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「夢ネット」の仲間6人と被災地へ炊き出しに行ってきました。
場所は、宮城県でも最も被害の大きいと言われている南三陸町。
私達の入ったのは戸倉の自然の家と言う88世帯の集落の皆さんが200名避難している「志津川自然の家」と言う所です。
実は私達が2年前、会を発足させたばかりの時、ツアーを組んで視察した場所がこの南三陸町だったのです。
美しい海と、たくさんの現地の人達の暖かい歓迎を受けてとても素敵な思い出を作ることが出来たのがこの南三陸町なのです。
だから、今度は少しでもご恩返しをしたいと言う思いで南三陸町に行こう!と言う話が有志の間でたちまち広がったのです。
毎日の炊き出しで疲弊しきっているお母さん達を少しでも休ませて上げれたらと言う思いでメンバーは現地に向いました。
途中、志津川の町に差し掛かりました。
テレビでは見ていたのですが、実際その光景を見て私達は愕然としてしまいました。
町全体が壊滅状態なのです。
病院は3階まで水に浸かった様子です。
海洋センターの屋根の上で止まったトラック。(運転手はここで助かったそうです)
このような光景を見ながら、私達は戸倉にある「自然の家」に到着しました。この地域は88世帯の住民200名が避難しており、毎日の炊き出しで疲れているお母さん方を少しでも休ませて上げるのと、リクエストであるあったかいシチューと焼きそばが食べたいと言うご要望に応え、さっそく夕食の準備にとりかかりました。
ここには、ジャパンハートさんというボランティア団体さんを窓口に、たくさんの若者がボランティア活動をしておりました。その中から5名のスタッフが加わってくれて総勢11名で作りました。彼らは明るく、素直でとてもすばらしい青年達でした。神奈川や、兵庫や、群馬や千葉や滋賀などからやって来て一生懸命働いておりました。
手分けして作ったシチューと焼きそばは、200名の皆さんに振舞われおいしそうに食べてくれているのを見た時、「あー来て良かった」と思いました。
大なべ2個にあふれるくらい作りましたがたちまち無くなりました。
焼きそばは鍋で焼きました。
おいしい!と喜んでくれた子供さん達です。
今回、このような炊き出しをさせて頂きましたが、たった一日の私達の活動は微々たる物かもしれませんが、現地に行って見て、触れて、行動して、何かを感じて帰って来ました。
たくさんの学びを頂いた今回の炊き出しの体験でした。
これからも、自分の出来る精一杯のことをして行きたいと思わせていただきました。