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REQIEM for MOZARIT と書いてあるとおり、モーツァルトに捧げられたレクイエム。没後200年の命日に、お墓のあるシュテファン聖堂で演奏されたライヴ映像。バーンスタインが振る予定だったけど、直前に鬼籍に入ってしまいショルティにお鉢が回ってきた。 ¥100と送料が数百円・・・。何で安かったか解った。大きさの比較のためにCDを。DVDではなく「LD」というシロモノだった。 さて、どうやって再生するか・・・
2020.05.29
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ショルティは英Deccaの専属アーティストで、他のレーベルに録音したと言うことは聞いたことが無い。【輸入盤】ゲオルク・ショルティ指揮、オペラ名場面集(ワーグナー:『ワルキューレ』第1幕、第3幕、ヴェルディ、R.シュトラウス、モーツァルト [ Opera Classical ]楽天で購入 HMVでふと見つけたのが↑のCD Box。メンブランという聞いたことも無いレーベルで、音源を借りてきてCD化しているらしい。ショルティだけでなく、20世紀の巨匠のニッチな録音を10枚組で売っている。収録曲は以下【CD1】1.オッフェンバック『ホフマン物語』から Barcarole (1959)2.ドリーブ『ラクメ』から、Sari Barabas/ SDR 交響楽団(1952)3.サン・サーンス『サムソンとデリラ』から、シミオナート(1956ライブ)4.グリンカ『 ルスランとリュドミラ』序曲/ベルリン ・ フィル(1959)5. チャイコフスキー『オネーギン』から、テバルディ ' 1956年(ライブ)6.マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』から、シミオナート(1956ライブ)7.ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』序曲/ ロンドン・フィル(1955)8.モーツァルト『フィガロの結婚』から、 シミオナート(1956ライブ)9.ヴェルディ『椿姫』第1幕序曲(1959)10.ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』から、バスティアニーニ(1956ライブ)11.ボーイト『メフィストーフェレ』から、テバルディ(1956ライブ)12.ポンキエッリ『ジョコンダ』から、テバルディ+シミオナート(1956ライブ)13.同、ダンス音楽(1959)以上、記載のないオーケストラは、シカゴのリリック・オペラ (3、5、6、8、10-12)、ロイヤル ・ オペラハウス、コヴェントガーデン(1, 9, 13)【CD2】R.シュトラウス『エレクトラ』抜粋(エレクトラ:クリステル ゴルツほか)/バイエルン国立管弦楽団、ミュンヘン(1952)『アラベラ』抜粋(アラベラ:リザ・デッラ ・ カーサほか/ウィーン ・ フィル(1957)【CD3〜5】ワーグナー『ラインの黄金』抜粋(1958)、『ワルキューレ』抜粋※※第1幕:バイエルン国立歌劇場合唱団&管弦楽団、ミュンヘン (1947ライブ) 第3幕:ウィーン・フィル(1957)【CD6】ロッシーニ『セミラーミデ』抜粋/ケルン放送合唱団&交響楽団(1958)【CD7】ヴェルディ『アイーダ』抜粋/バイエルン国立歌劇場合唱団&管弦楽団、ミュンヘン(1949)同『ファルスタッフ』抜粋/ケルン放送合唱団&交響楽団(1950)【CD8】ヴェルディ『運命の力』序曲/ロンドン・フィル(1952)同『椿姫』抜粋/バイエルン放送合唱団&管絃楽団(1951)、ロイヤル・オペラ・ハウス、コベントガーデン ロンドン(1959)【CD9】プッチーニ『トゥーランドット』抜粋/ケルン放送合唱団&交響楽団(1956)【CD10】モーツァルト『魔笛』抜粋/ヘッセン放送合唱団&交響楽団(1955)同『コジ・ファン・トゥッテ』抜粋/フランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団(1958ライブ)同『ドン・ジョヴァンニ』抜粋/フランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団(1959ライブ) こうしてみると、ライヴやモノラルの時代の録音が多く、DECCAのセッション録音とのダブりは全く無い。10枚組で二千円前後(毎日変動)で、録音も問題無いのでお買い得と言える。
2019.08.02
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学生時代に購入した、ショルティのマーラー交響曲全集がヤフオクに出品されていた。マーラーの写真が流血戦みたいになっているけど、これは経年劣化。何しろ40年も前のレコードだから生姜無い。 すっかり内容を忘れていたので、収録曲の一覧を見て驚いた。手許に有るショルティのマーラー交響曲全集のCDはすべてシカゴ交響楽団であるからだ。 これは1~3、9番がロンドン交響楽団、4番がアムステルダム・コンセルトヘボウ。ショルティはベートーヴェンを2.3回録音している以外は、シューマンを含めて複数録音は皆無に等しい。 幸いなことにショルティ盤は、国内に無くても海外のカタログから消えることはない。ロンドン交響楽団、アムステルダム・コンセルトヘボウ盤も探して聴いてみよう。
