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NK細胞って知ってますか?癌をやっつける細胞なんですけど。それらを、元気づけるのがカロチノイド群なんですね。免疫力、抵抗力を上げるという事です。昨日クーラーつけっぱなし扇風機の風 自分の身体に直で、ON寝してしまい気が付けば 完璧風邪体温計で測ったらみるみる・・38度3分というのが午前中。で、いつも摂ってるサプリメント抗酸化サプリとDHAEPAそれから不飽和脂肪酸のサプリをいつもよりちょっと多目に摂ったら今、一気に熱が下がってるんですけど!!癌をやっつける細胞には解熱作用もあるのかねー?
2008/07/26
今日発覚したできたてほやほやの欠陥住宅です。まだ住宅にまで出来上がっていませんが・・・。 マイホームの建築を考えた事が一度でもある人 100人中100人が知っている業界でも5位以内に居る 有名ハウスメーカーさんの施工現場です。 基礎のベースがジャンカ(豆板)という状態になっています。 拡大してみました。見ての通り、コンクリートとして一体になって居らず スカスカなのでコンクリートの強度が全く期待出来ません。 当然、雨水(酸性水)が染みこみ 鉄筋をあっという間にボロボロに錆びさせます。おまけに、鉄筋とコンクリートが定着していない(ひっついていない)のは明らかで、鉄筋の強度も全く期待出来ません。 更に 問題なのは これ↓ 基礎ベースの下を 手で掘ってみたのですがベースしたに有るべき 捨てコンクリートも地業もされていません。これでは、過重を正しく地盤に伝える事が出来ません。 明らかに手抜き工事です。 この現場・・・なんと同じ状態の部分が もう1箇所有ります。 それから下の2枚を見比べて下さい。撮影したポイントは30センチほどしか離れていません。 そうです。巾が1センチほど 違うのです。 この工事精度の悪さ・・・・ハウスメーカーですよ!日本で5位以内の・・・・ そして、何より最悪なのは、ハウスメーカーのこの現場の担当者!性能表示制度の検査に合格したので全く何も問題有りません。と、お客様に伝えていました。 性能表示制度の検査は基礎配筋工事終了時であり、今回のコンクリート打設についての検査ではありません。 つまり、この担当者は 建築主に 嘘 をついています。 このまま 地中に埋め戻してしまって知らないフリを決め込むつもりだったのでしょうか。 私の判断は基礎工事の全面やり直し! 有名なハウスメーカーでも、施工するのは地元の、しかも殆ど利益を捻出する事が出来ないほどコストカットされた 下請けの下請け業者です。
2005/09/18
技術の伝承もちろん大切です。 しかし、二代目、三代目の工務店経営者の方。 技術を習うのと同時に経営感覚を身につけて下さい。 職人 素晴らしい生き方ですが 極めなければ それでは生きていけない。 中途半端では淘汰されてしまう時代です。 時代を見据え先手を打って 妥協することなくやりきらなければ自分の生活の安定も将来も、 有りません。
2005/09/09
8月4日の日記に書きましたが住宅建築業界において 呆れた専門家が 多数存在しています。今回は、呆れた建築設計士、デザイナーと呼ばれる人達。の実例をご紹介します。 ※個人攻撃的に見えるかも知れませんが、実名もサイトも公表しませんし 一般消費者の方が、呆れた建築家に惑わされない為の参考になる様に ご紹介する事にしました。ネットサーフィンをしていると その呆れた実例に かなりの確率で出会います。 例えば、とあるソーシャルネットワークサービスで見かけた、設計事務所を経営なされているある建築士さん(30代前半)の日記には、 何日も何日にも渡って「施主力」 なる持論を展開されてました。 そこには良い住まいを手に入れる為にと言う理由で以下の様な事が力説されています。●住宅の建築主は、自分の生き方を確立しなければならない。●家族の生き方を取りまとめ一本化しなければならない。●その一本化した生き方を、専門家に寄り詳しく伝えなければならない。 伝える為には、雑誌を多数購入したり、ハウスメーカーの展示場を 巡って写真を撮りまくり、それらの資料を切り抜いて、 設計士により具体的にどの様な建物にしたいのか、他にも 構造を勉強し、素材を勉強し、伝えなければならない。●これらの能力を備えなければ一度で満足する家は 手に入れる事が出来ない。。。 等と言う様な、もう、読んでいて、専門家の私でさえ「ごめんなさい。私、もう住宅を建てようとなんて思いません!」って、言いたくなる様な、難しい事を施主力を付けろ!と延々と展開されていました。 そして、今までの建築主の実例としてAさんは、こんなに自分で勉強されて私に的確に伝えたからこんな良い家が出来た。 対してBさんは、施主力が無く、私は親切に色々聞いてあげたのに要望を的確に伝える事が出来なかったからこんな中途半端な家になってしまった。 い・・・いや、 中途半端なまま建ててしまったのですか!?と、写真が貼られていました。 僕は、開いた口が・・・暫く塞がりませんでした。 要するに、自分に専門家として、お客様の要望を聞き出す力が無い!と、宣言しているのです。 通りがかりの一般の方がそうなんですねぇ~! 的な書き込みをし、そうなんだ、俺様達建築士の先生にちゃんと伝えられない消費者は馬鹿だ。と言う様な勢いの文章が並んでいました。 専門家なら、素人であるお客様の要望などを上手に聞き出してあげて、配慮を加え、期待を上回る提案を差し上げてこそ専門家。。。ですよ。 恐らく、この建築士さんは、住宅の設計に不慣れである事。又、”先生”と呼ばれて、木に登っちゃってる(あぁ勘違いな)人なのです。 こう言う呆れた建築士に、出会わない様に気を付けましょう。 その2 これも ある一級建築士さんのお話し。(個人攻撃をしたい訳ではないので場所も名前も公表しません)そのサイトには『ライフスタイルに合わせたここち良い空間』を設計します。と、タイトルが掲げられてあり そのサイトから、「私の作品」と 誇らしげに掲示していた建物の図面がありました。確かに、ちょっとおしゃれな外観です。 今流行のデザイナーズ住宅風。 しかし、間取りを見て 僕には 「?」 が浮かびます。 平面図を、拝借して参りましたので どこが ? なのか ちょっとご覧になって下さい。 これです ↓ いかがです? 「 ? 」が 浮かびませんか? 解らない? では、少し解説しましょう。 1) ポーチの端っこに玄関ドアが取り付きます。 これでは、玄関ドアの取っ手が出っ張ってる関係で、 玄関扉が開くのは 90度未満です。 普通に出入りしにくいばかりか、ちょっとした荷物を持って 帰宅した際、不便を感じざるを得ない間取りです。 2)間取りの問題として 玄関ホールから いきなり食堂です。 このプランでは対面キッチンの前に食卓を置く事になるのでしょうが 食卓というのは、プライベートゾーンな筈です。 働く主婦の方が、食事を終わってお皿を洗い出すまで 少しくつろぎたいな。。。と言う想いを否定する間取りですね。 3)4帖半の和室が、いかにも取って付けた様にくっついています。 リビングの一部としても中途半端ですし、もちろんこの広さでは 祖父母の一人としても個室として使うのにも使えない広さ。 しかも、押入・リビングとの出入り口・窓の配置によって この和室には物を置くスペースが取れません。 4)この間取りの悪さは、リビングも同様で、 広い様に感じるのですが、実は、どうやってくつろいだら 良いのか、全く使い勝手の悪いリビング空間になっています。 どこに何を置いて良いのやら???です。 5)2階に上がる階段がリビングの奥にあるので、そこは 通路になります。 更に、洗面・脱衣所とトイレのドアが、重なっています。 お風呂にはいる時や、朝の洗面が渋滞する時には、 家族の動線が交錯し、ぶつかってしまう間取りです。 最悪なのは! ◆トイレの出入り口と◆洗面脱衣所の出入り口がリビングに面しているのです。 いくら 家族とはいえ トイレでは屁もしますし下痢の時もあります。大便を済ませて、トイレから出た時、空間が、リビングと繋がっていたら、臭気もリビングに流れ出します。 誰か、お客様がリビングに来ている時トイレに入り辛いですよね。又洗面脱衣所って、夏場のシャワーだけにしても入浴後は、相当な湿気が充満します。 家族がお風呂に入るたび、その湿気がリビングに流れ出ます。 ワンルームじゃないんですから! リビングに流れ出た湿気は結露の原因となり、カビやダニの発生を助けます。家の構造体を早期に痛めてしまう原因にもなります。 浴室の出入り口ドアが、洗面・脱衣所に開いている様な図面になっている事も気になります。(アリエナイので) 他にも、1階の収納が取って付けた4帖半の和室に1箇所だけしかない。 これでは、物が部屋に溢れかえるでしょうね。季節毎の、装飾品やクッションなど、普通に生活すれば必要になる様な物すらを収納するスペースが有りません。 これで「心地よい空間を設計します。」 とは呆れました。 私は、その人の日記コメント欄に上記の点を、どの様にお考えなのですか?この設計で心地よい空間と呼べますか?と、書いてみました。 設計主旨を、聞いてみたかったのです。 すると! 次の日、なんと私の書いたコメントが削除されていました! 完全無視! 驚いたと言うか、思わず失笑しました。 あぁ、無かった事にしちゃうんだ。って。。。。 恐らく、この建築士さんも、住宅の設計には殆ど携わった事が無いのでしょう。他にも住宅設計の例が出ていましたが残念ながら心地よい空間は見あたりませんでしたから。 この様に 住宅を設計する資格のない 呆れた建築士もたくさん居ます。ましてや 二人目の建築士さんは 一級建築士で、デザインの良いビルも多数設計されている様な方です。 設計士の自己満足の作品に住まわされる 家族は不幸です。しかも 何十年もローンを払う訳ですから。。。
2005/08/19
※業者様向けとしておりますが、一般の方が読まれる場合は、 今現在、自分の折衝中・検討中の建設会社が、 以下に示すような態勢を確立しているのか否か?と言う視点でご覧下さい。 もし、計画の無い会社で有れば、早晩市場競争に敗れ、 市場に存在しなくなる会社だと予測されます。 つまり、仕事を依頼しても、将来存続し得ない会社であると言う事です。 そう言う会社を生涯のマイホーム造りのパートナーに選んでしまうのは あなたにとって不幸な事です。 営業計画<経営計画(事業目標)に基づく営業部門の計画。> 通常、企業は5ヶ年等の中長期事業計画と今期 と言う短期事業計画に基づいて、運営されます。 つまり、株式会社の経営者は社会情勢を鑑みながら(外部要件)自らの経営する企業内部を照らし合わせ(内部要件)いつまでに、どの様な(規模・業績)状態に高めるのか、を目標設定し、出資して頂いた投資家つまり株主に利益を還元するために経営手腕を振るいます。 その為に、大命題として経営者は「顧客を創造し続ける事」を要求されます。 どんな、素晴らしい社員が居ようともどんな、素晴らしい技術が有ろうとも 企業としての利益をもたらす商品を創造し消費者に提供し続け、かつ利益を出し続ける事が出来なければ優秀な経営者とは言えず、 株主から、経営者として認めてもらえなくなりその座を終われる事になります。 そう。プロ野球しかり組織の成功は、そのプロジェクトリーダーの優劣で全く変わってしまいます。 万年Bクラスだったチームが、監督が替わった途端にAクラス争いをする。なんて事は、日常茶飯事なのです。 つまり、経営者の優劣は、いかに的確な目標を立て、それを着実に実行させる事が出来るか否か。 に、よって決定されます。 この時、経営者が名プレイヤーで有る必要は全くありません。業界については素人でさえ構わない。 経験がある事は、活用の方法如何によっては有利にもなりますしかえって不利になる事もあります。 事業は・・・◎市場を鑑み、◎現時点での自らを鑑み、◎時を読み、◎夢を掲げ、◎実現可能な目標を立て◎人心を掴み◎着実に実施出来るか否かで、99%成否が決まると言って過言ではありません。 目標もなく 単なる一プレイヤーに成り下がり ”作業” を繰り返し忙殺され、それを言い訳に長期・短期の業績を上げられないのだとしたらそれは、経営者ではありません。営業部長しかりです。 プロデューサーであり、マネージャー であらなければならないのです。 目標設定と達成するための細部に至る実施計画が出来ていますか? そして、実施されていますか? 実施するための戦術★認知度を上げるための施策 →例:基本認知UPは?★興味を持ってもらうための施策 →例:興味付けの企画は?★好きになってもらうための施策 →例:魅力的な商品は?★記憶に留めてもらうための施策 →例:お渡しするカタログは?★比較検討してもらう為の施策 →例:お渡しする資料は?★オンリーワンだと認識してもらうための施策 →例:トータルバリュー提案は?★購買・契約に至ってもらうための施策 →例:時間や希少感の演出は?★顧客として永続してもらうための施策 →例:アフターサービスバリューは? これらを先述の 「5W2Hの法則」に当てはめ実施する事です。 最後は100%の力を10の戦略と90の行動力!に割り振って、実施して行くのみです。
