花屋さん 園芸日誌

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2008.10.23
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ポインセチアの鉢を選ぶときには、紅い葉の真ん中のところをよく見ましょう。紅い葉は花ではなくて、真ん中に小さいぽつぽつがあるのが、あれが花なのです。

↑拡大画像の中央のが花です。

まだ緑色しているのがつぼみの状態です。紅い糸状のが開いているのが花が咲いている状態です。ここの中央の花をよく見て、つぼみの段階のものが多い鉢が(これから咲くのですから)、育ちざかりの若々しい新鮮な鉢と言えます。



店頭のポインセチアを見たお客さんから質問を受けました。
「去年から育てているポインセチアの葉がまだ緑色をしています。紅葉するには段ボール箱をかぶせるといいと聞きましたが・・・」

ポインセチアの葉は、秋になって一日の日照時間が短くなってくると、(夜が長くなってくると)葉が紅葉します。一日の日が長い夏から、日が短い「つるべ落とし」の秋へ。
季節感を一日の日の長さで感じる性質の、こういう植物を「短日性植物」といいます。

ですからまだ夕方のうちから、早めに段ボール箱をかぶせると、もう夜が来たと錯覚して、葉を紅葉させる状態になりますから、早くに葉を紅葉させることができるというわけです。

人為的に夜の時間を長くして、短日性の環境にすればいい。

毎日続けて、夕方のうちから段ボール箱をかぶせる作業を続けなければいけないのですから、たいへんと言えばたいへんな日課作業です。



現実にはこれと、まったく正反対の状況におちいっています。

ポインセチアを観葉植物のようにず~~っと室内で育てていた人は、夜遅くまで蛍光灯が点いていますから、秋になっても日が短くなったと感知しないのです。

あるいは戸外であっても、おとなりが深夜営業のお店だったり、街灯があったりすると、昼間のように明るいのですから、日が短くなったと感知しないのですね。

短日性植物にとっては、季節感が失われる現代社会なのでしょう。





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最終更新日  2008.10.24 01:24:58


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