案もありましたが 足の疲労度を考えて、 傾斜の緩やかな昨日のルートを下る事に。 すると、昨日お尻しか見られなかった 雷鳥をK氏が見付けました。 どうやら昨日の雷鳥とは別個体の若鳥。 1時間半程歩いて来ました。 種池山荘も小さく見えます。 着いた〜 やっぱり今日もコーラとピザ〜 ここでテント場で一緒だった女性3人組が 「立ち止まってましたが熊でも出ましたか?」 「え?…雷鳥撮ってただけですよ」 「えぇ〜〜、やっぱり?…見たかった〜」 …って、我々が雷鳥を見た所で雷鳥を熊と間違えて 慌てて逃げて来たらしい(笑) 画像を見せてあげたら残念がっていました。 しかし、この翌日雷鳥を見た所と 種池山荘の中間地点(下の画像の場所)に熊が出た動画が SNSに上がっていましたから紙一重でしたね。 N氏の天気読みで14時から雨になるから 早めに下山しようと言ってたんですが、 ちょっと予想外に時間を食ってしまったので 飛ばし気味に柏原新道を下山。 昨日の登りの時には見られなかった 駅見岬から扇沢ターミナル駅が見えました。 最後は黙々と無言で下って 種池山荘から2時間半、 14時前に登山口に到着。 車に乗り込む直前に雨が降り出すと言う… なんともさすが、天気読みの達人N氏。 帰りは扇沢から一番近い大町温泉郷の薬師の湯で 温泉に浸かって疲れを取りました。 ここでもテント場で一緒だった お一人様のおじさんとバッタリ。 密を避けたテント泊だったのに テント泊は人との繋がりが密になることを知った。 今回の鹿島槍ヶ岳は新型コロナ感染防止の 観点からテント泊を決断し、 そこからの初テント泊… 今までで一番の満天の星空… 絶景のご来光と美味しいピザ… コロナ禍にあって最高の山行が出来ました。 そして、1日目の行動記録を載せるのを 忘れていたのでまた追記しておきました。 2日目は忘れないように下に載せておきます。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年09月14日
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先日のネタ情報で少し触れましたが 8日〜9日に連休を頂いて初のテント泊をして 鹿島槍ヶ岳に登って来ました。 最終決定したのは7日。 6日に通過した台風10号の影響で テント場に予定していた冷池(つめたいけ)でも強風が残り、 判断がギリギリになってしまったからです。 なんとか7日になって8日の天気予報が 好転したので行程表通り4時に桐生を出発。 この行程表はいつもナンチャッテ登山隊副隊長の N氏が作って来てくれます。 N氏は運転もしてくれて天気読みの達人でもある頼れる男。 もう1人は私の同級生で経験豊富な山のスペシャリスト。 メンバーはこのいつもの私を含めた3人、 2人から頂いた画像も一部使わせて頂きます。 そんな訳で今回は画像が多いので、 言葉少なめに画像中心でいきます。 まずは扇沢の柏原新道登山口そばの駐車場に… 車が多い事に驚き。 20台程停められる駐車場がほぼ満車でした。 予報が好転したのは直前だったはずなんですがねぇ。。 とにかく予定時刻の7時になったので出発。 この大きさで重量は15キロ。 体重56キロの細身が4分の1の重量を背負います。 扇沢にかかる 扇沢橋を渡って 登山口で登山届けを提出。 今年は特に北アルプスでも熊の出没が多いようです。 早速登り出し! この登山道を作った人は優しい人ですね。 段差が低くて重い荷を背負う登山者にはありがたい。 こう言う箇所はこれから何度かありました。 ここから左下に扇沢ターミナル駅が見えるはずなんですが この時はガスって来て見えませんでした。 ガスが消えればこんな感じ… 正面に5月に登った針ノ木岳…左は蓮華岳。 