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中東には大小の旅行代理店がひしめいていますが、中には政府に認定されていない素人のしかも違法な経営者のことも報告されています。こうした違法な者もホームページやブログだけはしっかり持っています。そしてこうした違法者に限って、自分だけが合法で他社は違法というような極端なフレーズを謳 (うた) っていることもあります。大言壮語ですね。実績も資格もないので、態度だけ大きく…という精神は、どの国でも共通かもしれません。
とはいえ、 「ペラサイト」またはペラサイトに近いホームページの旅行会社にはご用心
あれ! ペラサイトとはホームページの合計数が 1 枚だけというタイプのもの。ペラサイトに近いサイトの場合、サイト内でリンクしているページはせいぜい 2、3ページ。こういうペラサイトは誰でも簡単に作れますが、中身はない。写真だけはふんだんに使ってボリュームを増しています。
さらに重要な点として、 サイトの日本語が少しおかしい場合は特にご注意
ください。「あれ?」という日本語が サイトに少しでも出現する
場合は、サイトの所有者が日本人ではない可能性が大です。信頼できる旅行関係のサイトで日本語がおかしいということはあり得ません。
さらにこうした怪しい自称の旅行会社のブログを探してみてください。簡単です。サイトと同じ名前で検索すれば出てきます。でも 何年も前にもう更新されていなかったり
、
何とかたまに更新されていても ブログの内容そのものがヘンテコ( 特に日本語が変
)
だったり、 Facebook などのリンクが切れていたり
など、とにかく発信力がありません。発信力がないということは、発信する内容がそもそもないということ。
また違法操業者の典型的な特徴として、日本に「支店」がありヨルダンに「本社」があるとうたっていること。日本にあるのは「支店」ということで日本での責任を逃れられます。でも実際には「本社」などはヨルダンになく、会社の登録なんてものは一切されていないというケース…。あるいは日本も「支店」、ヨルダンも「支店」と書いていたり…。じゃあどこに「本社」があるの? という話になります。日本でもヨルダンでも責任を逃れようという魂胆。
さて、こうした違法な経営者は中東では大目に見られています。違法操業者もあの手この手で逃げ道を作りますので、とっ捕まえるのはなかなか難しい。問題を起こすまでは…。観光客などと問題を起こしてしまったら観光局も介入せざるを得ませんが、問題を起こすまでは断固とした行動は難しい状態。
そこで大変なのがツーリストのほう。問題が起こってからでは遅すぎるのですが、問題が起きるまでは法的な対応が期待できません。また日本人の方は、問題が起きても泣き寝入りするのが常で、被害の全容がなかなか明らかにならないという難点があります。そのことをよく知っている悪質な操業者は、脅せば何とかなると思っている。怒鳴れば片付くと思っている。残念ながら、このように日本人を利用する悪知恵だけが付いている現地の人もごく少数ながらいます。
政府に認定されていない素人のしかも違法な操業者の場合、お客様の方からすれば「旅行会社」を通して旅行を手配しているつもりでも、実際には旅行会社を通しての手配とは認識されません。例えばこうした違法操業者が手配した車に乗っていて事故に遭ったような場合、お客様への補償は何もありません。ですから、こうした違法操業者をご利用になるのはかなり危険と言えます。
日本人の方は言葉が分からないので、違法営業者が母国語で嘘を並べ立てていても分かりません。日本人の側からすれば、中東では言葉が分からないので "言葉が少しでも通じるところを…" という思いで旅行を申し込まれたかもしれませんが、違法操業者につかまって言葉が分からないことを逆利用されているだけ、という結末になってしまいます。
さて、ではどうしたら良い旅行会社を選べるのでしょうか? まず口コミはとても大切です。とはいえ、違法経営者が自分で自分のことをあたかも口コミであるかのように見せかけて宣伝するというケースも無きにしも非ずです(違法操業を平気でするくらいですから、悪知恵には長けています)。それで、書かれた時期や具体的な内容などに注目していただくことは大切です。
また お客様からのフィードバックをホームページ上に載せているかどうか
も評価の対象になるかと思います。1 つや 2 つではなく、幾つもフィードバックがあることは大切です。ま、ペラサイトの違法な旅行会社の場合、フィードバックなんて載せるスペースはありませんが…。本当に良い旅行会社の場合、「ありがとうございました」などの短いコメントではなく、しっかりじっくりと旅行のご感想が綴られているフィードバックが幾つも見つかるはずです。反対にほとんどどこにも触れられていない旅行会社や、まして「逆切れ」などと書かれているところはどう考えても危険。
また、 メールでのやり取りの内容も大切か
と思います。ほとんどのお客様は、メールでのやり取りを通して旅行会社のレベルを測られるかと思います。具体的な質問をして、きちんとした回答が返って来るかをお確かめ下さいませ。同じ質問を幾つかの旅行会社に投げかけて、情報が正しいかを確認されることもできるかと思います。
さらに、旅行会社のレベルを測る上で お値段も大切
。値段を押さえたいというお客様のお気持ちは分かります。でも安すぎるということにはワケがあります。例えばプロのドライバー達は自分を安売りしたりしません。相場というものをわきまえている。相場に満たない安い値段で合意するドライバーというのは、 他社で使い物にならない
(つまりセクハラなどで首になっている)とか、単なるアルバイトで 本業は全く別
・あるいは 本業の仕事がない
などの理由があるために自分を安売りするのです。ですから、安いからというだけの理由で飛び付かれると、後から大変な問題に巻き込まれる場合があります。
ヨルダンに関して言えば、ヨルダン観光局もヨルダンガイド連盟も、違法性が確認されさえすれば違法な営業者には罰則を準備しています。こうした理由からも、被害は必ず届け出られるようにお勧めいたします。言葉の問題で躊躇される場合は、当方で翻訳させていただくこともできます。皆様のひと声ひと声が今後の被害を防ぎますので、お気になられたことはご旅行中でもご旅行後でも是非お知らせいただきますようお願いいたします。
当方のランドオペレーター補助という仕事については、 https://picturesque-jordan.com
の「ご挨拶」で詳しくご説明しております。当方が取引している旅行会社の1つは、ヨルダンで3番目に集客率が高い大手の旅行会社です(ヨルダン観光局が配布したリストによる)。安心してご旅行をお楽しみいただけます。 ご質問等がありましたら、いつでもお気軽にお声をおかけくださいませ。
*2016年5月現在の最新の情報です。ヨルダン政府が違法操業者の取り締まりを強化し始めました! もし問い合わせておられる旅行会社あるいはガイドが 「ホテルでのチェックインやチェックアウトは手伝えないので、自分でして」 とか 「ホテルの入り口でホテル内に入ることを拒否される」 などという場合、政府に登録されていない違法な旅行会社あるいはガイドであることになります。ホテル等で立ち入りを拒否されるのは、ホテル側から見て「不審な人物」=「提示するガイド資格証明・旅行会社の登録証明を持ち合わせてない違法操業者」だけです。皆さま、ご注意くださいませ。
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