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| poker face (1998/04/08) 最高20位 4.3万枚 YOU (1998/06/10) 最高20位 7.8万枚 Trust (1998/08/05) 最高9位 18.2万枚 For My Dear... (1998/10/07) 最高9位 7.4万枚 Depend on you (1998/12/09) 最高6位 13.1万枚 |
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| 1st「A Song for XX」収録されているのが、上記の5枚のシングル。 デビューからTOP20入りを果たしていたことがわかるが 浜崎あゆみは「poker face」でこの世界に突然、現れたわけではなく、 芸能界には子役時代から、もう何年もいる存在であったので、特別驚くことではない。 それなりにファンはいただろうし、 ビジュアル的にも一般受けするものだったのだから。 が、作詞能力に関しては驚くべき世界を魅せてくれることになる。 普通の若い女性アーティストは、 アイドルテイストの入った「夢」や「恋愛」などを唄うのが主流と言えるが 浜崎あゆみの持つ世界は、 どこか儚さを、悲壮感を漂わせる歌詞になっている。 「未来に期待なんてできない、居場所がない、でも自分は自分でいたい」 という心情をまだ細い声で歌っていた。 この悲壮感は当時の同世代の女性たちに多く共感され、 アイドル的アーティストが、初期は男性ファンを集客するのとは違い、 浜崎あゆみは初期から、女性ファンを掴んでいくことに成功していた。 それだけ「居場所がなく、未来に期待できない」という女性が多かった時代という証明とも言える。 |
| WHATEVER (1999/02/10) 最高5位 19.0万枚 LOVE~Destiny~/LOVE~since1999~(1999/4/14) 最高1位 65.1万枚 TO BE (1999/05/12) 最高4位 32.5万枚 Boys & Girls (1999/07/14) 最高1位 103.8万枚 A(monochrome,too late,Trauma,End roll)(1999/08/11) 最高1位 163.1万枚 appears(30万枚限定生産)(1999/11/10) 最高2位 29.1万枚 kanariya(30万枚限定生産)(1999/12/08) 最高1位 28.9万枚 Fly high(30万枚限定生産)(2000/02/09) 最高3位 30.0万枚 |
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| 音楽的には現在にも通じるユーロの進化型。エイベックス得意の音楽性になっている。 というか、この頃はDo As InfinityだったDAI(長尾大)の関わりが大きい。 (つんくとの共作もあるが、あれは商業的作戦もあったらしい) 1位も獲得し、「Boys&Girls」では遂にミリオンセラーを記録。 「A」のようにいろんなタイアップ曲を詰め込んだ両A面以上、ミニアルバム以下のシングルの先駆けは 浜崎あゆみと言えるだろう。 作詞としては、自分だけの世界みたいな殻を割った感じで、 弱さを認めた上での「強さ」を手に入れたような浜崎あゆみが展開されだしました。 「大きな何かを手に入れながら 失ったものもあったかな」 「取り戻したところで きっと微妙に違っているハズで...」 「人はうれしいものだって それでも思ってていいよね そして歩いて行く 君も歩いてくんだね」 そして、街ゆく恋人たちを見て思う心情など、客観的視点の世界を描く傾向も見られてきました。 「はばたきだした 彼女達なら光る明日を見つけるだろう」 「恋人達はとても幸せそうに手をつないで歩いているね まるですべてが(ry」 曲の方向性が定められたプロデュースを受けることで 『浜崎あゆみ』の世界観が構築された感があります。 未来に夢を持てず、弱く、過去にトラウマを持つような、動き出せないで、泣いている、 そんな弱い自分で作り上げた殻から出て、歩き出そうとしていく姿が 前作から彼女を見ていた女性たちから、「共感」から「支持」へと変わっていったように思えます。 この「共感」が「支持」に変わったことで 『浜崎あゆみ』は 1売れっ子アーティスト から、 1大ムーブメント : 時代のカリスマ になり世間を巻き込みだしたと思えます。 |
| vogue (2000/04/28) 最高3位 76.8万枚 Far away (2000/05/17) 最高2位 51.0万枚 SEASONS (2000/06/07) 最高1位 136.7万枚 SURREAL(初回限定生産)(2000/09/27) 最高1位 41.7万枚 AUDIENCE(30万枚限定生産)(2000/11/01) 最高2位 29.3万枚 M(2000/12/13) 最高1位 131.9万枚 |
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| 一気に 時代のカリスマ
に登りつめた・・・というより、押し上げられた感が強かった そんな感じがするのが20世紀最後の年の浜崎あゆみ。 「次は何をするの?」という期待を世間は期待し始めます。 未来に期待できなかった女性に、「次」を期待するという不思議な世相・・・ 3部作(「vogue」、「Far away」、「SEASONS」)は1位獲得&ミリオンこそ最後の「SEASONS」のみだが 安定した売上を記録。 が、この頃は浜崎あゆみの「絶望3部作」や「暗黒時代」と揶揄されることもあるくらい暗い時代。 誰かにつくられた自分になることを嫌った浜崎あゆみが、 世間につくられている感覚に気付いてしまったのだ。 皮肉にも、世間に認められ、時代のカリスマ的存在となり、 居場所ができた(「見つけた」、「与えられた」は正しい表現ではない気がする)のに 逆になりたくない自分になる矛盾に気付いてしまった。 音が聞こえない世界に堕ちていってしまった浜崎あゆみだったが ライブでの「A Song for XX」の大合唱で立ち直ったと言われる。 居場所ができてしまった自分を受け入れたと言える。 3部作後に発売された「SURREAL」では「背負う覚悟の分だけ可能性を手にしてる」と言い、 「AUDIENCE」は時代のカリスマであることを受け入れ 支持する仲間たちを引っ張っていくという決意が感じられる。 「M」ではCREA名義で作曲も行いだし、ますますアーティスト性に磨きをかけていく。 「訳なく始まりは訪れ 終わりは いつだって訳を持つ・・・」 もはや、ひとりではない。 時代のカリスマとして、 (ある意味)一人で歩くことができなくなった浜崎あゆみは この年、 「Duty」(訳:義務) というアルバムを発表する。 「確かにひとつの時代が終わるのを 僕はこの目で見たよ そして次は自分の番だって事も 知っている本当は」 浜崎あゆみの時代がやってきた。 そして、いつかは自分の時代が終わることを浜崎あゆみは既に知っていた。 そして時代は、20世紀に終わりを告げ、21世紀を迎える・・・・・・。 |
シングルレビューについて。 2006.05.18
少年カミカゼのレビュー。 2006.04.12
globe シングルレビュー(その2) 2006.02.28