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浜松らんちう飼育日記(2009.2.18)
凍える手
今日も寒い朝となりました。5時20分の庭の気温は氷点下。
早速、産卵池を覗くと、産卵藻に種魚たちが集まっていました。
産卵した雌は後発グループの魚で冬起こし後32日目の魚です。
採卵に取り掛かったのは5時半でしたが、大きな腹の割りに
卵の量が少なめでした。採卵作業後、産卵藻を見てみると
たくさん卵を産みつけてありました。5時30分で産卵がほとんど
終わっているのですから驚きです。幸い、雌はエースでは
なかったのが不幸中の幸いです。これからはもう少し早く
起きなければならないようです。しかし今朝のように冷えた日に、
屋外で採卵作業をしていると、手が凍えて動かなくなってしまい
ます。部屋に戻った後、暖かいお湯で手を温め、エアコンをつけて、
ブログを書いています。いつもであれば、採卵後、種魚池に餌を
与え、孵化池の様子を覗くのですが、手が凍えて何も出来なかった
ので、それらの作業はもう少し明るくなってからにしようと思って
います。現在、孵化池にいる卵が上手く孵化してくれれば池が
一気に活気ついてきます。それから、産卵池は今日で一気に
汚れましたので水換えをしなければなりません。
今日は先日に引き続き、今春活躍してくれている種魚の画像を
UPします。
画像1: 磐南桜1号 更紗 雄 12cm
この雄は今年の雄種の主力の1尾です。兎に角、筒の太いのが
特長です。鱗並びが美しいところはこの系統の特徴のひとつです。
これまで、2尾の雌との交配に活躍しましたが、これからも出番が
多くなりそうです。
画像2: 磐南桜1号 赤勝更紗 雄 13cm
この魚も種魚として活躍しています。上記の魚とは腹は違いますが
同系統の魚です。雄らしいすっきりとした体形をしています。色彩
が鮮やかで朱色に深みがあります。
画像3: 磐南桜2号 素赤 雌 14cm
この雌が今朝産卵しましたが、残念ながら上手く採卵できませんでした。
2番仔はうまく採りたいと思っています。従来、素赤系と呼んでいた、
磐南桜2号の系統の魚です。この系統は頭の形がよく、筒が太いのが
特長です。尾構えが甘いので、それを補ってくれる雄と組み合わせます。