針ノ木岳の右からスバリ岳・赤沢岳かな。 水平道…確かに珍しく平ら。 だいぶ稜線が近付いて来ました。 ここだけアザミが密集してました。 ここは7月頃までは雪渓になっている箇所です。 標高2000mを超え、 1000m以上上がって来てからの鉄砲坂はキツい。 やっと種池山荘が見えました〜 まず、名物の石窯焼きピザを全員注文して休憩。 手前から岩小屋沢岳…鳴沢岳… と呟きながらピザを待つ。 来た〜♪ コーラにピザとは山男にとっては最強(笑) 「生地がサクッとしてバツグンの食感だね」 「トマトソースも自家製かな、美味い」 「これで1000円なんて安くない? 下界でこの値段でも注文するよ」 「ウーバーイーツに頼んでみれば?」 「高いピザになるなぁ」 …ちなみに帰りの次の日も食べました(笑) これが種池…水溜りではありませんよ。 中では山椒魚… こちらもオタマジャクシではありませんよ^_^; お腹も満たされて種池山荘を後に。 まずは目の前の爺ヶ岳南峰。 1時間程で南峰登頂〜 続いて30分弱で中峰登頂〜 いよいよ剱岳がよく見えるようになって来ました。 何枚剱岳の写真を撮るんだか(^^;) 段々、冷池山荘が近づいて来た。 冷乗越通過〜 冷池山荘手前の冷池。 そして、登り出しから8時間で冷池山荘到着。 山荘から10分程でテント場。 早速、設営。 ちょっとフライがちゃんと固定されてませんが、 後で気付いて固定しました。 中はこんな感じで〜す! 2〜3人用なので結構ゆったり〜 大町方面。 テント越しの爺ヶ岳。 まずは早めの夕食。 何を食べようか… どれもお湯だけで食べられるものばかり ご飯ものはアルファ化米商品です。 さすが百戦錬磨のK氏は マルタイの棒ラーメンになんと生卵。 確か、登りで濡れた木の根に足を滑らせて リュックから転倒したはずなんですが… 恐るべし卵ケース。 そんな事をしてる間に 空が燃えるような夕焼けに。 そして西洋絵画の宗教画のような光が… 神が降臨した訳ではありませんよ… 後ろ姿は私です(笑) それにしても雲があって星空は絶望的かな。。 テント内で明日の準備をして出たら あたりは一気に暗くなり星が瞬いてました〜♪ 満天の星空とはこの事です。 今まで見た星空の中で一番と言っていい星空。 山の上に光っているのは種池山荘の灯りです。 iPhone 11proのナイトモードで撮影してます。 スマホでもこれだけ写るとは 機種変して良かった〜♪ 信号機のようなテントですが奇跡的な並び(笑) 星だけを撮ろうとするとちょっと分かりにくいですね。 白鳥座と天の川なんですが。。 この辺がスマホの限界ですかねぇ。 もう20時、明日は2時起きして 2時半出発なのでもう寝ます。 続きは「鹿島槍ヶ岳 2日目 絶景のご来光」にて。 また行動記録を追記しました。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年09月13日
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先日のお休みはまた登山。 今回は「2000m級に行かないか?」と誘いがあり、 私が今年行こうとして行けてなかった 山梨の瑞牆山にいつものメンバーの3人で行って来ました。 午後の天気が寒気が入る可能性があるので怪しいと言う予報だったので 昼過ぎには下山しようと向かいましたが 到着が少し遅れて登り出しが6時40分過ぎに。 既にこんなに晴れてる(^^) コースはみずがき山自然公園キャンプ場前から 林道から不動沢沿いを歩いて 不動滝〜瑞牆山山頂〜富士見平小屋を経由して 時計回りに回る周回コース。 まずは舗装道路を不動沢に向かって登り出し。 間も無く舗装が切れて林道となり、 テントがいくつも張れそうな広々した空間の森へ。 林道から細い登山道へ 正面に絶壁が。。 クライマーが喜びそうな垂直の一枚岩には やはりハーケンが打ってありました。 予報では午前中は曇りのはずが青空と眩しい日差しが。 しばらくは不動沢沿いの涼しい登山道で 沢を何度か渡って8時頃に不動滝に到着。 不動滝は思っていたより大きくて素晴らしい。 思わずキャニオニングしたくなる滑らかな岩肌でした。 撮影で休憩もしたのでここから登り本番。 山頂までの距離は3分の2来てますが 高度はまだ300mしか上がっていないので、 残り3分の1で450m上がらなくてはなりません。 「ししくい坂」を登って… 岩も持ち上げて… さすがK氏、力持ち〜 ちょうど9時半に瑞牆山荘登山口からの登山道との合流地点に。 スタートの遅れをほぼ取り返しました。 ここで初めて他の登山者に遭遇。 山頂はここから10分と表記されていましたが、5分で山頂到着。 瑞牆山荘登山口からの登山者が既にたくさんいました。 山頂直下の大ヤスリ岩。 残念ながらガスって眺望は見られませんでしたが、 この日の目的は次週への布石と富士見平小屋です。 30分近く滞在して今度は瑞牆山荘登山口側へ下山開始。 するとすぐにこんな胎内くぐりのような登山道が。 お腹が空いたのでガンガン下ります。 しかし、人気の山だけあって こちらの登山道は次々に登山者が上がって来ます。 山頂から富士見平小屋までの間に40人程会いました。 豪雨の影響でしょうか、こんな危険箇所もあります。 パックリ割れた桃太郎岩も登場。 下山開始からちょうど1時間程で富士見平小屋に到着。 早速、メニューを見て決定〜 と思いきや…鍵がかかって営業してませんでした…残念。 もう3人とも口がクラフトビールと 鹿肉ソーセージになっていただけに 次回また来る事を誓って足早に下山。 途中、我々は自然公園の駐車場から 登り始めたので本道から巻道へ。 但し、富士見平小屋下の1700m付近の分岐から入り 天鳥川と平行に通っているこの巻道は 管理側から推奨されていないようです。 しかし、整備されていないと書かれていましたが、 歩いてみて危険箇所は見当たらない上、 誰もいないので静かで良い巻道でした。 下山開始から2時間で今朝車で上がって来た舗装道路に出ました。 5分程で駐車場到着。 N氏がちょっと見てみたいと言うので キャンプ場を見てみましたが、 炊事場にはピザ窯まである充実ぶりでした。 NHKの百名山ではガイドの方が このキャンプ場でテント泊してましたね。 一路、温泉…今日はN氏が探してくれた南相木村「滝見の湯」。 釣りキチ三平のお出迎え〜 まずは温泉より腹ごなし。 こちらはダムの交付金施設のようで 食堂のメニューにダムカレーが。 N氏はこのダムカレーを事前にリサーチ済みで。 2人前分と書かれていましたがそれを注文。 コップの大きさから皿の大きさが分かりますね。 ご飯の下にはフライドポテトが隠れています(笑) これに食後のソフトクリームが付いて1560円は安い。 私は迷って相木名物の相木蕎麦大盛り。 これに天婦羅が付いてたらもっと良かったかな。 K氏はイワナの唐揚げと二重蕎麦の相木定食。 お腹もいっぱいになったし温泉にも浸かって満足。 こちらはとても綺麗でご飯も美味しい温泉施設でした。 また瑞牆山には秋に来てみたいと言う話になり、 帰りはまたここだねと言う事になりました。 帰り道、とても綺麗な二重の虹が見送ってくれて この日の登山が無事終了しました。 追記… また行動記録を載せ忘れてました^^; (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年09月04日
