月の砂漠-ヨルダンから

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オマーンで車の事故に遭い、警察署で不当な(?)罪を着せられ、孤軍奮闘する羽目に。これまでの経緯については、以下をご参照ください。

星オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 ​ https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103040000/ ​ 

星オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 - 入院編 ​ https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103050000/ ​ 

星オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 - 警察署編
https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103080000/

さて、警察署では納得のいかない判決を下されましたが、金銭面での負担が一切ないことが分かった途端に元気を回復した私。友達が入院している病院へと飛んで帰り、次にすべきことは車の手配。この時点で友達は打撲だと診断されていますので、痛みがあるのは仕方がないと考えました。それで退院することに。レンタカー会社に連絡をし、別の車を持ってきてもらうことにしました。

待ち合わせ場所まではタクシーで行ったと記憶しています。2台目の車は同じ三菱のパジェロでしたが、かなーーり古いバージョン。↓こんな感じ。多分1990年版みたいな。「古っ!!」と思ったのですが事故を起こして車をボコボコにした身からすると、特に文句は言えない立場(笑)。


というわけで、この車で出発です。もちろん新しいナビをつけるように要請しました。とはいえこの時からは携帯の GPS を使っていた記憶も…。ちょっと記憶があいまいです。

友達は痛みを抱えての移動でしたので、今回行く予定だったワヒバ砂漠とスールはあきらめ、マスカットに戻ることにしました。こんな道を延々と走り、マスカットへ向かいます。ちなみにオマーンの道路はだいたいこんな感じ。事故が起きた道路もこんな感じ。何度も言うようですが…こんな道路で前方の車に正面から激突するって、前方不注意としか言いようがないのでは? ブツブツ



さて首都のマスカットは広いので、1泊は Ruwi 地区に、もう1泊は Matrah 地区に泊まることに。マスカットで何をしたかはまた別の機会にアップするとして、今日は在オマーン大使館の対応についてフォーカスします。

友達はもともと私より4日ほど先に帰国する予定でした。友達を空港に送っていった後でしたが、私がホテルに帰ってきたときに、携帯電話が鳴ります。旅行中に誰かからの電話を受けることは珍しいので、誰だろう? と思いながら電話に出ますと「オマーンの日本大使館です」! え? 「事故は大丈夫ですか?」と聞かれて狐につままれたよう。ええええ? んんんん? なぜ私の電話番号を知っている? というか、なぜ私が事故ったことを知っている?

大使館に来れますか? と聞かれたのでタクシーで向かうことに。というのもレンタカーは、友達を送っていったときに空港で既に返却していましたので。

大使館につくと、ナカノさんでしたか、ナカハシさんでしたか、そんな名前の男性に出迎えていただきました。事故のいきさつや警察署での不当な(?)扱いについて報告した後、お話を聞くところによると、事故が起きたあとに病院または救急隊員から大使館に連絡が入ったそうです。邦人が事故に巻き込まれてけがをしていると。大使館には友達の名前と私の「キムラナオコ」という名前が伝わりました。そしてキムラナオコはアラビア語を話しているという情報が伝えられたようです。

実は私たちは今回のオマーン旅行にあたって、外務省の「たびレジ」などのシステムに登録していませんでした。たびレジについては、こちらをご参照ください。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

それで大使館のほうでは、現在オマーンを旅行している邦人で当てはまる名前が見つけられませんでした。ところが過去のたびレジ(?)の記録から、ヨルダンに滞在している「キムラナオコ」という人物をオマーン大使館のほうで見つけます。実はこの時私はすでにドイツに住んでいたのですが、居住地変更をしていませんでした。ハハハ(汗)。

アラビア語を話せるという人物なら、このヨルダンに住んでいるキムラナオコに違いない! と確信したオマーン大使館はヨルダン大使館に電話をかけます。「ヨルダン在住のキムラナオコさんという邦人がオマーンで事故に遭いましたが、ヨルダンのキムラナオコさんの連絡先は分かりますか?」と。ヨルダン大使館のほうは、「いや、木村さんなら確かドイツに移っていますよ。ヨルダンにはもういないので連絡先は分かりません」。ここでオマーン大使館は困った。連絡の取りようがない。今どこにいるか何をしているのか、安否確認ができない。

でもオマーン大使館はそこであきらめずに、インターネットで私のブログを見つけます。そう、この「月の砂漠ーヨルダンから」です。そしてこのブログから、私の公式のホームぺージ  https://picturesque-jordan.com/ にたどり着き、そこから私の携帯に連絡をしてきたのです。なんと涙ぐましい努力!

でもすごいのは、それよりも前に、 事故の翌日の早朝に大使館から車を走らせ、なんと私たちが1泊入院した病院に日本人のスタッフと通訳のアラブを派遣していた のですって! びっくり ところがこの病院はマスカットから4時間ほどの距離。ですから彼らが病院についたときには私たちは意気揚々と既に病院を後にして、マスカットに向かっていたのです…。残念ながら行き違い。病院のほうでは、いや、彼女たち既に退院してますよ、と伝えるしかなく、この人騒がせな邦人2名は雲隠れ…。

この行き違いが生じた後、オマーン大使館は私を探し出すことに執念をかけてくださったようで、ヨルダン大使館のほうに先ほどの電話をかけたようです。

というわけで…見も知らない私たちのために、涙ぐましい努力をしてくださっていて…ちょっと、いや、かなり感動しました! 大使館の方曰く、英語も通じない・日本語も通じないという中東の環境では、普通だったら日本人の方は路頭に迷ってしまうので、邦人を見捨てるわけにはいかない、なんとしてもヘルプの手を差し伸べなければ、と使命感に燃えてくださっていたようです。

でも私はアラビア語が話せるので、大使館に助けを求めるなんていう発想すらありませんでした。警察署の修羅場もアラビア語ですべて対応しましたが、よく考えれば、アラビア語が話せなければ太刀打ちできない状況ではありました。そうか、こういう時は大使館が助けになってくれるんだ~と、その存在意義を初めて悟ったわけです。遅いっちゅうに…。

というのも、実はヨルダンでは大使館に対する不信感のほうが大きかったのです。私がとあるヨルダン人の執拗なストーカー的な嫌がらせに遭っているときも、「プライベートなことには関係しません」と我関せずの態度でした。

日本でもよくあることですが、ストーカーまがいの行為って、被害者が窮状を警察などに訴えていてもあまり対応してもらえず、結局大きな被害が出た後で「すみませんでした」というパターン。これを海外で、しかも中東のヨルダンでされたらたまったものではありません。この時は、外務省に直接直訴してやっと、(それでも普通以下の対応)を取ってもらえました。この話はいつかまた機会があればできるかと思います。ですから、私にとって大使館というのは存在意義があまりない所でした。

でも、オマーンのこの一件で大使館に対する見方が180度変化した私。赴任スタッフによって全然違うんですね。オマーンの大使館に赴任しておられる日本人の方々は、大使を筆頭に、自身もオマーンをこよなく愛する方々で、日本とオマーンとの懸け橋になりたいという熱い思いを抱いておられました。こういう人が大使館に勤めておられると心強い。外務省も、こういう熱い人たちだけを赴任させてほしいです(笑)。

そんなわけで、オマーン大使館の汗と涙の邦人救出作戦のお話でした。その節は本当にお世話になりました。そして旅行の時にたびレジへ登録することはとっても大切! トルコではしっかり登録しております。

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最終更新日  2021.03.13 18:29:34


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