2005/08/13
マイホームを計画している人の基本欲求って何でしょう? 家という建物その物を取得する所有欲そして、暮らすための住まいという舞台でありその舞台をどの様に使いこなし、家族の生活をより高めていくのか。Life-Styleの実現こそマイホームを計画している人の欲求でありプロとしてその欲求を上回る提案が出来る会社にこそ価値があると思います。安心安全は絶対的な大前提。ここで工法だハードだ何だと訴えるのは今更ナンセンス。 「家を売る」と言う価値観から「家を使ってもらう」と言う価値観を演出出来た会社が勝ち残る事が出来ます。 住宅建設業の今後は、数多くの専門業者と、建築主の間を結び住まう舞台を形作り、住まう方の使い方や生活をサポートする職業になっていくのではないでしょうか? 決して同業他社との「競争」産業ではない。お客様と、ライフスタイル実現の場を共に創っていく「共創」産業になっていきましょう。そこに住宅産業の未来が僕には見えるのです。それじゃ・・・ ライフスタイル、ライフスタイルって言うけどそんなにライフスタイルブームが来ているの? って言う方へちょっと社会情勢に目を向けて下さいな。これはブームなんかじゃないのです。●土地や株は持っていれば上がる。●消費(=人口)は右肩上がりに拡大を続ける。●一度就職してしまえば、終身その立場を保証される。こういった一昔前の社会常識が、今現在は崩壊しています。そして、今、言われるのが「自己責任の時代」だと。要するに、土地も株も、消費も、会社も根本的には信じちゃダメ!信じられるのは自分だけ!頼れるのは自分の考えだけ!じゃ、人生の幸せって何だろう?お金がたくさん有る事だけじゃない。自己実現をする事こそが幸せなんじゃないか? ライフスタイルとは、自己実現という人生観に基づく生き方、暮らし方なのです。 だから、ライフスタイルを持っている人が増えている。もしくはライフスタイルを模索している人が増えています。 では、ライフスタイルを模索している人に、 憧れる様なライフスタイルを提案出来ますか? ライフスタイルを実現するキーワードは・・・衣・食・住の(持つ)遊・休・知の(行動)美・健・交の(希望) 要するに、ライフスタイル、ライフスタイルと言うと何か、趣味を実現するためだけの場 と勘違いしてしまいがちですが決してそうではないんですね。 例えば住まいは、家族の体と心が安らかになる場である。 安心して生活が出来る事。 安眠出来る環境。 空気や水などの物理的要因 色遣い、素材、備品などによる癒し効果 等々 住・休・健 の組み合わせの”商品”をどう構築し、演出するのか? それには、「実感」 物に触れ 理性 感性 知性「共感」 人の想いに 人間「交感」 事を体験する。 時間 空間 事なのです。例えば、、、 同じ価値観を共有するイベントで実物に触れる→想いに共感しサークルに加入→教室で多くの想いと交わる事を構築し、演出することなのです。 人間が時間を過ごす空間を創りあげるんだ。と言う事です。
2005/08/13
今日は、一般消費者の方と打合せに行ってきました。結論から言うとハウスメーカーの営業さんは設計者ではない。って事ですね。■細かな所 ○扉をどちらに開いた方が 生活しやすいのか。 ●コンセントの位置は今の家具や新規購入する家具などの 使い勝手を考えた時、どの位置でどの高さが良いのか。 ○収納の位置や量、その使い勝手 ●生活する事を前提とした 手摺や スイッチの位置 照明器具の位置 ○加齢した時の使い勝手、リフォームの可能性の問題。こう言った所は、実際の設計、生活経験の乏しいと言うか”<今>売る事”が仕事の営業マンにはそう言う所まで気配りする事を期待出来ないと言う事になってしまいますかね。HMさんから”最終、発注図面ですよ。”と、言われた物を見せて頂いて約3時間打ち合わせしましたが上記以外の細かい事の他にも、 ●内部空間と庭との繋がりの事、 ○道路からの導入の事、つまり、自社の商品である家についてのお話しは出来るがその土地にどうやってマッチングさせているのか。と言う所が抜け落ちていまして、指摘をたくさんさせて頂きました。ハウスメーカーの中にも設計士は居るし現実に私も ハウスメーカーの中の設計士だった時代もありましたから尚更よく解るのですがそう言った細かい心配り迄は利益至上主義、売上げ・販売追求型営業スタイルではなかなか そこまで出来ない。 出来ていない。一人のお客様の図面をじっくり検討する時間が有るなら次のお客様の契約を取るための提案図の1枚もこなせと指示される。工事をスムーズに行うための材料発注用の図面を作成させられる。「契約してしまったお客様」の建物に関して細かい心配り設計は出来なかったな。と思い起こしました。従いまして完成し、引っ越してからあ! あそこは ああすれば良かった。あそこをこうすれば良かった。なんて小さな後悔がたくさん出てきて家は三度建てないと満足出来ない。なんて話になってしまう。。。ちょっと待って下さい!建築に関して素人である建築主さんが三度建て直せば満足する家が出来るなら玄人である建設会社の人達は、毎年何棟の建物を建ててるの?って話です。をいをい!プロが毎年何棟も建てていて素人さんが満足する建物を建てられないってどういう事!?って思ってしまうのです。それは・・・★ハウスメーカーは 商品を売る。 優秀な設計士は本部にいて不特定多数に売る”商品”を 設計している。 フリープランも当然ありますが、基本仕様が優秀に決まっているだけで あなたに合わせて、アレンジしてくれる現地設計士の実力は はっきり言って大したことが無い人が殆ど。 ※今日のお打ち合わせはまさにこのパターン☆建設会社は 建物を造る。 その名の通り建設する(造る)事がメインの仕事。 設計図書を見て作るのはプロ。 設計する事が仕事ではない。★建築士は住宅の詳細設計経験が少なく 造形だけにこだわって細部は実は設計出来る人が 殆ど居ない。 (設計事務所としては建築総額の少ない個人住宅は 設計対象となる事が少なく、監理を請ける事も 少ないため、本当に建築主が住んで、使って満足を 得ているかどうかリサーチ出来ていない)それぞれ上記の機能しか有していないからに他なりません。斯(か)くして 不満疑問だらけのマイホームが今日も又全国に誕生し続ける・・・。現在マイホームを検討中の皆様!あなたのプランは大丈夫ですよね!?
