2020/09/03
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テーマ: 社交ダンス(8749)
カテゴリ: ビール大好き
<ジョン万次郎ビール>

海鮮居酒屋の名前でしか覚えていなかったジョン万次郎という人のことを今回改めて知って驚きました。

これまで脚光を浴びなかったのが不思議なくらいの 波乱万丈人生

ようやく来年のNHK大河ドラマで主人公となることが決まって、土佐清水市の道の至る所で宣伝の上り旗を見ました。

真田丸の時 もこんな感じだったことを思い出しましたよ。





こちら​ ジョン万次郎資料館 ​です。





まるで海賊王を目指した ワンピースのルフィー のように、14歳で鯨獲りとして太平洋に漕ぎ出します。

そして 遭難

何日も漂流し、辿り着いたのは鳥しかいない無人島です。





飢えと戦いながら143日。

ワンピースのサンジと情景がかぶりますね。

足摺岬に太平洋を眺めて立つ ジョン万次郎の銅像 がありましたが、大海原に船影が見えないか、きっと毎日海を見つめて過ごしたことでしょう。





車でラジオを聴いていたらジョン万次郎の歴史ドラマを朗読していて、船出する前のエピソードでした。

時々トンネルで受信状況が悪くなるので、その度に大将はブーブー文句言いながら運転していたんです。

ドラマ面白かったんですよ。

彼は母親譲りのものすごくいい目を持っていて、だれも見えないような遠くの情景を言い当てることができたんですね。

大海原で鯨を探すにはもってこいの天賦の才があったということのようです。





遠洋漁業のアメリカ捕鯨船に救われるんですが、この船はたまたま食料調達のために鳥島に立ち寄ったようです。お目当ては鳥の卵。

飢餓状態からようやく救われた他の漁師たちはハワイで船を降り、万次郎だけ日本人として初めてアメリカ本土に渡ります。

幕末の日本はまだ鎖国中ですから、外国の船に乗せてもらって帰るわけにはいかなかったんですね。





万次郎は船の名前をとってジョン・マンという名前をもらい、船長の養子になってアメリカの学校で英語や数学、航海術、測量などを勉強して主席で卒業します。

彼は捕鯨船の乗組員としても優秀でした。

数年間海で働いて、20歳を過ぎたころでしょうか、そろそろ日本に帰ろうと思い立ちます。





ちょうどアメリカではゴールドラッシュの時代。

帰国するお金を稼ぐため、カリフォルニアに金鉱を掘りに出かけました。

もうこれだけでドラマになりそうですよね。





大金を手に入れたジョンは船を買って日本に向けて出発します。

途中ハワイによって一緒に日本を出た仲間を拾い、24歳で沖縄に上陸。

『西郷どん』にも島津齊彬に謁見するジョン・マンがちょっと出演してましたよね。





若くしていくつもすごい経験をする人ってあまりいないと思うんですが、まさに時代が求める人に成長しました。

帰国したのち日本の開国に大きく貢献します。

彼ほど英語ペラペラの人は当時いなかったでしょう。

勝海舟や福沢諭吉と共に咸臨丸にも乗ったんですね。

東大教授にもなるんですよ。





資料館にはここでしか手に入らないジョン万次郎ビールが売ってました。





ちょっと高いんですが、後悔したくなかったので買ってホテルに帰ってから冷やして飲みました。

万次郎の濃い人生に対して、非常にあっさりとした味のピルスナーです。

ご興味ある方、楽天でも買えます。




(つづく)





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Last updated  2020/09/03 08:12:16 PM
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