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この1週間忙しくて中々報告が出来ませんでしたが、 今回の日帰り北アルプスは 先週の19日の水曜日、 昨年登山口まで行きながら天候悪化で断念… その後、今年は新型コロナと 長梅雨で延期が続いていた常念岳。 やはり今回も新型コロナの感染拡大に 極力配慮しながらの長野入りです。 常念岳に行こうと思ったのは 数年前に観た山岳写真家で高山蝶の研究家でもあった 田淵行男さんのドキュメンタリーでした。 毎日のように安曇野市内から常念岳に登っていたのを見て、 いつか行ってみようと思っていましたがやっと念願叶いました。 まずメンバーは針ノ木岳同様に 天気読みの達人のナンチャッテ登山隊副隊長 N氏と 登山上級者の同級生K氏の計3名。 登り出しは日の出頃と決め、 昨年引き返した時と同じ一ノ沢登山口の駐車場へ。 (画像は下山時に撮りました) でも、そこから歩きながら気付きましたが 登山口にもっと近い駐車場はあったので 時間に余裕をもって駐車場選びをするといいですね。 この日の予報は安定した高気圧に覆われて 快晴、逆に暑さが心配される位です。 一ノ沢前半は朝早くと言う事もあり、 手元の気温計で16度〜18度…朝にしては暑い。 登山口から500m位で山の神様の鳥居があります。 まずは登山の安全を祈願。 続々と慣れた感じのお一人様が抜いて行きます。 その中の新潟から来た1人の方とペースがほぼ一緒だったので N氏が話しかけたのをきっかけに要所要所で話が弾みました。 大滝とありますが、少し前の地図には 「王滝のベンチ」とあるはずです。 この日は花も咲き乱れていて 田淵行男さんが追いかけたであろう 高山蝶がたくさん飛んでいました。 雲海の下は安曇野ですね。 SNSでも出ていた危険箇所ですが 長梅雨の大雨で崩落箇所が多かったのに 全部修繕してありました…ご苦労様ですm(__)m 胸突き八丁の前の滝で涼を取って休憩。 半ズボンになっていよいよ登り本番。 最終水場まで来れば常念乗越までもう少し。 登山口から4時間程で常念乗越に到着。 槍ヶ岳と穂高が青い空にバッチリ映えます。 反対側は登ってきた一ノ沢を眼下に雲海の下には安曇野市。 一年ぶりの常念小屋ですが、 10時まで清掃と消毒と言うことなので 先に登頂することに。 ここからは日陰がないので暑さとガレ場との戦い。 見えている山頂っぽい山は実はニセ常念。 本物の常念山頂はその先。 常念小屋が小さく見えます。 その先には横通岳、その向こうは大天井岳。 ニセ常念の先に常念山頂が見えました。 常念山頂に着いたのは10時半頃。 山頂で気温計は22度となっていましたが ほぼ無風に直射だったので体感はもっと暑くて この日は結局2.5リットル消費しました。 上高地方面、梓川が流れその右に穂高。(上画像) バックに槍ヶ岳…左に大喰岳(おおばみだけ)・ 中岳・南岳、グッと切れ落ちて大キレット。(上画像) 真ん中に小さく富士山が見えるのが分かりますか?(上画像) その右手前が南アルプス、左が八ヶ岳。 横通岳・大天井岳と真ん中奥に燕岳(つばくろだけ)… 肉眼ではよく見えたんですが分かりますか? その更に奥に剱岳…右には5月に行った針ノ木岳・蓮華岳。 左奥には水晶岳・鷲羽岳が見えました。(上画像) 実はこれらはさっきの新潟のお一人さんに 全部教えてもらいました。 撮影・昼食を済ませて1時間程のんびり。 やはり常念山頂からの眺望は最高〜 眺望を堪能してさっき寄れなかった常念小屋へ。 乗越に戻って常念小屋で 目的の一つであったTシャツや 飲み物を買い(小屋でお金を使う事)下山開始。 下山途中、登る時も見かけた 渓流釣りをしてる青年に また N氏が話しかけて話が弾み、 登山口でも再会したので 駐車場まで話続けて別れました。 こんな良い人達との出会いが その山の印象を更に良くしたりします。 念願の常念でしたが、 やっぱり来て良かった素晴らしい山行でした。 追記… 昨日、急いでいて記録データを載せ忘れてました。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年08月26日