2005/08/04
住宅を建築しようとする人ならばどんぶり勘定 って言う言葉を耳にした事が有ると思います。どんぶり勘定に気を付けよう。とかどんぶりかんじょうだからダメだとかなんだか 悪い事の代名詞の様に言われるこの「どんぶり勘定」ってそもそも何なの?実は、どんぶりって言うのは、親子丼どかカツ丼の様な丼ではないんですね。江戸時代から今も 着続けられている職人さんのコスチュームで腹掛けと呼ばれているのを どんぶり って言うのです ^^(↓写真を参照下さいね。)職人さんって 職人さんで(笑)商売人じゃなかった。雇い主(建て主)さんにもらったお金をそのまんまどんぶりにぎゅって つっこんで仕事をしたりしてね。材料を運んできてくれた、材料屋さんにもそのまま、どんぶりからすぐ支払ったりして。。。つまり、お金には頓着しない。技を磨いて、一生懸命仕事をしたんですね。今の問題になってる悪徳業者の様に 暴利をむさぼるなんて事はアリエナイ世界でした。職人のプライドに掛けて 手抜きの工事なんて存在し得なかった。今も生き残ってますけど、良い職人さんは、儲けなんか度外視してました。お客様と自分の腕が満足する仕事を追求していたのです。お金にはきっちりしていなかったけど仕事を真面目にする事や技を磨く事には熱心。そんな職人さんの姿を どんぶり勘定 なんて表現したのです。いつからか どんぶり勘定は 悪い事の代名詞になっちゃいましたけど実は、そんなに悪い事じゃなかった。と言うお話し ^^
2005/08/03
台風が近づいていますね。 進路予想の地域にお住まいの方はくれぐれもお気を付け下さい。^^風が強い内に、屋根に登ったり、増水した河川には近づかない様にしてくださいね。 さて、 台風の時、窓を閉めているのにもかかわらず 窓の下辺りから 雨が室内に、侵入する事があります。 それで、建築してもらった住宅メーカーに 「雨漏りです!」 って電話をかける方が結構居られるのですが 実は、窓のアルミサッシって 閉めていても 相当な隙間が有り(気密サッシは除く) 窓の性能を定めているJIS規格聞いた事有るでしょ?では 台風の様な強風下では 雨水が室内に入ってくる事を容認しています。 つまり、台風の様な強風では雨水は室内に侵入してくるもの。 と言うのが当たり前なのです。 ^^; JIS規格では それを 水密性能(等級)と呼んでいて 「W-1」、「W-2」 等という用に表現します。 住宅用は 大体性能が良くても「W-3」位の等級のものが使用されていますが、 その性能は 1時間当たりの降水量が240mm程度で風速20m/s以下で雨水が室内に侵入しない事。 と言うのが定義になってます。 つまり・・・・ 1時間当たりの降水量が240mm以上で風速20m/s以上の風が吹くと雨水が室内に侵入しますよ。 そういうアルミサッシが普通に皆さんのお家の窓に付いて居るんですよ。 って事なのです。 台風進路に該当する方は、 風の当たる方向の窓のアルミ枠の間にぞうきんを詰め込むなどして、室内に雨水が浸入しないような準備をしておくと良いかも!! この時期 特に湿った環境だと雑菌が繁殖しやすくなり、家族の健康を損なったり建物の寿命が短くなったりする原因となり得ます。 備えあれば憂いなし! しっかりとした準備を!! ところで・・・今の時期、湿度・温度と言う室内環境は雑菌が繁殖してしまうのに最適な季節となっています。 僕は、昼の時間帯は 殺菌効果も期待出来るペパーミントなどで 室内を爽快にしています。 ^^ エアコンフィルターの殺菌にもなるしね!★ 芳香器はめんどっちいので 僕は、エアアロマair aromaって言うのを 愛用してます ^^ 夜は、ヒノキだったり ^^ ヒノキチオール って言う フィトンチッドの殺菌効果で・・・ と言うか ヒノキの香り 無条件で好きですからーwww 最近はシャワーで済ます事も多いですが、お風呂にお湯を溜める時は 2-3滴 湯船に垂らすと・・・ なんということでしょう! あの 無機質で味気なかった マンションのユニットバスが 露天風呂 檜湯に早変わりしてしまいます(笑)この感動は 味わった者でないと解りませんっ ^^
2005/07/26
今日の読売新聞社会欄に掲載されていました。 <引用> 兵庫県建設労働組合連合会(約5万2000人)は 今年5月の段階で、アスベストが原因とみられる 「中皮腫」や肺がんなどと診断された組合員と家族が 計114人居る事を明らかにした。 阪神大震災で、被災建物の解体などに従事した建設業者2人も 昨年から今年にかけて中皮腫で死亡していた事も判明。 同連合会は今後被害拡大も懸念されるとして引き続き調査する。 <引用終わり> 既に、こんなに発症し、死亡者も居るんですね。 懸念されるなんて表現をしていますが、 間違いなく今後10年、震災地域及びその周辺に 居住していた人は、いつ発症してもおかしくない 状況です。 今更、何をどうする事も出来ないから 手に負えないんですけどね。 既に、肺の細胞は傷ついていますから。。。 今後、罹患しない手段は有りますけれど。
2005/07/15
ニュース番組で僕が7日に書いた内容が全くその通り警告として流れていましたね。この病気は、発症してしまうと95-97%の人が3年以内にお亡くなりになるとも報道されていました。あなたのマイホームの空気は大丈夫ですか?本当に、自宅の空気が気になる方には建築計画という学問に基づいて最適な対処法をアドバイスさせて頂きます。但し、多くは無理ですので 少人数限定です。
2005/07/11
