穏やかな爆弾

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富山県の子@ Re:【声】 こわくて・こわくて(09/17) 富山弁でこわくてこわくて‥は、かたくてか…
ターコ@ Re:マシュマロ戦争 マシュマロ…危ない兵器ですね(>_<) …
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May 13, 2002
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自分で言うのもなんですが・・
他人から、僕は気の長いタイプに見られるようです。

まあ・・かなり大雑把な性格ですから
例え、他人の失敗で自分が迷惑を被ろうと
そこに「悪意」さえなければ、あまり気にならないんですね。

もちろん、僕も独りの人間ですから
些細なことで怒りを覚えたり
時には、それが殺意の寸前まで昇華仕掛けることもありますが
基本的に「負」の感情を、表に曝け出し被害者面で振舞うのは
とても醜くて、そして楽なことだと考えていますので
表層的には平穏を保つよう心掛けています。

しかし、今朝の配達で
僕のそんな戒律を、見事に打ち砕いてくれる出来事に遭遇します。



鉛色の空が広がり、霧雨が空気の密度をより濃厚にしている朝。
視界に飛び込んできたのは、珍しく僕の感情を昂ぶらせる光景でした。

大通りを挟んだ道の向こうで
大の男が、おばあさんの引く乳母車を蹴り上げています。

横倒しになり、がらがらと甲高い金属音を響かせる乳母車には
早朝には、似つかわしくないほど生活用品が積載されて
明らかにホームレスのそれと分かります。

零れ落ちた自分の荷物を拾い集めようと
年輪を経た曲がった腰で手を伸ばすおばあさんに
男は、何やら罵声を浴びせながら
再び横倒しになった乳母車を蹴りつけます・・。

僕の中で、何かが壊れる音を聞きました。
激しい怒りが、胸の中で渦巻きます。

別に正義の味方を気取るわけでも、善人振るわけでもありません。
モノには様々な理由があり、視点さえ変えれば
どんな正義も悪になり、どんな悪でも正義に変貌するのは理解していますし
他人のいざこざに、首を突っ込みたがる趣味なんて僕には毛頭ありません。

しかし、僕は気付くと声を上げていました。
無意識にそうさせたのは
僕の「美意識」から逸脱した男の表情・・。
薄ら笑いを浮かべながら、見下すようにおばあさんを見る
憐憫の視線・・。
この男は明らかに楽しんでやっています。

・・・幸いなことに近くに交番があり
喧騒を聞きつけた警察官が
僕が男の元に行くよりも早く、間に入ってくれたおかげで
事なきを得ましたが
誰もいない場所なら、僕はこの男を発作的に殴り倒していたかもしれません。
そう思わせるくらい、電柱に凭れ掛かって怯えるおばあさんの背中は
痛々しく見るに耐えないものがありました・・。

こんな人間・・間引く法律はないんでしょうかねぇ~
第○交通機動隊・巡査部長のキムラ(仮名)さん。
(ちょっと恨み節・・。)





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Last updated  Oct 13, 2004 09:26:00 AM
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