Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2021.08.23
XML
カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「私立図書館 黄昏堂の奇跡 持ち出し禁止の名もなき奇書たち」です。


私立図書館・黄昏堂の奇跡 持ち出し禁止の名もなき奇書たち (宝島社文庫) [ 岡本 七緒 ]

私は本が好きです。
だからか分かりませんが、図書館のお話も大好きです。
先日読んだ本バスめぐりんとかも面白かったです。
さて、今回は私立図書館です。
私立図書館って小説の中では時々出てくる設定ですが、
実際に存在しているのかな、と思って調べてみたら、
「図書館法上の私立図書館」としては全国に19館あるとのことです。
それ以外の個人が経営する図書館などは色々あるのでしょうけど、
運営していくにはお金がかかるでしょうから、なかなか大変なお話ですね。

それはさておき、今回の舞台である「黄昏堂」はあちら(幽世)と
こちら(現世)の狭間にある図書館という感じですかね。
なので、迷い込んであちらへ行ってしまう人もいれば、あちらから
お客様がいらっしゃることもある。

しかし、この図書館の不思議はそれだけではありません。
蔵書が特別なのです。
本が書いた人の想いを詰めた一つの世界だと考えると、強い思いが
詰まった本は良くも悪くも影響力が強くなります。
魔導書、聖書、奇書、いろいろある本を地下の図書室でさらにチェインドライブラリ
として管理しているのです。

館長の空汽(うつろぎ)はどうやら魔法使いっぽいのですが、
主人公の司書である湊は普通の人間です。
にわかには受け入れがたかったのですが、永劫回廊と呼ばれる通路を通って
あちらを目の当たりにして、さすがに信じざる得ないと感じるようになります。

あちらとこちらの世界の話なのかな、と思ったのですが、後半は湊の
過去が大きく関わってきます。
彼女は12歳の時に書籍修復師だった父親が殺されています。
その父親を殺した犯人に大きく影響を与えているのが、過去の殺人鬼たちが
残した手記、本だというのです。
この手記はもう本の領分を超え、殺人鬼の魂の一部ともいえるものとなり、
本人の怒りや恐れを飲み込み、取り込んで同化していってしまうのです。

父親を殺され、その後、世間からの心ない視線、報道などに犯人を憎まない
日はなく、恨まない時間はなかったはずです。
そんな湊が手記と直面し、出した結論とは・・・

個人的には館長の空汽さんがソロモンの72柱の一「ダンタリオン」を使役
しているところがなかなか興味深かったです。
空汽さんはソロモン王の血を引いているんですかねぇ・・・
この辺はあんまり本筋じゃないからだと思いますが、詳しくは語られていませんが、
ちょっと気になりましたね。

ちょっと色々舞台が移り変わるので、少しわかりにくい部分もあったかな、とは
思いますが、なかなか面白かったです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.08.23 22:33:33
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: