2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全2件 (2件中 1-2件目)
1
今日の乗馬はひどかった。何かを習っているときに、先生がこの間言った通りにしていると、「そうじゃない」と全く反対の指示を出されて、え!?と裏切られたような気分になることがある。今日がそれだった。上で説明したような指示の矛盾を感じるときというのは、状況が違うのに、それに気付かないで、別の条件のときにするべきことを守っているんであろう。でもやっているときは必死だし、そんなのわからないから腹が立つのである。今日の練習馬ジョディちゃんは、ギアチェンジが早い。レギュラーウォークからトロットに機敏に移行するので気分がいいが、何かあったときの減速も急なので、トムとジェリーの漫画のように騎手が前にぶっとんで行きそうになる。鞍の上で安定せず、色々なことに気が回らなくて、手綱の長さも足の位置も姿勢も全部悪いのを、トロットでばかすか走行中に直すのはビギナーには至難の技。直そうと思っているのに出来ずにいると、インストラクターがそれをいちいち指摘してくる。全部簡単に出来るんなら最初からここのレッスンには来てないぜ!しかたがないから全部リセットしようと馬を止めて、あぶみに乗せた足の位置を直していると、「走りながらやれ」という。この間は「走りながらは出来ないよ」と自分で言ってたじゃん! ギャロップも最悪。鞍の上で騎手がぐらぐらしているから、変な姿勢や動きが結果として意図せぬ指示として伝わってしまい、ジョディちゃん走る、急停止する、つまづく。ぼろぼろであった。くそー。むかつく。しかし俺は諦めないぜ。乗馬養成ギプスでも何でも付けて食らいついて行ってやる~。
2005年10月29日
コメント(2)
土曜日の朝は馬に乗りに行く。ブリュッセルの自宅から車で30分の距離にあるマネージで、暫く前からレッスンを受けている。乗馬は日本、アフリカ、ヨーロッパでばらばらと散発的に体験したことがあり、継続してレッスンをうけるのは今回2回目。このマネージには70頭の馬がいて、その半分は個人所有、残りはマネージ所有の練習馬。このマネージの乗馬レッスンは、8歳から受けられる。乗馬は小さな女の子に人気のスポーツだ。生徒を見ると十代中頃までの女の子ばかり。大人は何人か見かける。乗馬をしたいと昔から思っていた動機は、自分でもよくわからない。どうも、自動車運転免許と同じ感覚で、馬に乗れる技術をもたなけば、と思っていた感じがする。時代劇なんかであるシーンだと思うが、悪い奴らに追いかけられて森を逃げると、必ず馬が木につながれているのに出くわして、綱を解いて馬に乗って走らなければならない。そんなとき馬の操縦ができなかったら捕まっちゃうじゃん! と、どうやら強く意識に刷り込まれた過去があるようなのだが、今となっては不明である。馬に乗るには、馬のメンテと装備から始める。その日自分の乗る馬を選んでもらい、声を掛けながら綱を付けて厩舎から出し、ブラシを掛けて蹄鉄の掃除をする。蹄鉄を先に、と言う先生もいるが、私はブラシから。毎回違う練習馬の世話をするレッスンでは、馬は私を知らないという状態からスタートする。蹄鉄の掃除をするには、馬に足を上げて裏を見せてもらう必要があるが、馬はあまり馴染みの無い人には気を許さず、言うことを聞いてくれない。先にブラシをかけて上げると、馬は機嫌が良くなって、足を上げてもいいよ、という気になってくれるから、その方が楽なのだ。ブラッシングをすると大抵馬は喜んで、私が頭の方にいくと鼻をすりすりしてくる。やわらかなビロードの鼻。可愛い。馬は素直で本当に可愛い。大きな犬のよう。しかし、ブラッシングで彼らの体から出て空気中に舞う埃は、はっきり言って乾いた馬糞に違いない。馬にブラシを掛けた後の私はこの埃を浴び、臭い。蹄鉄の掃除をしても、中に詰まっているのは馬糞&土の混合体。木製かプラスチックの握りに金属の鉤のついた道具でそれを掘り出す。以前乗った馬、ベラミの糞は実に臭かった。蹄鉄を掃除した瞬間から臭かったが、鞍などの装着を終えて自分のレッスンの順番を待っていると、ベラミがその場で巨大なお山を作ってしまった。ああその臭いこと。ダークな緑色というあまり見かけない色合い。この臭さ。ベラミは胃腸の調子が悪いに違いない。しかも地面に置いてある誰かのクラバッシュ(むち)のちょうど隣に…。ベラミが後退してこの山の上を歩いたら、むちは馬糞だらけになってしまう。マネージのオーナー氏が常に掃除をして回っているが、敷地は広く、オーナー氏はどこか遠くにいる模様。しかたなく、各所に配置してあるシャベルで集積、馬糞運搬用の手押し車に運ぶ。マネージの道をはさんだ向かいの農地には、5メートル位の馬糞の山が築かれ、いつも湯気を立てている。ベラミの糞もあそこに行くに違いない、と思いを馳せる。臭かった…。掃除をすませて戻ると、ベラミは照れたようなそぶりをしていた。お山を見つけたときにちょっと叱り、その後掃除をしたので、うんちをしたのが良くない事だと分かったかもしれない。可愛いけど、もうしないでね。その日のベラミは良く言うことを聞いて走ってくれた。乾燥馬糞の粉末を浴びるのも、レッスンの大事なステップ(か?)。これも精神修養と心得て今度の土曜日を心待ちにする。
2005年10月27日
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1


