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ダマスカスは世界最古の都市と呼ばれています。もう少し正確に言うと、「世界一古くから人が住み続けている都市」。現在もシリアの首都として、活気にあふれています。
昼間のダマスカスは、歩いているだけで楽しいです。ダマスカスという都市の印象をひとことで言い表すと・・・「自由に息ができる都市」。街自体はしゃれた感じもなく、ごちゃごちゃと建物が並び、大勢の人々が行き交う普通の都市です。この点、ヨルダンの首都アンマンのニューエリアの方が洗練された雰囲気。
でも人々はというと・・・シリアの人々のほうがヨルダン人よりずっと洗練されています。礼儀正しく、教養があり、品があります。ヨルダンではかなりぶしつけな視線を浴びたり、失礼な発言に遭遇したりすることも多いのですが、シリアでは驚くほど街に溶け込めます。人々の注目を集めることなく、自由に街の中を移動できるこの開放感! こう感じるのは私だけではありません。一緒に行動していたフランス人の友達も全く同じ意見です。
この差はいったいどこから来るのでしょう。私の今後の研究のテーマです!
さて夕刻近くになると、私たちはタクシーでカシオン山へ移動。市内からは15分もかかりません。カシオン山からは、この世界最古の都市ダマスカスを一望できます。カシオン山へのアクセスですが、タクシーが一番手っ取り早い手段です。でも交渉制になります。
私たちは行きと帰り両方をお願いし、カシオン山で過ごす間待っててもらう、ということで 750SP (約15ドル) を払うことにしました。でも後から考えると、この額は通常の3倍はしていたようです。運転手、すごく親切だったけど、ぼったくったな、アンタ! という感じ。
ダマスカス市内からはどこからでもカシオン山が見えます。建物と建物の間にある山が見えるでしょうか? 昼間にカシオン山に行かれるのもいいと思います。
中東の夏の夜は涼しくて気持ちがいいので、夜遅くまで外で過ごす人が多いです。このカシオン山も地元のシリア人で夜遅くまで賑わいます。家族連れ、友達同士・・・それから恋人たちもやってくるようです。カシオン山の頂上まで(といってもそれほど高くはありませんが)、路肩という路肩には車がびっしりと駐車してあります。人、人、人・・・。風に吹かれながら、会話を楽しんでいます。
ダマスカスに来られたら、ぜひこのカシオン山に足を運んでみてくださいね。
世界最古の都市ダマスカスの観光なら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
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