花屋な日々

花屋な日々

2024.04.23
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​はっちゃんが元気になってきた。​





​連日の皮下補液、インターフェロン、投薬。

結局あの日、深夜にかなり具合が悪くなってしまったはっちゃん。
くしゃみ連発、呼吸も苦しそうになって、
まさか肺炎になったらどうしようと焦った。
ちょうど昼間、肺炎のネコの動画を見たところだったのだ。
肺炎は急速に悪化して命にかかわる、ってのを見てた。
夜中だし、どうしようかなーって悩んだ末、
タラちゃんの風邪でもらっていた薬があったのでそれを半分にして飲ませた。
タラちゃんは6キロ以上あるけど、はっちゃんは4キロちょい。
アモキクリアというそれこそペニシリン系の抗生剤だったのだけど
ちょっとこのまま朝まで放置できないな、と思い、投薬。
半錠だし、タラちゃんに飲ませていた薬だし、大丈夫だろうと判断して飲ませた。

朝になって、再び投薬とインターフェロン、そして夜は皮下補液。
昨夜はくしゃみもだいぶ落ち着いて、鼻水も少し落ち着いて、
少し元気が出て明るい表情になった。

寝室から一階へは降りてこないけど、歩き回ったりしていたのですこしは改善されたようだ。
食欲はまだいまいち。ちゅーるは舐めるんだけどね。


今日の昼間、近所の動物病院の先生がお花を買いに来てくれたので
こんな寒暖の差が激しい陽気で体調崩す子多いよねなんて話から
はっちゃんのことと私の処置について話したら​
​「あなたの判断は正しい」と言ってもらえたのでよかった。
このまま安定して落ち着いてくれるといいな。



犬やネコはさ、ヒトと暮らして
何かあればなんとかしてもらえるから まだいいよね。
ノラの子たちは過酷だけど、それでもまだ 心ある人と出会えれば 助けられる可能性があるし、動物病院も受け入れてくれるから まだいい。​


だからといって 行政がなんとかしてくれるわけでもない、彼らは「殺す」以外の能力を兼ね備えていない。

それから最近よく 畜産動物や実験動物についての悲惨な記事が目に入ってくるのだけど
それらはヒトと大きく関わっていながらにして ヒトによって苦しめられて地獄のような世界で生きてる現実。

もちろん、すべてがそうではないと思うし、そう願いたい。
だけども
野蛮人なの!?というような人間から 野蛮な扱いを受けている実態。
どうしてそんなひどいことが平気でできるんだろう、
そこにいるニンゲン全員が そんな野蛮人ばかりなのだろうか、と
不思議で仕方ないし、吐き気がするほどの嫌悪感。
彼らは本当にニンゲンなのだろうか、家族や友達がいたりするニンゲンなのだろうか
、それともニンゲンだからそんなことができるんだろうか、と悶々とする。
見たくない現実、信じたくない現実、
なぜそれが野放しにされているんだろう。
そしてそんな扱いを受けた動物たちの命が食卓に普通に並ぶ理不尽。
そしてそれらが無情に大量廃棄される現実も。
ニンゲンにとって、家畜は「命」ではなく単なる「肉」であるということを
まざまざと思い知らされる歪んだ世界。​

​だから私はなるべくお肉は食べないようになったのだけど
ニンゲンにとって肉食を完全になくすのは無理があるのかもしれない。
でもだとしたらせめて
その命が、生きている間は、殺される瞬間までは、
しあわせであってほしいと願わずにはいられない。
生まれてから死ぬ短い時間の中はせめて、命の尊厳が守られる生活を送ってほしいと思う。
身動きもできない、清潔なお水も飲めない、お日様も浴びれない、
誰かが病気になったらまるで連帯責任のように皆殺し、
病気になるような、ウィルスが蔓延するような不衛生な環境で生かされているのに、​

​まるで、「モノ」扱い。
生きているのに。
知能も感情もあって、苦痛も痛みも感じるのに。ニンゲンと同じなのに。
巨大な食糧システムの中に組み込まれてしまった命たちは、本当に悲惨だ。

*もちろんすべてがそうではないと思う、のびのび暮らしている産業動物たちもいるだろう、いるはずだ、畜産農家を否定する目的はない。ただ、あまりにもひどい現実を見せつけられる記事が多いのも事実なので。



命を奪わなければ生きていかれないように、命は作られているから
食べるために他の命を奪うことは仕方のないことなのかもしれないけれど
「この命をいただく」という想いを忘れてしまってはダメだと思うし
そこに
感謝や疑問を持たなければ いけないとも思う。
みんなが疑問を持てば 動物福祉はもっともっと進むだろう。
みんなが感謝をすれば、食糧廃棄はもっともっとなくなるだろう。
ゴミ箱に捨てたそのお肉は、お肉の破片じゃなくて、もともとはまぎれもなく「命」だったこと。

最近、そんな記事がやたら目について、
やり場のない気持ちにどんより沈んでしまう。

犬やネコは だから まだ、いい。
住処を奪われ ヒトと出会えば殺される野生動物でさえ まだ、まし。(野生動物については本当に難しい問題かもしれないけど、ニンゲンの寛容さが欠けてる部分はおおいにあると思ってる。寛容ささえあれば解決策は皆無ではないはず。あとは行政の能力も必須)
食べられる宿命を背負わされた産業動物たちの悲劇は、永遠に光が見えない。
悲しく 苦しい気持ちになる。
知りたくない現実。
だけどもみんなが考えなければならない現実でもあると思うから。



​​

​お久しぶりねのわかめちゃん。
美しいお姿にちょっと心和ませて。​






今日もお疲れちゃん。


​​





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Last updated  2024.04.23 19:21:51


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