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Don't wanna cry (1996/03/13) 最高1位 139.0万枚 You're my sunshine (1996/06/05) 最高1位 109.9万枚 SWEET 19 BLUES/joy (1996/08/21) 最高2位 45.3万枚 |
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>>前年の大ブレイクで、一躍、「アムラー」現象を巻き起こすほどの 大ヒットアーティストになった。 そんな安室の勢いは決して止まることはなく、 女子中高生たちを中心に、時代の先頭をひた走るアーティストになった。 「アクターズ」の名前も完全に全国区になり、 SPEED、MAX、DA PUMP、知念里奈・・・・と沖縄出身アーティストが 次々と本土に乗り込んできた・・・・。 そんな安室の勢いは1996年も止まることなく、 「Don't wanna cry」、「You're my sunshine」と立て続けにミリオンセラーを達成する。 「Chase the Chance」から3作連続ミリオンセラーとなったわけである。 女性ソロアーティストの3作連続ミリオンは、史上初・・・だったような? 90年代で 2作以上 のミリオンセラー達成の女性ソロは・・・(1作のみミリオンは含まない) 50音順(00年代の達成は含まない) 宇多田ヒカル :2作連続(M達成曲:「Automatic」、「Movin'~」、「First Love」) 大黒摩季 :連続ミリオンなし(M達成曲:「ら・ら・ら」、「あなただけ見つめてる」) 華原朋美 :2作連続(M達成曲:「I BELIEVE」、「I'm Proud」、「Hate tell a lie」) ZARD :連続ミリオンなし(M達成曲:「負けないで」、「揺れる思い」、「マイフレンド」) (↑そもそもソロじゃないか) 中島みゆき :連続ミリオンなし(M達成曲:「空と君のあいだに」、「旅人のうた」) 浜崎あゆみ :2作連続(M達成曲:「A」、「Boys&Girls」) まこれらの例を見ても女性ソロで3作連続はいかにすごいかわかりますよね・・・。 (ほかにも90年代で2作以上の女性ソロがいたり、上記のアーティストで他ミリオンがあったら教えてくださいm(_ _)m) 「Don't wanna cry」 は 黒人ミュージシャンが出てきたりして、サウンドも変化。 ユーロ系のみではなくなったのだ。 ジャネット・ジャクソンを彷彿とさせるR&B調の曲。 小室哲哉が 「これからはR&B」 だよ、と言っていたのを思い出す。 (その読みは適切だったが、小室がR&Bブームを作ったとは言い難い・・・) この頃から、TV出演は完全にMAXと別になってしまった。 (「Chase the Chance」リリース後も、しばらくTV出演時は共演していた) ゆったりしたモードから、突如速くなる 「You're my sunshine」 も安室のカラーにピッタリで この頃は小室&安室の息がピッタリだった。 (余談:Mステ出演時に歌詞を1番と2番を間違って「???」って顔しながら歌ったことがアリ。 ただそれでもダンスはきっちり続けるというあたりはスゴイ) そんな絶頂期にリリースされたのがアルバム 「SWEET 19 BLUES」 である。 当時を知ってる人はわかるだろうが 4種類のジャケット で発売してしまったのだ!! 当然、「超」がつくようなファンは4枚とも購入。 中身はすべて同じ音源なわけだが。 コギャル真っ盛りの時代の等身大の 19歳 を うまく切り取ったような「SWEET 19 BLUES」は名曲だと思う。 だけど本当は私も寂しがりやで |
a walk in the park (1996/11/27) 最高1位 106.7万枚 |
>>純粋な新曲が6月から空いていたので、 インターバルを埋めておくかのようにリリース。 当時の TLCを意識した お団子3つをつけた頭と パンダみたいな目の周りのメイクが印象的でした。 これは安室だから似合うのであって、そこらの女子高生がやっても似合うはずはなく この髪形&メイクはそれほどのブームは生み出さなかった・・・。 曲としては小室王道スタンダード。「安室じゃなきゃ!」って理由もなく あの頃の大量生産型のひとつである。 |
CAN YOU CELEBRATE? (1997/02/19) 最高1位 229.6万枚 |
>>安室 最大のヒット
となったのがこの曲。 ドラマ主題歌効果もあって、発売からわずか2週でミリオンセラーを記録し、 年間1位まで獲得してしまった。 ドラマ「バージンロード」のOPには、安室が登場したりするなど話題性もあった。 この年の終わりの結婚時にランキングも再上昇するなど、ロングヒットを記録し ダブルミリオンも達成。 女性ソロのダブルミリオンは快挙だった。 また、この曲で、 紅白のトリ をつとめるという偉業も成し遂げた。 20歳そこそこの女性が紅白のトリをつとめたなんてことは 今後もそうそうないことであろう (浜崎でさえなかったのだから)。 曲的には小室が当時狙っていたR&BやTLCのようなブラック路線ではなく 90年代POPの壮大版といった感じ。 PVの演出効果も大きい。 「遠かった~」というキャッチーなサビもウケがよくカラオケでは女子中高生が しょっちゅうシメの方で歌う曲になった。 この曲は安室にしか歌えない小室サウンドである。 KEICOにもtrfにもhitomiにも鈴木あみにも・・・・ 誰が歌っても、何かが違う曲となってしまうだろう。 |
How to be a Girl (1997/05/21) 最高1位 77.2万枚 Dreaming I was dreaming (1997/11/27) 最高1位 55.9万枚 |
>>小室センセの実験作的なのが 「How to be a Girl」 。 洋楽テイストの漂うダンスチューンだが、日本ウケするかといえば ちょっと難しく、ミリオンはならず。 歌いやすいキャッチーさがないと売れにくいのが90年代後期の音楽市場なわけである。 PVで電車の中を歩きながら、服を脱いでいく安室が なんかカッコよかったのは記憶あり。 コレがミリオンクラスだったら、小室の方向性も少し変わったのかも。 「Dreaming I was dreaming」 は妊娠発覚頃のリリース。 どっちかっていうと 「Can you cerebrate?」のランキング再上昇の煽りを喰らった 感じ。 曲自体は安室にピッタリで、 髪を切った安室がとても大人びた感じ で、よかった。 TLCやR&Bではなく、安室らしい仕上がり。 埋もれ気味なのが、ちょっともったいない。 ・・・・・ここで安室はSAMと結婚し、産休に入ることになる。 ここまで女子中高生の「憧れ」として、カリスマとして君臨してきた安室だったが ひとまず休止となったわけだ。 「Can you~」の年間1位などで、安室の地位はこの時点で磐石に思われていた。 しかし、アルバムセールスが前作より、低下し(前作が売れすぎただけ、って考えもあるが) trf が壊滅的までに売上を落としていき 華原朋美 、 hitomi らの売上も落ち始め、 小室ファミリーがなんとなく低迷しはじめていた。 (そのカンフル剤になったのは 鈴木あみ だったりする) 安室が産休に入らずとも、売上低下は免れなかったのかもしれない。 結果だけを言うと かつての松田聖子しかり、 結婚・産休明けの女性アーティストは売れなくなる というジンクスを さしもの安室も破れなかった・・・。 安室の場合は、 新たなるカリスマが現れたからである・・・・。 偶然なのか、 浜崎あゆみ がCDデビューするのは 安室不在の翌年、1998年のことである・・・・・。 |
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