2019.06.21
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ショルティは1997年5月9日、南フランスのアンティーブで自伝の最終チェックを終えた直後、その生涯を終えている。マザー・テレサと同一の命日だったので、その死はあまり大きく報道されなかった。しかしシカゴのトリビューン誌は次のような追悼記事を載せている。要約 ショルティはシカゴ交響楽団CSOの音楽監督としての22シーズンの間に、ほとんどたった一人で、海外からのイメージをギャングの街から世界の有数なオーケストラの本拠地へと変えてしまった。 同時にショルティはいつもシカゴに愛されるとともに嫌われるとい う関係を常に持っていた。彼はついに一度もシカゴに住むことはなかったし、街を知ろうという努力もしなかった。彼の土地感は、スウィートルームのあるホテル、メイフェア・レジェントとオーケストラ・ホールとを結ぶミシガン通りから2マイルを超えることはなかた。しかもかれはその間をほとんどおかかえのリムジンの中から見ただけだった。 ショルティにとって、合衆国は集中した仕事をするための場所であり続けた。仕事が終わったときは、さっさとヨーロッパ に帰ってしまったものだ。 もちろんシカゴ交響楽団は、少なくともフリッツライナーが定職の音楽監督であった時期以来(1953-1963)、世界一級のオーケストラであった。しかしショルティこそがアメリカで3番目に古いオーケストラを1971年、中西部の田舎のガレージからヨーロッパの音楽の首都につながる栄光へとつれていってくれたのだった。 あるニューヨークの評論家はショルティを指揮台で「祈るカマキリ」と称したが、それは疑いもなく賛辞であった。もっと慈悲のない音楽家は、彼を「叫びたてるガイコツ」と呼んだ。ショルティが音楽を創造するとき、彼は取りつかれた人と化し獰猛さとダイナミズムをもってオーケストラに突進した。それは有名な「ショルティの指ならし」で規則づけられる。この指ならしは、正確な拍子を示しいるが、この拍子こそ展開するスコアの詳細をすべてコントロールするしていることを明確に表わしているのだ。 このスタイルは、すべての人から尊敬された訳ではなかった。 ショルティの音楽作りが極度に客観的で、暖かさと自然さに欠けるとする批評家や音楽家もいた。しかしオーケストラが彼の 欲するところのすべて(のちには幾らか)を与えることができたことには疑いがない。 ショルテイの晩年を音楽家として「円熟した」というのは常套句になった。おそらく彼は音楽をコントロールすることに関心が薄 まり、むしろ音楽にコントロールされるようになったと言う方がより有益なのではないだろうか。過度に緊張を与える人で、初期のシカゴ時代、オーケストラにまさに飛びかかるように見えた興奮しやすい指揮者は、もっと叙情的な指揮者になっていたのである。超人的な拍節の感覚と明確なリズム、常にショルティのトレードマークであった集中は、最後まで存在していた。しかし彼のテンポは少しリラックスし、音も圧力が減ったのだった。要するにショルティは、さらに面白い指揮者になったのだ。 1968年、ショルティがジャン・マルティノンのあと、翌年CSO を引き継ぐことが発表されたとき、このハンガリー人指揮者は、「やつら(交響楽団)が俺を必要としているーー俺はあいつら なんか必要じゃないんだけれどね。」と暴言した。 それでも依然、ショルティの経歴でもっとも重要な時期はシカゴで過ごしている。こんなにハイレベルな音楽を続けることができたオーケストラはアメリカのどこにもない。回転ドアのごとく音楽監督が次々とかわり続ける我々の時代において、一つのオーケストラの責任を持った22年というのは、長い時間である。
2019.06.11
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吉田秀和氏の「世界の指揮者」を読むまで、ショルティがウィーンでエロイカを録音していることを知らなかった。「指輪」の録音の時、5番と7番を収録していたのは知っていたが、3番も有ったとは・・・Beethoven ベートーヴェン / ベートーヴェン: 交響曲第3番『英雄』、第5番『運命』、第7番、シューベルト: 交響曲第5番 ゲオルグ・ショルティ & ウィーン・フィル、イスラエル・フィル(2CD) 輸入盤 【CD】価格:1788円(税込、送料別) (2019/6/6時点)楽天で購入 以前にあげた「レコードはまっすぐに」によると、ショルティはこの時にベートーヴェンを全て録音したかったらしいが、カルショウによって阻止されてしまった。思えば惜しいことをした物だ。 その後、手兵シカゴ響で70年代にアナログで、80年代にデジタルで全曲録音している。 力任せにウイーンフィルを手込めにした3曲、個人的にはこれが一番好き。次いでアナログのシカゴ。これもまだまだパワーがある。80年代、枯れた巨匠的な趣ではあるが、ショルティらしさは失われていない。
2019.06.06
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1964年、ウイーンのゾフィエンザールでの「神々の黄昏」の録音風景。BBCが記録映画を残していた。ショルティ氏、脂ののりきった52歳、そんなに暴れなくても・・・ ゾフィエンザールというのは屋内プールで、シーズン以外は水を抜いて板で蓋をしてホールとして使っていた。千人の交響曲も、シカゴ交響楽団がヨーロッパに演奏旅行に行ったときにウイーンで録音したもの。デッカやショルティからしたら、使い勝手の良い、音響的にも優れたホールと言える。 そんなホールも21世紀に入って、火災で壁だけ残して焼失した。残った壁を生かして、ホテルやアパートとして再利用しているらしい。
2019.05.18
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交響曲と言うよりは、オラトリオといった趣の曲。たまに無性に聴きたくなる。初めてこの曲のレコードを買ったのは中学生の時。忘れもしない、2枚組で¥5,000もした。 今しがた8番を完成させました。私が書いた最大の作品であるばかりでなく、内容・形式ともに類のないものなので言葉では言い表せません。宇宙が震え鳴り響くさまを想像してください。それはもはや人間の声ではなく、惑星や太陽のそれなのです。 これはマーラーが指揮者・メンゲルベルクに宛てた手紙の一文。「2001年宇宙の旅」や、自宅にあった何枚かのLPレコードしか聴いたことが無い中学生には衝撃的な音楽だった。 近年、デジタルリマスターが施されたBlu-rayAudioを購入し、今ではそちらで楽しんでいる。シカゴ交響楽団がゾフィエンザールで録音?ゾフィエンザールにオルガンは有ったっけ?そう言った突っ込みはまた別の機会に♪マーラー:交響曲第8番≪千人の交響曲≫ [ サー・ゲオルグ・ショルティ ]楽天で購入
2019.05.15
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カラヤン盤のデル・モナコも良いけど、ドミンゴも負けていないと思う。年代が違うので並べて比較は出来ない。【中古】 英国ロイヤル・オペラ ヴェルディ:歌劇《オテロ》全曲 /サー・ゲオルグ・ショルティ/プラシド・ドミンゴ,キリ・テ・カナワ(デズデーモナ),セルゲイ・レイフ 【中古】afb楽天で購入 デズデモーナ役の「キリ・テ・カナワ」容姿は普通の西欧人にしか見えないんだけど、ニュージーランドの先住民族らしい。 このDVD、今は亡きダイアナ妃とチャールズ皇太子もショルティ80歳の誕生日を祝って観劇している所が映っている。
2019.04.29
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超有名なオペラで、名演のCD、DVDが目白押しだけど、このコヴェントガーデンのライヴを誰もが一番に推す。リハーサル中に、指揮者のショルティがBBCに電話して、凄いソプラノがルーマニアから来ているから撮って欲しい♪と言ったことで実現した映像。映画の「Pretty woman」でも出てくるオペラなので、クラッシックに縁が無い方でも知ってる人が多いと思う。 無名だった「ゲオルギュー」、ジャケットの画像は大したこと無いけど、実際の舞台ではムチャクチャ美形。プロポーションも最高で、高級娼婦から肺病で亡くなる病人まで完璧にこなしている。先日購入したカラヤンのオペラBoxにはTraviataは無かった。Verdi ベルディ / 『椿姫』全曲 エア演出、ショルティ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ゲオルギュー、ロパード、他(1994 ステレオ) 【DVD】楽天で購入
2019.04.20
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最晩年のモーツァルトの音楽に浸りたいときはクレンペラー盤が最高だけど、やっぱオペラには画が欲しいと言う方にお奨めなのがショルティ盤。 1991年のザルツブルグ音楽祭でのライブ録音(録画)。ショルティがチェレスタを弾いているのは、この曲の初演の時、モーツァルト自身が弾いたと言われて居るから。映画「アマデウス」でも、このシーンでモーツァルトが倒れる。 真剣に指揮振りしている所に、パパゲーノがオーケストラピットに降りてきて、ショルティにチョッカイを出す。(1時間2分位から) リハーサルではやっていなかったようで、迷惑そうなショルティの表情が笑える。https://www.youtube.com/watch?v=NH0DK8eU7YI&t=3483s
2019.04.12
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20世紀の指揮者で、最も好きな指揮者がショルティで、手持ちのCDも多い。ハンガリーで生まれ、スイスに亡命し、(ここで訂正、スイス国籍は取得せず、戦後、西ドイツ国籍となった)5/19加筆英国人を嫁に貰って英国に帰化した数奇な人生を送った。 最晩年の1993年、ウイーンのムジークフェラインでのライブ録音。映像としては貴重だけど、4楽章のラスト、テンポが速過ぎ。この曲はバルシャイ盤かムラヴィンスキー盤がベスト。
2019.04.11
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