GOAL通信

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2021.05.19
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カテゴリ: 未分類
毎年5月下旬になると中学校で理科実験の事故のニュースが流れる。
 中2生の化学変化の学習で取り扱う「硫化水素」である。
 鉄と硫黄を混ぜたものを試験管で加熱し、硫化鉄を作る。
 もとの鉄とできた硫化鉄に、それぞれうすい塩酸を反応させて、
 発生する気体の色や臭いを比較するという実験。
 鉄+塩酸は水素が発生、硫化鉄+塩酸は硫化水素が発生する。
 硫化水素は扱い方を間違えると極めて危険な気体なので、
 臭いは手で扇ぐようにして少し嗅ぐようにと注意も付されている。
 でも毎年のように吸いすぎたとか、発生気体の濃度が高すぎたとか、
 換気が不十分だったとかで事故が起きるんだよね。
 地元中学でも4年前に事故が起き、救急車が来る騒ぎが起きている。
 当ブログでも取り上げた。
こちらの記事

 原因は換気が不十分だった、塩酸の濃度が高すぎた、多く反応しすぎた、
 生徒が注意を守らなかったなどが考えられるが、
 無理に行わなくても良い実験のように思う。
 化合による物質の変化なら他にもあるのではないか。
 もしくはこの反応に関しては先生のみが代表で行うとか、工夫が必要だろう。
 今年から指導要領が変わり、教科書も改訂されたが、
 中2の理科にはこの実験観察がしっかり載っている。
 今年は全国の中学校で同様の事故が起きないことを願う。





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最終更新日  2021.05.19 15:20:09


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