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この日の夜は、さるすばらしい釜山在住のかたの食べ歩きブログで、絶賛されていたお店にホルモン(コプチャン)を食べに行くことにしました。ガイドブックに載っていない、穴場の小さいお店です。場所はチャガルチ駅のすぐそば。「トンウン ヤンゴプチャン」(写真の奥のほうの赤い地色の看板の店)というのがそのお店の名前で、美人の女性社長がきりもりしています。 なんでも釜山の超有名コプチャン店と同じ仕入先から入れてるぴちぴちのいい肉だけど、このお店のほうが3割くらい安いのだとか。すげ~ローカル情報ですが、こういう情報ってありがたいですね。 ヤンニョムグイ(たれ焼き)とソグムグイ(塩焼き)があり、いけいけどんどん、わくわくどきどきの私たちは「どっちも食べたいね」~と言うと「じゃあ、塩とたれ、ひとつずつね」と美人社長がおっさる。 しかし私は値段を見て考えました。 双方ともに25000ウォン(1800円くらい)。昨日のあの貝だって3万ウォンだったわけだから、ホルモンに5万ウォン払ったら、食べきれないんじゃない?そこですでに箸をにぎって肉を待ち構えてる妹に「とりあえずどっちか頼んで様子を見てみよう」と提案しました。 まさに正解。2人でひとつで充分の量。もちろんご飯なんか食べられるものではありません。思うに韓国の人達は、こういうところに1人では来ないので、「一人前」というポーションがないんではないでしょうか? とくに釜山では、強くそれを感じました。 さて、新鮮な内臓たちはぷりぷりのこりこりなのに固くなくて、ジューシー。焼いてはエゴマで包み、焼いてはサンチュで包み、「おいしいよね、おいしいよね」と、どんどん食べちゃいます。 「とりあえず」と頼んだタレは制覇しましたが、塩が食べられなかったのは、痛恨の極み。私たちは「今度は絶対塩を食べよう」と固く心に誓ったのでした!
2012年06月06日
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食べてばかりいないで観光もしましょう、ということで向かうのは梵魚寺(ポモサ)。やっぱり新羅時代からの由緒あるお寺だそうで、またも文禄の役で焼失したとか。行くところ、行くところ、日本が焼いてたり壊したりしているので、すいません、すいませんの連続です。 ちゅっと面白かったエピソードがひとつ。パスターミナルで、梵魚寺行きのバスはこれでいいですか、と聞いたときのこと。 私は外国人が「アジョシ」「アジョシ」と呼びかけることに若干抵抗があったのです。もし私が金髪の青年に、いや東洋人でも、外国の人から「おばさん、ちょっとすいません」と聞かれたら、きっとすごく奇異な感じがすると思うから。 もちろん韓国と日本は、ともに親族呼称大国とはいえ少し趣が違います。韓国のほうがずっと多用するし、アジョシはちょっと年上の恋人を呼ぶ場合にも使われるみたいです。 そんなこんなで、タクシーの運転手さんには「キサ・アジョシ」(運転士のおじさん)的な呼びかけをしていました。このときはバスの運転士さんに、何の気なしに「ウンジョンキサニム」(運転士さん:ニムがついて丁寧)と呼びかけたのです。そうしたら、何と返ってきたと思いますか? 「いいえこのバスではなく、あっちのバスですよ。マニム」 マニムというのは、韓国ドラマで御存知のように、ヤンバンの奥方様なんかへのちょっと古風で格式ある呼称です。これが、私の生涯で「マニム」と呼ばれた最初の経験となりました(笑)。 さて梵魚寺です。このわびさび満点のシックなお寺は、新緑と水の臭いにつつまれていました。屋台やお店にうずもれてもいなければ、お祭りみたいな人出もありません。 あまりにも観光地化されていないので、説明のガイドさんはもちろん、手に持って歩ける配置図やらの地図もなく、観光客同士で「あっちに行ったら何がありますか?」と情報交換し、助け合って観光しました。 こんなに森閑としたすてきなお寺なのに、行く先々を飾っているのはこの七色の提灯。入口ゲートなんか、提灯のテンコモリ。ないほうがずっといいような気がするんですが……提灯なしで風景の写真を撮るのはかなり苦労しました。 韓国の水や森は日本と似てるな、と改めて確認した梵魚寺でした。
2012年06月05日
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釜山を楽しむことにして、もっさり遅く起きた私たち。まず妹が現金をキャッシングしたいというので、銀行へ。これが「インターナショナル対応」のキャッシュディスペンサーに行ってもなかなかできないのです。あそこの銀行に行ってみたまえ、こっちの銀行なら大丈夫、という指示でしばらく銀行をさまよいます。 やっとできるマシンを見つけて現金が手に入った、と思ったら、今度はTmoneyがチャージできない。ちゃんと改札は通過してきたし、カード自体に問題はなさそうなのに、どこの駅のチャージマシンに行ってもできないんです。 そもそも釜山にはハナロカードというTmoneyとは別のカードがあるんですが、でもTmoneyもちゃんと使えるとWEBに書いてあったのに。 だんだん意地になってきて、ツーリストインフォメーションに聞きに行くと、「新韓銀行」のキャッシュマシンならチャージできる(てか、そこでしかできない)、と教えてくれました。どうも、わざわざ銀行に行かないとだめみたいです。日本でも関東のSUICA、関西のICOCA等が連携したのは、やっと最近。韓国はデジタルネットワーク大国なので、移行的措置ということなのかもしれません。 そんなわけでソウルから釜山に行く場合には 、Tmoneyをチャージしてから行ったほうが今のところ安心。ただ「新韓銀行」は釜山の街中に結構たくさんありました。
2012年06月01日
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釜山の宿は西面(ソミョン)という釜山の繁華街にあるエンジェルホテルです。 ここも2人で4000円ぐらいという安宿なので、おおよその安宿への心づもりをしていったのですが、清潔できれいで、ちゃんとしたホテルだったので、びっくりしました。フロントのかたも日本語が堪能で感じがよく、親切でした。 各部屋にPCが設置してあったので、早速オンライン……、のはずでしたが、あまりにのろくて死にそうになり、私は、メールチェックを断念しました。 ホテル到着が夜の10時だったけど、ソミョン駅からホテルまでの経路にチムジルバンを発見していた妹は「チムジルバンに行きたい!」と言いだしました。 妹は大の温泉、チムジルバン、スーパー銭湯好き。日本でも気がつくと、温泉やスーパー銭湯に行っています。ソウルでは毎日夜中まで食べたり食べたり買ったりしていたので、一度もチムジルバンに入ってません。そこで近所のチムジルバンに行ってみることにしました。 この名前も忘れてしまったチムジルバンは、いかにも地域のお風呂やさんという感じ。古い建物のなかに、目立つ設備もなく、入っている人もまばらでした。サウナに入って水風呂に入ってお風呂に入ってを繰り返し、とりあえず2時間くらいまったり……。妹はもっといたかったようですが、12時も過ぎたので、お風呂を出て遅い夕ご飯を食べることにします。 釜山には、新世界百貨店 センタムシティのなかに新世界スパランドという大チムジルバン施設があり、妹はそこに行きたがっていましたが、今回はさすがに無理でした。今度行こうね。 何しろもう真夜中過ぎなので、調べてきたシクタンでなく、とにかくホテル近くで食べるものを探します。ぶらっと入った海鮮のお店でチヂミとチョゲグイ=貝焼き 30000ウォン(2200円くらい)なりを注文。「頼んでみて、足りなかったらまた頼めばいいよね」と話してた私たちの前にあらわれた貝たちはこれ。 とにかくすごい量なんです。こんな大きなハマグリを一度にたくさん食べたらバチが当たるんじゃなかろうか。 「チョゲグイ、ソウルで食べなくてよかったね~(探した店が見つからなかった)」、とあんまりうれしくて半分泣きながら、店のおねえさんの作業を見つめます。 貝をちょんちょんとハサミで切っては、小さな鍋に出し汁と一緒にどんどん放り込んで焼き煮してくれます。これをできたはしから食べていく。ああ幸せ。書いてるうちに、また食べたくなっちゃう。 でも大量の貝を食べ続けてると、途中から、どの貝も切って同じ味で食べるんじゃなくて、貝殻の上で一個ずつ焼きながら、これはお塩で、これはショウユをひとたらし、これはポン酢で、という具合に貝別に食べたいかも……と思いました。 いやもう、貝だけで満腹になったのは生まれてはじめて。妹も、もうだめだ、と言います。結局チヂミにはほとんど手をつけることができず、他のテーブルにいた韓国の若者たちのグループに、「よかったらどうぞ」とさしあげました。 笑っちゃうくらいたくさんの貝を食べ、いい気分で店を出たのはすでに3時過ぎ。翌朝(もう当日だけど)7時に出て慶州を目指すのは、結構無理かも……と弱気になります。韓国に行ってからよく考えようと思っていたので、実は慶州の調べが充分ではありません。慶州のなかの移動はバスかタクシー。どこをどの順番で回るかちゃんと計画しないと、乗り継ぎがうまくいかない可能性もあって、ちょっと不安。今からそんなことをしてたら、朝になっちゃう。 それで妹に、慶州は今度にして、せっかくだから今回は釜山を楽しもう、と提案しました。妹は「うんいいよ~。でも慶州で食べる予定だった大ケジャンスンドゥプが食べられないね」と、心残りはやっぱり食べ物のようでした。
2012年06月01日
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さあソウル駅からKTXに乗りますよ! 釜山行きのKTXは一時間に5~6本は走ってるみたいですが、日本の新幹線と同様、たくさんの駅にとまるもの(いわゆるこだま)と、あまりとまらない(いわゆるのぞみ)があり、のぞみでソウル―釜山間が2時間40分くらい。のぞみの直近の列車はとれず、その次の列車の座席を予約しました。 実は前回セマウル号だかムグンファ号だかのチケットを買う際、機械好きのNさんと私は自動販売機で予約しようとして、クレジットカードを受け付けてもらえず、そこまでして販売機を使いたいというのもどうかと思うくらい大騒ぎをして買ったのでした。 今回は「新しい機械を使うことに全然興味がない」妹と一緒で、またトラブルが起こると面倒なので、窓口で購入しました。 実はKTXの写真をすっかり撮り忘れたんですが、一言で言って狭くて窮屈!決して快適ではありません。これなら、セマウル号だかムグンファ号のほうがいいかも。 セマウル号では面白い食堂車が付いていて、そこには明らかにタダで乗ってる人たちがいて、付属のカラオケルームで歌っている人、フロアに新聞紙を敷いて家族でお弁当を食べてる人、客車では立ちあがって怒鳴り合うアジョシたちもいて、とても賑やかで楽しくてドキドキだったのです。 KTXは座席間が狭いせいもあってか、ブロイラー状態。もちろん座席で電話している人はいたけど、セマウル号の楽しさはなく、静かに釜山に到着しました。 釜山駅の駅前広場では、こんなすごいイルミネーションがお出迎えしてくれました。
2012年05月30日
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鍾路3街のホテルから北村へは、やっぱり「乗り換えてるより早いよ」と、また歩くことに。たらたら歩いても15分ほどで到着です。 北村の韓屋マウルまでの道には、小じゃれた靴やバッグののお店がいっぱい。そのなかで、ショウウインドウに飾ってあった作家もののアクセサリーや小物のあまりのすてきさについ入ってしまったのがこのお店、「阿園工房」です。 銀の食器やインテリア小物、アクセサリーなど、センスのいい小物がたくさん。日本でも鎌倉で展示会が行われたようです。 シックでシンプルなデザインで、一目ぼれして買ってしまったチョーカーのようなネックレス。 韓屋マウルをなかなか探せず、どんどん坂を登って行ったら、なんと「成均館大学」のそばまで行ってしまいました。成均館大学って、北村のそばにあったんですね。知らなかったな~。 何度を道を聞き、親切なアジョシが 韓屋街まで連れていってくれました。韓屋が並ぶこんな坂道をぐるぐる歩きます。 しかし今度はこの迷路から抜けだせず、北村に配置されている日本語ガイドさんに聞き、迷いつつ歩き、こんなめまいのしそうな階段をいくつか降りて、やっとメインストリートに戻ってきました。 戻ってきたかった理由は、お昼ごはんを食べる予定だった青受亭(チョンスジョン)がこの道路沿いにあるためです。 ムール貝の炊き込みご飯がついた韓定食のお店で、北村観光も、ここのご飯が食べたかったから。念願かなって、テーブルいっぱいに韓定食が並びます。 ずら~っと並んだパンチャンたち、楽しくおはしをつけていたら、またしてもおなかがいっぱいになりました。
2012年05月27日
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今日は韓屋マウルのある北村(プクチョン)を回ってから、KTXで釜山に行く予定です。 お買い物した荷物はホテルに預かってもらいl、前から行ってみたかったホテルのすぐそばの餅カフェ「ジルシル」で伝統の餅菓子を食べることにしました。 注文したのは、いろいろな種類のお餅、カボチャ・ラテ(手前)と熟柿シェイク(奥)。個人的にはこのカボチャ・ラテは絶品。とってもおいしかったのでした。それとお餅専門店で出会ったトッポッキ。辛くも、赤くもありません。うま煮風です。こういうトッポッキもあるのね~。ただ私はジャンクな赤いトッポッキのほうが好きかな。 こんなふうにテラスで食べました。
2012年05月27日
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さっぱり進まない旅行記ですが、どんどん行きましょう! 明洞劇場でナンタを見ました。中国人と日本人で劇場はほぼ満員でした。 韓国のノンバーバル・パフォーマンスを見たのは、「ジャンプ」が最初だったけど、そもそも「言葉に関係なく楽しめるエンタメ」がこんなに盛んなのをみると、韓国がいかに観光客誘致を行なっているか、いかにインターナショナルであるかがわかります。 ナンタを見たあと、明洞の屋台をぶらぶら。妹は屋台が大好きなので、ここでたくさんの「激安」アクセサリーやらを買い込んでいました。もう何も買わない決心をしたにもかかわらず、私もふたつばかり買いました。ひとつ350円くらいなんだもん。 そしてまた東大門へ。昨日買ったシルバーのリングを、親指用にサイズを調整してもらっていたのを受け取りにいきます。うす~いピンクのティアドロップの形のチャーム(と呼ぶのかな?)がぶらさがっているのがポイント。 以前友人のNさんと韓国に来たときに、朝食付きのホテルでパンを食べたのですが、そのとき、実は韓国のパンはとってもおいしいのではないか、と思いました。小腹がすいたので、おやつ代わりにサンドイッチを、妹と半分こして食べました。かなりおいしかったです。 東大門は、とにかく中国からの観光客でいっぱいです。Doota!前には次々に観光バスが横付けされ、大量の中国人観光客が出てきては東大門に吸い込まれていきます。 もはやソウルの観光客の主役は日本人ではないんだな、とわかる光景でした。 結局化粧品やら何やらを買ってまた夜の10時近くになってしまい、どうしても食べたくなって食べたのはこれ。ソウルで今はやりなのか、どこにいっても、こんなてんこ盛りなワッフルが目を引きます。 アイスクリームも生クリームも、日本より韓国のほうが「軽い」気がするんですが、どうなんでしょう? とっても残念ながら、これですっかりおなかがいっぱいになってしまい、役に立つ妹がいても、今日の夕食は二人とも、もうこれ以上何も入らず。
2012年05月27日
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長く話し込んでしまったので、そろそろ明洞に行かなければ。「ハラボジ、私たち、もう行かなくちゃ」と席を立ちかけると、ハラボジは「ああ、忙しいんだな。もう行くのかい」と言って名前や電話番号、住所も教えてくれました。私たちの電話も教えてほしいと言われ、「ハラボジ、メールアドレスお持ちですか?」と聞いたけど、さすがに持っていないと言います。 「これは日本の電話番号だから、電話をかけるのはちょっと難しいかも」というと、寂しそうに、「チョンマル パンガブタ、パンガプタ」(会えてよかった)と繰り返すハラボジ。何かあったら必ず電話しなさい、また会えるといいね、と言われて、心は後ろ髪をひかれつつ、足は明洞、ナンタ劇場へ向かいます。 K-POP(あまり知らないけど)の歌詞で、「クジョ スチョガヌン イニョン」(ただ、かすかに触れあっただけの縁=えにし)というようなフレーズをときどき見かけます。スチョガダは、すれ違うときや追い越すときに、ほんの少しだけ、どこかが触れ合った、そういうイメージかな、と思うのですが……。 旅先での人との出会いはまさにそんな縁ではないでしょうか。出会いは一瞬だけど印象的。そしてそのときはお互いに、また連絡をとりたい、と思うのですが、連絡することはまずありません。相手について詳しいことも知らないし、日常に返ると毎日忙しく、非日常での出会いがまるで現実感なく感じられるから でも義理がたい妹は結構ちゃんと連絡をします。それで友達が多いのかも。 いつかまた韓国に行ったときに、私がキムシ ハラボジに連絡することはあるかしら?そのときまで、お元気でいてくださったらいいな。 「乗り換えてるより歩いたほうが早い」ということでまた歩いて明洞まで移動します。明洞エリアに入るととたんに人がうじゃうじゃわいてきました。さあ、またお気楽な韓国旅行記にもどりますよ。
2012年05月25日
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韓国でとくに年配の方とお話しするとき、その人の言葉や、心のどこかに、ある含みがあることを感じないわけにいきません。イルジョシデ(日帝時代)。日本が朝鮮を支配していた傷跡です。 私は韓国に遊びに行くたびに、もし韓国の人と「売り買いやサービス」の関係以上の話をすることになったら、あの時代に触れられるかもしれないという「恐れ」を持っています。そのときには弁解できないな、という「覚悟」かもしれません。日本人の大多数はそうなのではないかしら。。 日本は世界でもまれに見る美しい歴史を持っている。あの、昭和初期から敗戦までの狂った一時期をのぞいて……と言ったのは司馬遼太郎です。同時代人だった司馬は、もっとずっと巨大な「覚悟」を抱えて生きていたはずです。 さて、鍾路3街のオープンカフェで、私たちの向かいに座ったキムシ ハラボジは、日本に行ったときのこと、いかに日本人が親切で、優しい、誠実な国民であるかをとくとくと話し始めました。聞いているうちに、これはサーカズム?(皮肉または当てこすり)と半身半疑になりました。 だってハラボジはたしか80歳ぐらいだと言いました。占領下の不快な記憶を強烈に持っているかもしれません。もしかして日本語だって堪能なのに、日本語をしゃべらないだけかもしれません。 「おねえちゃん、私たちもそうだってハラボジに言って。私たちが韓国に来るたびに、いろんな人たちにすごく親切にしてもらってるって」と妹が言いました。妹は人なつこくて、韓国の人と友達になるだけでなく、韓流ブームのはるか前から韓国が好きで、一時期よく来ていました。機会を見つけては独立記念館まで出かけたり、独立記念日の集会に行ったりした、ちゃんと「歴史に向き合う子」なのです。 妹の言葉を伝えると、ハラボジはうなずきながら、「日本は」と続けました。「日本はすごい国だ。あんな小さな島国なのに、朝鮮半島を通り、中国を抜け、インドネシアまでも支配した。戦争後でも、あの敗戦から経済で世界二位まで上り詰めた。ソニーもトヨタも世界が知っている。それを認めないわけにはいかないよ」。 ここで隣のテーブルに、私たちに背を向けて座っていた中年のアジョシが「日本人が親切なんて、何が……」とつぶやきました。でもハラボジはオルンブン(=目上のかた)だから、真っ向から反論するわけにはいかないようです。 ハラボジは、そのアジョシを、まあまあ、というように眼で制して、また昔の日本帝国の領土について言及しました。ここで私はいたたまれなくなります。人の国を支配し、差別し、あまつさえ「言語を押し付け、名前まで変えさせた」。現代人としての私は、他人の国の文化やアイデンティティを抹殺しようとしたことを、どうにも許すことができません。 「あの時代のことを」とハラボジに言いました。「あの時代の日本人がしたことを、私は、私たちは(と妹を見ながら)本当に悪いと思っています。申し訳ないと思い、後悔しています。しなければよかった、二度としないようにしなければ。そう思っています」。 これ以上ハラボジが、諧謔であれサーカズムであれ、あるいはそんな含みはないかもしれないけど、日本を褒めるのを黙って聞いているのはつらかったのです。妹がとなりでうんうん、とうなずいていました。 ハラボジは少し困ったような、少し微笑んだような顔をしました。ハラボジはソウル大卒のエリートだし、きっと日本のことがそんなに嫌いではないのです。だから本当に、なかなか大した国だ、と思っているのかもしれません。でもあの時代を(少し)生きた人として、「話題にせずにいられない」のではないでしょうか。 心の奥にしまった「傷」がそうさせるのかもしれません。
2012年05月25日
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ユニクロでの(妹的には不首尾であった)用事を終え、その裏手にある、前にも入ったことのあるカフェでトイレ休憩。ここでは外に張り出したオープンスペースでもコーヒーが飲めます。 コーヒーを買って、外のテーブルで明洞の地図などをめくっていたら1人のハラボジが、空いている椅子に座ろうか、どうしようかと迷っている様子。お年寄りなので、どうぞおかけください、と私が言うと、「でも僕は飲み物も買ってないのに……」とか言いながら、ちょっとうれしそうに私たちのテーブルに腰かけました。 日本から? いつ来たの?というような話をしているうちに、僕はここの卒業生で、と校章のついた手帳を取り出し、今日は同級生と会うんだ、てなことを言い出しました。校章を見ても私たちが無反応なので、「この校章、知らないの?」とおっしゃる。知らないです!(自慢だけど、自分が卒業した大学の校章も知りません)。 日本人はしょうがない、というようにがっかりした顔で、「ソウル大学ですよ」と教えてくれます。ここでは大人の礼儀上、恐れ入ったような顔をすべきだな、と思い、「ああ~、イエー」とあいずちをうちます。 ハラボジに、紙を持ってる? と聞かれて出した紙の裏に、ものすごい達筆で「諧謔」とお書きになる。漢字です。そんな字は、パソコンに書いてもらうことはあっても、自分では書けません。次々に難しい漢字や漢文を書くので、私はこんな漢字は書けません、すごいなあ、と言うと、とてもうれしそうににこにこし、しばらく他愛ない会話を続けました。 さてこのあたりで、私は「ハラボジ」と呼ぶべきか、「オルシン」とお呼びすべきかちょっと迷いました。一応オバサンとはいえ我々は女性だし、親しい感じでもいいかもしれないと思い「ハラボジ」と呼びかけていると、何と紙に「独島ミウォ」(竹島憎し)と漢字ハングル混じりで書くではないですか。うわ~、こっちにくるか。どうしようかな、これは。オルシンにすべきだったかも。 するとハラボジは「こんなに美しくかわいい日本の女性たちと出会い、こうして楽しく話しているというのに、私たちの間に竹島問題があとするなら、僕は竹島が憎い、そうじゃないかい?」と言うのです。さすが詩の国の人……。最初に「諧謔」と書いた含みはここにあったのかもしれません。 私も竹島が沈んじゃえばいいのに、と思うことがあります。どの国と争うにしても領土問題には「正解」はありません。どっちも自分が正しい、歴史的に見て自分の領土だと主張し、学校で子どもたちにそう刷りこむわけです。両国民とも刷り込みの結果として生きています。 私だってよその国に「そんなことするなんてひどい」とむっと感じることがあります。結局あまり健康的でない愛国心をかきたてられ、政治に利用されたり、どこかの国を嫌いになったりします。 現代の争いは実はすべて強国による資源の奪い合いだと言っていたのはマータイさんだったでしょうか? 極めて女性的論理で言わせていただくと、こういう解のない争いは「なかったことにする」のはどうでしょう。当該利益関係者にしてみれば、そうもいかない、ということはありましょう。でも利益を争って相手をたたき、白黒はっきりさせようとするのは、所詮消耗戦。双方「経緯については知らないふり」をして、できるだけ上手に資源を分け合ってお互いいい塩梅で妥協する、そんなオトナな解決はできないものかしら。 それで今後、息子が戦争に行かなくて済むなら、100倍も1000倍もましだと思うのです。 ねえハラボジ。私はこの件、勝ち負けを決めなくていいと思ってるんだけど、ハラボジはどう思いますか?そう聞いてみればよかったなと思っています。 キムシ ハラボジ(キムさんのおじいさん)とのお話はもう少し続きます。だってトクトだけじゃなくて、もっとシビアな話も出てきちゃったんです。
2012年05月24日
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さて、韓国で一年前に買ったスキニージーンズが不良品であるとして、他商品への交換、または返品を要求する妹に付き添って、いざユニクロへ。ちなみに(ドラマで見たけど)韓国語でクレームってコンプレインというのよね? 英語まんまです。 ユニクロに入り、とりあえずカウンターの男性に要件を伝えましょう。 「一年前に韓国に来たときに、この子が、うちの妹が、このチョンパジ(ブルージーンズ)をこの店で買いました。買ったときにはサイズは合っていたんですが、数回履くうちにあまりに大きくなってきました」説明的なのは許して。だって外人だもん。……妹は隣で厳しい顔をしていました。 「歩いているとぬいでしまう」……「じゃなくて、ぬがしてしまう」……店員君が、だいたいわかるという同情に満ちた顔で私を見る。そもそも「ぬげる(ポッキョジダ)」という単語を私は知らなかったことに気がつきました(調べて来ようよ)。 しょうがないので、「落っこちてしまうんです、ここまで」と言って太ももをさすと、店員君もうなづく。 「何回か履いただけでこんなに大きくなるのは不良品です。なんとかなりませんか?」自分も同じものを買い、同じようにぶかぶかになったことを縷々述べました。店員君は、かしこまって店長に相談に行きます。もどってきて曰く。 お客様のご事情はよくわかるんですが、何と言っても一年前にお買い上げの商品ですし。規則では不良品の返品や交換は購入後2カ月でしたら可能なんですよ。 ……と言ってるよ、と妹に伝えると「だってあたしは日本に帰っちゃったんだから、しょうがないよね」。 こういうのは押し問答になってしまいます。「我々はあなたやこのお店にコンプレインしているのではない。このお店のミスでないことは理解しています。この商品の生地や規格が問題なんです。韓国の本社に連絡をとってみてください」。妹は隣でうんうんとうなずいています。 以下はここで聞いた話で、裏をとらず、そのまま書くのですが、ユニクロ韓国は、日本本社で企画して製造(たぶん中国で)したものを、ロッテ系列の商社を通して輸入し、販売しているだけなので、商品の品質等には何も権限を持っていないそうです。 ……と言ってるけど、と妹に言うと、妹は「う~ん。でもさあ。納得できない。ほかのお客さんだって、きっと文句いってきたんじゃないの?」 ほかの客からもクレームがあったかどうかは、この店員君は知らないようです。結局、日本に帰って日本のユニクロ本社にコンプレインしてくれないか、ということになりました。「じゃあ、このお店からも、韓国ユニクロの本社に、今日こういう苦情があったことを、必ず伝えてくださいね」と念を押して、私たちはユニクロをあとにしたのでした。 妹よ、そのあとユニクロにはメールか電話、してみたかい? 外国で買いものをした際に、問題が起こったときが困りもの。すぐに商品を持って行ってクレームを言うことはできないし、よほど高いものなら連絡したり、郵送料をかけて送り返したりするかもしれないけど、言葉の壁や労力を考えたらだいたい諦めてしまうかも。
2012年05月23日
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韓国旅行3日目の金曜は以下のようでした。 ・朝ご飯 おかゆ ・ユニクロ鍾路3街店(理由は後述) ・ナンタ ・東大門アゲイン 今日の朝ご飯はおかゆです。第一の目的地であるユニクロ鍾路3街店をめざす途中に、こぎれいで小さなお粥屋さんを発見。すかさずはいりました。 ポンチュクというおかゆチェーン店の鍾路3街支店です。リンク先は仁寺洞店ですのであしからず。私はごまがゆを注文。8000ウォンなり。ごまのおかゆは、米粒の正体もないほど殺されていて、とろとろ。味はとってもうすいです。この左下の赤いキムチ佃煮のような付け合わせがと~ってもおいしく、これを食べながらいただくと、ちょうどいい感じ。「この赤いもの」、おかわりしたかったけど、いい出せず。これ何なんだろう。とにかくとっても「おいしいもの」でした(笑)。妹はきのこがゆを。8500ウォンなり。こちらはよい感じの塩加減。米粒がわかる状態です。2人でお互いぶんを味見しつつ食べたけど、おかゆと甘くみるべからず。食べ終えたら、ちょっとびっくりするくらいお腹がいっぱいになりました。 これは提案なのだけど(誰に?)、ぜひ好みの3種おかゆとりあわせのメニューを作ってください。 一種類だけでなく、いろんな種類を食べたいからです!少し単価が高くなってもかまいません(韓国おかゆ屋さん組合へ請願したい)。 ポンチュクのきれいな写真はこちらに。……人様の写真ですが。 さて次はユニクロです。何が悲しくてわざわざ韓国でユニクロに行くかというと、妹が「絶対にクレームを言わなければ気がすまない、できれば返金、だめでも交換」と主張しているから。 去年来た時に故あって入ったユニクロで、私たちはうっかりスキニータイプのジーンズを買いました。ところがこれが日本に帰って数日はいたらぶかぶかになってしまうモノで、私はその後痩せたこともあって、履いて歩いてたら、お尻から脱げてきちゃった!(それぐらいのぶかぶか度) 私は韓国で買ったものだし、自分も痩せたし、すっかり諦めていたんですが、なんと妹は諦めず、現物とレシートを持ってきたのでした。関西に長く暮らしたせいか、消費者意識が高くなったようです。 ユニクロ鍾路3街店はソウル中心部には珍しく、日本語も英語もできる人がいませんでした。対象が日本人観光客ではないからなんでしょうね。「おねいちゃん、通訳してよ」と言うんだけど、妹よ、そんな交渉事ができるほど、わたしゃ韓国語はできませんよ。しかも何より戦うべきなのかどうなのか。だって……一年前の商品ですよ~。 しかし妹はクレーム言う気満々なので、私もがんばってみます。続く……
2012年05月23日
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トッポッキタウンから東大門までは徒歩で15~20分。ちょうど腹ごなしに妹と東大門まで歩くこととしました。歩くと、いろいろ楽しいことがあります。たとえばこれ↓詩のようなものの日本語訳なんだと思うのですが、これが飲み屋さんのガラス一杯に表示されています。「べったりと壁にすいついて、恐ろしい巨大な風琴を弾くのはだれですか?」 妹はこの訳がとても気にいったので激写し、以降の韓国滞在の間、「トイレに行くから、べったりと壁にすいついて」待っていてちょうだい、等の用語が流行りました。 その後いつものように韓国旅行での最大目的のひとつ、東大門「Doota!」およびその周辺で大フィーバーし、私は以下のものを購入。 ・ピアス数種 ・スカート仕事用2 ・ブラウス1 ・ジーンズ1 ・ジャケット1 ・長袖トップス1 ・袖なしトップス1 ・マフラー3 ・1点モノのリング 1 ・息子のTシャツ ・夫のTシャツ もうもう、これ以上絶対何も買わない!と一大決心をしたのち、妹がカムジャタンを食べたいというので、東大門のカムジャタン通りへ。私はなぜか「カムジャタンは辛くない」と思いこんでいて、それゆえイマイチ「すごく食べたい」ものではなかったのですが、妹がトッポッキタウンに付き合ってくれたので、いきましょう! 入ったのは、一応有名店であるということで、カンウォンチプというお店。 お目見えしたカムジャタンは、ちゃんと真っ赤で辛かったです。ゴマがたっぷりとかかって、見るだにとってもおいしそう。 骨付き肉のつかった汁の味はまったりとしているし、トッッポッキ鍋よりは、野菜もずっとたくさん入っています。 おいしかったけど、カムジャタンはカムジャタン。個人的には、次も絶対食べるぞ!というお料理ではないかな。 ちなみに、私は毎日、全身ほぼ東大門ファッションで通勤中。 みんなに「その服どこで買ったんですか~?おしゃれ~」と聞かれますが「全部韓国!」と答えると「え~っ」とびっくりされます。
2012年05月22日
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実は4/26が二日目でしたね。発ったのは4/25(水)夜でした。この日の予定は新堂洞トッポッキタウン→東大門→東大門(カムジャタン)です。 トッポッキタウンはHappyベアー師匠が、トッポッキ好きの私に教えてくれたもの。東大門のそばだったため、朝イチ(とはいえ昼近かったですが)で、トッポッキタウンに繰り出しました。青丘駅(チョングヨク)から5~6分で、似たようなトッポッキの店がぽつぽつと連なる通りにでます。ひとつの店内面積は大きそうだけど、店の数はそれほどでもないかも。 私たちが入ったのは「アイラブ新堂洞(アイラブ・シンダンドン)」という、タウンの中でも巨大な店です。 このトッポキタウンは、ソウルの女子高生が必ず一度は来る場所だそうです。なぜなら、この街のトッポッキは、「トッポッキ鍋」だから。 こんな具合にラーメンやらオデンやらゆで卵やらトクやらの入った鍋がどんときて、これを煮詰めてトッポッキにしていくわけです。みんなでわいわい作って、つっつくのが楽しい「鍋物」なんですね~。だんだんに煮詰まってきましたよ。見事に炭水化物ばっかり。 私たちの周りはびっしりと男子中学生の集団がいました。どうやらクラスで来ているみたい。大騒ぎと食欲で熱い集団の中に、細くてわりとイケメンの若い先生がいて間を駆けまわって注意をしたり、鍋の様子をみたり、説明を加えたりしています。 子どもたちが先生をすぐに「セ~ム」と呼ぶし、呼ばれりゃそのテーブルに走っていくので、先生は最初から食べるのをまったく放棄して完全立ちっぱなし。かわいそうに、どこの国でも先生は大変。それと、ドラマ以外で、ソンセンニムの略称「セム」で先生を呼ぶのを初めて聞きました。やっぱりそう呼ぶんだ、とそっと納得。 中学生たちが最後にご飯を注文し、ポックンパプを作りだしました。ノリの香りも香ばしく、それはそれはおいしそうにみえます。すでに炭水化物でお腹いっぱいの私たちですが、それがどうしても食べたくなります。 こういうとき、うちのかわいい妹は本当に役にたつのです。一日5食だって食べられるので、妹がたくさん食べてくれれば、私は「種類」を追求できるわけ。「ご飯とる?」と聞くと、中学生が焼き飯をこそげるのをじ~っと、じ~っと見ていた妹は「食べる!」 このようにお兄さんに制作を手助けしもらい…… はい、トッポッキ・ポックンパプです。これをこそげて食べます。写真ではあまりおいしそうでないけれども、おいしかったんですよ。 一人の中学生男子が、鍋に頭をつっこむようにして、おこげの最後のひとかきまで、丹念にこそげていたのが印象的でした。
2012年05月21日
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今度で4度目の韓国、今回は妹と、なんと6泊7日の長期滞在。一日目は仁川着→金浦で妹と合流→鍾路3街(チョンノサムガ)の定宿(?)→鍾路3街で遅い夕ご飯 でした。 成田発の行きの飛行機ではカウンターで、「お客様、満席のためビジネスクラスをご案内させていただきたいのですが、ご了解いただけますか?」とおっしゃるので、「もちろんですとも!」。 ただソウル行きぐらいだと、ビジネスとはいえ、それほど「ゴージャス!」というわけでもなかったのでした。飛行機も古いしね。 それでも生まれて初めて、しかも「なんちゃってビジネスクラス」の私はビジネスに座ってもあちこちごそごそ、きょろきょろ。隣合った年配の女性に「実は私、オーバーブッキングでビジネスに回されたんですよ」と声をかけたら、「あら、私もですよ」と意気投合(?)。よっぽど多めに予約いれてたんでしょうか? ちなみに飛行機はJALでした。 金浦の駅で妹と合流、そのまま地下鉄で鍾路3街(チョンノサムガ)へ。鍾路3街は明洞へも、北村へも徒歩圏。金浦へも、大好きな東大門へも地下鉄で一本。というわけで、われわれ姉妹には絶好の立地のため、鍾路3街の激安ホテル「セファホステル」はお気にいり。二人一室で一泊一人1500円前後なんです(笑)。 今回セファはいろいろパワーアップしてました。その1 いつも一生懸命な青年オーナーが、かわいい色のホテルマンの制服を新調していた(妹と二人で部屋で笑い転げてしまったけど、ラブリーでした)その2 洗濯機、乾燥機を設置。無料で自由に使えるその3 コーヒーメーカーを設置。でも朝食時間以外スイッチは入っていないので、自主的にスイッチを入れて温まるまで待たなければならない。その4 Wifiの設置その5 昔のものすご~くかったるかったWinXPをやめて、新しいPC設置(玄関に) すでに時間は夜中の12時近く。夕飯は着いてからソウルで、と妹と約束していたので、すぐに鍾路3街の繁華街へ。めざしたチョゲグイ(貝焼き)の店をあちこちグルグル探し回ってやっと見つけ出すも、すでにしまっていたので、なんとなく「えいっ」と、サムギョプサルの店へ。 これが(あとで妹が調べたところによると)数年で店舗数を急拡大しているという藁焼きサムギョプサル(ビョチプトンサムギョプサル)の「トネヌ 鍾路店」というお店だったんですが、スモークっぽいサムギョプサルでなかなかおいしい。偶然入ったけど、香ばしくておいしいじゃ~ん。これならもう一回食べてもいいよね、と妹と合意。お肉も厚めで、わかめスープもなかなかよし。 夜中でお客さんも少なく、サーブしてくれた学生バイトのボクたちも暇そう。「これからず~っと6泊もこんなのを食べて過ごせるんだ」と思うとうれしくて幸せで、学生バイト君たちとついおしゃべり。珍しく、ほとんど日本語はできないもよう。 しかし我々、この商品名である「ピョッ・チプ・トン」の激音の「トン」の発音が、どうにも学生バイト君たちのお気にめさず、何度も何度も「トン」を訂正・練習させられました。 あまりにも「違う違う」とダメだしされたので、きっとあるときは「お金」のトンに、そしてできればそうでなければと願うけれど場合によっては「う●こ」の「トン」に聞こえたんじゃないかしらん。 結局ご飯を食べて宿にもどったのは3時ごろ。ばたっとそのまま寝ましたとも。
2012年05月20日
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3匹いる猫たちの、そしてとくに長毛種系の毛をもつ子の冬毛が抜けて、毎年この季節は大変なことになる。まず、黒や茶の服を着るときは(そして私の服は黒や茶色がほとんどなんだな)、念入りに服にブラシをかけ、コロコロをかけ、ガムテープでとる。それでも「私は猫飼いでございます」と宣伝して歩いているほど猫毛だらけ。 何より、心やさしいおっとりした白黒猫が、長毛の毛をしょっちゅうなめてやっているので、吐きだす猫毛の量がすごい。二匹分なので、できるだけ減らしてやりたい。 そんなこんなでキャットフードを買うついでに、目についた冬毛とりグッズ「ファーミネーター(というらしい)」を買ってみた。だめもと、ぐらいの気持ちだったんだけど。♪FURminator S 小型犬 猫用 むだ毛処理 アンダーコート 1450円これがすごい! 今まで使っていたブラシも結構いいものだったんだけど、専用ツールってこんなにすごかったんだなあとびっくり。まるで綿あめを作るように冬毛がとれる。あっという間にこのようなすてきなヘアボールができます。このようにぎゅっと固めて丸めると、猫たちが喜んで遊びます。自分の毛で自分のおもちゃを作る、なんて生産的。白い毛などをお好みに応じてとりまぜると、模様もつけることができますね。
2012年05月20日
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「世界でいちばんおいしいパン」というキャッチフレーズのRotiBoyのパン。韓国で大ブレイクしたせいか、韓国好きの口コミが多いみたいですね。新宿東口で、このパンの韓国版「DELI ROTI」のパンをゲットしました。以前行って探せなかったんだけど、そもそもネットの情報と違っていたのは、パン屋さんの店名。サンピエロというパン屋さんのはずが、「GOOD TIMES」というカフェになっており、そこで売っています。場所は、東口を出てすぐ左、有料トイレの隣なので、たぶん前にサンピエロがあったところのはず。そもそもこのパンの売りは焼き立て。「焼いて一時間経過したものは捨てる」というセールスでブレイクしたものなので、朝買って、すっかり冷え切ったものをお昼に食べる、という食し方はきっと正しくない。でも、おいしかったです。きっとアツアツだったらもっとおいしい。カリカリ(のはずだが、もはやそうではなかった)の外側にコーヒーの香り。中には甘すぎないバタークリーム。(本来とろけているべき)生地は重すぎず、でも食べ応えのあるややジューシーな味。これはぜひ焼き立てを食べてみなくては。ググってたら、なんと楽天店があって、通販で買えるそうです。冷凍で買って、オーブンやレンジを使えばカリカリになるかしら、とちょっと期待しちゃう。韓国で美味しいと評判のパン【韓国で大人気のバン】デリロティ バン(Deliroti BUN) お試し1個 200円> 外はコーヒークリームがカリカリ!中身はバターがトローリのふわふわ!【gourmet0412】
2012年05月18日
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韓国のソウルや釜山の定宿はよいお宿ですが、2か月以上前に予約することが多いため、リンクを貼れません。しがたがってこれを貼っておきます。
2012年05月16日
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ミシルがあんまりステキだったので、コ・ヒョンジョンの「H.I.T」を録画。「犯罪モノ」はあまり興味がなかったので、しばらく塩漬けになっていたのを夏休みに一気見しました。 これが意外に面白かったのでご報告。そういえばGyaOでH.I.Tの配信が始まりましたね。 猟奇連続殺人事件を追う、敏腕女性刑事をコ・ヒョンジョン、軟派な新米検事をハ・ジョンウ(って誰だかわからなかったけど、でも見ればきっとああ、この人↓、とわかります)。 特別捜査チーム長に抜擢された、しゃれっ気のない、男の子のような女性刑事と、へなへなした、いい家のボンボンの検事、それに問題刑事ばかり集められた捜査班メンバーたちの、それぞれのドラマと、反目から次第に結束していくチームワークを見るのも楽しいです。最後には、メンバーそれぞれに愛着がわくほど。 このドラマもまた、「男が女を守る」「男が女をリードする」という図式がとても薄いドラマです。だからコ・ヒョンジョンとハ・ジョンウのラブストーリーも、すがすがしくてかわいく、ちょっとロマンチックでいい感じ。一方、徹底してヒロインを守ろうとする、彼女を恋する元刑事は、少し古くさく感じられちゃう気がします。 「犯罪アクションドラマ」(脚本は「チャングム」や「ソ・ドンヨ」を書いたキム・ヨンヒョン)としてもまあまあの出来だと思うけど、次第に実にカッコイイ女性刑事になっていくコ・ヒョンジョンと、肉体派でないハ・ジウォンの組み合わせが、なんとも微笑ましくて、楽しめたドラマでした。【オープン記念・数量限定】美品♪ 韓国ドラマ H.I.T.[ヒット] 女性特別捜査官 10枚組
2011年09月25日
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善徳女王を見終わって、しばらく気抜けしてしまいました。韓国時代劇の実力を見せつけるような、本当に面白いドラマでした。 歴史ドラマというのは、最後のほうは歴史の予定調和を説明する結果報告になってしまうことが多いけど、このドラマは最終話までしっかり見せ場があり、見ごたえがありました。 前半はミシルを見るために、後半はピダムを見るために作られたと言っていいドラマです。主役だけがストーリーを引っ張るのでなくて、むしろ悪役と脇役が魅力的で、ストーリーを回転させるエンジンになっていた点、がつんと面白さの厚みと歯ごたえを増していると思いました。 もちろん一番面白かったのは、ミシルの設定。正夫のほかに、愛人3名。愛人のうち2人は王さまというすさまじさ。腹違いでなく、種違いの子供がいる。韓国ドラマで常に重要な「初恋」でさえ、ミシルは野望のために捨ててしまうのに、初恋相手は死んでなおミシルの役に立ち続ける。最初は人間関係が理解できなくて、ネットで調べて納得したほどです。作家さんは、この物語を書くときに、この設定をさぞや楽しんだろうなと思います。 夫と愛人含めたミシル一家は、ミシルを頂点に団結しており、すべての戦略、決断、行動はミシルの命によって動きます。権威ある一家の長は名実ともに母親であるわけです。「韓国ドラマの母親」といえば、あらゆる利害をただ子供のためから考えるという姿が常に常に描かれるけど、ミシルがわが子にも冷徹な超悪役だったのも、とても新鮮でした。 ミシルが最後まで魅力的なのは、義と筋を通す、実にカッコイイ悪者だったからでしょう。「女性」「母親」の描き方を見て、何やら韓国ドラマが一皮むけてきたような気がしました。 そしてこのドラマでは常に女性が決断し、男を導き、守ろうとするんですね。イ・ヨウォンの善徳女王が、「私が言った通りに、私を信じて、私が行くまでちゃんとそこで待っていろ」とピダムに伝えるくだりも、印象的。 後半は、何はなくても「ピダム~!」ですね。「信じて待っていろ」と言われたのに、愛を信じ切れなかったピダム。ずる賢くて、さびしがり屋の可哀そうなピダム。イ・ソジンの、ヤクザの若頭が印象的だった『恋人』で、とっても忠実でかわいい子分を演じたキム・ナムギルくん、すてきになりました! 敵意に満ちた目、悪意を含んだ目、それに哀しい目がそれぞれよかったです。 このドラマで初めてコ・ヒョンジョンがきれいだと思いました。韓国ドラマの悪役と言えば、大声で怒鳴り、最後は破たんするけれど、ミシルはいささかも乱れず、うっすらと笑いさえ浮かべて、囁くように威嚇する演技に魅了されました。
2011年09月25日
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味覚障害になってしまいました。 そもそも数日、コーヒーが飲みたくないほどに、まずい。 苦いばかりで旨みがないので、変だなあ、とは思いつつ、原因は私にあるのでなく、コーヒーの側にあるんだろう、と思っていました。 数日後、大阪出張の際に妹と落ちあい、韓国シクタンに行って韓国料理を食べました。キムチはおいしかったけど、トッポッキの味が妙に薄い。マッコリも何やら深みが全然ない。この時点ではアイスクリームはまだ甘かった。 翌日、新幹線の中で買ったビーフジャーキーの味にびっくり。干し肉なのに全然しょっぱくないんです。いくらなんでもこれは変だろう、もしや味覚障害ではなかろうか、とやっと思い至りました。 以来、紙のようなバタートースト、冷たいだけで甘くないアイスクリーム、ソース味のしないとんかつ、しょうゆ味のない冷ややっこなどを食しています。大好きなさんまは、旬だけあって、塩味が全然なくても、ゆずの味が感じられなくても、それなりにおいしかった。よって、大根おろしにはしょうゆを一切かけず「さんまと大根おろし」という純粋な組み合わせにて食べました。 食べるために生きていたと言っていい私だけど、食べる喜びはまったくない。ダイエットにいいかも。このままだったら、もう生きてても楽しくないから、死んでもいいかも、とぼんやり思うほど、「おいしいものを食べる」って大事なことだったんです。 ネット検索してあちこちさぐったあげく行った病院は↓●冨田耳鼻咽喉科http://www.tomitajibi.sakura.ne.jp/index.html 冨田先生はおじいさん先生。「日本で初めて大学病院に味覚外来を開設し、亜鉛などの微量元素に関する研究の先駆者として知られる」そうです。味覚障害の第一の原因は亜鉛不足です。 病院は普通の耳鼻科なので、ぱっとみた感じでは「味覚障害専門医」とはわかりません。近隣の普通の患者さんもたくさん来ていました。 味覚障害の患者さんは初診時、いろいろな検査で時間がかかります。だから冨田耳鼻咽喉科では一日一人しか初診の患者をみません。予約がとれたのは二週間後でした。それでも大学病院等の味覚外来に行く面倒さよりはずっとましだったろうと思います。 検査の結果、やはり亜鉛不足と診断され、処方されたのは「アエンダM」。 栄養機能食品(亜鉛)★一日の必要量が1粒で補える機能的亜鉛サプリメント「アエンダM」 亜鉛は他の物質の干渉によって人体に吸収されにくくなる物質なのだそうで、また酵母亜鉛はだめで、グルコシン酸亜鉛であるべき。そんなこんなで、冨田先生が製薬会社と共同で開発した薬だそうな。 味覚障害では、目安量に書かれているように一日一粒でなく、毎食ごとに、計3粒、30mgの亜鉛をとります。亜鉛の吸収を支援するビタミン「ユベラC」も一緒に飲みます。 エーザイ ユベラCソフト 96包【第3類医薬品】 これから一カ月、こうして飲み続け、また診察を受けます。また栄養士さんとの面談によって、食生活の改善もはからなければならないとか……。そんなに変な食生活をしていた覚えはあまりないけど、最近凝っていた、カロリー制限(によるサーチュイン遺伝子の発動)のせいかしら……? 10月半ばには韓国に行く予定なので、なんとかそれまでに回復できないものか、と熱望しているところです。韓国に行って、韓国料理のおいしさを味わえなかったら、もう泣くに泣けないかも~。
2011年09月21日
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政府が(つまりは官僚が)びっくりなことを言い出した。東電は温存したまま、東電ではまかないきれない賠償保障を、増税により保障するって、ありえないでしょう?賠償保障に依存はない。被災者は国の責任で十分に救済されなければならない。しかし給料20%カット程度で東電を免責し、あとは国民全員にツケをまわすつもりだとしたら、心得違いもはなはだしい。 そもそも今回の危機は、神戸大学名誉教授石橋克明先生はじめ、多くの専門家によって何度も警告されてきた。今読み返せば、十年以上前に書かれたものとは思えないほど、まさに事故の手順までが、きれいにシミュレーションされている。岩波が『科学』(1997年10月号)掲載の論文を無料公開している。 福島第一の事象とあまりにそのままで驚くほどだ。石橋先生は、2001年~2006年、原子力安全委員会委員を務めている。先生は、結局「分科会の審議の在り方と指針改訂の最終案に到底納得することができず、委員として国民に対する責を果たせないと考えたので、会合途中で専門委員と分科会委員を辞する意を表明し、途中退席した。」と先生のサイトに書いている。 つまり、国(当時の政府自民党、ならびに経産省)にも、電力会社にも、その警告は届いていたはずである。福島第一の原発事故は人災である。 しかも今回の問題は日本一国の問題ではない。私が読める範囲の言語で、一般市民のブログを読んでみると、本当にたくさんの人たちが今回の原発事故を憂慮し、正確な情報を欲し、日本の対応を見守っている。 原発事故に対する「誠実で未来に希望を持てる対応」の見本を、日本は世界に示す責任がある。世界に無数にばらまかれた原発が、これからひとつの間違いも起こさず、ずっと無事に運転できるとは、到底思えないからだ。1 東電はきちんと解体し、その資産で賠償責任を果たす。2 今のような地域独占でなく、市場競争にさらされる複数の電力会社を作る。3 自然エネルギーの導入を、国の(つまり私たちの税金の)最大の支援のもと、最速で促進する。4 消費者は電力に利用にあたって、電力会社(または発電方法)を選ぶことができる。5 送電システムだけは、日本全体で融通しあえるよう、国が一元管理する。6 「FUKUSHIMA DAIICHI」を数百年に渡って安全に管理するための組織を作り、英語でもその運営状況を逐次報告し公開する。 各所から提案された正しい道のりは、ちゃんと見えている。見えてないとしたら、管さん、あなたとあなたの後ろにいる官僚集団と、ネット語でいうところの「マスゴミ」ですよ。
2011年04月22日
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母は仙台に住んでいる。地震発生数日後、唯一なぜかメールが届いた妹の友人が、少ないガソリンで家まで行ってくれ、母の無事が確認できた。母への連絡は依然としてつかなかったけれど、ほっとした。 すぐに妹が山形経由で仙台に入り、「死ぬまでここにいる」と言い張る母を、なんとか京都まで連れ帰った。母は「明日には帰る」と繰り返しながら、妹カップルに優しくもてなされ、無事暖かく過ごしている。ありがたいことだ。友人たちや親せきとも順次連絡がつき、みんなの無事が確認できた。もちろん、暮らしはかなり大変そうだけれど。 仙台の自宅周辺は、被害の少ない地域らしい。それでも、すれ違う人の顔がみんな、泣いているか、泣きそうだったと妹に聞いた。胸が痛む。仙台は都市のサイズとして暮らしやすい、穏やかで、きれいな街だ。私にとって仙台は「平和で安心な」ところだった。 被災地の人たちは、地震と津波の被害だけで十分すぎるほど手いっぱいなのに、今度は原発の恐怖が追い打ちをかける。私の大切な仙台は、優しい人たちの住む東北地方はどうなるんだろう。一刻も早く、みんなの笑顔をとりもどしたいのに。家や家族を奪われただけで足りず、放射線による汚染で土や水までも奪われて、どうやって立ち直ったらいいのだろう。 日本中のたくさんの人と同じように、私も原子力について知識が増えた。少しばかり利口になるために払った代償として、福島原発事故の価格は高すぎる。 そして知れば知るほどに確信する。万が一何かが起こったときに、人がコントロールできず暴走する技術は手放すべきだ。 エネルギー問題は「暮らし方」を選択する問題だ。原発なしで「我慢する」ことが増えたとしても、私は「我慢」を選ぶ。子どもや年寄りが安心して暮らせない「便利さ」など唾棄に値する。企業活動の利益を考えても、電力を原発に依存するリスクは高すぎはしないのだろうか? 以前からよく言われていることだけれど、建設・維持・管理の莫大なコストを考えても、原発が本当に安いのか大きな疑問だ。停止したあとさえも未来に渡る長い長い厳重管理の期間や、問題が起こったときの莫大な負荷を試算して、それでも安いと言い張る根拠はどこにあるんだろう。「生活者の利益」と関係ない、もっと別のところにあると思うのは、私だけではないだろう。 こんな試算をみつけた。なるほどと思った。 原発は本当に安いのか 原発の発電コスト
2011年03月29日
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『シティホール』視聴終了です。いや~絶品!2009年 SBS 全20話出演:キム・ソナ、チャ・スンウォン評価:★★★★(でました満点!) シン・ミレ36歳。職場では上手にコーヒーを入れるしか能がない、高卒の10級地方公務員。彼女の勤める市役所に超エリート官僚チョ・グクが副市長としてやってくる。彼は日本で言う司法試験と国家公務員上級を両方受かったという設定だ。一方ミレは賞金目当てに、市が主催する「ミス・イワシ娘」コンテストに出場することから、ドラマが始まる。 四捨五入すると40の、とくにきれいでも賢くもない、へんてこりんなスチャラカ女に、恋する男なんていますか? と思わせるヒロインのミレは、キム・ソナの当たり役『私の名前はキム・サムスン』のサムスンを彷彿とさせる。 ↓サムスンに比べてすっきりほっそりしたキム・ソナ イワシ娘をめぐるドタバタコメディが続くスタートの数話は、実はそれほど好みでもなかった。シン・ミレは図々しくてオーバーでがちゃがちゃうるさい。一方、ヒーローのチャ・スンウォンは、その昔『ボディガード』というドラマで角刈り体育会系の主人公を熱演した人だ。体力勝負の肉体派から、嫌みですかした皮肉屋のエリート官僚への大変身は、さすがいい役者さん。最初は誰だかがわからなかった。それに背が高いのはいいとして、顔も濃くて好みではないし、グクは野心家過ぎて好感が持てない。 そんなわけで私はうっかり、録画を見終わるとHDDレコーダーから消してしまっていた(気にいったドラマや母が好きそうなドラマは、帰省時にDVDに焼いて、実家に持って行って韓ドラ視聴大会を行う。韓ドラ好きの母79歳には「予約」も「録画」も難し過ぎてできない)。 ところがミレがイワシ娘に選ばれた後、俄然話が違ってくる。そもそもグクは、政界の黒幕の父親の命令で「自分が操れる市長」を擁立しにやって来たのだ。ミレを市長に立候補させ、当選させるために画策していくうちに、グクは少しずつ、ミレの本当の魅力に気づき始める。もちろん本人、最初は気の迷いだと思うのさ(私も同感さ)。このあたり、さすがのキム・ソナがうまい。そしてチャ・スンウォンが切ない。 視聴者ヨロブンへのサービスもいろいろ隠されている。たとえばキム・ソナが「私だって昔は、『親指姫みたいに、君をポケットに入れていつも持っていたい』って、ヒョンビン似の彼氏に言われたのよっ」と啖呵を切るシーンがある。 ご存知、『キム・サムスン』でヒョンビンがサムスンに言う名セリフです。これってキム・ソナのアドリブなのかも? こういうセリフって、ファンにはちょっとおいしい。 グクはクールで切れ者で、大統領になる野望とその能力を持つ。政界の黒幕の私生児で、政界の権謀も熟知している。大財閥の娘と婚約してもいる。 そんなクールダンディの彼が、地方都市の自治に立ち向かうミレを見つめ続け、ミレから目が離せなくなり、暗に陽にミレを守っていく。そして背が高い。ときどき、素敵に怪しいセリフも吐くし、ミレの周りにいる男に嫉妬もし、ミレを誘惑もする。なにしろ、何をしてもいちいちカッコよくてちょっとキザで、背が高い。このあたりで、これはやばいかも。このドラマ、めちゃめちゃ好みかも。もう一回録画しなおすべきかも……と判断ミスを悔やむ私。クールダンディですよ、チャ・スンウォン↓ 市場や食堂の売れ行きを気にし、稲の収穫を心配し、地域のハルモニ・ハラボジを大事にするミレは、普通の生活のための政治とはどうあるべきかを、教わらなくても知っている。少なくても、今ある政治とは全然違うものだ。 ミレが思い描く政治に、ググはミレが傷つくのではないかとハラハラし、そっとサポートしながら、心を寄せていく。こうして、憎まれ口ばかり言い、でも誠実で可愛い(この時点ではかなり可愛くなるところがすごい)ミレを、グクは愛さずにいられなくなる。 これでやっと中盤。以降ロマンチックなエピソードに殺し文句満載で、すごい勢いで盛り上がります。ググのメロメロぶりと2人のデレデレぶりは「してやったり」というか、「もっとやって」というか(^o^;)、怒涛の展開。2人の恋は大人なのに純粋で、可愛くて、すてきなのだ。 というわけで、寝ても覚めてもドラマのことを思い出すことになり、超よくできたサントラをヘビロテし、ネットを検索し、睡眠時間を削りました(同時視聴中の『イケメンですね』のせいでもあるけど……)。 ミレとグク、キム・ソナとチャ・スンウォンの丁々発止のやりとりも、とっても楽しい。「2人のアドリブ続出で、スタッフ爆笑のため、撮影がしばしば中断した」そうだ。 しかし、見た目も好みでない、ちょっとおやじっぽい男がこんなに魅力的になるのは、まさに韓ドラマジック。この魔法を作ったのは、もちろん主役の2人だけど、制作陣は「恋人」シリーズを作ったペア(脚本キム・ウンスク&監督シン・ウチョル)だそうです。 このキム・ウンスク作家、グクの選挙演説ひとつとっても、実に「魅せる」。演説なのにエンタテイメントだったり、演説なのに恋の告白にもなり、セクシーでもある。 最終話でも、お楽しみや落ちが満載で、最後まで大満足。極上なラブ・ストーリーとして楽しめる、とってもロマンチックな大人のラブコメでした。 シティホールDVD-BOX1
2011年03月06日
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KBS 2005年 全24話出演:チェ・ジンシル ソン・ヒョンジュ イ・テラン ナムグン・ミン評価 ★★☆☆(星ふたつ) 韓国で平均視聴率40%。「2005 KBS演技大賞」で女性最優秀演技賞、ネットユーザー賞、ベストカップル賞の3冠を獲得した作品。 前半は夫の浮気、後半は難病モノという、見るのが辛いドラマで、実は私の超苦手分野です。でも上記のように評価が高く、「チェ・ジンシルの演技がすばらしい」というので、『ラスト・スキャンダル』の余波もあって、見ちゃったわけです。 チェ・ジンシルの体当たりの演技はすごい。でも切実で辛い。幸せになれそうもなくて辛い。妹(イ・テラン)もややこしい恋をしています。世話をしている実父は、アルコール中毒で仕事もしません。 同じ夫の浮気で始まる『二度目のプロポーズ』と異なり、この夫の恋はかわいくも純情でもなく、思いやりのかけらもなく妻を捨てようとします。でも見続けていると、『二度目のプロポーズ』より『バラ色の人生』のほうが、スルメみたいに味が出てくるのはたしかです。 夫の浮気をメインに展開する前半よりも、より救いがなさそうな「不治の病」を扱う後半のほうが、心理的な辛さが緩和されます。「孤独のなかでもがく」よりも、家族の愛情のなかで命の危機と闘うほうが、「耐えられる状況」なのかもしれません。しかしとはいえ、後にいくほど闘病シーンがリアルで壮絶で、ときにいたたまれなくなるほど。 これは壊れかけた夫婦、壊れかけた家族の修復のドラマです。病気になった妻は夫に慈しまれ、妹も優しい恋人を受け入れ新しい恋をします。父親もパートナーを見つけ、安定した暮らしを送るようになります。 「バラ色の人生」とは、結局、「誰かと一緒に生きること」だということを、24話をかけて訴えるドラマでした。でも、「病気」でしかその「修復」に至れない、という意味ではやっぱりかなり辛いドラマです。 実は私、この人が好きなんです。浮気夫役のソン・ヒョンジュ↓ 今回はダメ夫の改心を演じましたが、この人が「変な人のなかにある不器用な優しさ」を演じるとき、えも言われぬ魅力がでます。
2011年03月05日
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MBC 2007年~2008年 全77話出演:イ・ソジン ハン・ジミン評価:★★★☆(星三つ) 放送が終了したのに、うっかり感想を書くのを忘れていた「イ・サン」。一年半もの長~いお付き合いとNHKでの放送のせいか、なんとなく日本の大河ドラマのノリで見ていたかも。録画でなく、リアルタイムで見たのも、この作品だけです 李朝の名君と言われた「イ・サン」の生涯を描いたこのドラマ、私が見た李朝の王様の中では、抜群に知的で、どこまでも凛々しい王様でした。見た限り李朝の王様は、女たらしだったり、だらしがなかったり、暴君だったり、全然たよりにならなかったりと、ダメダメが多いんだもの。 幼少期、ワンテジャ(王太子)だったお父さんが米櫃に閉じ込められて、王である実のおじいさんに殺されてしまうくだりでは、イ・ソジンに顔がそっくりな、小さいパク・チビン君の名演に涙した視聴者も多いはず。このとき、生涯の恋人であるソン・ソンヨン(ハン・ジミン)に出会うという設定です。 その後、李朝名物の党派争いのなかで、イ・サンは策略と命がけで戦い続けてやっと王位につきます。派閥のボスの王妃との心理戦や、じいちゃん王様になかなか真実が伝わらなかったり、しょっちゅう太子の地位を廃位されそうになったりと、はらはらどきどき、波乱万丈。 王位についたあとも、いろいろ陰謀が企まれるけど、それほど怖い政敵もいなくなります。だって絶対権力者だもんね。 中盤のメインテーマはまずソンヨンとのラブストーリー、そして準主役は戦略家で秀才の側近ホン・グギョン(洪国栄)でしょう。イ・サンを慕い、知略を尽くしてイ・サン守ってきた彼が、権力にとりつかれて転落していく様はかわいそうでした。 ホン・グギョン役のハン・サンジンは、今楽しく視聴中の『ソル薬局の息子たち』(←この作品、ナイスですよ)で、カワイイ恋をしています。今回は幸せになってほしいなあ。 ソンヨンとの恋が実り、ホン・グギョンが失墜してしまってからは、ドラマ作りに苦労したろうな、という展開でした。イ・サンの生涯を描くドラマだから、彼が死ぬまで話を続けなければならず、でも権力を持った王様なので、そうそうすごい危機も作れないし、とっても爽やかないい人だから、怪しい話も入れられない。エピソードづくりのためにソンヨンが死ななければならなかったんだろうな、と勘ぐってしまいます。77話を、緊張感をもって続けるのは大変なんですね。 『イ・サン』は『チャングム』の制作陣、かの有名なイ・ビョンフン監督作品だそうで、とくに前半が面白かったけど、それでも『チャングム』には及ばず。いやいや、『チャングム』と比較するのは気の毒だろう、あの面白さは奇跡に近い、出来過ぎだったもの。韓国ドラマ DVD-BOX【イ・サンI】
2011年02月28日
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先日親戚が送ってくれたメールに、winmail.datという添付ファイルがついていた。なんじゃ、これは……、名前からしてOutlook系の何かだろうと思って検索すると、Outlookがときに作ってしまう、有名な(悪名高い)不思議ファイルであるらしい。 メール本文を読むと、どうやら描いたイラストを添付してくれた模様。イラストを見ないと返事も出せない。検索して出てきた、これも有名な「winmail opener」を使って、「winmail.dat」をこじ開けてみた。「winmail opener」のダウンロードはこちら 。 使い方は簡単。「winmail opener」をインストールし、そのアイコンの上に添付されてきた「winmail.dat」のアイコンをドラッグ&ドロップするだけ。開けた結果、中にはメール本文とイラスト二点が格納されていて、めでたくイラストを見ることができた。 しかしこの「winmail.dat」って、マイクロソフトでも随分前から問題として認識されているのに、なぜにいつまでも解決されないのか謎。回避方法等が載っているけど、一般の人はこんなところ、みませんって。「winmail.dat」についてのマイクロソフトの説明ページはこちら。
2011年02月28日
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来年度からのNHKのハングル講座のラインナップが発表になりました。テレビ講座では、なんとイ・ジュニュクと超新星が出演するのだそうです。イ・ジュニュクが誰かと言うと、↓この人。『怪しい三兄弟』で三男のイサン(理想)を、『シティホール』で切れ者の秘書を演じ、一部の「シティホール」ファンの間から、もっと彼の出番を増やしてほしい、という人気があった俳優さん。 超新星については、語るべき何ものもない(つまり全然知らない)のですが、なんとなく見てみようかしら……と心が動きます。 ラジオ講座は、初級編を木内明先生が担当します。この先生は、以前ラジオ講座で、いかにも韓国ドラマ風のストーリーで講座を構成し、内容もとても面白かった記憶があります。「冬ソナ」や「ホテリアー」の設定を随所に織り込んで、ファンの心をわしづかみにした(笑)人。私もHappyベアー師匠から教えてもらい、この講座の「アンコール」放送のほうを楽しんで聞きました。 というわけで、4月にまたNHKをはじめてみようかな~と思っていたりします。 NHKのハングル講座関係の詳細はこちら
2011年02月21日
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たまたま出かけた経堂で見つけた韓国料理屋「山村」に入ってみた。 店はとてもきれいでシックな感じ。ネットの情報によれば改装したばかりだそうだ。 頼んだのは、砂肝のニンニク炒め、山芋のキムチ、モツ鍋、水餃子にマッコリ。砂肝のニンニク炒めは超うま~い! 砂肝なのに全然固くなくて、ジューシーで、でも独特のコリコリ感がしっかりあって、塩加減もとってもいいお味。 きゃあ~おいし~い、と言いながらもりもり食べたので、例によって写真を撮るのを忘れました。だめじゃん。 山芋のキムチも抜群でした。「キムチは白菜、キュウリ、小松菜……、どれがいい?」とダンナに相談していたら、社長アジュンマが聞きつけて、「そういう、いつでも食べられるものじゃなくて、今日は山芋にして。すっごくおいしいから」と言い放ち、勝手に山芋を注文しに行っちゃった。 山芋のキムチは、かなり大ぶりに切った山芋を、一夜漬けしたような感じ。しゃりしゃりした山芋の甘さが何ともいえず美味で、それにキムチのぴりりとした辛さがからみついて、極上のおいしさ。山芋って、こんなに甘かったんだなあとびっくりしました。あまりにおいしいので、山芋を食べ尽くしたキムチの残りに、ご飯を入れて食べました。 最初、白いご飯のかわりに、キムチのノリ巻きを注文したら、社長アジュンマが「今日はキムパプは食べなくていい」とおっしゃる。「明日、韓国からすっごくおいしいノリが届くから、明日食べて。これから、そのノリやお惣菜やお弁当を売ろうと思うの。ほら、これが容器、見て」。←関係ないこともどんどん話す。 経堂に今度いつくるか、わからないけどなあ……でも仰せに従って白いご飯を注文。日本人だから、それでもキムチ・キムパプを食べる、とは言い張れませんでした。てか、違う話になっちゃったし。 社長アジュンマがぜひ食べろと言った水餃子。これも、本気でおいしい。肉と野菜がたっぷりで、もちもちして、付け汁もよし。一皿に大きな餃子が3個のってきたので、ダンナに「2個食べていいよ」と心の広いふりをして譲ったけど、もしや残すのではないかと、じ~っと見ていた私はいやしいです。そして写真を忘れました。 モツ鍋は、とろとろこってりした赤くて辛いスープにお豆腐、各種モツ、ネギやにら等が入って、2人では食べきれず。おいしいんだけど、この鍋は、わたし的には少しくどすぎ。 おかゆ類がすごくうまそうだったけど、お腹がいっぱいでだめでした。きのこのおかゆに後ろ髪を引かれたよ。 お値段は、新大久保より少し高めで、カードは使えません。お料理はアジュンマのお薦めに従うのが正解、と思いました。
2011年02月19日
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『二度目のプロポーズ』視聴終了しました。KBS 2004年 全22話出演:オ・ヨンス、キム・ヨンホ、オ・ジホ、ホ・ヨンラン評価:★★☆☆(星2つ)【あらすじ】 幼馴染の友達夫婦。夫は自ら興した小さな会社の社長で仕事虫。妻はやりくりや内職に精を出す世間知らずのアジュンマ。ある日、夫が突然、恋に目覚めてしまい、離婚を迫る。離婚に同意するしかない専業主婦の妻ミヨンが、お料理の手腕を武器に起業し、新しい恋をみつけるサクセス・ストーリー。 ドラマが始まったとたんに思うのは、『朱蒙』のユア夫人と、『薯童謠(ソドンヨ)』のプヨソンとウヨン公主のお話なのね、ということ。わたし的には、プヨソンとウヨンが出会って恋をしてしまい、ユア夫人が捨てられる図式です(笑)。 ←夫婦だった2人 ←ウヨン公主はなかなか美人でした 主婦ストーリーは生活臭くてイマイチ好きではないのですが、これは元気が出るお話です。ユア夫人を裏切るプヨソンとウヨン姫はそれぞれ純粋で悪意がなく、2人の恋は、純情で微笑ましく、離婚のしかたも随分一方的でひどい割に、なぜかあまり2人を憎む気持ちがおきません。 ユア夫人は離婚後、プヨソンにもらった慰謝料を全部投資につぎ込んで一文無しになり、あちこちで働きながら、紆余曲折を経て成功します。この過程で、アジュンマなのにもてること、もてること。映画監督やら、ヤクザの親分やらから告白される、ありえないけどすてきな展開。 途中まではなかなか面白いのですが、中盤以降失速。韓国では最終視聴率35%を超えた人気ドラマらしいのですが、後半のサクセスストーリーが地味で、どうにもわくわくしないうえ、オ・ジホとのラブ・ストーリーも片手間に語られていて、イマイチ。むしろ、プヨソンとウヨン姫のストーリーのほうが内容が濃いのは、たぶん仕立てが間違っているでしょう。 ユア夫人はオンマなので、どうしても子供たちとの関係を描かざるを得ず、それを丁寧に描いていると、どんどん焦点がぼけてくる、という印象です。 面白さカーブを音階にすると、こんな感じ。 ミミミ レレ レ ド ド 最後のミレドが残念なドラマ。
2011年02月13日
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韓ドラのOSTの歌詞を見ていて、シンジャンという言葉が出てきた。「心臓」の意味なのか「心の中」なのか歌詞からだけだとぱっとみてわからない。いずれにしても前後の意味が通らない気がする。日本語も韓国語も、漢字文化圏のせいで、同音異義語がやたらと多い。韓国では、漢字という概念なしに同音異義語をどうやって区別してるんだろう。文脈だけで、誤解は起きないのかしら……とずっと疑問に思っていた。たとえば日本語の「きかん」。変換候補にはこれだけの「きかん」が出てくる。器官 機関 期間 帰還 既刊 基幹 気管 でも、韓国語は日本語よりずっと母音の数が多くて複雑だ。子音も激音・平音・濃音の三種類ある音もある。というわけでそれぞれの「きかん」を辞書で引いてみた。ハングルの表記で分けると「キガン」グループのみなさん期間 既刊 基幹 「キグゥアン」グループのみなさん気管 器官 機関「クゥイファン」の方お一人帰還は~、なるほど、やっぱり日本語よりずっと、同じ音=表記は少ないんだ。とはいえだとしても、ですよ。漢字なしでは、言葉と概念が結びつくのが難しい気がするなあ。楽天ブログはハングルに対応していないので不便だなあ。
2011年02月09日
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妹は英訳を仕事にしており、かなり繁盛している。最近、韓国文化紹介の英訳等もしたらしい。 先日、そんな妹から「韓国の生後一年のお祝、トルチャンチの表記がわからない」というメールがきた。思いやり深く優しい姉である私は、早速調べてハングルの表記を画像にして送ってやった。 そうしたら、「ハングルの表記は私だって調べられる。そうじゃなくて、私は英訳してるんだから、アルファベットのスペルがわからない」と返信がきた。ああ、そりゃそうよね。つまりハングルの英語表記よね。 なんか人生で今後それほど役に立ちそうもない情報だけど、思いやり深くて優しいから調べてみよう。 というわけで、こんなサイトが見つかった。ハングルの英語表記一覧が載っている。 ↓http://blog.joinsmsn.com/media/index.asp?uid=virgin38&folder=122 さて、このページのトップをふと見ると、明らかに間違っている英語の看板の写真があり、タイトルは「国籍不明英語」と書かれている。「外国語が間違っているカワイイ看板」好きの私はちょっとうれしくなって、「うんうん、どこの国にもこういうの、たくさんあるよね~」と思いつつ、キャプションを読んでみた。『「駐車場」と「駐車します」を間違えて書いた、日本の、ある食堂前の看板。Parkingではなく、Parkが正しい表現』が~ん。日本ですか。韓国で、なぜわざわざ日本の看板? 日本人のすてきな英語って、国際的に有名なのかしらん……と思ってさらに読むと、 「韓国の誤った英語使用の要因はやはり、新造語が好きな日本の影響だ」として、日韓両方で同じ意味に使っている和製(韓製?)英語を「英語のようだが、英語ではない英語」として紹介している。 写真が示す「誤使用の英語」は単に知らないで間違えているし、「和製英語」は違う意味に造語しているという意味で性格が違うんだけど、とりあえず紹介されている単語は…… サラリーマンサービス(「これ無料であげます(サービスです)」という意味の)パンク(タイヤのパンク、また約束を破るという意味)トレーナー/トレーニング(運動着の意味)リンスマニキュアなど。 ここの説明の中で、日本語とは違うかなと思うものもあった。パンク:日本語では「約束を破る」「単位を落とす」等の意味では使わない。トレーナー:日本語では運動着の意味でなく、ある特定の洋服の種類をさす。トレーニング:日本語ではトレーニング・ウエアの意味はない。 韓国語の「トレーナー/トレーニング」は、日本語のジャージに近いのかも。 漢字を取り入れて自国語化してきた日韓は、外来語の受容に寛容、ていうか大好きなのかもしれない。日本語に和語と漢語が、韓国に固有語と漢字語があるけど、漢字系の語は、日韓にとって外国語だったものだ。だいたい、モノの数え方が漢字系と自国系と二種類ある言葉なんて、ほかにもあるのかしら? 今では両国には英語があふれかえって自国語化している。そしてその英語は原語の意味とは違うのに、両国間で同じ意味で使われたりしている。もともととってもよく似た日本語と韓国語、昔は漢字ベースで、今は英語をベースに、もっと似てくるとしたら、面白いなあ。
2011年02月04日
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いま、熱血視聴中の『シティホール』にはまっています。ストーリーもキャラクターも溺れるほどいい! ただし、はまるためには、最初の数話を我慢して乗り切る必要があるかもしれません(私はちょっとそうでした)。 このドラマと「イケメンですね!」を週一話で追っかけてるため、久々に毎日ドラマのことばかり考える、生産性の低い日々を送っています。 このドラマ、加えて音楽がまためちゃめちゃいいんです。前からあちこちで「廃版!」「手に入らない!」と話題のOSTですが、ショップはどこも「売り切れ」。楽天オークションでは2011年1月にも最終価格7500円で落札されています。 そこでiTunes Storeで探してみると、ありました。『シティホール』のOSTは1800円。もちろん曲ごとのバラ買い(150円/曲)も可能。 iTunes Storeは検索がイマどき「サイテー」で、マイナーなものを探すときに、大変苦労します。今回も「韓国ドラマ OST シティホール」等のワードではヒットせず、「KPOP」+ハングルの「シティホール」でヒットしました。「KPOP City Hall」でもいけますが、検索ワードに「KPOP」が必須です。 ハングルでヒットしたのに、iTunes Storeはアルバム名や曲名一覧でハングルが表示されません。曲名リストのハングルは全部文字化けて「....」という具合になります。検索できるということは、データも持ってて解析もされてるはずなのに、なぜ?↓こんな具合。 曲名をクリックして試聴(30秒)すると、再生中にiTunesの最上部に表示される「楽曲再生ゲージ」(←?)にハングルで曲名がやっと表示される。これでは、一曲ずつ聞かないとだめってこと~。XPでもVISTAでもだめです。設定の問題ですか? iTunesのさらなる問題は、ようやく探し当てても、お気に入りにとっておくこともできないし、URLもわからない、その上、タブ機能もないしで、使いにくいことこの上なし。で、解決法を探してみました。URLをみつけてブラウザに開くことができたらいいわけです。 探し当てたアルバム名のところで右クリック。 するとメニューに「リンクをコピー」が出ます。 これでURLをコピーできます。なんだ、これだけだったんだ。有名な話だったらすいません。 URLをブラウザにペーストして遷移。(とりあえず)めでたくハングルも表示され、曲名リストが確認できます。↓ ブラウザだから、「ありか」もお気に入りに保存できます。これで買おうと思ったらいつでも買えるため、一安心。でも買うためには、iTunesでStoreに行かなければいけないことは変わらないですが。ちなみに、iTunes Storeの『シティホール』OSTのURLはこちら さて、問題はここからです。実はもとのアルバム全20曲には、一番欲しい「サランハゴ サランハムニダ」(愛して愛してます)が入ってません。ところが、ボーナストラックとして21番目にこの曲が収録されたCDがリリースされていたようです。幻のOSTと言われているものですね。 淡い期待のもとに探したけど、iTunesのは、ボーナストラックなしのほう。がっかり。 この曲、どうやらドラマの途中で追加されたため、CDリリース時にはなかった模様。そういえば、(漠然と)10話以前には、この曲は出て来なかったかも。 「サランハゴ サランハムニダ」は、ヒーロー、チョ・ググの切ない気持ちを歌うグクのテーマ。ドラマを見たあと、この曲を聴くと、ググの気持ちが哀しく、ググに惚れ直してため息がでちゃう(笑)。まあ、ネットでも聞くことはできるんですけども……むにゃむにゃ。 今のところ、iTunes Storeでは見つけることができません。でももしかすると、検索が悪くて存在してるけど出会えないのかもしれない。 やっぱり、韓国のダウンロードサイトに行って買うしかないのかしら……、あ~あ。Mnet 『シティホール』 21曲目あり ドラマ『シティホール』の感想は、視聴後書こうと思います。
2011年02月03日
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KBS 2007年 全140話出演:ソ・ドヨン、キム・スミ、キム・ドンウク評価:★★☆☆(星ふたつ) ひたすらおかしい「ど」コメディ。豚を飼っていて大金持ちになったホテルの社長シン・マルリョン(キム・スミ)女史と、彼女の4人の息子、キベク(気迫)、イ(2)ベク、サム(3)ベク、サ(4)ベク家族の、それぞれの恋の物語。シットコムなので(30分一話完結)、一話見落としちゃっても全然OK。しっちゃかめっちゃかのエピソードを楽しんでいるうちに、憎めない登場人物たちが好きになり、ついつい見たくなってしまい…… そういうわけで140話見ちゃいました。 整形外科医でハンサムな長男をソ・ドヨンが、ボケ倒している二男を歌手(だそうです)のイ・ジョンが、抜け目のない三男を『コーヒープリンス』でイケメン・ギャルソンの一人だったキム・ドンウクが、4男サベクを FT Island のメンバー、イ・ジェジンが、それぞれ演じています。 ママは長男以外を「ツー、スリー、フォー」とひとからげで呼ぶ長男至上主義。そんな家族のはちゃめちゃな毎日がとにかくおかしい。息子たちが恋をしたり、失恋したりするんだけど、ところどころに胸きゅんのエピソードもあり、キム・スミおばちゃままで、最後は恋を成就させちゃうところがすごい。 中盤以降、サベクが英語合宿に行ってたり、果ては留学させられちゃったりして全然出てこなくなる(←わたし的にはまったく問題なし)んだけど、FT Island の活動が忙しくなって出られなくなっちゃった、というところかしらん?【韓国ドラマ】「止められない結婚」
2011年02月02日
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KBS 2001年 全16話 出演:キム・レウォン ハ・ジウォン評価:★☆☆☆(星ひとつ) 刑務所帰りの貧しいチンピラで、でも心はきれいでまっすぐな青年と、父親に逆らって恋を貫こうとする財閥令嬢とのラブストーリー。これに死病に侵された姉と、ヤクザの親分の恋がからむ。 いや、ストーリーを書いてても、絵に描いたようなシリアスな、ステレオタイプの設定ですね。近年、こういうのは少なくなりました。はい、若い2人↓ これは古い作品で、キム・レウォンのデビュー作(だそうです)。まったく同名のSBSの週末ドラマで、同性愛を扱ったりして、視聴率もまあまあという『人生は美しい』(2010年)とは違います。 青年になったばかりのキム・レウォンは徹底的に硬派で、(Happyベアー師匠言うところの)「チャラ男」の面影なし。あどけないほどに若くて、屈託がない。それと比較して驚くべきことに、ハ・ジウォンは今とそれほど変わらないように見えました。 ドラマ的には、ハ・ジウォンの父である財閥の会長がひたすら若い2人の仲を邪魔しまくる話で、最後の締めは、まあなんとかまとめた感じ。韓国ドラマの中で、こういう話が洗練され、消化されて、「冬ソナ」になっていったんだなあ、と、なんとなく感慨深いものがありました。とはいえ冬ソナとの差はわずか1年くらいなんですが…… 全話見たのは、「惰性」だったんだけど、それでも『プロポーズ』(リュ・シウォン&キム・ヒソン&ウォンビン、監督ユン・ソクホ)よりは、まだまし。なぜ『プロポーズ』を持ちだすかというと、『人生は美しい』の直前に見ていて、全16話が終わり、茫然としたから。 どこかで面白くなるんじゃないか、まさかこのままってことはあるまい、それにこれでは何のためにウォンビンが出てるのかわからない?……と思い続けて結局「うっそ~、「ウォンビン、デビュー作」って書く以外に何があったの?」と思った『プロポーズ』に比べて、『人生は美しい』のほうが、少し楽しむ要素がありました。 有名どころが出演しているからと言って、むやみに古いドラマに手を出すのはやめよう、と思ったのは『人生は美しい』のせいではなく、『プロポーズ』のせいだということは書きとめておこう。
2011年01月31日
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KBS 2006年 全16話出演:チョン・ジョンミョン、ユン・ソイ、キム・ミニ、イ・ジェリョン評価:★★☆☆(星は本当は2.5) 母の浮気でできた息子ミノ(チョン・ジョンミョン)、彼が愛してるのは親友の恋人(ユン・ソイ)。その親友は自分以外の全員が聴覚に障害を持つ貧しい家庭の息子で、出自を偽り家族も捨ててエリートサラリーマンになっている。 ヤクザと同姓するミノの元恋人(キム・ミニ)、小さな食堂を経営する、言葉を持つことをやめてしまったハルモニ。心に傷を持ち夫から離婚されそうな中年女性(ペ・ジョンオク)。夫を愛せないミノ母と、自分を愛さない妻を憎むミノ父。 それぞれの登場人物の絡まり合う人間関係と、それ以上に絡まって身動きがとれなくなった彼らの中の自分自身を、静かに解きほぐすプロセスを描くドラマ。華々しい出来事は何もなく、ストーリーと言えるような大枠もなくて地味だけど、出てくる人々がそれぞれ一人ぽっちで、それぞれの優しさによって、他者との関係を編みあげながら癒されていく過程を描く。 2番目カップルのミリ役、キム・ミニが抜群にいい。今まで見たキム・ミニの誰の役よりもキュートだ。健気でかわいい、やくざのオトコを好きになっちゃった風変わりな女の子を、キム・ミニならではの魅力的な作りで演じている。 ↑ 夫からも子どもからも見放されている嘘つきのオ女史をペ・ジョンオクが演じる。中年のオ女史は派手で贅沢で金もちで、でも家族の誰にも愛されず、一人ぼっちで暮らしている。それなのにこの人が演ると、暗い役も明るくなり、コケティッシュな雰囲気が出るのが好きです。 ↑ 意地悪ばあさんの役が板についてるナ・ムニばあちゃんですが、このドラマでは自ら口をきかなくなってしまった、素直で純粋でかわいいハルモニを演じて、とてもすてきです。芸幅が広いって、こういうことを言うんですね。 ラストの刑務所の中で、写真を見せられたハルモニが、「イップダ(かわいい)」と言う一言を聞くために、このドラマを見てきたんだわ、と思うほど、最後が感動的でした。そのあと10分で展開する主人公カップルの締めのエピソードは、わたし的には「おまけ」だった。 面白いとは言えないけど、小さな、いい小説のようなドラマです。家族からの脱落と絶望、家族の和解、家族を離れた人間同士の心の通い合いによる再生が、ゆっくりしみじみと描かれます。主役の2人が、上記の若・中・老3人のバイプレーヤーに完全に食われてしまった感があり、主役カップルがドラマをちゃんと作っていたら、星3つをあげたかった作品。 グッバイ・ソロ <全8巻>
2011年01月30日
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MBC 2008年 全16話出演:ソン・イェジン、チ・ジニ評価:★★☆☆(星ふたつ) テレビ報道の現場と、そのなかで記者として成長していくウジン(ソン・イェジン)、そして80%が実話を扱ったと言われる複数の事件と陰謀を描く社会派ドラマ。 個人的に、う~ん、どうかな~、という作品。ソン・イェジンとチ・ジニは四六時中難しい顔をしてるし、かわいくもステキでもない。テレビ局内でのキャスターの地位をめぐる出世競争、扱われる事件の政治家や企業の典型的な権謀術数等、やや食傷気味になった。それに、ラブ・ストーリーもなし。 社会部と政治部の立場や雰囲気の違い、政治部の記者は政治家や党派寄りになり、のちのち政治家になる記者も多い、というあたりは、日本とよく似ているのかも。日本の政治記者は「政局」の話しかしない(できない)けど、そういうことも似てるのかしら? 韓国ドラマ(史劇除く)の最大の魅力は「キャラ立ち」だと私は思う。磨き込まれたキャラクターが、言われたいけど決して言われることはないようなスペシャルロマンチックな殺し文句を言いながら、見せ場見せ場で見ている人をめろめろに溶かしたり、凍りつかせたりする。どうにも後をひく展開に、見続けないではいられなくなる。 でも本格派のストーリーで勝負しようとすると、伏線の甘さ、突込みどころ満載、見え見えの逆転劇、ときに偏狭でスノビッシュな視点、が気になって、「ありえないから、その展開」が許せなくなっちゃう。いや、許しますよ、許すけど、そういう穴も何もかも、んなことはどうでもいいんだっ、「だってミニョンさんが、だってキジュが、だってジェヒが、こんなにすてきなんだもの~!」と言えるのが韓国ドラマの醍醐味じゃない?! 配役から言っても、かなり本気で作られたであろう作品なのに、「最高の快楽としての韓国ドラマ」という視点から言って、やっぱり、う~ん、どうかな、という感じがぬぐえませんでした。スポットライトDVD(6Disc)
2011年01月29日
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『噂のチル姫』全80話、先週めでたく終了しました。週2話の放送で、40週の長距離走でした。ここのところ、去年から見ていて続々と終了するドラマが出るので、個人的にドラマ切り替え時期かしらと思います。KBS 全80話 2006年出演:イ・テラン、パク・ヘジン評価:★★★☆(星みっつ) 韓国のお母さんと言えばキム・ヘスク、韓国のお父さんと言えばパク・イナン、このパパ・ママと4人の娘たち、長女トクチル・二女ソルチル・三女ミチル・四女チョンチルのお話。はい、こんなみなさんです。↓視聴率が高く、30話が追加されたというホームドラマで、80話を楽しく飽きさせず見せるストーリー展開でした。同脚本家による『怪しい三兄弟』(2010年 KBS)とよく似た作りだけど、私は「チル姫」を押すぞ。 噂のチル姫 DVD 1 韓国のホームドラマではよく登場人物の名前遊びが行われますが、ソルチルは「でしゃばり」、ミチルは「いかれる」という意味らしいです。4番目のチョンチルは家族に「テンチル=びり」と呼ばれます。トクチルの意味はなんだろう? 浪人中に妊娠して結婚しちゃうテンチルの若いダメオの夫(イ・スンギ)の名前はファン・テジャ(皇太子)。オンマ(ユン・ミラ)に溺愛して育てられる私生児という設定は、ママもジェヒママのユン・ミラだし、『がんばれ!クムスン』にかぶっちゃいそう。そんな名前だから、友達はファン・テジャのママを「オマママ」(李朝で王子王女が母后を呼ぶ呼び名)と呼びます。 しっかりもののソルチルは軍人で、結局彼女との恋を成就させる年下の恋人ヨン・ハナム(パク・ヘジン)の意味は「年下男」。わがまま娘のミチルの夫になるユ・イランは「唯一のオトコ」だとか。(ウィキペディア参照) 若いカップル、中年カップル、壮年カップルたちのそれぞれの恋と成長と、山あり谷ありの家族のストーリーのなかで、私はイ・テラン演ずるソルチルと、ソルチルの言いつけをなんでも守るひたむきな恋人のパク・ヘジンのカップルが好きでした。ソルチルの恋人パク・ヘジンとテンチルの夫イ・スンギ↓パク・ヘジンの『熱血商売人』と、イ・スンギの『華麗なる遺産』を見たいなあと思っています。
2011年01月25日
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私が2010年に見た韓国ドラマのベスト5は以下の通り。選定基準は、「もう一回見たいか?」かな?1位 怪刀ホン・ギルトン2008年、KBS、全24話出演:カン・ジファン、ソン・ユリ、チャン・グンソク 前に書いたように、主演3人が、『ベートーベン・ウイルス』と同様、どれも魅力的で粒ぞろい。役者ももちろんだけど、コミカルでポップで切ないストーリー・テリングな脚本と演出に大拍手です。とくに最終回のラスト「花火のような幾万の火矢」の印象的なシーンは、お見事!! でした。『ファンタスティック・カップル』のホン姉妹の脚本だそうですが、『ファンカ』と『ギルトン』はホン姉妹の代表作になるのでは?2位 ベートーベン・ウイルス2008年、MBC、全18話出演:キム・ミョンミン、イ・ジア、チャン・グンソク キム・ミョンミンの怪演で完成したカン・マエという人物像と、サイコーにカワイかったイ・ジアと、優しい天才カン・ゴンを演じたチャン・グンソク、それぞれにはまりまくった作品。しかしカン・マエはこんなにひどい奴なのに、どうしてこんなに愛しいんでしょうね。私は韓ドラで、水に落ちたヒロインを助けず、うろうろするヒーローを始めて見ましたよ。 そういうダサくて変なカン・マエの一挙手一投足さえ、可愛くて面白くて楽しくてたまらない。一話ずつ先に先にと見ずにいられないのに、あと何話「しか」残っていない、もうカン・マエが見られないと、気にしながら見た作品。 惜しむらくは、韓国ドラマにときどき見受けられる「えっっ、これで終わっちゃうんですか」のラスト。ラブストーリーとして完結できていないから、ネットには「続編要求」が多いです(「二次創作」もたくさんあるのね)。ここまで面白く組み立ててきたストーリーをちゃんと完結させて、ラストをぐっと締めていたら、完璧だったんだけど……。というわけでラストの出来の差で、「ホン・ギルトン」に惜しくも譲って2位です。3位 大韓民国弁護士 2008年、MBC、全16話 出演:イ・スギョン、イ・ソンジェ、リュ・スヨン、ハン・ウンジョン 上記2巨頭に伍して予想外にもランクインです。第一話では、主人公の女性弁護士(イ・スギョン)はダサイし頼りないし、マネーゲームの天才にして大金持ちの大ハン・ミンググ(韓民国)はおっさんだしで、どうかなこれは……と思っていたけど、中盤で、どんどんツボにはまる、はまる。 会話の組み立ても面白くて気がきいていて、同居人弁護士で元彼(リュ・スヨン)と、本当はハン・ミングクを愛していたのに離婚した元妻の女優(ハン・ウンジュン)もそれぞれ共感を持てる人物として丁寧に描かれていたし、その他の脇役もすごく効いていたと思います。何より、ハン・ミングクはおっさんだけど、これが限りなくカワイイ、なんとも切ない、大人の恋をするアジョッシなんです。 また、OSTがいいのも、このドラマの特徴。毎回ドラマを見終わったあと、思わず歌っちゃいました。大韓民国弁護士OSTテンポがよくて面白いので、なんとたまたま居間にいた息子がうっかりはまって一緒に見ちゃいました(恋の行方自体にはあんまり興味がなさそうだった)。『イルジメ』等の裏番組に押されて韓国での視聴率はいまいちだったそうだけど、そういう意味ではもったいない、ロマンチックでときめくラブコメです。3位 ラスト・スキャンダル2008年、MBC 全16話出演:チェ・ジンシル、チョン・ジュノ ラスト・スキャンダル 同率3位でこの作品。『ルル姫』や『アイリス』で、おっさんくさい印象だったチョン・ジュノが、カワイイ男になりきったラブコメ。最初、チェ・ジンシルが超本気の韓国アジュンマなのであ然。途中で大変身を遂げるのかと思いきや、かわいくはなるけど、結局最後までおばさんはおばさんでした。でも、おばさんのままなのが重要です。おばさんがとんでもない極上の彼氏を掴んだ、シンデレラ・ストーリーだから。 素敵な男に愛され、守られ、称賛される、全国全世界のおばさんの夢を実現しちゃった作品かもしれない。最終回では、ラブラブな2人の姿をたっぷり描いて大サービスし、ラブストーリーを堪能できる仕掛けでした。 いい味を出していたのはドンチョル(チョン・ジュノ)のお兄さん役のチョン・ウンイン。実はこの人は『マイ・ボス、マイ・ヒーロー』という映画でチョン・ジュノと共演。学歴がないため大親分の命令で高卒資格をとろうと学校に行くことになるヤクザのボスとその子分役です。楽しいけど、とくに深みのない学園コミックオペラで、2人はとても息の合う愉快な主役と脇役をはっています。この映画、出来からいって人気があったのか謎だけど『マイ・ボス、マイ・ヒーロー2』も作られたのでびっくり。(うっかり「2」も見ちゃった自分にもびっくり)。5位 風の絵師2008年 SBS 全20話出演:パク・シニャン ムン・グニョン ストーリーが抜群にいい。役者の力量も脚本もすばらしい。イ・サンの時代を描いているので、MBC『イ・サン』のイ・ソジンと『風の絵師』のイ・サン役ペ・スビンとの対比や、こわ~い大妃(テビ)ママの役比べも面白かったです。ちなみに『イ・サン』のテビママ、キム・ヨジンは、美人じゃないけど私の大好きなバイ・プレーヤー。『チャングム』の医女師匠で有名ですが、『彼らの生きる世界』や『二度目のプロポーズ』などでも、存在感あるいい味を出しています。 『風の絵師』は、女性同士の不思議なラブ・ストーリーや、絵をなぞ解きのカギとする王位にからむ推理ドラマ、犯人探しのサスペンス、歴史ドラマならではの理不尽な悲劇を散りばめたうえ、主役2人の仄かな切ない恋が描かれます。 さらに、私が惚れたのは朝鮮最高の絵師の一人と言われるキム・ホンドと天才シン・ユンボクの絵です。色彩が踊るユンボクの絵も好きだけど、庶民の姿を暖かくて優しいマンガ調に描いたキム・ホンドの絵がよかった。今度韓国に行ったら、見てみたいと思いました。とこんなふうにいいドラマなんだけど、番付が下がったのは、やっぱりヒーローの不在ですかねえ? 私、パク・シニャンはとっても好きなんですけどね。でもさすがに、キム・ホンドは王子様ではないです。 そんなこんなで、原作本(上下)まで買っちゃいました。画面で見た絵が、カラーで楽しめるのがうれしかったのと、ドラマのノベライズではなく、ちゃんと小説として書かれている「原作」なので、心理描写や背景の説明が丹念で、ドラマで「?」部分が納得できました。風の絵師(1)&(2) ついでに、2010年に見た、印象に残った韓ドラの総括を(笑)。 『太王四神記』はただただヨン様がかっこよかったというだけで、機会があったらもう一度見るかもしれないけど、お話として手を広げ過ぎ。第一話「4大怪獣大決戦 風雲活劇」をあんなに長く描く必要があるのか謎。全体に人物描写がいまいちで、説明不足。タムドクは別として、心理が納得できたのはホゲの気持ちくらいでした。 『アイリス』も同様です。壮大な全体構想を作ったはいいけど、複雑で技巧に走り過ぎ。肝心のキャラクターが描かれておらず、誰にもあんまり共感できなかったし、とくにサウが、訳がわからない。見ている側の裏をかこう、裏をかこう、という具合にストーリーが作られているのが気になりました。ひたすらドキドキはらはらのし通しで、幸せな気持ちになることがとっても少なかったドラマです。 スピン・オフの『アテナ・戦争の女神』が、せっかくチョン・ウソン、チャ・ スンウォン、イ・ジアのキャスティングなのに、またこういう規模だけ大きい大雑把なスパイものだと、哀しいなあ。『アテナ・戦争の女神』出演者が超好みなんだけど……↓ 『僕の妻はスーパーウーマン』は、楽しいラブコメでした。主役カップル(キム・ナムジュ/オ・ジホ)よりも、二番目のカップル(ソン・ウソン/ユン・サンヒョン)のほうが印象的だったかも。そして何より、敵役カップルのイ・ヘヨンと チェ・チョロがすごくいい。お話を盛り上げ、スパイスを効かせ、キャラクターが立ってました。このように豪華配役陣で構成されたこのドラマ、ストーリーよりもキャラを楽しむドラマのように思います。(備忘録:キム・ナムジュって、キム・スンウの奥さんなんだ!)
2011年01月23日
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私のキーボードは東プレのRealForceという製品で、超スグレモノだ。いまだかつて、こんなにいいキーボードと出会ったことがない。 人さし指と小指では、指の強さが違う。RealForceはこうした指の強さに対応して、ホームポジションのキーの荷重が異なる。キーを押したとき、心地よく、しかしはっきりとした手応えがあり、かつ疲れない。今まで使っていたキーボードが良くないと感じたことはなかったけれど、RealForceを使いだすと、他のキーボードで打つのがひどく苦痛になった。それで結局、もう一台買い足して、会社と家と、両方で使っている。価格は2万くらいで、キーボードの価格としては、それほど安くはないんだけど、このキーボードには、それだけのお金を出す価値が十分にある(と私は思っている)。東プレ Realforce103U SE0200 会社のは白で、ほぼ毎日、四六時中、7年以上使っているのだが、RealForceは少しもへたれない。ときどき、年末には掃除機をかけたり、綿棒でごみをとったりしていたが、7年たつと、さすがに汚くなった。ネット調べると、分解して掃除するのも簡単そうだ。まず分解。でもその前に忘れないで、正しいキーボード配列をデジカメにとっておく。あとで、それを見ながら、正しいキーをはめていくためだ。キーをはずす専用器具があったほうがいい、と書いているブログも多いが、小さなドライバーをキーの根本に差し込んで簡単にキーをはずすことができた。キーを外しているところ。↓中は結構汚くなっている↓キートップは側面も汚い。側面ははずさないときれいにできない。↓キートップを全部はずして、食器用の中性洗剤を薄めてつける。↓一晩漬けおきして、洗剤を洗い流し、軽く水を拭き取って、完全に乾かす。写真をみながらキートップをはめて完成。新品のようにきれいになった。なんと東プレは、変荷重の製品の製造を中止しちゃったみたいなので、あと7年、これを大切に使えるといいなあ。
2011年01月23日
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このお正月休みには、昨夏に録画した『食客 全24話』(キム・レウォン主演)と『怪刀ホン・ギルトン 全24話』(カン・ジファン主演)を完走。これだけ見ると、まさに「やってることはドラマを見るだけ」という日々です。あ~幸せだったなあ。 爆視聴の結果、圧倒的に「ホン・ギルトン」惚れ。ちょっと「ギルトン」廃人化したため、感想、行きます。2008年 KBS 全24話 ホン・ギルトンは、ご存知のように朝鮮民族ならだれでも知っている朝鮮の伝説的泥棒。ストーリーは、王妃から生まれた王子による、側妾腹の王からの王位簒奪のストーリーを縦糸に、王位奪還を狙う王子と泥棒ホン・ギルトンとの、敵対と共闘を横糸に編まれている。 ちなみに狂王とされる現王は、狂った部分はかの有名な暴君燕山君を、王妃腹の王子による側妾腹の王の廃位については光海君(『王の女』チ・ソン主演)をモデルにしているそうだ。●ジファンのギルトン 「怪刀ホン・ギルトン」の2人のヒーローは、王子様と泥棒というこの上なくおいしい設定だ(小学校2年で、アルセーヌ・ルパンに恋して以来、「泥棒」にすごく弱いという個人的事情もある)。 その上「ギルトン」は、まさにカン・ジファンのために作られたようなはまり役だった。『がんばれ!クムスン』も大好きだけど、それよりもジファンらしさ爆発の役だったように思う。 ギルトンが、高級官僚の有力両班の子ながら、庶子に生まれたため、人として扱われないのは、李朝朝鮮の鉄のルール。その重たくて暗い出生と、ギルトンパパとの愛憎がストーリーの伏線であるにもかかわらず、ジファンのギルトンはとことん明るくてお茶目で、カッコいい。 なにしろギルトンパパときたら、大義のためには息子も利用して殺すような「理念先行・体制徹底保守」主義者。己の利のために動くのではない、誇り高い「ソンビ(儒学者)」とはいえ、ここまでやるってもう極悪人じゃない、というすごさなのだ。それでも、父親を切り捨てられないギルトンが、健気で悲しい。 でもジファンのギルトンだから、重い宿命も重そうに背負わない。健気に明るく、泥棒したり悪人をやっつけたりしながら、主旋律のラブ・ストーリーを紡ぎ、見せ場見せ場で、女性ファンの心を「きゅん」とわしづかみする。●直系の王子(嫡統大君)は悲しいプリンス 大妃の息子として生まれた悲しみのプリンス、嫡統大君チャンフィを演じるのは、主役も食っちゃう勢いのチャン・グンソク君。韓ドラの数知れない「2人のヒーロー」設定のなかで、こんなに2番目のほうに肩入れしたのは初めてだ。 チャン・グンソクはこのドラマでは、トレードマークの「天使の微笑み」をほとんど見せない。ストーリーが進むにつれて、恋しい人に愛されない彼の切ない哀しさが、一層胸をつく。せざるを得ない最後の決断も、運命だとしかいいようがない。てか、ワンになった彼には、最初からそれ以外の選択肢はないだろう。李朝だもん。 2人のヒーローのどっちがいいか(やっぱりそれか)というと、王子様でもいいじゃんと、ときどきうっかり思ってしまう。それぐらい、この2番目のヒーローは魅力的だ。もちろん、ドラマを見終わって冷静になれば、何がなくてもギルトンでしょう、とは思うのだけど…… 放映年から言って、チャン・グンソクは『ベートーベン・ウイルス』のすてきな2番目のヒーロー、カン・ゴンを、「ホン・ギルトン」と連続して撮影している。『ベートーベン・ウイルス』では、キム・ミョンミンの演ずるカン・マエの圧倒的な存在感には惜しくも及ばなかったけれど、これはこれで本当に胸キュン男子だった。一方は明るくまっすぐで、一方は暗く悲しい。同時期に、これだけ性格の違う役をこなすのは、大変だったのではないだろうか。●小鹿のヒロイン 女性のキャラクター設定には手を抜きがちな韓ドラだけど、珍しくちゃんと作りこまれたのがヒロインのイノク。ソン・ユリ演じるイノクは、とてもチャーミングだ。彼女の『雪の女王』(ヒョン・ビンと共演)、『ある素敵な日』(コン・ユと共演)のヒロイン役は、どちらも役の表現が単調で、わたし的にはイマイチだったけど、イノクはいい。 「元気で、楽しい」だけでなく、「大食いの食いしん坊」で「一途で正直」。彼女はギルトンの仲間たちから「小鹿」と呼ばれる。それがこのヒロインに対してよく使われる「マルグン」(清らかで明るい)という形容詞と相まって、彼女の愛らしさをよく表している。 ギルトンだけが好きなの。あたしがあんたを守ってあげる。と、彼女は全身で表現する。 イノクはいつも「私は運がいいの(ジェスガ チョワ)」と言う。ギルトンと一緒にいる限り、どんなことが起こっても「私ってついているから」と言って笑って立ち向かい、「私って運がいいのよ」と言って危険に飛び込む。そんなイノクに、泥棒も王子も「おまえはにぶいんだ(ヌンチガ オプタ)」と愛しげに語りかける。ダカラ、オマエヲ コンナニ愛シテル俺ノ気持チニ気ズカナインダロウ……? と。 こんなキーワードはほかにもある。イノクがギルトンと一緒にいたくて、ギルトン一味に加わったとき、イノクは大将のギルトンにいつも「尊敬してます、大将(チョンギョンハムニダ、テジャン)」と言う。ギルトンは「尊敬している」じゃなくて「好きだ」と言ってほしいのだが、いつの間にか「尊敬している」は2人の愛の言葉になっていく。「チョンギョンハンダ」と言ってギルトンがイノクにキスするシーンでは、見ているこっちが無駄にでれでれしてしまう。 そのほか、イノクがギルトンを励ますときに言う中国語「加油(ジャイヨ!)=がんばれ」は中国でも話題になったらしい。どこの言葉かわからないが好きな相手に使うらしい、とイノクが聞きかじってきて言う「アイラブユ」も、キーワードだ。こうした繰り返し使われるキーワードが、ドラマを見ている側に刷りこまれて、その特別な意味にうっとりするという絶大な効果を発揮している。 全体にアップテンポで、画面の切れもいい。衣装の配色もきれいで、イノクのボロ装束など、ワダエミかと思うような色つかいだ。でもグンソク君も、ジファンも、両班の衣装が似合わな~い! 大君スタイルも、髪くしゃの風来坊ギルトンも、それぞれとってもすてきなのに。この似あわなさもまた、お楽しみかも。[KI]快刀洪吉童(ホンギルドン) 韓国版 DVD-BOX
2011年01月14日
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「The Social Network」の試写を見てきた。ひとことで言って面白い。映画としてよくできていて、エピソードもうまく、楽しめる。超オススメだ。 主人公は世界一のSNS、Face Book を立ち上げたマーク・ザッカーバーグ。26歳にして推定資産69億ドル、2010年世界長者番付の35位を占める青年だ。メディア王ルパート・マードック(38位)やアップルのスティーブ・ジョブズ(42位)を超えているのだからFaceBookの躍進のすごさがうかがわれる。 「The Social Network」は、Face Book の立ち上げから、そのスキャンダルと訴訟(マーク・ザッカーバーグのアイデア盗用)騒動についてを描いている。● ひとりよがりの弾丸トーク ドラマでもマンガでも小説でも、小技の効いた作品が好きだ。とくに映画では、この「小技」が映画の質を決定づける魅力になる。この映画の小技は、何よりマークの早口とその喋り方だ。 主人公のマークは、まさに機関銃のようにしゃべる。言葉の弾丸が口からほとばしるマークのそれは、人との「対話」ではない。人の意見も、相手の気持ちも、あるべき倫理も斟酌しない。マークの世界にはマークしかいない。人の話を聞かないということは、他者への思いやりがないということだ。会話にならない会話と、心ない言葉のせいで、彼は、憧れ、愛してやまないガールフレンドに振られることになる。これが映画の冒頭だ。 振られたマークは、酔っぱらって自暴自棄になり、わずか数時間でハーバードの全ハウス(学寮)をハッキングし、女子大生比較サイトを作ってしまう。プログラミング中の彼の口からは、PHPやらCSSやらSQLやらのネットやプログラミング用語がじゃんじゃん飛び出て来て、めまいがしそうにエキサイティングだ。 ハーバードのサーバーは集中アクセスでダウンし、マークは謹慎処分になるうえ、その破廉恥なサイトによって女子大生から総スカンを食らう。●マークの劣等感の象徴「ファイナル・クラブ」 マークは作中でハーバードの学生から「ナード(nerd)=オタク」と罵倒される。いかにプログラミングの天才でも、ださくて社交性に乏しく、友達もいないしスポーツもできない「ナード」は、伝統的なハーバードのジェントルマンとはみなされない。よって、マークがメンバーになることを切望するファイナル・クラブにも招待されない。 ファイナル・クラブは、排他的メンバーシップを持つ、まあいわゆるハーバードのフリーメーソンみたいなものじゃないかと思う。ハーバード・ステイタスの影の象徴だ。おそらくメンバーは、卒業後も、この人的ネットワークによって、暗に陽に恩恵を受け、特権階級として社会的ステイタスを確立していくに違いない。 招待されないマークに対して、金持ちでスポーツマンで、典型的な支配階級の息子であるウインクルボス兄弟や、マークのパートナーでたった一人の親友(エドゥアルド・サヴェリン)は有力クラブのメンバーだ。マークは彼らへの劣等感と、自身のプログラミングスキルへの自信の間を行ったり来たりする。両者とも、のちにFaceBookを相手に訴訟を起こすことになる。 家門や財力、そしてフェアネスや伝統を重んじるジェントルマン・シップに憧れながら、マークは決して彼らとともに生きることができない。社会性をもって相手を尊重すること、他者からの理解を得ること、公正であること、他者と協力することは、たぶんマークの不得意分野なのだ。 この映画は、こうした対比を「ファイナル・クラブ」を材料に上手に料理し、実に象徴的に描いている。 ちなみにこの「ファイナル・クラブに所属したかった」というエピソードは、実は事実ではなく、映画におけるフィクションだという説もある。●カリフォルニアとボストン FaceBookを立ち上げたマークは、ナップスター創設者シーン・パーカーとの出会いをきっかけに、、FaceBookを大きく展開させるべく西海岸のシリコンバレーに拠点を移す。そこからのマークには、劣等感の影がない。シーン・パーカーはギークなジャンキーとして描かれる。彼の横ではマークがまっとうに見えさえする。 この作品の底には、ボストン(ハーバードやMITがある町だ)に代表される権威と伝統の東海岸と、自由と進取の西海岸の対比もあるかもしれない。新しいものは西で育てられる(かどうかは知らないが、そんな気がする)。 その後マークは、FaceBook立ち上げのアイデアを盗用したという理由でウインクルボス兄弟から、契約に反するという理由で親友から訴えられる。●NOのなかにあるYESを言えない人 この作品は、社会性とコミュニケーション能力に乏しい、とびきり才能のあるオタクの話だ。ちっともかっこよくないけれど、彼がどこか共感を誘うのは、彼の目的が金でも成功でもなく、「ただやりたいからやっている」「一生懸命必死でやっている」せいだろう。 そのために傷つけた人、踏みにじった約束、ついた嘘を、彼はどのくらい気にするのだろうか。実はたぶん、結構悪いと思っているに違いない。それが他の人の目に、そうとは見えないだけだ。 人と人とがわかりあう正しい手順のサインを出さず、最初にいうべき sorry を言わないですます、その稚拙さが軋轢を拡大させる。少しは「YES」があっても、だいたいが「NO」であれば、おそらくマークはただ「NO」と言うのだ。「YES」の部分の説明はしない。彼には説明する理由がわからない。それを説明しさえすれば、ある程度うまくいくだろうということに、彼は気がつくことができないのだ。 本物のマーク・ザッカーバーグが、本当にこういう人なのかはわからない。でも、私の周りにもこういう人が結構いる。悪気は全然ないのだが、NOと言って済ます。必要な情報のシェアをしない。相手の話の中にある、「気持ち」を理解しない。そうした他者とのギャップが誤解を大きくする。それが気の毒でもあり、周囲にとっても迷惑なことになる。 大筋の事実をもとに、積み上げられた小さなフィクションがうまい。エピソードとキャラクターが上手に調和している。マーク的ナードの哀しさまで感じさせるほど、久しぶりにエンタテイメントな、「いい仕上がり」の映画である。 蛇足 : ファイナル・クラブについて ボストンの友人の娘(美貌の現役ハーバード女子大生)に、年末に会う機会があったので、ファイナル・クラブについてちょっと取材してみた。 彼女は、女子ファイナル・クラブのひとつに所属している。男子のファイナル・クラブの数は8つ、女子は5つ。男子のほうが歴史やら伝統やらがずっと長いということ以外にも、おそらくは女性は権力組織に遠いという理由からも、女子のクラブは男子に比べずっと、特権的でも権威的でもないのだそうだ。 クラブの特徴は ・2年次に加入、招待制である(クラブからの招待がなければ面接を受けられない) ・面接等、何回かの選抜があり、最終的にメンバーシップが得られるのは招待された学生の10%以下 ・メンバーシップを得る際には秘密の通過儀礼がある 作中でこの儀式については、アヒルだったかを一週間、連れまわして生活したというエピソードが紹介される。友人の美貌の娘は、一日中バレエのチュチュを着て過ごさなければならなかったそうだ。もちろん、どうしてそんな格好をしているか、その理由は言ってはいけないらしい。 ちなみに彼女は、5つのうち、3つから招待を受けたそうだ。美貌も招待の基準のひとつだとすると、マークが招待されなかった理由もうなずける。
2011年01月07日
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【送料無料】Bungee Price DVD TVドラマその他威風堂々な彼女 DVD-BOX 1 【DVD】 昔のドラマなんだけど、カン・ドンウォンのデビュー作として知られる「威風堂々な彼女」を今頃見ました。 このごろGyaOは、昔の名作・佳作を(おそらくは版権料が安いからなのでしょうけど)よく放映してくれます。なかなか面白かったので記録メモ。2003 MBC 全17話採点 ★★★☆(星みっつ)登場人物 ↓ イ・ウニ(ペ・ドゥナ) うるさいけど溌剌としてかわいかったです。他の作品も見てみたいかも。 ↓ ソ・イヌ(シン・ソンウ) 『12月の熱帯夜』で見たこの人、嫌いでした。今回はドラマが進むにつれて、だめだめだけど、かわいい男になりました。 ↓ ミン・ジフン (カン・ドンウォン) ドラマの最初から最後までいいヤツでした。 ↓ イ・クミ(キム・ユミ) どのスーツも、痩せすぎのせいかフィットしていないのが気の毒。●よくあるパターン・出生の秘密ペ・ドゥナは財閥令嬢だが、貧しい家で双子の姉妹として育つ・2人のプリンスシン・ソンウ(潰れた会社の社長)とカン・ドンウォン(医者)・敵役双子の姉のキム・ユミ ペ・ドゥナは元気で凛々しい女の子役を好演。ドラマが進むと、ベ・ドゥナの騒々しさが気にならなくなり、応援したくなるほど愛らしくなる。 主人公イ・ウニの設定はかなり悲惨だ。商業高校卒の未婚の母で、住む家もなく放り出され、母はガンになり、双子の弟たちと赤ん坊を育て、就職先もない。(韓ドラの「これでもか」設定)。 「高卒の未婚の母」って、韓国では女性として限りなくマイナスなんだろう(まあどこの国で大変だけど)。でもこのドラマには、どろどろした暗さがない。ひとえにイ・ウニという主人公の「凛々しい明るさ」のせいだと思う。これをして「威風堂々」というタイトルなわけですね。 双子の姉クミは、育ての母(キム・ヘスク)の嘘により、財閥令嬢としてソウルにもどる。自分が実は偽物で、本物の財閥令嬢はウニだとわかっても、悪どい策略をめぐらしてその地位にしがみつく。この人は結構ひどい謀略家で、ウニの初恋の相手(カン・ドンウォン)を奪ったり、自分が原因で起きた火事で父親を死なせたうえ、その罪をウニになすりつけたりする。母親がガンだとわかっても、実の娘であることを隠すため腎臓移植を拒絶もする。親を死なせる罪は、韓国的には何よりの「極悪」のはずだ。 でもこのドラマの一番のびっくりは、最後のウニの決断にある。それに数々の悪事を働いたクミが得る罰もこれだけ~?なのだ。 最後の17話を見ながら、残り時間を気にしつつ(何しろGyaOなので、ドラマの残り時間が明示される)、いったいこの時間でどうやって決着をつけるのか、はらはらし続けた。結局、みんなが密かに期待するような「悪いやつがひどい目にあう」ことも、「主人公が社会的にむくわれる」こともない。もちろん「時間切れ」の感もなくはないけど、おそらくこれは、こういうドラマで、こういう女の子の話なんだろう。それがこのドラマの後味を、爽やかなものにしている。 シン・ソンウはやな奴だったけど、かわいい、いい奴になる。カン・ドンウォンは最初からいい感じで、そのまますごくいい感じで終わる。どっちがよりいいとも言えない2人のプリンスは、ペ・ドゥナに食われた感ありのドラマでした。
2010年12月24日
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息子の、液晶が割れたノートPCの修理代金6万以上、という見積もりが出たため、新規ノートを購入した話をこの前書いた。買ったのはlenobo ThinkPad13.3インチなんだけど、14インチのほうがよかったかもと思う。下のこっち ↓¥54,810で、こっちのほうが安いんです。【10倍送料無料】【公式直販ノートパソコン】【ThinkPad】【Windows7搭載】【14.0型】【Core i3搭載】 【メモリ4GB】【lenovo】【10倍送料無料】 13.3インチのほうが圧倒的に軽いのでよかろう、と思ったんだけど、これにはCD/DVDドライブがついていないのだ。あとで息子に確認したら、重いのは全然かまわないと言う。毎日持ち歩くだろうからという母心だったのに。 外付けドライブがついていないPCには、リカバリ用の領域が確保されていて、そこからWindowsの再インストール等を行うのだろうけど、やっぱり外付けドライブは付いていたほうが安心だ。 さて、それはさておき。 壊れたPCをどうするか。実は液晶が壊れたのは10月。修理に出せるのは学期末の12月末。それまでがちゃがちゃに壊れた画面で作業するのはつらかろうと、見かねた「優しい」私は、モニタを調達したのである(買ってあげたんです)。 もちろん新品をいろいろ見ていたのだけれど、どうせ息子のだし(←優しい私?)、結局中古のモニタを購入した。いろいろ検討した結果、買ったのは「マープルPC」。17インチで4999円なり。なんと、指定するのはサイズだけ、メーカーは指定できない。何が送られてくるかは「店長におまかせ」というモニターだ。 【中古 液晶モニター】【安心3カ月保証】【訳あり】【在庫処分セール 50%OFF 店長におまかせ 中古液晶モニター】17インチ 液晶モニター だから最初はとっても抵抗があった。でもあちこち見ていくうちに、ここが購入の決め手になったのは、・口コミの評判の高さ (とてもきれいなモニター送られてきた等、おおよそ絶賛)・オークションなどで購入するとそういうわけにいかないけれど、初期不良(中古でも初期というのかしら?)対応で3カ月保証が付いていること・ 口コミを見ると、「シャープ」や「三菱」のモニターを送ってもらえた人が多い 5000円で、まあまあの状態の17インチのシャープや三菱のモニタが送られてくるなら、1年使うと考えても、悪くないんじゃない?と思ったわけだ。 届いたのはシャープの白いモニタ。丁寧に梱包してあり、注文の翌日に即納。ドット落ちもなかった(これはラッキー。新品だってドット落ちの危険はあるわけだから)。品質にも、まったく問題がない。 息子は大喜びだった。今までの13インチが、17インチで作業できるだけで超楽なのに、13インチの1/3だけしか使えてなかったわけだから。1年どころか数年は使えそうな雰囲気だし。 というわけで、ちょっとお得な気分になった。中古だって問題ないんだわ、と学習しました。で、「ノートPCの液晶は直さないで使うという決心」ができたのは、実はこのモニタのおかげだ。どうせつないで使えるモニタがあるから、持ち歩かず、デスクトップと思って使えばいいかな……と。だって修理に6万って、やっぱりちょっと出す気がしないです。
2010年12月21日
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忘れちゃうので食べてみたいお店のメモ。「ハンジャネ・チュオク」(一杯の思い出) 私は青唐辛子が大好き。でもここの「コチュティギム」はあんまり辛くない青唐辛子に、ひき肉詰めした天ぷらだそうだ。また、オデンタンも、オデンとニラとノリというシンプルさと、ピリ辛な感じが食べてみたいかも~。こういう「特別な料理」でない、庶民の味が大好きな私。ローカルの人たちでいっぱい、ということだから、きっとおいしいに違いないんじゃないかな~。
2010年12月20日
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ナイトクルーズに行けなくなったので、せっかく江南にいるのだから、とカロスギル(街路樹通り)に行ってみることする。若い女子に人気のおしゃれなスポットで、ソウルの原宿的なところらしい。通りに沿っておしゃれなお店やカフェが並び、今は裏通りにも小さなお店がたくさんできてきたそうだ。 通りに入ってすぐ、ふと気がつくと「School Food」があった。ここは、Mrs Happyベア―の日記に書いてある「おしゃれなプンシク」の店だ。屋台料理のプンシクを、安くてださいものでなく、女の子好みにソフィステケイトして売っている。 小腹がすいたのと、プンシク好きの私は、待ったなしで、「とりあえずここでちょっと食べて、あとでちゃんとご飯食べようよ、ソウルの最後の夜だから」と妹に言う。何かを食べる提案を断る妹ではない。「たくさん食べるときには、とても役にたつMs.食欲」なのだ。 ↑ また食べかけでごめんなさい。お餅が小さくて食べやすい「なんとかトッポッキ」。正式名称を忘れました。 ↑ キンパプもこんなにおされ。お味もGoodでございました。 ワインを飲みながら、キンパプとトッポッキですっかりお腹がいっぱい。とてもじゃないけど、このあと夕飯を食べることができる状態ではない。 最後の夜なのに、結局プンシクになった私たちの夕ご飯。翌朝、私は8時のエアなので、朝ご飯を食べる時間はない。いいもん、また来て食べるから。 ちなみに、さらに一泊した妹はナイトクルーズに行ったらしい。 ↑ 妹から送ってもらった噴水の橋の写真。解像度が低くてよくわからんけど。 ↑ さらに妹がみつけた「ポンテギ」の写真。 その昔、妹がソウルによく来ていたころ、南大門で屋台のアジュンマに、「食べてみなさい」と無理やり買わされたのが「ポンテギ=蚕の幼虫」。これを妹はずっと根に持っていて、「虫を食べた、虫を食べた、まずかった」と言っていたのだ。以来、妹は南大門市場があまり好きではないらしい。 今回の滞在中、私はこの「虫」に出くわすことがなかったが、妹は最終日にめでたく邂逅したので写真を送ってくれた。ちなみに私は絶対食べてみたりしない、と決心している。『もの食う人々』(角川文庫・辺見庸著)だって、すごくすごく面白かったけど、読んでいるうちに気持ちが悪くなった。私は「食」には貪欲だがコンサバなんだなあ、残念だけど。【中古】afb【古本】もの食う人びと/辺見庸 最後の夜はハワイホテルへ宿泊。三成洞駅近くの、COEXのすぐ横のホテルだ。宿泊料は2人一室で、1人3000円程度。翌日朝5時半起きでソウルCOEX都心空港ターミナルから、リムジンバスで空港に行くため、妹が見つけて予約してくれたもの。ホテルから歩いていける距離なので、安心だ。 COEX都心空港ターミナルは、大韓航空とアシアナ航空利用者には超便利で、ここでチェックインができてしまう。たとえば夜発つ便に乗るときには、朝荷物ごとチェックインしてしまい、そのままソウルで遊んで手ぶらで空港に行くことも可能だ。私はANAだったけど、アシアナANAコードシェア便だったので、チェックインした。 初めての韓国旅行の記録は、これでやっとおしまい。やれやれ、何日かかっているんだろう……。はじめてなので、あれもこれもモノ珍しいからね。 ところで……このブログにはアマゾンリンクは貼れないのかしらん?アソシエイトIDを持っているので貼ろうと思ったけど、うまくできませんでした。はて?
2010年12月20日
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今年3月に購入した息子のノートPC 13.3インチが、ある日気がついたら液晶がめちゃくちゃに割れていた。うそだろう~!しかも液晶!!液晶だけは大事にしなさい、修理がすごく高いから、と言っておいたのに!!!「落としてないし、何もしてない」と言う。たしかに筺体は無傷だ。なんでこんなことになったのか、見当もつかないのかと、「ど」腹がたつ。 「自分のお金で直しなさいっ」と言い捨てたけど、もちろん、月1万8000円の小づかいをちまちま使っているので、そんな余裕はないだろう(くどいが、「しかも液晶!」)。お昼ご飯もケチってコンビニパンを食べているらしい。毎日課題提出に追いまくられて、授業が終わって帰って来るのが10時過ぎ。日本で最も要領の悪い男No.1の彼に、今、バイトなんかできるわけはない。 授業には毎日PCを使うので、修理に出す時間がない。割れていない部分(画面の左上1/3だけ)を使って、プログラムを書いたり、宿題をしたりしている。「大丈夫、これでできる」と言うけど、見ていてさすがにかわいそうになってきた。 メーカーサイトで、修理基準表を調べてみる。購入1年以内だけど、液晶は無料修理対象外だ。修理料金は6万を超える。まあ、そうだろうと思っていたけど。 そこで、メーカーより修理料金が安いPC修理サイトを調べる。中古PCの部品を流用する場合は、人件費だけなので、安くなるのだと書いてあり、良心的そうな「ノートパソコンお直し隊」で見積もりをとってみる。 丁寧なメールが返って来たけど、今年発売PCでは、さすがに中古もそうそう出回ってないかもしれない。見積もり額は以下の通り。やっぱり6万超である。◆部品代金 58,800円◆作業料 5,000円 6万出すなら……と中古PCを調べてみる。Windows7限定の13インチ以下だと、5万以下ぐらいで、そこそこ使えそうなスペックのものがある。XPならもう少し安いんだけど、学校がWin7指定なのだ。 だめもとで新品を見てみると、こんなのがあった!ThinkPadである。5万9800円、今ならポイント10倍。【10倍送料無料】【公式直販ノートパソコン】【ThinkPad】【Windows7搭載】【13.3型】【AMD K625搭載】【メモリ4GB】【lenovo】【新品】【ポイント10倍】【送料無料】ThinkPad Edge 13"ハイパフォーマンスパッケージ(Windows7/13.3型/AMD Turion II Neo デK625/4GBメモリー/320GB HDD /オフィスなし)【レノボ直販ノート】【ボーナスセール_2】 やすいじゃああん! CPUはAMDだけど、何の問題もなし。インテルだからなんだっての。しかも息子が使うんだし。赤い筺体がちょっとカワイイ。メモリ2GでHDD250Gにダウングレードすると4万9980円と、1万落ちる。実はこの値段、中古で検討していたSonyのVAIOの2年前モデルと同じくらい。でもスペックはVAIOがずっと低かった。ちなみに、一応DELLもチェック。こちらは6万4800円でこんな感じ。 【Windows 7搭載】【送料無料】DELL Inspiron 13z ベーシックパッケージ【win7pc1022】【smtb-u】 赤いのがかわいいのと、それにポイント10倍に目がくらんで、結局ThinkPad edge13をお買い上げ。ああ、アタシって、なんていい母親なの~?
2010年12月17日
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老眼鏡を英語ではreading glasses という。老眼鏡と言わないで、読書用メガネ、と呼ぶほうがいいのになあ、とずっと思っていた。 私は超近視なのだが、今はコンタクトレンズの度を落として、0.5程度が見える程度にしている。そうでないと手元の焦点が合わなくなりつつあるからだ。それに暗いところもダメ。てきめん見えなくなる。 今は、遠くを見る必要があるときは、コンタクトに、さらにメガネをかける。だから現在、家用、コンタクト併用用、外出用の3つのメガネを使っている。この状態でなんとか老眼鏡なしでしのいでいるのだが、おそらくリーディンググラス使用者となることは間近い。 もし老眼鏡を使うことになったら、まずこれが欲しいと思っていた製品がある。クリックリーダーだ。アメリカドラマCSIで検視官シドが使っているリーディンググラスで、真ん中からカチっとはずれるようになっている。立体型のホルダーがついていて、使わないときには首にかけておけばいい。で、使うときには、カチャとはめる。ちょっとかっこいいのだ。 それに、これならなくさない。私のメガネは、置き場所を決めてあるにもかかわらず、常にどこかに行ってしまう。とくに仕事で外出したときなどは、遠くを見る用だけでも出し入れにあたふたして、「なくさないよう、置いて来ないよう」ものすごく気を使うのに、これに老眼鏡も使うとしたら、ほとんど管理は壊滅的。どこかに行って、メガネを一個なくして帰って来る、ということが、冗談でなくありうるのだ(私の場合)。 ずっと具合を試してみたいなあと思っていたので、夫のクリスマスプレゼントに贈ることにした。彼もがちゃがちゃたくさんの老眼鏡を持っていて、あちこちに置いて邪魔になったり、カバンの中でレンズが外れて壊れちゃったりしている。それにクリックリーダーなら、おっさんくささも薄まるかも……。買ったのはもちろん、ポイント10倍の商品で、(笑)4800円でした。 [Clic readers] クリックリーダー ただひとつ懸念がある。夫は顔がでかい。クリックリーダーは中央部のマグネットでカチっとはめるので、顔の大きい人の場合、マグネットが顔の大きさにまけて、はずれてこないかしら……ということ。(^◇^/ 24日に本人にプレゼントするので、もし「顔の大きい人にはクリックリーダーは装着不可」だったら、またぜひご報告しますね。
2010年12月16日
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荷物を出したあと、明洞餃子でお昼を食べる。店前はおりしも昼時で、大変な行列だ。現地の人と日本人観光客が、2大勢力である。ビールは飲めない、と言われて列からはずれて帰っていく日本人男性団体もいた。酒類は出さず、メニューは基本的にカルグクス類数種とマンドゥのみ。よって回転も速く、並んでいてもわりとすぐに座れた。 こってりして味が深いのに、脂っこくないおいしいカルググスと具沢山のマンドゥを一個ずつとって、妹と分けたけど、お腹がい~ぱい。 ↑ MrsHappyベア―が絶賛していたキムチもおいしゅうございました。写真のキムチはすでにあとかたもなく……。写真をとるのが、いつも一歩遅い。 それからホテルに帰り、荷物をピックアップしてホテルを移動。明日の早朝出発を考えて、ホテルを江南にしたのである。最終日のホテル「ハワイホテル」に移動が完了したときにはすでに夕方になっていた。あ~あ。今日の成果は明洞餃子だけだ。 このホテルは一人30000Wほどするのだが、何と言ってもCoEXのすぐそばで、都心空港ターミナルから歩いて5分というのが最大の魅力。大韓航空とアシアナ航空利用なら、ここでチェックインができてしまう。以前はJALとANAもチェックインできたらしいのだが、残念ながら9.11以降、韓国国内の2社への対応だけになってしまったようだ。 というわけで明るい時間を荷物の発送とホテルの移動に費やした妹と私は、予定していた漢江クルーズに行こうとしたのだが、見たかった「滝の橋」のクルーズは、すごく遠くの船着き場から出発することが判明。今から行っても間に合わない、と親切なCoEXのお姉さんが教えてくれた。が~ん。 ↑ CoEXの入口ドアのかわいいサイン。「引いてください」。なんだか一生懸命引いてる感じがするでしょ。 ↓ こっちは「押してください」。引く場合と微妙に違って、押す感じが出ています。
2010年12月13日
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