For room

PR

プロフィール

T2871

T2871

カレンダー

バックナンバー

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2018.08.10
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
これは、私が以前に勤めていた不動産会社の
元同僚の山口(仮名)におきた実際にあった話です。

この元同僚の山口は
本当に様々な体験をしており彼からはたくさんの話を聞きましたが、
これも、そのうちの一つの体験談になります。

これは、元同僚の山口がある賃貸不動産会社に入社して
2ヶ月位たった頃に起きた出来事になります。

ある日、1人の女性のお客様がご来店されたそうです。

お客様がご来店された際に店内には元同僚の山口しかおらず、
店長は食事で外出、先輩は風邪でお休みをされておりました。

元同僚の山口は、
店内に自分しかいてない時に勝手な判断してはいけないと思い
食事へ行っている店長に電話すると

“今、注文してしまったから帰れない。
          何とかお探ししといて!”

と言われ電話を切られました。

元同僚の山口が、
“どうしたものか?上手く探せるかな?”
と考えていると、

その女性のお客様は、
“この物件だけが見たいだけなので、案内してくださる?”
と言われたのです。

元同僚の山口は、
お客様に言われたとおりの事を店長に電話で伝えると
そのまま、その女性のお客様を案内する事になりました。

女性のお客様が希望された物件は、
少しお店から距離もあり物件へは車で向かうことになりました。

車の中で色々な雑談をしているうちに
元同僚の山口はお客様と結構仲良くなっており

心の中で、、、

「この人 めっちゃ面白いなぁ( ^ω^ )」
「この物件、新築だからお客さん喜ぶだろうな!」
「あー、今日は、晩御飯何食べよ?」

など、お客様の事や関係無い事も色々と考えていました。

そして、そうこうしている間に、
二人は物件へと到着し部屋を見る事になりました。

部屋へ入ると
やはり新築でキレイで設備も充実しています!

元同僚の山口は、

≪やっぱり凄く良い!!≫

≪だけど、ただ一つ難点が・・・
    線路が近いので、ちょっと音がうるさい!≫

と思い、
思った事をお客様にそのまま伝えました。

すると、お客様は
元同僚の山口の言葉に対して笑いながら

“そうね、でも大丈夫よ!”

と、返答しました。

元同僚の山口は、
クスクスと笑い続けるお客様を見て

≪あれっ、おかしいな?
         何か変なこと言った?≫

≪あっ!もしかして、またズボンのチャック開いてるかも?≫

と思い、お客様に分からない様に
何気にズボンのチャックを確認をしてみてました。

≪あれっ、開いてない!≫

すると、お客様は余計に大笑いしながらこう言ったのです。

“大丈夫よ!
   このお部屋で契約するからもう笑わせないで!”

元同僚の山口は、

≪ズボンのチャックも閉まってたし、何か笑わせてたかな?≫

≪まぁ、何か分からないけど笑ってくれてるならいいや。。、
   だけど、この人は本当に音の事が分かっているのかな?≫

と思い、
もう一度だけ音が気にならないかを確認しました。


しかし、女性のお客様はまた笑いながら

“本当に分かってる。この部屋で大丈夫よ!”

と答えてきたのです。


元同僚の山口は、

≪この人は、きっと音に強いタイプの人だ≫

と思い、
それ以上は何も言う事をしませんでした。

それから、二人はお店に帰り
お客様に申込書を書いてもらい

元同僚の山口が、
その申込書を管理会社にFAXをして心の中で、

≪今日の出来る事は完了!≫

と思うと、、、
女性のお客様が

“今日はここでおしまい?”

と言ってきたのです。

お客様の質問が自分の思った事と同じだったので
元同僚の山口はビックリしながらも

“はい”

と答えると
女性のお客様は、さらにこう言ってきたのです。

“あなたは、本当に不動産屋さんにむいていると思う”

“実はあの部屋へは、以前に2回見にいったけど 
 営業スタッフさんが契約の事ばかり考えて線路の音を隠そうとしたり、
 私の事を変な目でしか見てこなかったのが嫌だったの、、、”

“でも、あなたは案内する時の車の中でも
 晩御飯の事やお客さんが喜んでくれる事、
 それに部屋の中でも音の事を正直に考えてくれたのが嬉しかった!”

元同僚の山口は、ビックリしました!
この女性のお客様は人の思考が読める人だったのです。

店内には二人しか居てないという事もあってか
女性のお客様も色々と自身の悩みをお話してきたそうです。

“恋愛が出来ない”

“会社務めが出来ない”

“理解してくれる人が少ない”

人の心の声が聞こえるというのは
私達が想像している以上に苦労する事が多いようで
知らない事がある方が幸せな様です・・・

その女性のお客様が言うには、ほとんどの人が発する言葉とは違う事を考えており
それが、物事の失敗や成功に関する事ともなると余計だそうです。

お客様は幼少期の頃から心の声が聞こえていて
今ではある程度のコントロール出来るようになったそうですが、
今までにたくさんの心の声を聞いてしまい少し人間不信になっているそうです。

ただ、元同僚の山口に関しては
自分の考える心の声と同じ言葉を投げかけてくれたので
本当に嬉しくて他人には言えない自身の事を打ち明けてくれたそうなのです。

そして最後に、これは余談にもなるのですが、
元同僚の山口が女性のお客様の事を

心の読める人だと完全に信じたのは
店内で二人で話している時に

“今からボクの考える事を当てて下さい”

と言い、

≪ウチの店長はハゲてます≫

と考えたら、
女性のお客様に

“店長さんはハゲてるの?”

と言われて

“何で知ってるんですか?”

と、ビックリしたかららしいです( ゚Д゚)

この話を聞かせてくれた時に、元同僚の山口は
“店長とは会ってないから分かるはずない!”

と言ってましたけど、、、

たぶん、ポイントはそこではないと思うし、、、
何か他に考える事はなかったのかなとも思いました、、、(;^ω^)




女性向けモニターサイト【Japamoni】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.08.10 00:40:14
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: