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泣いてまうやろー!
なんか、そんな芸人いませんでした?
デブの眼鏡の。
正しくは「惚れてまうやろー!」ですが。
宮部作品は、「日暮し」で好きになった気がします。
そういえば、時代物しか読んだことがないかもしれません。
私は泣き虫なので、本を読んでうるっとくることなんてしょっちゅうなんですが、
これば久しぶりにボロボロ泣きました。
生理中ってのもあるかもしれません。
今の自分の志向とその障害に似通ってるところもあるからかもしれませんね。
結構悲しいくらいばったばったと人が死ぬのだけども、
世の中やっぱり権力とか悪が強いってことで。
99%くらいは、人の意思で動かされて生きてるのかもしれませんな。
物事の基準とか、決まりとか、善悪とか運命も含めて、
良心ではなく、強弱で決まるのでしょうな。
それが良いとか悪いとかではなく、現実。
ただ小説だから、その現実を理解できない少女がいて、
卑しい人間としてさげすまれつつ、最後は本人にとって一番のものを手に入れる。
沢山の犠牲も、強弱も、少女には及ばないし理解できないんだな。
やっぱり、最後は楽しんだもの勝ちってことですな。
それが例え、誰の手の上で謀られた世界であっても。
関係ないのです。