epice de la vie

epice de la vie

PR

×

Profile

epice-maki

epice-maki

Calendar

Comments

yasuko @ 先日は 呉で楽しいお話ありがとうございました。 …
epice-maki @ Re:これ・・・☆(09/24) tom☆さん そんな風になっていたら「あっ…
tom☆ @ これ・・・☆ 毎日or 毎週1ページずつ進んでいってたり…
epice_maki@ Re:おいしそうね(05/04) ひと月も経って、ごめんなさい。 コメン…
ひびちゃん@ おいしそうね ソーメンチャンプルなんて、お塩とコショ…
2007.10.02
XML
カテゴリ: 食関係
著者:清水義範 毎日新聞社出版

いきなり、書き出しのところで、グッときてしまったこの本。
学生時代を振り返り「もともと世界史にそう強いほうではなかった」著者が、50歳を過ぎて、世界史について考察。イスラム国を旅行しているうちに「日本人の意識からこぼれ落ちている歴史」に気がつき、雑談風に書きつづったのが本書だという。
私達が中学高校で習った世界史とは、どいういうものであったか。
要するに、ヨーロッパを中心とした歴史である。教科書に、中国史は一応ある。インドも多少。現代に直接かかわるアメリカも数百年分だが手短にある。が!せいぜいそこまでで、アジアの国々は植民地政策の一貫で出てくる程度、南米も中米も置き去りで、アフリカ史なんてまるで無し。そして・・・アラブ圏のことは、メソポタミア文明から、シルクロードの西の端としての文化交易の橋渡し役からヨーロッパ人とトルコ辺りを堺に精力争いをするところ・・そんな程度だ。

この夏モロッコを再訪し生活文化に触れた私は、アラブ文化圏のことをもうちょっと知りたくなって、学生時代の世界史の教科書を引っ張り出してみたり、本を物色しては、あちこちの記述を頭の中でパズルしていたのだが、どこか満たされない思いに不満を抱えていた。
だから、本書の問いかけに「そうよ、そうよ!」と、はばかりながら大いに同調したのだった。

今回のモロッコでは、かねてから大好きだったアラブのお菓子「バクラヴァ」に迫りたいと、あちこちのお菓子屋を尋ね、本も買いあさった。本は残念ながらフランス語訳なので、ポイントポイントをかいつまんでは辞書を引き、亀のあゆみでの解読だが、アレコレ見たり聞いたりしているうちに、アラブ人にとってのお菓子像がおぼろげながら浮かんできたり、砂糖や小麦文化の伝播について実感できことは、何よりの収穫であり、これから理解を深めていくための大きなヒントになっていくと確信している。

実はこの本、まだ第一章を読んだばかり。
読み終えるのを待ちきれずに、この本との出会いの興奮を書いてしまった。

地理的にも、カタールが何処にあるかとかイエメンは何処とか、トルコのお隣は何処といった輪郭の呆けたイメージのままで、それでもイランだイラクだ、テロだ石油だ、ドパイの富豪だなどといった報道がじゃんじゃん耳から目から入ってくる昨今。私も含め、もぉーどこから勉強したらいいのって気持ちになっている人には「いいかも知れない」と、この本を手に取った次第。
「雑談風」ゆえ、歴史の流れを理解する書ではないが、歴史の大きな流れとのリンク付けはちゃんとあり、教科書にはない視点でもってとらえてあるので、雑学的ながら大いに楽しめる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.10.03 22:33:47
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: