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ひびちゃん@ おいしそうね ソーメンチャンプルなんて、お塩とコショ…
2006.01.23
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カテゴリ: 節句・薬膳・漢方
先日、手作りおはぎをご馳走になりました。

作り慣れたTさんのおはぎは、小豆が艶やかで、一寸大きめ。ちょっと塩がきいていて、おはぎ文化の薄い家庭で育った私ですが、「おふくろさんの味」という言葉が頭に浮かびました。
「こういうものって、どこかで習うものじゃなくて、作ってる横で手伝わされて、自然に見るともなく見て覚えてるものなのよ。料理ってそうやって気負わず教えたらいいなあと常々思うんよ。」Tさんは言います。

おはぎをいただきながら、作り方を聞きましたが、これといってコツらしいものはないのです。しいていえば、のんびり作ること。

小豆を魔法瓶に入れてお湯を注いで一晩。
翌日そのお湯を捨てて、鍋に移し、お水を足して煮立て、小豆のアクが結構でるようならまたお湯を捨てる。これが「ゆでこぼす」という作業。
そして、小豆と同量の三温糖を加えて一晩置いて、翌日再び火にかけて練っていくのだそうです。
アンコが出来るまでに3日(!)。
餅米とうるち米は9:1。水の量は1.5倍で柔らかめに炊きます。
ご飯にも、小豆にも塩が少し入ります。
「それを"半殺し"にするのよ。」
ちょっと物騒な言葉で笑ってしまいましたが、これ、小豆や餅米の潰し具合を表現する言葉として、江戸時代から存在する言葉なのでした。春や秋のお彼岸につきもののおはぎ。お江戸では「牡丹餅」と呼ばれていたようです。

「棚からボタモチ」って、あれ、牡丹餅、おはぎのことだったんだ・・・。
アンコまみれのおはぎが落ちてきたら、ただ「ラッキー!」と、喜んではいられない気がします(笑)。

Tさん、「私ね、"棚からボタ餅"とか"果報は寝て待て"って言葉がなんとなく好きなの。」
手作りのお人形、陶芸、編み物。Tさんの時間が感じられるお宅で、手作りのおはぎを頂きながら、こんな言葉を聞くと、待つことが苦手な現代人が、その手の指の間から、ぽろぽろと沢山の落とし物をしてしまっているような気がしてきました。

週末、ホリエモン事件に沸くテレビの映像を見ながら、前に上に進むことばかりにとらわれている世の中に、ちょっと憂いを感じるのであります。





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Last updated  2006.01.25 08:35:58
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