曹操注解 孫子の兵法

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Apr 28, 2009
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テーマ: 三国志(508)
カテゴリ: 戦略
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【レッド・クリフ PartI】で気がつく問題点をさらに書きつづけよう。


☆【レッド・クリフ PartI】でずいぶん間延びしているなあという印象がする「孫権のトラ狩り」。

 あれは若い孫権の苦悩と決意をあらわすシーンになっているのはわかるが。

 どうして狩りのシーンを長々と入れたのか。

 これはジョン・ウー監督のマーケティンク的な計算、あるいは仕立て屋的な打算だというのが、私の推論である。

 昔の武将を描くのに狩猟シーンをいれたのは角川映画【天と地と】の功績であったが、これが欧米には非常に好感を持たれた。

 欧米では狩猟は貴族のゲームである。狩猟こそ騎士道の鍛錬の場とされている。

 最近の映画【クィーン】でエリザベス女王の苦悩を描くとき、エディンバラ公がウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟をしきりに鹿狩りに連れて行くシーンが出ている。

 だから狩猟のシーンを入れると、刀をふりまわす武将ではなく、高貴な貴族性を映像表現できるわけだ。
 つまり、【天と地と】の狩猟シーンをパクったわけ。


☆【天と地と】からのパクリ。

 角川映画では、武田信玄の若い愛妾、女武者の八重の方が女性騎馬武者部隊を率いるシーンがある。

 私も大好きなところだが、頭に兜もつけないで敵陣に切り込んで討ち死にする設定は、いただけなかった。

 ところが、【レッド・クリフ PartI】では、これがうまくパクられて、
 孫権の妹が女性の騎馬隊を率いて、夏侯淵の騎馬軍団を八卦陣に誘導するというシーンに使われている。

 これもジャンヌ・ダルクのように颯爽たる【天と地と】の女性騎馬隊が欧米人にどのように好意的に受け容れられたかを綿密にマーケティング調査して、うまく印象的にパクリを入れたと考えるべきであろう。

 ああ、パクパクパク。
 何たるパクパク。
 まったく卑劣だ。


☆さて【レッド・クリフ PartII】でも主題となっているサッカーのシーン。

 日本の蹴鞠をうまくアレンジしたなと思われるが。

 【少林サッカー】そのものが出てきてしまったという感じだ。

 あのような映画が出てくるというか、少林寺拳法がサッカーに生かせるというのなら、やってみたらどうか。

 まったく現実味のないシーンだということ。

 これもサッカー好きの多いヨーロッパ人たちに、東洋の古代にも蹴球の伝統があると主張したいわけだと思う。

 その戦術的な意図はよしとするが、歴史的事実としては、後漢時代の茶道と同様に、まったくの捏造であるといわねばならない。

 ウソ、ウソ、ウソ。そんなにウソを並べて何になるのだろうか。

 何度でもいおう。




インチキ嘘っぱち映画であり、中国史を破壊する駄作である。






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Last updated  May 1, 2009 04:49:36 AM
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