第1の扉@佐藤研

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報告者@佐藤研

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2006.03.25
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カテゴリ: 国語教育
 今日は職場で肉体労働←いつものことか?
 聞いていた予定とずれているので、こちらのペースも崩れてしまう。頼むよ、ホント。学生便覧の校正も無事終了。シラバスと並んで予定通り発行できそう。

 午後2時くらいに出られたので、その足で両国へ。江戸東京博物館で行われている「江戸の学び―教育爆発の時代―展」へ。常設の企画展示「昌平校」と記憶が混乱していて見そびれるところだったが、リンク登録しているデラシネさん情報で確認でき、ぎりぎりで間にあった。
 近世の識字率が高いという話は、随分と昔、日本史の先生から伺ったこと(その話を一緒に聞いていたのがいしざーさんだ)。そうした教育レヴェルは寺子屋の数からも確認できるのだけれども、今回の企画展示でも追認できる。エドハクだけあって、特に江戸周辺のいわゆる都市部での教育の充実ぶりが理解できる展示だった。

 和算のコーナーが小さかったのが残念。日本の珠算は、基本的な計算能力においては非常に効率のよいものだ。商人の息子として“読み書き算盤”を両親から叩き込まれた佐藤研であるが、今なお3桁くらいなら暗算できるのも、すべて算盤のおかげである。数字への興味が平面図形へと移り、世界に誇る和算が発展していることを思うと、従来の教育(勿論、ゆとり教育ではない)もまんざらではないな、と思う。

 一番嬉しかったのは、「江戸の水」の看板を実見したこと。戯作者としても知られる式亭三馬が作り出した化粧水として有名であり、『浮世風呂』で自分自身が広告をしたという“あれ”である(そんな話もいしざーさんと机を並べて聞いていた)。元々、江戸期の看板というのは興味があって、ここのブログも本来は八百屋の看板を使っていたほどだ(現在は路線変更で筆屋)。近世のセンスは学ぶところが大である。

 企画展と並んで常設企画展の「紅葉山文庫と昌平坂学問所」も見学。我々写本を扱う人間としては、国立公文書館内閣文庫として誰もが通る道の元の2ルートである。今回は内閣文庫ではなく、徳川記念財団を中心に色々なところに所蔵されている徳川の学問体系を立体的に描き出している。

 ちなみに、都営地下鉄1日乗車券を使うと、エドハクは2割引になる。チカテツアーとしては非常にありがたい。しかもこの時期、都営地下鉄1日500円!職場も行けて、エドハクにも寄れる、ありがたや~の都営地下鉄であった。





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Last updated  2006.03.26 23:07:23
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