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今年は長い梅雨でした。 梅雨明けするまでずっと桐生の低山で 雨の日のトレーニング登山ばかりでしたが 5日の水曜日は久しぶりの遠征登山に行きました。 私的には2度目の湯の丸山なんですが、 それだけでは物足りないので 今回は角間山まで足を伸ばしました。 メンバーはいつものナンチャッテ登山隊6人で、 人数が多かったので車2台で 登山口の湯の丸スキー場の地蔵峠に1台、 それから下山する旧鹿沢温泉に1台停めて 8時半に地蔵峠から登り出しました。 私は他メンバーの水類を5キロ程引き受けてプチトレーニング。 朝から気温が高く陽が当たる牧場斜面では 20度を越えていました。 牧場を抜けて丘に上がると ここからはお花畑の湯の丸山です。 たくさんの花と蝶が舞ってました。 花の名前はいつも副隊長がその都度教えてくれますが、 何度聞いても覚えません…すみません。 登山口から湯の丸山頂までは 高度差400m程の軽い登山ですが 湯の丸山頂は2100mでも私の気温計で 25度越えたので水分塩分の補給は欠かせません。 但し、日陰に入ればひんやりして気持ちいい。 そこは流石に2000m級です。 登り出しから1時間半で湯の丸山頂に到着。 山頂はとても広くて大きめの石の石畳と言う感じ。 この日の山頂は風もなく穏やかだし眺望も良いんですが、 まだ10時なので昼食は角間山に行ってから。 ここから湯の丸北峰を縦走して角間峠まで 300m程下り角間山へ200mの登り返し。 角間峠に着くと立派な四阿がありました。 少々暑さにやられ始めたメンバーがいたので 副隊長がこの四阿に荷物をデポして 角間山山頂を目指す事を決定。 身軽になって30分程で角間山山頂に到着。 湯の丸山頂と違ってこちらの山頂は狭くて 既に昼食中の他の登山者に 気を遣いながら記念撮影終了。 あの混み具合だと6人で昼食をとる場所はなかった。 デポして来て良かったと思いながら そそくさと角間峠まで戻って昼食。 私が戻った時には既に隊長達先発隊が 私が背負って来た缶ビール・ウイスキー・氷・水を 出していて乾杯してました…早い(笑) 13時過ぎると天気が怪しいと言うので心も腹も満たして下山開始。 しばらく下るとアサギマダラが1匹…2匹… よく見るとあっちにもこっちにも。 湯の丸にも飛んでいましたが こちらの方が断然数が居ます。 羽の薄い藍色がアサギ色と言うそうです。 このアサギマダラは秋には 日本から海を越えて台湾まで渡る 渡り蝶だそうですが、 この時期日本に広く分布し そこそこ高い山ならいるそうなので 探してみてください。 と言う事で、しばしみんな撮影タイム。 撮影に夢中になってポツポツ雨が落ちて来ましたが 濡れるまでは降られずに旧鹿沢温泉に到着。 紅葉館で温泉に浸かりました。 こちらは中々超レトロな浴室。 つい立の左に打たせ湯があるんですが、 これがシャワー兼用です(^_^) 源泉掛け流しは加水なしと言う事で少々熱め。 私は熱いのが苦手なので中々肩まで入れず しばらく足湯状態でしたf^_^; 紅葉館を出て帰りは嬬恋経由で キャベツを買って帰りました。 ずっと北アルプスが延期続きでしたから この日やっと遠征登山が出来て 梅雨明けと同時に空も晴れたし気も晴れました。 今回の活動記録は以下の通りです。 (群馬 桐生・江戸っ子寿司)
2020年08月08日
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