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まゆみさん(25歳女性、1児の母)からのメールです。:前回相談以後の経過(略) 今回の新しい相談です。海外に住んでいるため、1,2年に1回の帰国なのですが今回は私の仕事の件もあり私と2歳になった娘2人で帰国を予定しています。帰国時の滞在先は私としては親孝行、孫との時間を過ごせるよう母のマンションにする予定です。その際、再婚した父の家、私が育った家に遊びに行こうと思っています。そこには、父、再婚相手、私の祖父母が住んでいます。父は孫の顔も見たいだろうし、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんにも会わせてあげたいです。そこでです。前回帰国した時に母が「父親方の家に行って欲しくない、父親にあって欲しくない、私の娘も見せて欲しくない。」といったため、母と大喧嘩となりました。母の気持ちもよく分かりますが、離婚したのは親同士の問題、父の不貞も母親に対するもの、私に対しては養育拒否など一切していません。私は両親のお金で留学し、習い事も毎日させてもらっていました。だからよほどの事情がない限り、親子関係は継続するのが当たり前だと。後で、母は謝ってくれましたが、母の精神状態が不安定なため、このような発言をしてしまったのだと思います。今回、また母にこのようなことを言わせたくも、聞きたくもありません。また、わざわざ、回復しかけている母の精神状態を悪化させるようなことはしたくありませんが、娘を父、祖父母にも見せに行きたいのです。選択肢としては、 (1)母に話した上で、納得したら行く (2)母に話した上で、納得しなければ行かない (3)母に話した上で、納得しなくても行く (4)母に秘密で行く (5)母に話さないし、行きもしない…というところでしょうか。私は、本当に父の不貞から始まり両親の離婚、母の精神的ダメージによる色々な不都合、母の金銭的心配など、本当に迷惑です。父が不貞をしなければ、両親がもっときちんと離婚できていればこんなことにはならなかったと思ってしまいます。こんな事情から、あまり日本には帰りません。巻き込まれるという言い方は、少し被害妄想なのですが、本当に関わりたくないのです。これはただの逃避ですか?それとも、この件は私が背負わなくてもよいことですか?よろしくお願いします。[個人情報保護の観点から、内容が理解できる範囲に要約しました。]アドバイス まゆみさん、前回のアドバイスを参考にしていただき、ありがとうございました。海外で仕事と子育てに追われつつも、肉親としての本音をぶつけあえるよき相談相手として、ときにはけんか相手にも盾にもなって、懸命にお母さんを支えていらしたのですね。あなたの心の中には、いつも固い絆でお母さんが住んでいらっしゃるように感じます。 2歳の娘さんを連れての久々のご帰国と聞けば、きっとご両親も血を分けた可愛いお孫さんにも会えるのを楽しみにされることでしょう。それはごく自然な人情です。おっしゃるとおり、お父さんの不貞はご両親間の大きなわだかまりですが、まゆみさん自身はお父さんをすでに受け入れ、留学までさせてくださったご両親の教育に深く感謝しています。それだけに今の幸せの証であるお孫さんを見てもらいたい、見せたい、それで喜んでもらえるような親孝行・恩返しをしたいという気持ちはごく自然なものです。一方で、せっかく精神的痛手から回復しつつあるお母さんを刺激したり、あなたとの関係を悪化させたりしたくはないと。あなたは今、「わざわざ母の精神状態を悪化させるようなことはしたくありませんが、父、祖父母にも娘を見せに行きたい」と、お母さんへの配慮とご自分の正直な気持との板挟み、葛藤状態に苦しんでいらっしゃる。自分の正直な気持ちまで犠牲にしてお母さんに配慮したと思うと、あなたには悔いやお母さんへのマイナス感情が残るかもしれません。基本的には、娘さんをお父さんに見せる(会わせる)かどうかは、お母さんの意思にかかわらず、親権者であるまゆみさんの意思が最優先です。その結果、もしお父さんに見せる・見せたい場合には、お母さんにどんな配慮と方法があるかよく考えることです。理想的には、お母さんに話して納得してもらうことですが、おそらく簡単でないからご相談なのでしょう。あくまでも、お母さんの精神的な回復状態が鍵でしょう。* もしお母さんが精神的にある程度安定されているなら、ご両親のどちらからも祝福されることがお孫さんの幸せにつながること、ご両親の希望やまゆみさんの自信にもつながることを率直に話しあってみることでしょう。もしそれでも反対されたら、あとはあなたの選択です。あなたとお母さんが折り合えるような結果を出すには、お父さんの協力も必要です。例えば、親であるまゆみさんの意思で決める内容であること、妥協点として少なくともお父さんの家には連れて行かないことなどを伝えて、お母さんに理解していただいてはどうでしょうか。離婚後2年半以上経過した今、お母さんもそろそろ過去から現在に向かって歩み出し、多少の揺り戻しにも、あなたをはじめ支えとなってくれる人がおいでですので。* もしお母さんが不安定なら、話すこと自体かえって逆効果でしょう。1,2年に1回しか帰国できないあなたが、是非お父さんに見せたいと望むなら、あとはあなたの判断次第。お母さんには秘密にしてお父さんに見せに行くこともやむを得ないのでは。いずれお母さんがこころのゆとりを取り戻したときに、打ち明けることになりましょう。今なら、娘さんはまだ2歳、お父さんに会ってもまだよく分からないし、お母さんに伝えることもないでしょう。もっと大きければ、娘さんにも秘密をもたせ心を傷つけることになりかねません。ただし、お母さんに対して秘密にしたことがあなたの心の負担となるかもしれません。最後に、まゆみさんはとても親思いの方だと私は思います。迷惑に思うのも当然ですが、ご自分のこととして真剣に相談なさっています。家事・育児・仕事に追われるまっただ中で、お母さんの身近にはいなくても、お父さんに代わって、あなたが相談や愚痴の聞き役を務めたのですから。あなたが背負うというよりも、聞き役はお母さんと同じ悩みを持つ自助グループなど第三者の力を借りることも大切です。お母さんがネットをご覧になったり、相談やカウンセリング先を見つけたり、趣味仲間をみつけるなど、お母さんが自立への道筋を見つける手助けができればよいのではないでしょうか。カウンセラー あかり
2007/07/02