問題になっていますね。 潜伏期間が10年から30年くらいかかりますから 因果関係が証明し辛いからです。 アスベストって 破片が針みたいな形をしていて 肺の細胞を 刺して 傷つけ、長い年月を掛けて 癌化させるものです。 ところで 工場だけではなくて 身近に こういう危険が有るのをご存知ですか? もちろん アスベストを扱う工場は危険。 あと、 造船所 や 建築現場 等もアスベストを取り扱っていました。 今は、扱っていません。 だから安心だと思いますか? 今、立体駐車場の近くに住んでいる人は その危険にさらされていると言えば 驚くでしょうか? そうです。 立体駐車場で みかける鉄骨を覆っている 石綿・・・ アレも アスベストなのです。(古い奴) と言う事はどういう事だと思いますか? 風に乗って、近所にアスベストが 飛んでいると言う事です。 又は、 解体工事が 大幅に続いたところ。 そう、大震災などで古い建物が崩壊したり 解体を続けたところは 非常に危険です。 阪神大震災から10年を経過しましたが 実は、今頃から あと20年くらいの間 肺の疾患が異常に増えると予測されています。 いや、想定されています。 実は、、、建設業界人の間では 阪神大震災時の ビルの倒壊 廃棄された建物の野焼き 大火災 これらで 相当量のアスベストが あの地域に 舞っている事は認識されていました。 又、 今、現在(当時から10年後)から20年間 肺疾患 癌患者などが一気に増加する事も認識されていました。 申し訳ないですけど、今となっては、どうしようもありません。 古い 建物や 立体駐車場など そんな危険の有るところに 今現在 住まれている方は、粒子型の大型(業務機に近い風量を持った) 空気清浄機をフル稼働される事をお勧め致します。
2005/07/07
クライアントさんからのご依頼で 某ハウスメーカー(業界5位以内)の契約書をチェック。 問題点は、こんなにありました。 ◆民法上で発注者に認められている 完成保証に関する記述が一切無い。 ◆同様に前払い金に関する保全の内容が 一切無い。 ◆ハウスメーカーがもし途中で倒産しても 解約出来ない。 ◆仕様書と平面図、立面図が食い違っている箇所が3箇所 ◆中間検査で、もし不具合が見つかってもその 修補に関してどうするのかと言う記述が一切無い。 ◆お客様の契約解除権について非常に弱い立場に 書かれている。(これでは解除権は事実上無い) ◆営業マンが勧めていたプラン図に書き込まれていた お客様に有利な条件やサービスが、 契約書の図面では消えて無くなっている。 ◆シックハウス症候群に関する記述が一切無い。 素人では、どう自分に不利なのか この契約書にどんなリスクが含まれているのか 理解する事は難しいと思います。 ご注意下さい。
2005/07/07
兵庫県の方から、オファーを頂いた。ご自宅の建て替え。業者選びから、現場のチェックまで協力して欲しいとの事。ついでがあったので お伺いして詳しいお話しをお伺いした。 ご依頼を頂いた後でなければお話ししないような事もお話しさせて頂いたら 非常に感激して下さって、 是非とも。と言う事でした。 検討中は ハウスメーカーと ローコスト会社 単純に比較して1000万円も違うらしい。(実は違うが)同じ様な建物を建てて、ハウスメーカーとローコスト会社でそんなに違いがあるのは何故なのか? ハウスメーカーの とんでもない値引き額って どういう事なのか? 実は、ハウスメーカーにもローコストFC本部にも在籍していた私にとってこのからくりは、朝飯前な質問で ご説明させて頂いた。 いたく、感激して下さいました。 やはり、直接消費者の方に喜んで頂けるのはこちらとしても、大変嬉しい事です。 ご依頼頂いてありがとう御座いました!
2005/07/03
前回2.立地条件<土地がどんな所にあるのか> の続きです。エリアが大丈夫なら、次に人の目になって下さい。 愛する子供が 何年も通う学校。徒歩●●分か? 通学路に危険はないか。 病院、駅、スーパー、アミューズメント施設の有無 逆に近くに有って欲しくない施設はないか? 危険、有害な、音、光、臭い、熱、を発する建物、 エリア、は有りませんか?3.建物はどの様にして造られたのでしょう? 悪徳リフォーム業者が、一般消費者が解らない事を良い事に 数千万円の無駄な契約をして、ずさんな工事をしていた事が 問題になっていますが、 巷で発生している、欠陥住宅被害の殆どは 出来上がった物件を購入している場合に集中しています。 発注者が居ない場合、工事中見られる事もありません、 監理者も名義貸しなど名ばかりで事実上管理も監理も されていないまま建物が出来上がる事があり得ます。 不動産業者さんの仲介では 出来上がった姿、形、設備等は説明する義務が有りますが 施工中の管理不行き届きに関して、 責任を持って大丈夫です。と言い切れる要素があるのかどうか? と言うと、事実上有りません。 強いて言うなら、 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」 に、基づく ★設計住宅性能評価 及び ★建設住宅性能評価 を 受けた建物。と言う事になるでしょうか。 それ以外の建物で有れば、 ●どんな所が設計し ●何処が施工・管理し、 ●どんな所が監理(管理ではなく)したのか。 と言うところを最低限 押さえなくてはなりません。 販売業者(の営業マン)の人柄 と 建物の品質 は、全然別の所に有ります。 公団の分譲したマンションでさえ手抜き工事の 建て替え訴訟が起こっているのはご存知の通りです。 施工は、現場で起こってるんだ!(青島刑事 風) と言う事です。 たくさんの材料・たくさんの人 で造り上げる建物は よりたくさんの利害関係の一致しない人同士で監視し合う 環境で出来上がる事が必要なのです。 次に 建物の仕様はどうですか? 出来上がった建物を選ぶ場合、 とかく 色 デザイン 設備 に目が行ってしまいがちですが 例えば外壁の材料の場合 一般的にはまだサイディングが多い様ですが その種類、施工方法、塗っている物の種類、繋ぎ目の納め方。 等で 耐久性・メンテナンス性に大きく違いが出てきます。 要するに後から維持・メンテナンスの費用が大きく変わってくる ひいては、建物自身の寿命にも関わってきます。 間取りや日当たり・風通しも重要な要素ですが、 建物が信頼出来るかどうか。 忘れがちですが 重要な要素 の一つだとお忘れ無きように! もう一つ、重要なのは建物内の空気環境ですね。 最近シックハウス症候群と話題になっている話です。 これについては、また次の機会にでも。
2005/06/27
