一竿風月

一竿風月

2018.05.04
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カテゴリ: 底物
​​2013.7.17
海の日に武者泊に行ってきました。
朝釣りで石鯛狙い、夕釣りでイサキ狙いの気合の通し釣りです。



底物で上礁したのは『タチバナ』という地磯です。
しばらく渡船が出ていなかったのでエサが入っていないせいか、朝一はあまりウニが突付かれませんでした。
干潮から満潮にかけての釣りですが、潮が突いてきたり反転流のようになったりして、仕掛けは右に引かれたり左に引かれたりと変化します。
ポイントの潮の動きが左右で変わる時だけエサが落ちるような感じです。
時々、石物らしきアタリで素バリになることがありましたが、一向に舞い込みそうにありませんでした。
そんなこんなで油断していたら、釣友の竿が一気に入りました。
なんとかピトンから竿を抜くも、完全に伸されて綱引き状態です。
そして竿を立てることができないまま道糸から飛ばされてしまいました。
「いまのはナナマルはあったね!」 「こんな時はどうしたらいいい?」 「糸を出してでも竿を立てるべき?」 「糸を出すのはリスキーじゃない?」などと、しばらくは二人してテンションがあがりました。
しかしその後の海の中は相変わらずです。
陽が高くなって暑さでダレ気味になった時、再び釣友の竿が突き刺さります。
今度はピトンごと引っこ抜いて先手を取ろうとしますが、あまりの強い引きに竿を立てることができません。
釣友はとっさに糸をフリーにして体勢を取り反撃に出ました。
これが功を奏してやり取り開始です。
やがて浮いてきた相手はデカイ~!!



見事なナナマルです。
クチバシにコケが生えてヒゲのようになって貫禄があります。
口元に前回の仕掛けが付いていないか確認してみましたがありませんでした。
ここには少なくてももう一匹のナナマルが居ます。
その後は納竿間際にいい感じでウニが落ちたりしましたが、結局ボクの竿は舞い込むことなく終わってしまいました。
夕釣り編に続く





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最終更新日  2019.03.05 08:49:08
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