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浜松らんちう飼育日記(2011.2.19)
一番仔
今朝は寒さが戻りましたが、1月ほどの冷え込みではありません。
昨日産卵しそうな雌種12尾と雄種6尾を産卵池に移しておきました。
今朝4時前に池に出たところ、その産卵池からぱちゃぱちゃと
いう音が聴こえてきました。池を覗くと産卵藻(ダミー)に種魚達が
重なるように集まり追尾をしているところでした。
早速、雄雌を別の洗面器に入れ、雌の状態をチェックしたところ、
殆どが産卵しそうなので、気に入った雌から順次採卵を行いました。
我が家では、毎年種魚を多めに準備しますが、自分の好みで
どうしても優先順位が出来ます。それと孵化池の数や後々の飼育
作業を考えると、数多く産まれたときは、好みの組み合わせを
優先して採卵するようにしています。
今日までの3日間で産まれた一番仔のうち、採卵したのは10尾分
で、この時期としては上出来だと思っています。後は、孵化が上手く
進み、孵化状態の良いものを取り敢えず3~4腹分残せたらと
思っています。
1.今朝の産卵状況
1) 採卵開始時間: 2月19日 4:00AM
2) 潮暦: 大潮、早朝が満潮時
3) 11尾が産卵、そのうち4尾分を採卵(人工交配)
内、磐南桜1号(素赤系):2尾、磐南桜2号(更紗系):2尾
4) 産卵池の水温:23℃
2.今朝の孵化状況
1) 2月17日採卵分:採卵後2日目、卵は透明で目がはっきりと
見えるようになった。
2) 2月18日採卵分:採卵後1日目、卵は透明で受精は上手くいた
様子
3) 卵が付着した採卵網は水中の中層に浮かせ、周りから充分に
酸素を送り込んでいる。