中古・新築にかかわらず 出来上がった物件を 購入する時検討する要素として1.予算 マイホームを購入した為に生活に支障が出るなんて 本末転倒ですね。 将来の、収入・支出の変動を見越した予算計画を!2.立地条件 <土地がどんな所にあるのか?> 先ずは、その場所を鳥の目で見て下さい。 ■住宅地ですか? 「住宅」は都市計画法で言う工業専用地域以外 どの用途地域にも建てる事は可能です。 工業地域内の、倒産した会社の工場跡を、 宅地分譲して販売している事もあり得ます。 そうすると、目の前は一見きれいでも、 少し離れた 南西や北東に大きな工場が有ったり 偏西風や、北風に乗って煤煙や、有毒ガスが 流れ込んだり、干した布団や衣服に付着する。。。 実際裁判になっているのでご存知でしょうが 土壌が、工場の廃液で汚染されていた。 なんて事も考えられます。 余談ですが、私が幼少を過ごした住まいは、 工業専用地域の隣でした。 当時、日本で有数の鉄工所が有った場所です。 光化学スモッグや、煤煙、 騒音などに晒され、小学校3年生でアレルギーを 発症しました。 近隣の子供達も みんなそうだった事を 思い返すと、自分では選べない生活環境を 選ぶのは親の責任だよなぁ。と痛感しています。 ■自然環境はどうでしょうか? 先日の福岡県で発生した地震で、被害が最も大きかったのは 玄海島でした。 小さな山で、急な傾斜地、古い造成、狭い道、古い建物 が、被害を大きくしました。 自然環境の変化で日本に上陸する台風は増える傾向だそうですし これから、選ぶのですから 出来れば崖地は、避けたいものです。 砂防法による急傾斜崩壊危険区域 なる場所でも しかるべく造成を行えば、建築は可能ですが、 景観だけを優先して、永住の地として選んでしまうと それだけ自然災害に遭う確率も上がってしまいますね。 また、地震被害では いわゆる活断層に近いかどうか。 これも、今後充分注意が必要な地震対策として見落としてはなりません。 地震保険に入れば良い。と言うものではないですからね。 斜面に出来た造成地なら 切り土 なのか 盛土なのか も 要チェックです。 1区画上と下で、雲泥の差が出る時もあります。 エリアが大丈夫なら、次に人の目になって下さい。 つづく
2005/06/27
各地で大学の民事再生手続きが開始されている。今日も山口県の国際大学が民事再生手続きに入ったとニュースで流れていた。「 あぁ、大学が潰れたんだ。 」表面だけを見ている人は、それだけにしか見えないかも知れない。と言う事は、記憶にすら残らないだろう。しかし、住宅建設業界にとって これは非常に大きな警鐘なのだ。この流れ古くは、■産婦人科の過剰サービスに端を発し、■大手玩具メーカーの統廃合■幼稚園の廃止、幼老保育の創始■サラリーマンの基礎控除廃止に伴う増税など少子高齢化が作り出す現実は、私達の身の回りに確実に大きな足音をたてながら近づいている。騒音に匹敵する様な大きな足音が轟いているというのに住宅建設業界の社長様達は はたして、その足音に耳を傾けている人はどれだけ居るのだろうか?私の関わる住宅建築業界は政策の関係上 今なお 非常に封建的で 世間一般から言うと遅れている業界である。産婦人科が過剰サービスになろうと玩具メーカーが潰れようと大学が潰れようと我関せず。おれは、今日忙しい。で、走り回っている人が大多数を占める。まず、少子高齢化で新築住宅はこの10年で好景気の頃の半分に落ち込む。産婦人科や 玩具メーカーが消えていったように住宅の新築をする 「人間が居なくなる」 のだ。この事実は、誰も避けて通る事は出来ない。介護リフォーム、耐震化など リフォーム市場がふくらむではないかと言う声があるが、その声が見えている人はまだまし。また、見えていても何も手を打っていなければ意味はない。規模がふくらむだろうリフォーム市場を 優良企業が放置してくれている訳がない。この業界には 今までの建設業界以外からの参入が相次ぐ。家具を売りながら雑貨を売りながら家電を売りながらガスを売りながら電気を売りながらペットを売りながら癒しを売りながら間違いなく、次に潰れるのは住宅建設会社なのだ。
2005/06/26
そう思える瞬間の一つに 大きな地震に遭遇してしまった時があります。私は、阪神大震災の時、自分が設計した住宅に住んでいましたが、当時自分の予算の範囲内で考え得る最善の耐震構造にしていましたので一切の被害がありませんでした。 ちなみに、作り方で言えば在来工法、 木造軸組工法と言われる作り方でした。さて、今回は 最近よく聞く耐震 制震 免震 構造って何? と言う疑問に 答えてみたいと思います。●耐震とは、 名前が表すとおり、地震に耐える事です。 建物の固さを 固くしたり バランスを良くしたりして 地震等によって揺れたとしても壊れない強い建物を造る事です。●制震とは、 名前が表すとおり、地震を制する事です。 建物の中に、ダンパーと呼ばれるようなバネなどを 仕込む事によって、 地震などによって、揺れても 揺れる力を吸収しようとする 建物を造る事です。●免震とは 名前が表すとおり、地震を免除されようとする事です。 建物と、地盤(土地)の間にクッションを挟む事により 地震などによって、土地が揺れても、建物を揺れないような 建物を造る事です。これらを総合して 耐震構造などと言う事もあります。ご理解出来ましたでしょうか?これって どういう事?なんて思われましたら お気軽に コメントでも掲示板にでもどうぞ。
2005/06/24
建物はよく和風洋風南欧風等という用に ○○風という 言葉で表現されます。これらは建築専門用語としての明確な定義は有りません。「風」というのだから 「和」の根本が有るのか?と言われれば、実はそれもありません。強いて言えば「造り」ですね。和風の代表的な物に 数寄屋造り と言う作り方が有ります。 ま、これも詳細な定義がある訳ではないですけどね。 他にも 武家造り や 大社造り 等と言う様式は存在します。さて、話は戻りますがこの作り方ですが、なぜ、和風 洋風 等と言われる色んな方式があるのでしょうか?それはつまり、 家は 地元で造るものだからです。今のように、流通が栄えていない頃 家づくりとは●地元にある材料で、●地元の人々が、●地元の気候風土に合った 建物を建てていたのです。先人の、「住まう知恵」を受け継ぎながらその時その時の知恵を加味して少しずつ、進化してきたものです。日本は東西・南北に細長いですから日本の家。と一口に言っても、全然違いますよね。沖縄の古民家は、素焼きの瓦に、台風で飛ばないように瓦1枚1枚を漆喰で突き固め、 強い風で雨水が入らないよう、夏の強い日差しが室内に入り込まないよう 軒が深く当然暑い夏を基準に造っているので開放的です。東北に行くと、屋根は、鉄板が多く、雪止めや 雪よけがあり、積雪で開かなくなるのを避けるため、と台風は、通ったとしても勢力が弱くなっている事が多かったので雨戸が有りません。当然、寒い冬を基準に造っているので 思い雪に耐えられるように骨太で、閉鎖的です。つまり、趣向やデザインは個性的であったとしても「その地域に合った建物を建てる事。」この視点を忘れると、良い住まいづくりは出来ません。例えば2X4と呼ばれる作り方は、カナダ等の様に木がふんだんにあり、寒い大陸で生まれ、合理的な考えで指先が器用ではない人種が造りだして発展した建物様式です。これらを、考えてみると、北海道のようなカナダに近い自然環境の土地には、理にかなった建物に近づくのかも知れませんが例えば、近畿や四国など 多湿で温暖な地域に合っているのか?と言うと、決してそうとも言い切れません。今の、日本の建築基準法は、北海道の稚内から、沖縄の離島に至るまで一つの考え方で一つの法律で 最善をつくそうと考えられています。沖縄の年間平均気温は22.4度 湿度は76%対して札幌の年間平均気温は 8.5度 湿度は70%なんです。こんなに気象条件が違うのに同じ法律でくくろうと考える事自体に無理がある!と皆様ご理解頂けるかと思います。要するに、法律で既に無理があるのですからデザインはともかくとして様式を選ぶのは出来れば、その土地の材料で その土地の知恵に育まれた建築様式を選ぶ事をお勧め致します。よく、高気密・高断熱の建物が最高!と、言われる専門家の方が居られますが温暖な地域に 高気密高断熱の作り方が 全ての人にとって幸せな作り方か?と言われると、 No と言えます。日本でも特定の地域で 特定の目的に沿った建物の作り方としてはベターな場合が有る。と言う事です。
2005/06/24
【戸建て住宅】マイホームの建築を何処にお願いするか候補選定中の方、「押し売り体質かどうかの見分け方」その会社の代表者、もしくは営業担当のブログを探してみましょう。そして、匿名で?お話しを少し聞いてみましょう。その際、俺が俺が と手前味噌の売り込み的な話が多いならNGお客様のマイホーム取得の為に 必要な話が多いならOK質問してみて時間がかかっても、ちゃんと返事してくれるならOK適当に話をごまかして、別の話にすり替えるならNGです。
2005/06/21
住宅建築業界で、何故地域の中小零細工務店が一般消費者からどんどん相手にされなくなってきたのか。これには法律を初めとする 「制度」の問題とそれにぶら下がった 「甘え体質」 の問題があります。住宅建築に関する法律は ざる法です。 これは、古来より住宅を受託していた大工さんという職種を 保護するためのに法律を甘く甘くした。 だって、建築士でなければ、設計しちゃダメ。 って言ってしまうと、無資格の経験だけで仕事をしている 大工さんが絶滅してしまうから。ここに目を付けたのが悪徳業者プラスそのざる法が故に、紹介が有るから、仕事が有るからとなーんも、努力してこなかった 地域の中小零細工務店、建設業者(工務店と言っても年間売上げ 数百万円~数十億円まで有りますので)と、 建築に関しては、作り手(工事)の理論からの 情報公開しか されて居らず マイホームを得ると言う事に関して 正しい情報を入手出来ない 一般消費者 そして、何の後ろ盾も確認せず、信用してしまうと言う 一般消費者の悲劇・不幸と言う図式がが有ります。この辺りを機会がある度に少しずつ公開していきます。<余談> 昨日、ココを訪問して下さった方で、現在業者選択の検討中の方のページを 閲覧させて頂いたのですが まさしく、ハウスメーカーの宣伝文句そのままを、書き込んでいらっしゃる方が 居られました。 消費者を意のままに操っている!?としか思えず、閉口してしまいました。 「情報公開」と「情報操作」は違うなぁ。と痛感。 確かに、一般消費者には、作り手から与えられた情報しか無い訳で 信頼してしまった営業マンの話を信じてしまう。 それが、偏った情報でもね。 やっぱり、消費者が 住宅選びをする時には、自分の味方の 技術職を雇った方が良いですよ! 欧米では、弁護士さんと常日頃仲良くしている様に 建築する際は、自分が建築士さんと仲良くしなきゃダメですわ。 ほんと。
2005/06/21
今日、公開ご質問受付の私の掲示板に書き込みがありました。>もしよかったら、うちのHP見てください>よろしくお願いします と言う事でしたので、HPについての感想・批評を受けたいのかと思い訪問させて頂きました。すると、図面を3D(立体的)に見せる事をご商売にされている様子。日記をいくつか拝読させて頂いていると不自然な図面(パース)に出会いましたのでコメントを残させて頂きました。以下その画像に対する私のコメントです。(http://plaza.rakuten.co.jp/img/user/24/61/9192461/90.jpg) ↑は、当該画像のアドレスです。図面として階段室の吹き抜けがおかしいですね。あの階段を上がっていくと途中で頭をぶつけてしまうので、階段面に寝ころぶ様にならないと2階に上がれませんよ。それから、階高の設定がおかしいのかそれとも階段スペースの入力を間違っているのか階段のバランスがおかしい様に見えますね。ひょっとすると踏み面が小さすぎるのではないでしょうか?住宅とは言え基準法ギリギリの設定では長期の階段の昇降に危険が伴うので配慮が必要でしょう。階段の上がり口も全部壁ではなく、荷重のかからない上がり数段までは手すり(腰)壁にしてあげると空間の開放感が出ると思います。又、大引の引き方向から想像してフロアーの張り方向もこのアプローチでは90度違う方が合理的なのではないでしょうか?3Dにする事をご商売にされるサンプル?とされているのならもう少し気配りがあると良いですね。建築士としては少し気になりましたので。少しコメントをば。では、失礼します。住宅販売会社の営業マンが自分のパソコンで造って「なんとなくな雰囲気」だけを伝えたいというのならあれで良いのかも知れませんが、この人の様に「絵」を商品にするのならもう少し消費者が誤解を招かないように改善して欲しいなぁと思いました。住宅建築に関して十年以上前に比べれば 最近は、まだ設計図書を作成する方になりましたが殆どの場合、平面図・立面図・断面図・かなばかり図程度でしょう。これは、建築士が建築業者に作り方を指示するための設計図という目的で一般消費者の方が、その図面を見て立体的な空間を理解するのはほぼ不可能に近い事です。その為、コンピューターの進化に併せ昔は大型コンピューターでしか出来なかった様な事が、簡単にいわゆるPCで出来るようになっています。こんな簡易なソフトが良い例ですがこんなのも有る様ですね。但し、自分でお遊びでシミュレーションしてみる以外はちゃんと建築会社もしくは設計を依頼している建築士に正しい絵を作ってもらう方が 後々のトラブルにはならないように思います。建築には様々な法律が絡んでいて、単に自分の土地に空間が有るから何でも建てて良いと言う訳にはいきません。建物の設計をして良いのは本来、建築士だけに与えられた義務であり職責だと思います。建物の作り手ではなく、自分の味方になってくれる建築士と相談して間取りなども決めていくと良いと思います。
2005/06/20
まず、一般の方でそう何度もマイホームを持つ人は居ません。つまり、経験による危機回避が出来ないんですね。ましてや、不動産も専門用語が一杯。建築に至っては、何十と言う専門業者が入り乱れて自分のおうちを造ってくれる。それぞれにどんな仕事を どの様にしているのが正解で・・なんて解りようもありません。そこで、一般的に言われているのが「信頼出来る会社を選ぶ事」でも、その物差しって どこにあってどの様に比べるのでしょう?お医者様なら、最近はランキング本とかが出版されていますが住宅系の雑誌は、全て建設業者の広告で成り立って居ますから良い事は書いていますが、どの様に良いのかどこが悪いのか、消費者の声が無く、真実は闇の中と言う事が現実ですね。そこで、身内など、少なくともあなたのためには嘘を言わない専門知識を持ち合わせた人にアドバイスをもらう事。が重要なんですね。よく、お願いする建設業者の方にも 一級建築士が居るから安心じゃないの?とか営業マンんの方が、二級建築士を持っているから安心だよ。とかって お話しを聞きます。でも、実際の現場では 手抜き工事も起こっていますし欠陥工事も行われています。現場でミスが起こっても見えないところは放置され、後日何らかの不具合が起こって、紛争(裁判など)になる事もしばしば起こっているのが現状。お願いする業者が信頼出来る人なのに、何故こんな事が起こってしまうのでしょう?それは、あなたの建築現場をチェックする技術者が、工事を請け負っている会社からお給料をもらっているからです。お給料をくれる会社の工事を厳しく取り締まれる筈がありません。会社に背いて、クビになるのは嫌だからです。当然ですよね!元請け会社と下請け会社の関係度合いにも依るでしょう。忙しいからと急遽頼んだ下請け会社だったりしたら腕も解らないし、アフターメンテナンスも解りません。担当して下さる方が信頼出来るからと言ってその会社や、関わる人全てが同じように信頼出来るとは限りません。どんなに良い人でも、人間ですからミスも犯します。さて、これらの不安を解消する方法として建築会社からお金をもらっているのではないあなたから直接雇われている あなたの味方の専門技術者を置く事なのです。本来建築をする時は建築士の設計 監理に依る物でなければなりません。しかし、住宅のような小規模な建築の場合資格が無くても建築出来てしまったり監理とは名ばかりで実質監督が現場に行くだけ。と言う事があります。この、法の目が粗い事が 欠陥や手抜き工事など多くの悲惨な現象をもたらしている元凶なのです。そのリスクから身を守るには良く言われる 自己責任と言うものです。欠陥住宅、手抜き工事、そんな建物を造らせない。買ってしまわないように、自分の本当の味方を選ばれる事をお勧めしております。
2005/06/20
私が個別に企業様にコンサルティングに入る場合基本パターンとして月に2回、面談として入らさせてもらっています。大体2週間で次までのステップを小さくとも一つ上がってもらう事つまり一ヶ月では 二つの小さなステップを上がってもらうように心がけています。相手の目標に合わせて。しかし、訪問予定日の直前に延期願いが入る事があります。少人数でご商売をされている場合、突然の事はあり得る話なのでOKなのですが残念ながら頻繁に 延期以来をして来られる方も居られます。そう言う方の特徴として<< 計画的な行動が出来ていない >>事が多いですね。段取八分 と言われるように、仕事には段取り。が非常に重要です。又、突発的な事象に対応出来るように有る程度の余裕、クッションを持った計画がとても重要です。余裕がない段取りは、焦りやミスを招きお客様商売では、必ず足下をすくわれる事になってしまいます。例えに出すのも恐縮しますがJRの事故も、スケジュール(ダイヤ)に余裕がない事が大惨事を招いてしまったと言う事でしょう。例えば、営業職で言うならばお客様は、一生に一度のマイホームをあなたが代表するあなたの会社にお願いするかどうか。と言う一大決心をする為にあなたにお会いしている訳です。それが、あわてふためいた対応だったり忙しいからと適当にあしらわれていると感じたとしたらその時点でお客様を失っています。そのお客様から将来広がるであろう紹介のネットワークも全て捨て去るという事になるばかりか、逆の意味で悪い噂を立てられ、新しいお客様と出会うチャンスすら潰しているという事になっているのです。会社員として、どの部署にいても求められるのは成果です。経営者としてもそれは同じですね。だとするならば、物事は計画を建てなければなりません。シナリオを書き、段取りを考えなければ成果は得られようはずもありません。ましてや、お客様のマイホームを建てようかと言うお仕事をされている皆様そんな計画・段取りも出来ないようでは、お客様との契約日に、工事を無事完了し 引き渡す事は出来ません。自分で体を動かして出来る範囲には限界があります。成果を 自分が身体を限界まで動かして得られる以上の成果を必ず求めたいのなら頭を遣わなくてはなりません。正に、ご利用は計画的に! ですね。
2005/06/20
住宅を取得しようと思っている方でハウスメーカーや住宅会社、設計事務所などにお願いしようとする時営業マンの言う事は本当なの?見積もりは本当に正しいの?契約書は不利な事を書かれていない?支払い条件は不利じゃない?現場は手抜きや欠陥、ミスなどが起こってない?不安や不満に悩んでいる方、実は以外と多いのです。窓口になって下さった営業マンが良くても工事は現場で別の人が行いますからね。そう言う不安や不満を解消する為に、知り合いを通じて図面や見積もりや契約書や現場のチェックを行って居ますが知り合いだけではなく、少しでも多くの方のお手伝いが出来るようにココで広く募集したり、内容を少しずつ公開したり徐々に明かしていきたいと思います。
2005/06/19
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