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2011.12.22

『シリアスマン』'０９・米

テーマ：ＴＶで観た映画(3817)

カテゴリ：映画　シ

あらすじ

妻と二人の子ども、実の兄と共に暮らしていたが・・・。

感想

アカデミー賞
作品賞
脚本賞
ノミネート

『ノーカントリー』

でアカデミー賞の
監督賞と脚本賞のジョエル＆イーサンのコーエン兄弟が
ジェファーソン・エアプレイン

の
「Somebody To Love」が流行った自身の子供時代である
１９６７年を舞台に、自身の父親と同じ大学教授である

まじめ人間♪
ドンドン不幸

災難続きの主人公を描いていて、監督当人は
意識してなかったそうだが、旧約聖書の
『ヨブ記』に似ているとも指摘されてる作品。

出演者は、ゴールデン・グローブ男優賞
(コメディ／ミュージカル)にノミネートされた
『灰の記憶』

のマイケル・スタールバーグ
『コンフェッション』のリチャード・カインド
『容疑者』のフレッド・メラメッド
「ボストン・パブリック」のフィヴァッシュ・フィンケル
『エバン・オールマイティ』のサイモン・ヘルバーグ
『メル・ブルックスの大脱走』

のジョージ・ワイナー
『バートン・フィンク』

のマイケル・ラーナー
『ファーゴ』

のスティーヴ・パーク等
ＴＶドラマ以下の地味な顔触れですし
とってもユダヤユダヤした地味な話ですし
コーエン兄弟初心者には、不向きだと思います

撮影は『トゥルー・グリット』

のロジャー・ディーキンス。

『シリアスマン』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

賄賂を置いていくが、証拠がないと言い張って
仕舞いにはモンペが現れ、名誉棄損で訴えられたく
なかったら、引き替えに単位をよこせって
アメリカ人も韓国人が、おかしい民族やと
思ってんねんな（笑）

妻が、やたらハグするサイ（笑）と浮気して
自分は悪くないのに家を出て、死んだ浮気相手の
葬式代を出し、肉体関係はなかったと馬鹿正直に
妻を信じ、奥さんが不誠実じゃなさ過ぎるのに
自分の口座を作るのは不誠実と考えるなんて
良い人は損する世の中になってるよな(^_^；

ダニーは、アンテナぐらいで電話してくんな（笑）
それどころじゃないのに、テレビしか頭に無いのかよ(^_^；

「マーシャクに会え」

夢で告げられたラリーは、オッパイが忘れられない
サムスキー夫人に会いに行く（笑）

セックル来るかと思ったら、マリファナで残念（笑）
アーサーの男娼って、需要あるんか？（笑）

冒頭の話が、１番見応えあったな（笑）
いきなりアイスピックって、女は怖っ(^_^；
血が出てたけど、ほんまに悪霊なんか？

悪さをしたのは、１度だけ成人映画を観た事（笑）
それくらい真面目人間のラリーが、次から次へと
災難に見舞われるのは、悪霊の呪いって事？

「神は僕に何も与えなかった」

『ヨブ記』の理屈で言えば、クソさえ（笑）
与えられなかったアーサーの立場からすれば
家族も仕事もあるラリーは、それだけで
罪人って事か？

歯に文字が刻まれた男の話は、まさかのオチなし（笑）

マーシャクはボケ老人だし、ラビ達は役立たずばかり
そう感じたけど、実は、ちゃんと答えを言っていて

「分からない」

ラリー自身が講義していた「シュレーディンガーの猫」
「不確定性原理」も、よう知らんけど、そういう事ちゃうん？

探しても意味の無い答えを探してたラリーにも
ハッピーエンドが訪れたかと思いきや、最後
死亡宣告？って(^_^；

ラジオを取り戻し、マリファナの金が戻ってきた
ダニーだったが、お金を渡そうとした相手は
竜巻が来て、それどころじゃなかった。

散々悩んでいた事も、生死に関する事に比べれば
ちっぽけな悩みに過ぎなかったって事か(^_^；

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