やさぐれ同盟

やさぐれ同盟

Jan 12, 2004
XML
カテゴリ: 映画評
今更ながら『HANA-BI』を観ました。震えました。すごいです。ヴェネチアで金獅子賞取ったっていうワイドショー的な賛辞にも納得してしまいました。偏見があったのです。いや、ほら、『うなぎ』とか『萌の朱雀』とか、しょうもないもんばっかだったでしょ? これだから批評家っていうのはダメなんだよって思ってたんですよ。でもこの映画は完璧ですね。完璧過ぎて、つっこみどころも思いつきません。
北野映画の集大成ともいうべき傑作であることは間違いありません。静寂と暴力のコントラストが、どんどん過剰になってラストの二言の台詞と、その後の銃声で、カタルシスが訪れる時なんて、泣いてましたよ僕は! ストーリーに感動したというよりも、「凄いもの観ちゃった」みたいな興奮で。空砲撃った瞬間、画面が「自決」って書かれた絵に赤い絵の具がびしゃってかかるシーンとか鳥肌がたっちゃった。
ともかく僕のオールタイム・ベスト映画の順位が入れ替わるほどの傑作でした。やっぱり映画は愛と暴力と映像美なのです。そして構成力。監督と脚本とカメラと役者。日本の役者はちと弱いって感じる人もいるでしょうが、北野映画は例の「省略の美学」に貫かれてるんで、その辺も問題なし。
なんか偉そうなこと書いてしまいましたが、それだけ大好きってことです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Nov 30, 2004 02:11:32 PM
コメント(0) | コメントを書く
[映画評] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

WHYSHEEP

WHYSHEEP

Category

Favorite Blog

自己破壊同盟 産業廃棄物さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: