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2004.11.26
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カテゴリ: ボブ・ディラン

IP屋上駐車場 2004年11月25日


トラックバック試験のための書き込みです。
すんません。

【追記】No.1

食事をしながら国会中継を見てしまった。
首相の答弁の非道さに飯がまずくなってしまった、失敗。
イラクで何人殺しても、まるで気にはならないらしい。

「Movable Type」の設定はやはりちゃんとドメイン・ネームを設定しないと不都合が多過ぎる。
LANからまともに見えなくなってしまうのだが、それで設置しなおしてみた。
午後に外からトラックバックを試してみよう。

どう見えるでしょうか。

 → 幻泉館本館 試験運用blog




遅々として進みませんが、何も焦ることはありません。
要するに何が書いてあるのか、などと問うなかれ。
ボブ・ディランという人物が生きている、その一瞬一瞬が活写されているのですよ。

ディランは回想から我に返ります。
といっても、まだレイとクローイの部屋でニューヨークの雪景色を眺めているところから、まったく進んでいません。
ディランはクリーム色のドレープ(カーテンのような覆い)まで歩くと、ネチャンブラインド(ひもで上げ下げや採光調節をする板すだれ)を巻き上げて、雪の大通りを見下ろします。

ここの家具は上等なもので、手作りのものもあった。
衣装箪笥は象眼細工が施されており、掛け金にも飾りがあった。
本棚も床から天井まである、装飾的なもの。
不規則な幾何学模様の付いた、長細い直方体のテーブル。

There were electric plates ingeniusly placed in closet shelves.

これが何のことだかわかりません。
まさかホットプレートじゃありませんわね。
う~ん?

レイとクローイの部屋がどんなだったのかを詳細に思い出してくれているのですが、これは私にはとてもわかりにくい部分です。
1960年ごろのニューヨークの生活実感というものが、まるでつかめないのです。

台所は森のようだった。
メグハッカ(pennyroyal)、クルマバソウ(woodruff)、リラの葉といったものの箱でいっぱいだった。
流行というよりも、やっぱりちょっと変わった人達だったのだろうと思います。

北部の血統だけれども南部生まれのコールという娘は、バスルームで物干しの綱を使うのが上手だった。
僕(ディラン)のシャツもよくそこにぶら下がっていた。
僕はいつも夜明け前にやってきてソファにすべりこんだ。
血を求めて蒸気で動く鉄の馬、夜行列車のガタゴトいう音(rumbling and grumbling)に合わせて寝入ることが多かった。

ディランは小さなころからよく列車を眺め、その音に親しんでいたので、列車を見たりその音が聞こえたりすると、安らぐのだそうです。
心の故郷。
あの不思議なジャケットを思い出します。

 → Slow Train Coming (1979)

私の場合も谷間の村を走る列車に郷愁を感じます。
小さなころ谷川で泳いだ村。

 → 絵の中のぼくの村

他の映画にも印象的な列車が出てきますね。
主人公が鉄橋にぶらさがる『路傍の石』は、何度も映画化されています。
『スタンド・バイ・ミー』も狙って作ってますなあ。
お、翻訳の誤りを指摘しているサイトがあります。

 → "The Body" (「スタンド・バイ・ミー」)の翻訳について


www.iraqbodycount.org
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Last updated  2004.11.26 14:49:56
コメント(14) | コメントを書く
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Re:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
chappi-chappi  さん
こんにちぽっぽ~♪

小さい頃は「汽車」でした。蒸気機関車が走っていたわん。「国鉄」を汽車と呼び、路面電車を電車を呼んで区別していました。izumatsu丼のおうちに行くときはしゅっしゅぽっぽに乗っていました~♪

あの日記なつかしいです。どこに書いてよいのかわからず、あっち行ったりこっちうろうろしていた頃ですね。

フォルクローレに出てくる列車は鉱山列車なんですよ。


(2004.11.26 12:07:28)

Re[1]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
chappi-chappiさん、こんにちしゅっしゅ~♪

>小さい頃は「汽車」でした。蒸気機関車が走っていたわん。「国鉄」を汽車と呼び、路面電車を電車を呼んで区別していました。izumatsu丼のおうちに行くときはしゅっしゅぽっぽに乗っていました~♪

そうなんですよね。
電化されてたけど、幹線は「汽車」って呼んでました。
のんびり市にも、昔は路面電車ありましたよ~。
それはチンチン電車。

>あの日記なつかしいです。どこに書いてよいのかわからず、あっち行ったりこっちうろうろしていた頃ですね。

おお、12月にはまだ楽天広場住民じゃなかったんですね。
今ではもうヌシみたいですぞ。

>フォルクローレに出てくる列車は鉱山列車なんですよ。

おお、そうなんですか。
izumatsu丼の昔の家近くに走っていた汽車も、鉱山列車ですよね。

(2004.11.26 12:20:07)

Re:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
執事  さん
☆ こんにちは。

日記を読むときに非常に画面が不安定になりました。
もしかしたらものすごい回数アクセスしたように
ログに残っているかもしれません
(そうなってないことを希望します)
いちおう、ご報告まで_m(..)m_ (2004.11.26 12:45:51)

Re[1]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
執事さん、こんにちは♪

残念ですが執事さんの足跡は一度しかついてませんね。
何も問題はないようです。

(2004.11.26 15:10:32)

Re:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
izumatsu  さん
★幻泉館主人さま

お~、なんか、きれいか~。

てな感じなページに変身しとりますな。よかっす。

昔の家の前を走っていた汽車ぽっぽ。
そう、ぼくは高校3年間をデコイチで通ったのでした。
クラスの面々にそう言ったら、最初はだ~れも信じてくれませんでした。
「お前は大正生まれか」って誰かに言われたこと、覚えております。
そりゃ、そうだわなぁ。
事実だったのかどうか、今となると自分でも自信がなかばい。

ごとんごとんの列車、デッキに座ると吹く風の匂いが変わりましたよ。
落っこちたヤツもいるけどね。
(2004.11.26 16:12:25)

Re[1]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
izumatsuさん、こんにちは♪

もう夕方なんですけど、締め切り大丈夫なんかしら~?

>昔の家の前を走っていた汽車ぽっぽ。
>そう、ぼくは高校3年間をデコイチで通ったのでした。
>クラスの面々にそう言ったら、最初はだ~れも信じてくれませんでした。
>「お前は大正生まれか」って誰かに言われたこと、覚えております。
>そりゃ、そうだわなぁ。
>事実だったのかどうか、今となると自分でも自信がなかばい。

私が行った時には、ディーゼルだったのかしら。
電化されてたのかな。
記憶にないんですよ。
そうそう、あの時はバッグを車内に忘れましたっけ。
すぐに戻ったけど、みっともなかったのぉ。

(2004.11.26 16:30:07)

Re[2]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
izumatsu  さん
★幻泉館 主人さま

またおじゃまっす。

>もう夕方なんですけど、締め切り大丈夫なんかしら~?

言わんといてくで~ぇぇぇぇ・・・しくしく。
ま、なんとかなりまんがな。

>私が行った時には、ディーゼルだったのかしら。
>電化されてたのかな。
>記憶にないんですよ。

う~ん、多分、ディーゼルじゃないかなぁ。
廃止になるまで電化には縁遠かったです。
汽車ぽっぽは浪人時代までだったような気がする。

>そうそう、あの時はバッグを車内に忘れましたっけ。
>すぐに戻ったけど、みっともなかったのぉ。

ええのよ、そうやって想い出に残るんですから。ぷふふ。
あの傾きかけた昔のわが家、ときに懐かしいっす。
まだ外観に面影だけはとどめております。

(2004.11.26 17:27:15)

Re:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
夏見還  さん
こんにちは♪

自前ブログ、かっこよか~。
ご主人はいったいいくつのブログを持っていることになるのかしら。

こないだトルコで乗ったアンカラ・エキスプレスは、「昔の日本の国鉄と同じ」お手洗いが線路に直結タイプ、だそうな。
昔ってそうだったんですか~。
またお食事がまずくなったら失礼!! (2004.11.26 17:38:08)

Re[3]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
幻泉館主人 さん
izumatsuさん、またおこんばんは♪

締め切り過ぎたけど、終わったんでしょうか。

>ええのよ、そうやって想い出に残るんですから。ぷふふ。
>あの傾きかけた昔のわが家、ときに懐かしいっす。
>まだ外観に面影だけはとどめております。

歴史を刻んだ大きなテーブルが印象的でした。
なんだかまだあのまま残っていそうな錯覚を抱きます。

(2004.11.26 20:41:28)

Re[1]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
幻泉館主人 さん
夏見還さん、こんばんは♪

今頃は沖縄料理で酒盛りでしょうか。

>自前ブログ、かっこよか~。

お仕着せのまんまですけど、なんだか気分がいいですね。
LANからちゃんと見れないのが残念。

>こないだトルコで乗ったアンカラ・エキスプレスは、「昔の日本の国鉄と同じ」お手洗いが線路に直結タイプ、だそうな。
>昔ってそうだったんですか~。

そうですね、垂れ流し。
中央本線は新宿に近づくとトイレが使用禁止になったような思い出が。

(2004.11.26 20:44:04)

Re:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
ゆうぐると  さん
こんにちきりのちはれはれ~♪

昨日と今日の夕陽の陽輪というのでしょうか、あの太陽の周りにできる様々な色の層がとってもファンタスティック!!

ところで、幻泉館主人の訳が一躍買っているのだと思いますが、ディランの描写は本当に詩的ですね。
「血を求めて蒸気で動く鉄の馬」なんて‥‥。
それに目に焼きついている昔の風景の断片が本当に目に浮かんでくるような、匂いのしてきそうな感じです。
う~ん、言葉の魔術師ですね。 (2004.11.26 21:56:09)

Re[1]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
幻泉館主人 さん
ゆうぐるとさん、こんばんはれ~あめ~♪

>昨日と今日の夕陽の陽輪というのでしょうか、あの太陽の周りにできる様々な色の層がとってもファンタスティック!!

PCで縮小表示すると段差ができてしまうのかもしれません。
現実とだいぶ違うようです。

>ところで、幻泉館主人の訳が一躍買っているのだと思いますが、ディランの描写は本当に詩的ですね。

え~っと、これも大誤訳の可能性があるのですなぁ。
おや? と、私がひっかかった箇所ではあるのです。
おもしろいことを言う人です、ディランさん。

(2004.11.26 22:11:34)

Re[2]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
ゆうぐると  さん
幻泉館主人さん
>え~っと、これも大誤訳の可能性があるのですなぁ。

-----
いいのです、なにごともフィーリングが第一です。 (2004.11.27 00:53:37)

Re[3]:CHRONICLES #18 (Bob Dylan)(11/26)  
幻泉館主人 さん
ゆうぐるとさん、ありがとうございます~♪

>幻泉館主人さん
>>え~っと、これも大誤訳の可能性があるのですなぁ。

>-----
>いいのです、なにごともフィーリングが第一です。
-----
(2004.11.27 01:00:14)

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