Flatのガンプラ製作日記

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2021.04.06
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「翼の帰る処 上」です。


翼の帰る処 上

あらすじを読むと

 病弱な彼は、赴任先の北嶺で地味な隠居生活を送ることを夢見ていた。

という出だしで始まります。

実際、物語の最初から暗殺を目論まれた王が犯人を見つけるために
虜囚となった男に過去を見させるシーンから始まります。

この時、幼い王子も一緒だったのですが、この中の誰がヤエトで、
しかもこのシーンが過去の話なのか、未来の話なのかも不明です。

そのシーンの正体は後半で明らかになるのですが、過去視の能力を
ヤエトはひたすらに隠しています。
未来ならともかく、過去を見る能力のどこがすごいのでしょうか?
答えは「事象の事実を知ることができる」ということです。
例えば、ある事件が起きた。その犯人は?
過去視の能力があれば、その事件現場から少しずつ過去に遡って
いくことで実行犯だけでなく、黒幕の存在まで確認することが
できるのです。

半日や数時間前の過去視であれば誰かの密談を覗き見るなんていう
用途にも使えるかもしれません。

しかし、過去視の能力で得た情報は証拠としては役に立ちません。
他の人にはそれが真実か分かりようもないからです。
これは王のように「事実であることさえわかればいくらでも裁定できる」
権限を持った人にも恐ろしく有用な能力なわけです。

そういうこともあるのだと思いますが、ヤエトは田舎での隠居暮らしを
望んでいたわけですが、持ち前に真面目さでつい議論に口を出し、
赴任してきた皇女に諫言し、信頼され、どんどん忙しくなっていきます。

赴任した北嶺は辺境で土地も痩せ、平地も少なく、ほとんど放置された
土地だったのですが、北嶺のことを知るにつれ、ヤエトは北嶺の人々は
皇族と何らかの関係があるのではないかと考えるようになります。

北嶺の人は北嶺にのみ住む大型の鳥を乗りこなします。
鳥が人を選ぶため、よそ者は乗ることすらできないのですが、
よそ者でも一部の者は鳥から許され、乗りこなすことができます。
そして・・・その乗りこなすことができるのは皇族の血を引く者ばかり
だったのです。
皇族も竜種と呼ばれ、圧倒的な威圧感を放つ存在です。
北嶺の人々にはそんな威圧感はなく、非常に粗野で野蛮な印象であるため、
共通点に気付いたものはまだいませんが、ヤエトはこれが火種になるのでは
と危惧するのでした・・・

下巻が気になります。





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Last updated  2021.04.06 16:17:17
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